平成28年度鹿児島6次産業化サポートセンター運営業務 委託

平成28年度鹿児島6次産業化サポートセンター運営業務
委託に係る企画提案募集要領
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委託業務名
平成28年度鹿児島6次産業化サポートセンター運営業務
事業の目的
本事業は,農山漁村にある豊富な地域資源を活用し,農林漁業者の所得
向上と雇用の確保など地域の活性化につながる6次産業化等を推進するた
め,農林漁業者等の6次産業化等を推進する支援機関(以下「6次産業化
サポートセンター」という。)を設置し,6次産業化の専門家(以下「6次
産業化プランナー」という。)による農林漁業者等への「地域資源を活用し
た農林漁業者等による新事業の創出及び地域の農林水産物の利用促進に関
する法律」(以下「六次産業化・地産地消法」という。)に基づく総合化事
業計画の作成支援や,経営の発展段階に応じた個別支援,気運醸成に向け
た人材育成研修会等を開催し,農林漁業者等の6次産業化等の取組を支援
する。
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委託の期間
契約日から平成29年3月31日(金)まで
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予算額
17,300千円以内(消費税額及び地方消費税額を含む。)
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委託業務の概要
6次産業化に取り組む県内の農林漁業者等を支援するため,6次産業化
サポートセンターを設置し,国,県,市町村等と協力・連携し,以下の活
動を行う。
(1) 6次産業化に関する相談への対応
(2) 農林漁業者等に対する総合化事業計画の作成支援
(3) 総合化事業計画認定者へのフォローアップ
(4) 地区別個別相談会の開催
(5) 県が開催する6次産業化に係る交流会等への協力
(6) 6次産業化プランナーの選定・登録・派遣
(7) 委託業務実施報告書の提出
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企画提案の内容
平成28年度鹿児島6次産業化サポートセンター運営業務委託事業企画書
(別紙様式1)に「5委託業務の概要」の(1)から(7)までに関する企画・
提案が含まれるように作成する。なお,作成上の注意点は下記のとおりと
する。
(1) 事業実施主体の組織体制
本事業を行うに当たって,事業全体の責任者である統括企画推進員及
び事業実施に係る企画立案を行う企画推進員(氏名,関連業務の知見や
経験の有無等)並びに経理責任者(氏名等)の配置(兼務を含む。),県
域内に常設する拠点の住所及び電話番号等について記載すること。
(2) 事業目標
本事業を行うに当たって,定量的な目標を記載すること。
※ 6次産業化を目指す農林漁業者等への普及啓発や農林漁業者等か
らの相談件数,六次産業化・地産地消法第5条第1項に基づく総合
化事業計画の認定件数,総合化事業計画の認定者に対するフォロー
アップ件数及び地区別個別相談会の開催回数と参加人数については
必須。
(3) 事業実施方針及び実施方法
ア 連携可能な人物及び機関も含めた事業の全体像については,フロー
図等を活用し,事業の全体像がわかるように記載すること。
イ 総合化事業計画の作成支援や認定者へのフォローアップの方法につ
いては,どのような手法により行うか具体的に記載すること。
ウ 地区別個別相談会の開催方法については,開催方法や研修内容等を
具体的に記載すること。
・ 地区別個別相談会
総合化事業計画の認定を目指す県内農林漁業者等を対象としたプ
ランニングシート作成等の助言・指導を行う。
エ 県が開催する6次産業化に係る交流会等への協力については,協力
方法を具体的に記載すること。
オ 6次産業化プランナーの登録・派遣については,次に掲げる全ての
事項を満たすものであること。ただし,6次産業化プランナーとして
農林漁業者等に派遣された実績がある者(過去の満足度調査における
評価が低い者を除く。)については,引き続き6次産業化プランナーと
して選定することとされていても差し支えないものとする。
① 学識経験者等を委員とする選定委員会を設置の上,公募により,
選定基準に従って専門分野別に6次産業化プランナーを選定するも
のであること。
② ①の選定基準が,新商品の販路開拓,農林水産物等の加工技術,
新商品企画等6次産業化等に取り組む農林漁業者等が直面すること
が多いと考えられる課題の解決に資する専門的な知識及び経験を有
する者を選定することができるような基準であること。
③ 6次産業化プランナーの選定が書類審査及び面接により実施され
るものであること。
④ 取得した個人情報については,個人情報の保護に関する法律(平
成15年法律第57号)及び同法第8条の規定に基づいて農林水産
大臣が定めたガイドラインに従い,適正に取り扱うこととされてい
ること。また,6次産業化支援活動の実施を通じて得た情報のうち,
農林漁業者等が秘密として管理している生産方法,販売方法その他
の事業活動に有用な技術上又は営業上の情報であって,公然と知ら
