Vol.1 4 4 6 2 April 6 01 役に立つ情報満載! ニュースレター 月号 静岡農業技術支援協同組合 発行 〈楽して儲かる栽培〉 野菜の高値には明確な原因がある! 豊作貧乏は過去の話になった・ ・ ・? <玄米アミノ酸活用法> 玄米アミノ酸米ぬかぼかしに 天然ミネラル鉱石は最強の組み合わせになる! <楽して儲かる農業講座> 恐るべし! 「女性パワー」が農業を変える! <シリーズ「栽培の基本」> なぜ「畝」は立てるのか・ ・ ・? 「定植」をするとは どういうことなのか・ ・ ・?プロの技術がある! <玄米アミノ酸微生物農法> 収量と品質は「葉」で決まる! 「葉」を超元気にできる資材とは・ ・ ・? <目からウロコ情報> 50年後に世界の耕地面積の半分は ! 異常気象は予測ができる 「塩類集積」 で収穫不能になる !! 対策をすれば高利益に直結する <玄米アミノ酸Q&A> ネギの葉にしまりがなく出荷できなくなりました! 病気なのでしょうか。 野菜のレタス、 キャベツも同じ。それ など果菜の高値が続いている。巻き 野菜が高い。ナス、 キュウリ、 トマト は 大 幅 に 減 るのか 。その理 由が想 面 積は変 わ ら ないのに、な ぜ 収 量 り手はつく 。特に畑はである。耕 地 小 規 模で離 農しても 、すぐに借 大量の雨が降る。雨で土が軟らかく る。これは誰でも知っている。そこへ る 。化 成 肥 料を使えば土は硬 くな の栽 培 は 大 き な 痛 手 を 受 け てい れていないのである。特に慣行農法 野菜の高値には明確な原因がある! 豊作貧乏は過去の話になった・ ・ ・? に 引 き ず ら れる よ う にカボチャ、 像つくだろうか。だいたい予 想がつ 敗 し た という ことである。理由は それが造 成 後一年の話ではない。 ジャガ芋 、 サツマ芋などの根 菜も高 価 格が高い理 由は単 純 なのだ 。 二つある。畑 地 を 造 成 す る と き の 何 年 経 過 し た ら 回 復 す るのか 分 なるかというと、 そうではない。土は 品 薄 で あ る 。市 場に生 産 物が集ま 失 敗 、大 型 機 械 導 入 に よ る 失 敗 。 か ら ないので あ る 。大 規 模 化して くとしたら、 かなりのレベルである。 らない。その理由も単純だ。生産量 失 敗の原 因となったのは大 量の雨 作業効率を上げれば利益が出ると い。店頭の価格が高いだけではない。 が 少 ないので あ る 。生 産 者の収 量 である。造成は3月、4月に集中す 考えたのは、 まったくの間違いだった 硬 くなっているだけではないのであ が 少 ない の で あ る。予 算の関 係である。雨が多い。 ということになる。土が死んでは元 農業の大規模化は確実に進行し る 。ここから 少し 無 理 をして造 成 をする。水 分があ も子もないのである。ということは 市 場 の 卸 売 り 価 格 も 高 いの で あ 難しくなる。なぜ るのに土 を 返したらどう なるだろ どういうことになるのか。大規模造 る。細かく小さくなっている。しかも 生産量が少ないの うか。 いつまでも 乾かないことにな 成の野菜団地は今年も収穫は見込 ドロ状になりやすい。これが乾 く ている。大規模化は稲作では成功し か。耕地面積は変 る。酸素欠乏。そこに肥料を入れた めないことになる。野 菜の高値はこ と、 さらにカチンカチンになる。どう る。すでに昨年の一月から、 この傾向 わらない。生 産 人 ら腐る。根も張れない。さらに大規 れが一番 大きな原 因である。しかし やって根を張ることができるという 保水力がない。 口は減ったとして 模化したら大型機械で土を上か それだけではない。小規模生産も穫 た。ところ が 野 菜の大 規 模 化は失 も、減るのは小 規 ら強く圧縮する。土は完全に死ぬ。 に変化はない。 模だけである。 2 月 、片 方は楽して4ヶ月 。 アール 果菜類、巻き野菜、根菜類というこ ある。それが明 確に出てくるのが、 よって土が傷んでしまっているので 価 格は上 昇して当 然である。雨に 小 規 模 生 産 者もダメとなれば野 菜 れないのである。大規模生産者も なる。