人口減少問題の克服

資料12
<多久市総合戦略骨子案>
◆人口ビジョン
中長期展望(2060 年を視野)
人口減少問題の克服
◎2060 年(長期的)に
は●●人を確保
●「人の流れ」を変え、人
口流出に歯止め
●若年層が就業できる安定
した雇用を創出
●出生率向上のための阻害
要因を排除
●既婚・子育て中の女性の
働きやすさ日本一
●快適な環境を確保した住
まいづくり、利便性の向
上
●高齢者が活躍できる社会
づくり
●県央立地を活かした観光
における広域連携
●地域力の強化、地域経営
人材の育成
<現状>
・県平均を上回る高齢化率
・周辺市町への若年層の転出超
過(高校、大学進学の際の転
出)
・位置的優位性(県央)
、一方で
◆総合戦略(平成 27 年度~31 年度の5ヶ年)
現況と課題
基本目標と基本的方向
主な施策(解決策)
・高速道路 IC を活用した、企
業誘致を実施している。
・製造品出荷額が武雄市・小城
市を大きく上回る。
・県央に位置するため、周辺市
町のベッドタウンとなる。
・
「桐岡ナス」
「女山大根」など
の貴重な伝統野菜があり、ブ
ランド化の可能性がある。
(1)地方における安定した雇
用を創出する
〇企業経営の安定
〇伝統野菜のブランド化、後継者育成
○地域食材を使った特産品、セット商品開発(高校生・大学
生等とのコラボレーション)、販売サイトの構築
○耕作放棄地の解消(新規就農者支援、農業体験等)
○多久ならではの事業化支援(ご当地バーガー・スイーツ・
郷土料理等開発、地産地消レストラン開業等)
○新規企業の誘致(工業団地等)
○企業のイノベーション活動支援(新分野、新製品、新技術
開発、販路開拓、異業種交流等)
〇商店街の空き店舗対策、出店開業への支援(チャレンジシ
ョップ)
〇市内事業者(農商工)の経営の安定化支援
認定農業者数:●●%
○多久のシティーセールスの強化(多久ブランド構築、PR
ツールの制作、市のプロモーション活動等)
○移住プロモーション活動の実施(移住者ニーズ把握、支援
制度の構築、市外への PR 活動等)
○多久駅(まちづくり交流センター)及びその周辺の拠点性
強化(土地区画整理事業、ガイドラインに基づく良好な街
なみ形成、佐賀唐津道路の早期開通)
○安全・安心な暮らしの確保(上下水道、情報通信網等のラ
イフラインの整備、公共交通の確保、防災防犯活動)
○多久の資源をつなぐイベント、滞在型観光プログラム、体
験メニューの企画(農商工業との連携、市内在住の芸術家
等との連携、親子、女性等に特化したメニューづくり)
○多久留学制度の構築
○空き家の活用(リノベーションによる付加価値向上、シェ
アハウスとしての貸出等)
〇若者のUIJ ターンの促進(定住者特典の充実、住宅の確保)
若者の定住率:●●%
・若年層の転出が多く、進学や
就職に伴う人口流出が課題。
・佐賀市、小城市、唐津市など
の周辺市町への流出が多い。
・若者・子育て世代定住奨励金
空き家バンクなど定住に向
けた取り組みを積極的に実
施。
・小中一貫教育、スクールバス
の充実。
〇周辺市町と連携した雇用機
会の充実
〇人材育成
等
【数値目標】
◆就業率:●●%
(2)地方への新しい人の流れ
をつくる
〇若年層の転出抑制
〇市の魅力・情報発信
〇暮らしやすい環境づくり
○行政サービスの向上
【数値目標】
◆若年層の定住率:●●%
・合計特殊出生率は 1.50 とな
っており、佐賀県(1.61)
及び隣接市町を下回ってい
る。
・既婚女性の就業率が県及び全
国の値を上回っている。
・文教の里として、学校教育が
充実している。
・市民大学「ゆい工房」などに
よる市民活動も活発に行わ
れている。
(3)若い世代の結婚・出産・
子育ての希望をかなえる
〇地域ぐるみでの子育て
○子育て支援の充実
〇健全な教育活動の推進
〇子育てしながら働きやすい
環境づくり 等
・地の利を活かし、今後県内の
諸都市と広域連携を進める
必要がある。
・高齢化率 27.9%と県内他都
市と比べると高齢化が進行。
・平均寿命が 82.6 歳と県内 20
市町中 16 位と低い値。
・学校の統廃合による跡地利用
が課題。
(4)時代にあった地域をつく
り、安心なくらしを守るとと
もに、地域と地域を連携する
【数値目標】
◆合計特殊出生率:●●人
観光における通過点、プロモ
ーション活動が弱い
・子育て支援、定住促進の取り
組みが積極的に行われている
〇県内他市町村との連携
〇地域資源を活かした観光振興
〇高齢者の健康づくり
〇公共施設の有効活用 等
【数値目標】
◆地域活性化組織の数:●●団体
〇一定年齢までの多久でしかできない子育て支援の充実
○子育ての経済的支援強化(保育料の軽減、医療費助成)
○共働き家庭等への子育て支援の実施(児童の放課後の居場
所確保、多様な働き方にあわせた保育サービスの実施等)
○子育て支援拠点の充実(児童館の機能強化、ファミリーサ
ポートセンターの開設等)
○子育て情報の交流サイトの構築(市内のママサークル、子
育て応援の店等の情報共有、SNS の活用等)
○学校教育の充実(教員の指導力・ICT スキル向上、
「多久学」
による地域への誇り、郷土愛の醸成、国際化教育の充実)
○地域の教育力の向上
〇三世代の同居、隣居、近居の環境整備
〇データヘルス計画の推進
〇地域特性に応じた適切な土地利用の推進
○廃校利用等による地域の拠点形成、ネットワーク化
○地域活性化組織の育成・強化、若者の参画
○転入者が地域活動に参加しやすい仕組みづくり
○周辺市町と連携した生活圏形成及び情報発信、観光交流の
推進
○歴史・文化(孔子の里等)による国内外の地域との連携・
交流の推進
○元気な高齢者づくり運動の展開、高齢者の子育てへの参画
○人口減少等を踏まえた既存ストックのマネジメント強化
(施設機能、管理状況を踏まえた管理計画の策定)
主な重要業績評価指標(KPI)
耕作放棄地解消面積:●●ha
高校卒業者の地元就職率:●●%
若者(20~34 歳)の就業率:●●%
空き店舗への出店:●●店舗
商店等の売上:●●%増
企業誘致実現件数:●●件
まちづくり交流センターの来場者数:●●人/年
空き家バンク登録件数:●●件
移住者数(制度利用)
:●●人
空き家への入居者数:●●人
市 HP アクセス・LINE 友達・facebook リーチ数:●●件
市 HP 等ユーザー満足度:●●件
観光プログラムの参加者数:●人
観光入込客数:●%増
女性の就業率:●●%
働きやすいと感じる女性の数:●●人
子ども教室参加者数:●●人
子育ての相談ができる人がいる割合:●●人
放課後児童指導員研修会参加回数:●●回
ゆい工房通年講座延べ受講者数:●●人
地域活性化組織の数:●●団体
地域活動への若者の参画:●●人
広域で取り組んでいる事業数:●●事業
市等が実施する中国交流事業回数:●●回
げんきアップさー来るの参加者数:●●人
健康寿命の伸延:●●歳
公共施設維持管理費削減割合:●●%