れていないもの(以下「営業秘密」という。)を漏えいさせないため
の措置が講じられていること。さらに,6次産業化プランナーがそ
の在任中及び離任後,その業務に関して知ることのできた個人情報
及び営業秘密の内容を他人に知らせ,又は不当な目的に使用しない
ようにするため,6次産業化プランナーとしての登録に当たり,秘
密保持に関する誓約書を提出させることとされていること。
カ 6次産業化プランナーの派遣に関して,次の(ア)から(ウ)までの取組
を実施する。
(ア) 相談者カルテの作成
6次産業化プランナーによる支援活動の内容を整理し,支援活動
の改善を図るため,6次産業化プランナーを派遣して支援する農林
漁業者等について,相談者カルテ(別紙様式2)を作成し,その農
林漁業及び関連事業の取組内容や収支状況,6次産業化等に向けた
取組についての現状,計画及び課題,それに対する支援内容を記録
する。
(イ) 満足度調査の実施
6次産業化プランナーの評価を行うため,6次産業化プランナー
の派遣先に対し,担当した6次産業化プランナーの改善提案,取組
姿勢等について,満足度調査(別紙様式3)を行う。
(ウ) 6次産業化プランナーの評価
6次産業化プランナーの選定に活用するため,6次産業化プラン
ナーが作成した相談者カルテの内容及びその派遣に係る(イ)の調査
の結果に基づき当該6次産業化プランナーの活動の実績を整理して
その評価(別紙様式4)を行う。
(4) 対象となる経費
本事業を行うにあたって計上できる経費は,次に掲げるとおりとする。
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ア
業務の実施体制整備
統括企画推進員及び企画推進員並びに経理責任者手当,統括企画推
進員及び企画推進員並びに経理責任者旅費,資料印刷費(印刷費,発
送費,発送賃金),通信機器類等リース料,通信費,情報提供費,消耗
品費等
イ
総合化事業計画の作成支援
統括企画推進員及び企画推進員並びに経理責任者旅費,プランナー
旅費,プランナー謝金,開催案内印刷・発送費(印刷費,発送費,発
送賃金), 資料作成費(原稿料,資料印刷費),個別相談開催費等
ウ
総合化事業計画認定者のフォローアップ
統括企画推進員及び企画推進員並びに経理責任者旅費,プランナー
旅費,プランナー謝金,開催案内印刷・発送費(印刷費,発送費,発
送賃金), 資料作成費(原稿料,資料印刷費),個別相談開催費等
エ
地区別個別相談会の開催
統括企画推進員及び企画推進員並びに経理責任者旅費,プランナー
旅費,プランナー謝金,開催案内印刷・発送費(印刷費,発送費,発
送賃金), 会場費(会場借料,会場等備品,会場整理賃金),テキスト
作成費(原稿料,資料印刷費)等
オ
申請できない経費
次の経費は,事業の実施に必要なものであっても,所要額に含める
ことができない。
(ア) 本事業の業務(資料の整理・収集,調査の補助等)を実施するた
めに雇用した者に支払う経費のうち,労働の対価として労働時間及
び日数に応じて支払う経費以外の経費
(イ) 拠点となる事務所の借上経費
(ウ) 契約締結前に支出される経費
(エ) その他本事業を実施する上で必要とは認められない経費及び本事
業の実施に要した経費であることを証明できない経費
企画の募集方法等
(1) 募集方法
県ホームページにより公募。
(2) 応募要件
企画の応募ができるのは,次に掲げる条件を全て満たす者とする。
ア 事業活動範囲が離島を含めた県域をカバーすること。
イ 県内に常設する拠点を1か所以上設けていること。
ウ 事業実施に当たり必要な人員体制が整備されていること又は人員体
制の整備が確実と見込まれること。
エ 直近年の収支が黒字かつ累積損失がないなど,財務状況が健全であ
り,年間を通じて安定した事業運営が可能なこと。
オ 暴力団等を構成員に含まない,また,暴力団等と取引がないこと。
カ 特定の農林漁業者等のみを支援対象とする者でないこと。
キ 宗教活動や政治活動を主たる目的とした団体ではないこと。
ク 特定の公職者(候補者を含む),又は,政党を推薦,支持,反対する
ことを目的とした団体ではないこと。
(3) 募集期間
平成28年4月1日(金)から平成28年4月8日(金)
(4) 応募書類
平成28年度鹿児島6次産業化サポートセンター運営業務委託事業企画
書(別紙様式1)及びその添付書類を提出。
(5) 応募方法
応募書類を持参又は郵送することとし,4月8日(金)午後5時必着
とする。
(6) 提出部数
原本1部(押印あり)及びコピー8部(企画審査委員数)
(7) 応募書類提出先
農政部農政課流通支援係
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企画提案の審査方法等
(1) 審査方法
応募された企画書について,下記の視点に基づき採点し,事業者の採
否を決定する。
(2) 審査の視点
ア 応募要件を満たしているか
イ 提案内容の目標設定は適切か
ウ 組織体制は事業実施にあたり適当かつ効率的か
エ 事業費の積算は適切か
(3) 委託事業者の決定
応募された事業者に対しては,平成28年4月14日(木)までに採否を
通知し,採択された事業者と委託契約に向けた事務手続きについて協議
を行うこととする。