そ うす ると小規模農家も獲 的集中豪雨は今年もさらに激しく 害 虫が湧 く 。大 量に雨が降る局 地 ビが出る、病気が出る、雑草が出る、 量の雨 で 有 機 物 が 腐 る 、腐るとカ 有機肥料もまた問題が多い。大 出 せ る の で あ る 。抑 制 栽 培 とか、 る。旬の物を旬に栽培して利益が 物 がないとしたら 、価 格 は 暴 騰 す 食べたい物である。食べたいときに ス、キュウリ、 トマトなどは夏にこそ なくなる。逆に需要は高くなる。ナ いとしたら 価 格が暴 落 することは ところが旬になっても物が出てこな くるからである。価格が暴落する。 は ま ず な かった 。大 量に物が出て 野菜を栽培して利益が出ること どう なるのだろうか。以 前 は 旬 の 昔の話になりつつある。そうすると ると 予 想されるのだ。豊 作 貧 乏は ない。 月 、8 月に土 壌 消 毒のため栽 培し ちらが安いだろうか。抑制栽培は7 ら、 どちらがいいだろうか。経費はど 当たりの売り上 げは同じだとした 取り組んでいる人ほど 利 益 を 出し 賛しているわけではない。本 格 的に 生 物 農 法 がいいので あ る 。自 我 自 はダメなのである。玄米アミノ酸微 しかし慣行農法や大規模生産で とになる。葉 物一般はもちろん影 響 早取りとか、そんなことはしなくて しかもである。玄 米 ア ミノ酸 微 この傾向は今年、 さらに激しくな は出るが、それほど大きくはないと いい。もちろん施設のハウスなんてお 生物農法を活用すれば、夏場の旬 のだろうか。 考えていい。むしろ雨の少ない旱 魃 金をかける必要もない。露地の旬栽 でも収穫量を上げることができ だろうか・ ・ ・。 た方には大チャンス到来ということ 米アミノ酸微生物農法をマスターし すことが可 能になったのである。玄 はやり方によって、大変な利益を出 から間 違いのないことである。農 業 これは全 国の生 産 者からの報 告だ 上 げることができているのである。 場でも樹 勢が弱ることなく収 量を ている という こと なので あ る 。夏 は 異 常 気 象の対 策 が 十 分 に で き ている。玄 米 ア ミノ酸 微 生 物 農 法 の方が育ちにくい。 培 で 充 分 なので あ る 。この変 化に る。頭の中を変える時がやってきた 象だからである。環 境 汚 染の結 果 気がついてほしいのである。旬といえ しかも旬だから作りやすい。収量 である。数年で解決できることでは のである。今 年 も 野 菜は安 く なら も 出る。品 物 もいいのである。そう ない。普 通の野 菜が旬に作られてい ばナスの収穫でも3ヶ月、上手な方 すると抑 制で6ヶ月 収 穫したもの れば、 しっかり利益が出るようになっ ない。断言できる。世界中が異常気 と 、結 果 的 には 変 わら ないことに たのである。 で4ヶ月の収穫期間がある。 なってしまう。片 方は苦 労して6ヶ 3 10 玄米アミノ酸活用法 玄米アミノ酸米ぬかぼかしに ① すべての基 本 は 玄 米アミノ酸 A 植穴の下に入れる 天然ミネラル鉱石は最強の組み合わせになる! 初期育成を良くしたい。根の張 醗酵ニームケイクをまぜる これはいつもの通りに %まぜて もらえばいいと思う。さらに天然ミ ネ ラル鉱 石 を 加 え る と 、スーパー 元肥になる。根の張りから生育・病 ると思う。残念ながらこれを実現 思いは多くの生産者に共通してい て 最 高の定 植 をしたい。こういう まり使いたくない。 コストを安くし にやりたい。高 価な有 機 肥 料もあ 強くなりたい。化 学 肥 料は使わず い。できたら病 虫 害にも徹 底 的に やっていない人はすぐにチャレンジ 電 話かF A X をしてほしい。まだ たけれどうまくできなかった人は は至 急 資 料 請 求してほしい。作っ る。まだ、 よく分からないという方 な る 。作り 方 は 何 度 も 伝 えて あ 何 も 始まらない。すべての基 本に ぼかし作りができないことには 土にまぜる。 位 置はあらかじめ決める。そこの かく砕くかすると思う。播種する 播種する畝は立てるか、土を細 B 播種する畝にすき込む の張りがグンと良くなる。 