福島県立坂下高等学校

平成28年度 福島県立坂下高等学校 学校経営・運営ビジョン
「充実した学校生活を通して2つの宝を見つけよう」
福島県立坂下高等学校
校長 諏佐一夫
本校は間もなく創立70周年を迎えます。
創立以来、左に掲げた校訓の下、教育目標の実現を目指して教育活動を展開し、社会に有為な人材を輩
出してきました。この本校の良き伝統を継承しながらも、生徒が「新しい歴史を創っている」という自覚
と誇りを持って活動できるよう、下に示す4点を重点事項として努力してまいります。
このような教育活動を通して、生徒一人ひとりが自分の将来の夢に向かって、一生懸命、真剣に、自己
研鑽に励むことができるようになってくれればと思っています。
イメージしやすいように、生徒には卒業までに次の2つの宝を見つけるように言っています。
「自分の中の宝」 …自分にはどんないいところがあるのか。
「世の中の宝」 ……社会にはどんな素晴らしい生き方があるのか。
「自分の中の宝」を「世の中の宝」にすることが、立派な社会人になることだと思います。その宝探し
の舞台となる本校での生徒諸君の生活が、楽しく充実したものになることを切に願っています。
校 訓
教 育 目 標
人格の完成を目指し、平和で
民主的な国家及び社会の形成者
として必要な資質を備えた、心
身ともに健康な人間を育成する。
学修
高い学問と自己の向上に
励む心構えを身につける。
礼節
有為な社会人としての礼
儀と良識を身につける。
鍛練
心身の修練に努め、困難
に耐える力と誇りを身に
つける。
具 体 的 な 実 践・ 取り 組 み
1 確かな学力の向上
① 課題の工夫や定期的な学習実態調査を行い、学習習慣の定着を図ります。
②「授業の約束事」を励行させ、全職員連携して、授業への積極的参加を促します。
③ 生徒の実態に即した到達目標の設定と学習内容の精選に努め、個々のレベルア
ップを図ります。
④ 朝のSHR前の「振り返り学習」と「朝の読書」で、基礎学力の向上と読書習
慣の定着を図ります。
⑤ 指導方法や教育相談に係る校内研修を行い、教員の資質向上に努めます。
⑥ 添削指導などの個別指導の充実に努め、上級学校にも進学できる確かな学力を
有する生徒の増加を図ります。
数値目標:
進級
100%、卒業
100%
3 進路指導の充実
① 進路講演会や学年ごとの進路ガイダンス・職業講話を通し、進路意識の深化に
繋がるキャリア教育を推進します。
② 授業をはじめ、長期休業中の課外や週末課題等と個人添削指導により、各種受
験に対応できる学力を育成します。
③ 定期的に外部模試を行うことによって学力の把握に努め、事後の指導に生かし
ます。
④ 個々の生徒に対応した計画的で丁寧な進路指導と、面接や作文・小論文指導に
よって指導の強化を図ります。
⑤ 各種資格・検定試験の受験を奨励し、資格取得人数の増加を目指します。
数値目標:
進路決定
100%
教育目標
の実現
教
職
員
の
組
織
力
の
強
化
2 基本的生活習慣の確立
① 毎日の「登校指導」や定期的に実施する「頭髪・服装指導」と「制服着こな
しセミナー」等を通して、高校生にふさわしい身だしなみを指導します。
② スクールタイム中の携帯電話使用禁止等の校内ルール、交通マナーや列車乗
車マナー指導等により、法令遵守の姿勢を身につけさせます。
③ 部活動を奨励し、主体的に活動できる生徒を増やします。
④ 学校行事や各種生徒会活動の充実を図り、生徒が活躍できる場面を増やし、
自信や責任感を醸成します。
⑤ スクールカウンセリングを活用し、生徒や保護者の不安の解消に努め、自立
に向けた支援を行ないます。
数値目標:
生徒事故
ゼロ
4 情報発信と地域からの信頼
① 学校だより「桐花」、生徒指導部通信「SAY」、「進路だより」、「保健
だより」、「図書館だより」、「学年だより」、「PTA会報」等を定期的に
発行し保護者との連携を深めます。
② 年1回生徒や保護者、学校評議員による評価を行い、PDCA組織マネジメ
ントを機能させます。
③ 保護者や地域の方々に本校の教育活動を理解していただくために、PTA総
会や学年PTA、公開授業、公開講座、講演会等を開催します。
④ 生徒や保護者、地域の方々の期待と信頼に応えるため、本校教職員の不祥事
を根絶します。
数値目標:
職員事故 ゼロ、職員不祥事
職員不祥事
ゼロ
ゼロ