専任補助者の配置による若手技術者の育成対策

専任補助者の配置による若手技術者の育成対策
 若手技術者の育成対策として、若手監理技術者に加えて、経験豊富な専任補助者を配置する場合には、専任
補助者の成績、実績等を総合評価の加点対象とします。
 専任補助者を配置する場合は、配置された立場としての施工実績、成績等を付与することとなります。また
、専任補助者は当該工事に専任で配置することとなります。
 若手監理技術者の参加資格要件の「同種工事の施工経験(同種経験)」を緩和します。
 専任補助者は密接な関係にある2つの工事(相互の間隔が10km程度)を兼務することができます。
○対象となる総合評価タイプ
施工能力評価型(Ⅰ・Ⅱ型)
技術提案評価型(S型)(WTOを除く)
資
格
同種経験
若手監理技術者は代要件(
当該工事種別)の施工経験
だけで配置を可能とする。
専任
現場
補助者
代理人
必
必
要
評価対象外
必
要
評価対象外
要
代要件
総合評価時
(成績、実績等
の加点評価時)
工事完了時
監理技術者としての実績等
を付与する。
若手
監理
技術者
評価対象外
評価対象
評価対象外
監理技術者とし
担当技術者とし
現場代理人と
ての施工実績、
成績等を付与
ての施工実績、
成績等を付与
しての施工実績
、成績等を付与
若手に代えて、専任補助者
の実績により評価する。
※ 専任補助者は現場代理人を兼ねるこ
とができる。
〈専任補助者の建設業法上の取扱い〉
専任補助者が、建設業法に規定のある役職(主任技術者、監理技術者等)※を兼務する場合、兼務す
る役職についての建設業法上の規定に則る。
※「専任補助者」は、総合評価上の位置付けであり、建設業法上の規定があるものではない。