しは単なるぼかしではない。いろい ことができる。玄米アミノ酸のぼか い、とにかくいろいろなものに使う てもいい、堆肥を再醗酵させてもい うこともできる。化 学 肥 料とまぜ 油カス・魚カスなどの再 醗 酵に使 このようにしてできたぼかしは 虫害対策まで含んだものになる。 した生産者はごくまれである。 をしてもらいたい。何 に で も 役 立 ろな応用ができる。応用すること 一握りずつ植穴に入れていく。根 そこで今回は夢みたいに都合の て る こ と が で き る 。微 生 物 も 豊 で、土 壌の状 態にあわせて使うこ のぼかし作り! よい方法が誰でも実現できる方法 かにして土づくりの原点になる。 かし﹂以外にはない。 コストも安 く ④できたぼかしをさらに活用 を教えよう。 C 畑全体にまぜる とができる。これができるのは﹁ぼ 天然ミネラル鉱石を5%まぜる できる。自 分の作りたい堆 肥を自 分の手で自由に作り出すことがで アールで 2 0 0 る。昨 年 、病 虫 害にやられたと 感 きるのである。これができて、初め まぜてほしい。ぼかしの出来上が じている方におすすめである。 ぼか し を 作 る 段 階 か ら5%を りも 格 段に良 くなる。このぼかし て良い作物ができるのである。 程 度であ ② 玄 米 ア ミノ酸 米 ぬ か ぼ か し に りをしっかり出して強い根にした 20 ③玄米アミノ酸米ぬかぼかしに、 kg は三通りの使い方がある。 10 4 農 業は長い間 力 仕 事だった。男 うのがある 。トマトを 栽 培してい 宮城県にデリシャスファームとい だ。その要 望に応えるために海 外 に出かけるというのだから情 熱が 違 う 。男 み たいに 面 倒 く さ が ら ない。 一般家庭用では無農薬、無化 学肥料だから離乳食用野菜セット などが人 気なのである。女 性だか ある。お客 様は女 性 な は圧倒的に女性なので や果 菜 、米でも買う人 料 理はしたことがあるのか!野 菜 ところでそ ういう 人に聞 きたい。 る。そう 考えるのは勝 手である。 だにそう 思っている人は数 多 くい きと 子 供の世 話 ぐらいだと 、 いま まである。女 性にできるのは飯 炊 ろが高齢の男性は昔の固い頭のま 乗って畑を耕す時代である。とこ た 。今 や 、女 性 が ト ラ ク タ ー に れた 。力 仕 事 は 圧 倒 的 に 減 少 し 拠である。その後農業も機械化さ である。強い男が女 性にモテる根 確 立していった。男 尊 女 卑の起 源 持ちも理解できる。女性は男性と を す る か ら で あ る 。お客 様の気 方 が 分 か り や す い。台 所 で 調 理 ではまるで違うのである。女 性の を 説 明 するにしても 女 性 と 男 性 がない。女 性 も 営 業 をする。商 品 商品作りをしている。だからハズレ 分が加工品なのだ。女性の目線で り上 げが突 出している。売 上の半 千 万 円 。中でもトマトの加工で売 ストランもある。年 間 売り上 げ5 が企 画 運 営 をしている。直 営のレ り出る。主 力は女 性 。6 名の女 性 で き る 人は少 ない。利 益もしっか で 坪 売 上 が 2 万 を 超 え ること が 売 り 上 げ 2 万 4 千 円 。施 設 栽 培 げが1 億 5 千 万 円 。坪 当 た り の に行き種を仕入れて栽培すること だわりのレストラン。海外まで視察 わ ない。売れ行きは一般 家 庭とこ マにし て 農 薬 、化 学 肥 料は一切 使 は優 秀な方だ。安 心 、安 全 をテー り上げになる。これは露地として の売り上げ。 アール 万円の売 露 地 栽 培 。3 で2 千 5 百 万 円 庭 菜 園からの出 発である。すべて がいる 。代 表は近 藤 啓 子さん。家 の農 事 組 合 法 人 を 作っている 方 しょう・ ・ ・。三重県鈴鹿で女性だけ それはトマトの加工品だからで なったら農業は大きく変化するこ う か 。女 性 が 農 業 を や る よ う に のパワーを大 切にしたらどうだろ ださい、 なんてならないように女性 ちに女 性に頭 を 下 げて、使ってく た!