第3 その他公営事業会計決算の概況 1 その他公営事業会計決算の特徴 平成 26 年度のその他公営事業会計決算は、国民健康保険事業会計決算、介護保険事業 会計決算、後期高齢者医療事業会計決算の 3 事業である。 高齢化の進展等を背景に、全体の決算規模(歳出)は年々増加しており、そのことに伴 って実質収支額にも影響が出ている。 表 決算規模の状況 決算規模 区分 26年度 25年度 構成比 (単位:千円、%) 他会計繰入金 実質収支額 構成比 対前年度 増減率 26年度 25年度 対前年度 増減率 26年度 25年度 対前年度 増減率 国民健康保険事業会計 事業勘定 148,277,088 35.7 147,147,321 36.2 0.8 2,963,438 3,543,995 △ 16.4 11,932,722 直診勘定 988,699 0.2 895,492 0.2 10.4 48,047 84,924 △ 43.4 11,152,890 7.0 458,700 455,736 0.7 後期高齢者医療事業会計 市町村 広域連合 14,474,884 3.5 13,574,602 3.3 6.6 65,328 75,347 △ 13.3 5,819,925 5,378,971 8.2 149,844,402 36.1 145,917,775 35.9 2.7 6,805,443 4,942,740 37.7 1,046,776 2,751 37,950.7 101,567,169 24.5 98,326,340 24.2 3.3 1,884,276 1,730,761 8.9 15,398,933 168,263 0.0 162,949 0.0 3.3 8,440 13,113 415,320,505 100.0 406,024,479 100.0 2.3 11,774,972 10,390,880 介護保険事業会計 保険事業勘定 介護サービス事業勘定 合計 図 14,810,740 4.0 97,585 85,179 14.6 13.3 34,754,641 31,886,267 9.0 △ 35.6 決算規模の推移 百万円 450,000 400,000 国保(事業勘定) 350,000 147,147 143,352 300,000 138,265 250,000 200,000 120,069 293 1,122 908 754 791 1,260 12,612 11,901 895 127,229 115,767 117,717 873 170 11,935 684 0 12,246 936 0 13,427 0 13,575 989 14,475 0 後期高齢者医療 (市町村) 133,394 137,415 139,646 145,918 149,844 後期高齢者医療 (広域連合) 109,261 100,000 介護保険(保険事業) 50,000 85,213 90,238 101,567 77,542 81,574 98,326 75,317 94,475 71,376 73 87 106 125 149 173 159 156 163 168 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 69,888 0 老保 11,072 150,000 118,686 国保(直診勘定) 139,066 135,686 142,141 129,423 148,277 145,239 介護保険(サービス) 年度 (注1)国民健康保険事業会計(直診勘定)が平成 18 年度大きく伸びているのは、西米良村立病院が診療所化し、 病院事業会計から移行したためである。 (注2)後期高齢者医療事業が平成 20 年度に創設されたことに伴い、老人保健医療事業は平成 19 年度に廃止されている。 なお、老人保健医療事業は精算事務等の経過措置により平成 22 年度まで決算の対象となっている。
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