・ ・ ・いや、 あなたですよ。そのう そ う にふん ぞ り 返っている あ な のである。家の中で晩 酌してえら う 。女 性でもできる仕 事になった 業に進出してくることだろうと思 ん、 これからもっともっと女性は農 る。財布の紐も硬いのである。たぶ で あ る 。しっかり利 益 を 出してい らこそできる発想である。 のだ。女 性の気 持ちが 違い、互いに協力し合うことができ とだろうと確信するのである。 80 ha 10 何 よ り も 凄いのは無 借 金 経 営 理解できずに利益など も 多いという 。お客 様の要 望 なの ha る。男は負けまいとして強がりばか り、 口ばっかりである。 恐るべし! ﹁女性パワー﹂が農業を変える! の仕 事だったのである。その中で る。施 設 栽 培で2 。年 間 売り上 女性は男性の手伝いという地位が 農業講座 出せるはずもない。 5 楽して儲かる シリーズ ﹁栽培の基本﹂ るということである。降った雨が流 れ や すいよ う に 畝の方 向 を 決 め る 。そうすると自 然に排 水は良 く なる。畑の形で畝 立てするのが一般 的であるが、 それは畝を立てる意味 からすると、少し違うということに ない。横に張る。キュウリ、 ニガウリ 苗 作りが終 われば定 植に入 る 。 ウリ科はそれほど根は深 く 張ら 水口も必要なのである。 だ 。さらに最 終 的に排 水される排 地の周囲にも水の通路が必要なの とでは大 分 違う。化 成 肥 料 を 使 う 酸菌もみがらぼかしを使った場合 また化 成 肥 料を使った場 合と乳 なぜ ﹁畝﹂ は立てるのか・ ・ ・? ﹁定植﹂ をするとは どういうことなのか・ ・ ・?プロの技術がある! その時に﹁ 畝 ﹂を立てる。なぜ畝を などの畝は高くする必要はないとい なる。 立てるのか。その方がカッコがつくと うことである 。 ンなどである。高 畝にし 張る。トマト、 ナス、 ピーマ のである。ナス科は深 く のは根の張る深さが違う 良くなる。作 物によって違うという て、地面より高くした分だけ排水は と で あ る 。少なくとも畝 立てをし 水 害 に や ら れ ないよ う に す る こ 畝 をつく る 第一の目 的は作 物 が ということである。 は畝をつくる意 味が分かっていない なの意味があるのか・ ・ ・﹂ということ 肥料によって違ってくる。 ﹁え!そん うにしなくてはならない。そのため め て は ダメなので あ る 。流れるよ 言っているのである。通路に水をた 畑地の周囲はどうなっているのかと 言っているのか分からないだろうか。 た意味が半減してしまうのだ。何を の方は気にもしていない。畝を立て の水はどこに流れていくのか。多く なっている通 路には水がたまる。そ は 当 然 排 水 性 は 良い。しかし凹に なるだろうか。畝を立てた部分の土 を立てるとその部 分の排 水はどう る。下に行くほど水は多くなる。畝 雨が降ったら重力で上から下へ降り だろうか。畝は作 物によって違 う 。 水 害についても話をしておこう。 くのが一般 的だ。雨の流れもそうな その場 合でも 山の頂に向かって 吹 く 。下から上ということもあるが、 る。 一般 的には山を背にして下に吹 風の流れによって降る方向が決ま 畝を立てる。どういうことか。雨 は るとしたら、下の方に流れるように 水 が 流 れ る よ う にす る 。傾 斜があ としたら、中 央 を 高 く し て 左 右 に 例えば畑地に傾斜がなく平坦だ 仕事も楽になるのである。 合とでは大きな違いが出てくる。 の意味からも化成肥料を使った場 保水力があり畝が崩れない。作業性 菜 類でも 同じである。団 粒 構 造で 要 が ない。根が下に張っていく 。根 場 合 は ネ ギ を 除いて 土 寄 せ は 必 乳酸菌もみがらぼかしを使った る 。そのために土 寄せが必 要になっ て た 畝 が や せ やすい。す ぐにヘタ びて く る 。下にいかない。さ ら に 立 肥 料 を 使 う と 根 が 上 に 向いて 伸 どと考えているかもしれない。化 成 土寄せはジャガイモ、 サツマイモな と土寄せが必要になってくる。 思っておられる方は多いのではない た方が効 果は高いという に水の通路をつくる必要がある。畑 寄せすることになる。 てくる。低めに畝を立て、何度も土 ことになる。 6 程度にふく土してやる。定植した所 1/3は表面に出す。そこに隠れる 下 の 2 / 3 を 土 に 埋 め 、上 の 果 菜 類 な ど はポット を は ず し て 、 畝 立てが終 わると 定 植になる 。 同じと考えていいと思う。 ある。苗で植えるものは基本はみな 定 植 後の生 長がまったく 違 うので 土をして小山のように盛り上げる。 である。表面に出た部分に軽くふく で張ることができるのだろうか。 に作土層の深さ、根は何㎝の深さま どうかは特に重要なのである。それ が、土 壌が団 粒 構 造になっているか 根菜類でも、 そうなのだ。種芋を 畝立てした所に埋めていく。深く埋 めて根が出 ないと心 配 する方 も 少 なくない。 芽 を 出すのだ か ら 、深いほど 芽 は 出 に くい。頭 を 少し出して上か ら少しふく土する程度でもいいので ない。また﹁ふく土﹂には乳酸菌も てから定植をやれば、 その後の生長 このようなことを計算して、畝立 ある。種芋の上に芋ができることは みがらぼかし1%配合の土をふく 管理がとても楽になるのである。耐 異 常 気 象 対 策にもなる。なんとな 土すれば、さらに生長や芽出しは 種 を 直 播きする場 合 も 同じ。ふ く習慣的に見よう見まねでやってい Email: [email protected] FAX: 054-237-4021 TEL: 054-237-3333 静岡農業技術支援協同組合 理事長 神保信一 だけ、小山のように盛り上がるので ある。 多くの人はどうするか。苗をポッ めてしまう。さらに土をかぶせ上か く土を厚くするほど芽は出にくく ては結果が出ないのは当然なのであ 病性も高まる。虫害にも強くなる。 ら手の平で押す。 ﹁え!何やっている なる。乳酸菌もみがらぼかしでふく る。定植時の生長はイコール収穫量 良くなる。 の・ ・ ・﹂目がテンになる。大切なのは 土の微生物性を高めれば発芽率も トから取り出しスッポリ土の中に埋 根と茎の境目なのだ。ここが一番重 まで決定してしまう。農業はわずか な 技 術があるのかないのか。ポイン 高くなる。 畝 立てをしないという 場 合は土 要なのである。ここに風が通らない と植 物は呼 吸が出 来 なくなる。果 の気配りができるかどうかで収入が トはどこを注 意すれば良いのか。そ コシのようなイネ 科の作 物でも 同 決定するといっても過言ではないの の状態が大変重要である。トウモロ の植木屋でも深く穴を掘り、 スッポ じく重要なのだ。イネ科だから水に である。 樹の苗木を植える場合も同じ。プロ リ埋めてしまう。うまく育つはずが は強く 、吸 肥 性も強い。そうなのだ 7 ない。苗木の1/3は表面に出すの 玄米アミノ酸微生物農法についてのお問い合わせ! 玄米アミノ酸乳酸菌もみがらぼかしがうまく作れない。栽培上でトラブルが出る。原因が 分からない。利益が出せない。農業経営者育成塾についてもっと知りたい。静岡農業技術 支援協同組合についてもっと知りたい。販売先の拡大で 「ツナグ」 についてもっと知りた い。以上の件について、お気軽にご相談してください。 収量と品質は ﹁葉﹂ で決まる! る。そこから糖 度 をしているのであ も う す でに 出 荷 り果てて私のところへ電話が来た。 る。糖がのっていなかったらしい。困 は食べたことがない・ ・ ・﹂カーッであ うのである。 ﹁こんなまずいイチジク を 出 荷したらクレームがついたとい る。昨 年の秋の話である。イチジク イチジクを 生 産している 方がい 題ではなくなる。 間で 結 果 を 出 すとしたら 、土の問 にならないからである。しかし短 期 となる土の状 態が良くなければ話 ぼかしについて話をしてきた。土台 これまでは主に乳 酸 菌 も み が ら 酸酵素液は最高傑作でありもっと 開 発 し た 資 材の中 で 、玄 米アミノ 簡単にそれができたのである。私が ろう。玄米アミノ酸酵素液はいとも としたら、とてつもなく 高いものだ う か 。あるわけがない。もし、あった こ とので き る 資 材 は あ るのだ ろ かも収穫間際でそこまで変える たのである。わずか4 日である。し チジクは初めて食べた﹂と褒められ た。その答えは﹁こんなにおいしいイ た。そしてまた同じところに出荷し 話したのである。それを4日継続し 500倍希釈で散布しなさい﹂と 持っているなら、朝、昼、晩の3回、 ミ ノ 酸 酵 素 液 は 持って い る か 。 そこで私は提案をした。 ﹁玄米ア にいたっては開いた口が塞がらない。 心である。さらに液 肥の葉 面 散 布 んなもの必要あるのかというのが本 夫である。そのように答えるが、そ 問もたくさん受ける。もちろん大丈 緒に使っても大丈夫かなどという質 水和剤のカルシウムやケイ酸と一 焼けないとしても気孔にはマイナ る 。だ か ら 高 温 障 害 が 発 生 す る 。 れ る 状 態 に なって い な い の で あ でいるだけだ。植 物 が 受 け 入 れ ら 植 物が呼 吸してくれると思い込ん どいい。カルシウムやケイ酸にしても ﹁葉﹂ を超元気にできる資材とは・ ・ ・? を上げるなんてで も 効 率 が 良 く 、もっと も 割 安 な 資 葉から肥料分を与えているつもりだ スである。人 間で言えばカルシウム 玄米アミノ酸 微生物農法 きるのだろうか。 材なのである。ここに気がついてい ろ うが、葉の呼 吸 を 弱 くしてどう を食べたら骨が丈夫になるのかとい 決まっている。 あれば太 陽 光で酸 化して焼けるに たとえ 液 体 化していても 肥 料 分が は もの凄 く 少 ない。液 肥をやるな 普 通 はお 手 上 げ る 人は少 ない。多 くの方は類 似 品 するのかと言いたいのである。実 は うことである。分解されて血液に吸 思 う 。実 力 がまった く 違 うのであ で あ る 。全 部 と似たものと思っている。価 格が安 葉 面 散 布 剤 で 、いい資 材 というの ら、水を細 霧 状でやった方がよっぽ パー。お 金 にな ら いから と 選 択 している 方 もいる と る。 ない。 ノ酸 アミ 米 液 玄 素 酵 8 地 上 部の葉 が もの凄 く 大 切 なの や微 生 物の働きだが、そ れ 以 後 は 植物の樹勢や根を作るまでは土 る。 で あ る 。光 合 成 は 活 発 に 促 進 す 状態にしてある。しかもアミノ酸 スイ オ ン 化 し 植 物 が 吸 収 で き る 素 液は水に溶 け 込 み 、水 をマイ ナ 味がない。その点 、玄 米アミノ酸 酵 収されて骨に吸 着されなくては意 しても葉に水 分を与えてあげれば もしも 根に水 分が不 足していたと 合 成した栄 養 分 を 根に送るのだ。 系も収 量がまったく違ってくる。光 くる 。形 も 品 質 も 良 く なる 。地 下 それによって収 量がまったく 違って るかどうかが一番のキーになるのだ。 る。葉が元 気に光 合 成 をしてくれ な どの 地 下 系 の 根 菜 も 栽 培 され 菜に向かう。サツマイモ、 ジャガイモ 果 菜 類 も 同じだ。これから夏 野 価 格が高 くなる傾 向にある。玄 米 なる。最 近は7 月 ∼ 9 月はとても それだけ収量も取れるということに 期 間 を 長 く 伸 ばすことができる 。 る。このような考え方をすれば収穫 れども 、できた後は﹁ 葉 ﹂なのであ である。樹姿ができるまでは根だけ 類 も 葉 物 類 も 、稲までも 同じなの くるのである。実は果 菜 類 も 根 菜 でびっくりするよう な 結 果が出て 品 質が良 く なる。品 質だけではな 面散布に使われている。それだけで を使っておられる方は多い。主に葉 果樹栽培で玄米アミノ酸酵素液 その結果、葉が弱る。光合成するど と吸い上げすぎてしまうのである。 の働きはある。ところが水分が多い と考えているだろう 。もちろん、そ から道 管 を 通って上 部に送られる くれる。この逆には問 題がある。根 ら放ったらかしでもいいわけで、時折 お けばいいので あ る 。露 地 栽 培な いのである。適 度 に 水 分 を 与 え て 発しない。乾燥するという心配はな 外気温の影響が少ない。水分も蒸 地 中に張る。表 土 か ら ㎝以 下 は 植物は樹姿が出来上がると根を か。 があるということではないだろ う 収 入 を 大 幅にアップできる可 能 性 アミノ酸酵素液の使い方しだいでは そのために玄 米アミノ酸 酵 素 液 く収量も大幅にアップする。花芽が ころではなくなる。葉 が 水 ぶ く れ 降る雨で充 分 なのである。樹 姿 が である。 ない。最初から葉に注目する。 である。収量も品質もすべてここ 植 物の生 理で勝 手に根まで運んで 持できる。 ﹁ 元 気 ﹂を持 続できるの で決定される。 次々に活発に咲くからである。 になってしまうのである。 この方がはるかに健 康 な 状 態が維 吸 収し道 管 を 通して根に落とす 。 のである。葉の裏の気孔から水分を いる。そのくらいの水分量が適量な にするということは何度も言って 布するときは、朝霧がかかる程度 玄 米アミノ酸 酵 素 液 を 葉 面 散 年樹のため、根のことはあまり考え だと思い込んでいる。果樹栽培は永 えができないのである。最後まで根 はいらない。多くの方は、 この切り替 る程 度 なら、回 数が多 くても 心 配 く、 ﹁ 葉 ﹂な の で あ る 。朝 霧のかか で き た 後 は 大 切 なのは 根 で は な 9 10 目からウロコ情報 年後に世界の耕地面積の半分は﹁塩類集積﹂で収穫不能になる! る。為 替の相 場も関 係するが、生 は 輸 入 によって 大 き く 左 右 され で輸入が %である。農産物価格 なのである。日本はカロリーベース るのだろうか。これは重 要な問 題 世 界の農 地は今 、どうなってい ろうか。特に生鮮の野菜、果菜、果 の価格はどこまで高くなることだ 難 民 問 題どころではない。食 料 品 紛 争も多 発する。戦 争にもなる。 は半 分になるということである。 単純に地球上で生きていける人間 ﹁え!半 減・ ・ ・どういうこと・ ・ ・﹂ 積 ﹂。それも 加 え て﹁ 塩 類 集 菜は異 常に高い。 打 撃 で あ る 。野 でもない状態にある。 ﹁塩類集積﹂ 世 界の農 地は驚 くよう なとん がわずか 年 後なのである。大 変 物はとてつもなく 高 くなる。それ 大量の水を使 う と塩類が集積す 無理をして収量を上げるために である。毎年150万 の耕作地 のだろうか。 異 常 気 象はもちろん農 業には大 年 後 という 近 未 来 集 積の被 害 を 受 け る 球 上の全 耕 地 面 積の半 分 が 塩 類 集 積 に な る と 言 わ れ ている 。地 億ヘク タ ールが 塩 類 に ﹁ 塩類集積 ﹂の被害が出ている。 クタール。その中で1 / 4の面 積 ている。現在、世界の耕地は3億ヘ が灌 漑 農 業である 。広 大 な 面 積 世 界では全 世 界 耕 地 面 積の % 日 本 では 少 ないが一部にはある 。 集 積が発 生してしまうのである。 を引いて農 業している所では塩 類 から汲みあげたり、川や湖から水 農業で発生しやすい。水を地下水 何・ ・ ・?雨の降 らない乾 燥 地 帯の は乾燥地帯である。米、小麦、 トウ カ、 アメリカ、中央アジア、 この周辺 まさしく人害である。中国、 アフリ る。これは異常気象の話ではない。 ダ市では4年で収量が半減してい 面 積の倍 ︶。アメリカのクジルオル 積してしまっている︵ 日 本 全 耕 地 スタンには800万 も塩類が集 用しているカザフスタン、ウズベキ 物はできない。アラル海の水 を 利 る。表面が真っ白になる。とても作 としたら、どうなるだろうか。農 家 その時に食 料 生 産ができている ずやってくるということになる。 ある。食 料 不 足の深 刻な状 態は必 気象対策ができていないのと同じで い。まったくない。技 術も無い。異 常 にも危 機 的な状 況なのに対 策は無 ても買わなくてはいけない。こんな きていけるだろうか。どんなに高く ことはできる。食 料が無かったら生 品 なんて無いとしても 生きてゆ く 言うまでもないことだが、 工業製 の話である。 ことになる。まったく が影 響を受けることになる。川や モロコシの穀物は大打撃必至であ 年後は 海 水 温が高く魚が激 減している。 くるということである。 ha と こ ろ で﹁ 塩 類 集 積 ﹂って ピンとこないだろう 。 湖は淡水ではないの・ ・ ・?それでも は神様の時代が間違いなくやって ある。 40 年 る。肉 類の価 格も上 昇する。海は ことなのだ。 50 1.5 を失っている。それが毎年拡大し 地 球 上の食 料 は 微 量の塩 分 が 含 ま れ ているので なことである。 50 後に半 減す る という ha 50 60 人間は何を食べて生きていくという 産量にも影響される。 50 50 10 しっ か り お答えし ます 病気ではなく土寄せをした時の 水分過多が原因と思われます。 病気なのでしょうか。 ネギの葉にしまりがなく出荷できなくなりました! 質問 待 長ネギを栽培中です。順調に出荷しておりましたが、 急に品質が 悪くなり出荷ができなくなりました。 た ぶ ん 水 分 過 多 で しょう 。長 ネ ギは稲田転作でしょうか。基本的に は排 水の問 題と思われます。土 寄せをした ときに土に水分を多く含んでいなかったでし ょうか。水分の多い土を寄せると締まりがな くなります。もしくは土 寄せをする時に土 をかけすぎたかのどちらかと思われます。 んどん質問送ってください。待ってま∼す。 ねぎの青い部分︵葉の付け根︶ と白い部分の合わせ目がふわふわで 締まりがありません。︵人が着物を着たときの左右の合わせ目が決 まりません。 ダブダブの状態です︶ 4∼5枚ある青い葉はピタッとついていないため、締まりの無 い葉 を 取って し ま う と ボ ールペンのよ う に 細 く なって し まいま す。葉を3枚残しての出荷はできません。時間が経過すれば、新芽 が成 長して外の古い葉がなくなり自 然に回 復して出 荷はできるで しょうか。又、 病気なのでしょうか?・ ・ ・その対策はどのようにすれば 良いでしょう。ネギの品種は﹁夏扇3号﹂です。3月中旬に畑に定植 したものです。 対策として、 御社の薬剤等ありましたら教えてください。出荷当 初は太さも白い部分の長さもあり、良いねぎと褒められていたのに に、疑問に思ったこと、 これは困ったなど、 ど QA & 2週間の間に変わってしまいました。少し離れた隣のおじさんの畑の あなたの【楽して儲かる農業】の実現のため 玄米アミノ酸 ねぎは大丈夫です。 神奈川県 S様より 11 どんどん質問してくださいね∼! ます! って A Q ジューシーで 自然な深い味わいに感動です! 井 上さんのリンゴは早 生の津 軽でも見 事で すね。色 づきもいいし 、玉 張 り もいい。香 り もいいし、食感もいい。軸も太くて、 しっかり しています。花芽のときから結実して、収穫 まですべて順調にいったのでしょうね。 〒422-8034 静岡県静岡市駿河区高松2-15-26 TEL.054-237-3333 FAX.054-237-4021 24時間 FAX受付中 静岡農業技術支援協同組合 食べてみると、 とてもジューシーです。果肉 のしまりもいい。甘味と酸味のバランスもい い。余分な肥料を入れすぎず、無理をしない で作った津軽の味です。 今年の果物は夏に気温の高い日 が2∼3 週 間 続いたために比 較 的 良 好と言われてい ます 。それまでの桃 やサクランボは 不 作で す。しかし良好と言っても栽培の仕方で味は 大きく違うのです。有 機の肥 料 を入れす ぎ ると果 肉はやわらかくなり、化 成の肥 料で 作 る と 粉っぽ さ が 残 り ま す 。自 然の味には ならないのです。 木 村 秋 則さんというリンゴ栽 培の名 人で すが肥料は何もやりません。そのために自然 な味なのですが深みはないですよね。井上さ FAX 0120-870-442 〈受付時間 月∼金(9:00∼18:00)土・日・祝・年末年始(休業)〉 0120-870-441 TEL んのは自然な味でさらに深い味わいがあり ます。素晴らしい津軽りんごだと思います。 これからもおいしいりんごを作ってください。 結果がイマイチという方。 迷わず電話かFAX下さい。
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