1 平成 27 年度瀬戸内市高付加価値商品開発・販路開拓支援事業募集

平成 27 年度瀬戸内市高付加価値商品開発・販路開拓支援事業募集要項
第1
趣旨
当市においては、特産品として、農産物(白菜、キャベツ、冬瓜、そうめん南瓜、
オリーブ、マッシュルーム)、水産物(岡山カキ)、伝統工芸品(寒風焼、虫明焼、民
芸品(張り子虎)、備前長船の刀剣)を有しており、又、観光資源として、中世に「備
前福岡の市」として栄えた史跡である建造物や大正ロマンを代表する竹久夢二の生家、
竹田喜之助の人形劇を有しています。
このような中、地域の多様な資源・魅力が溢れていることに着目し、新たな特産品
の開発や販路開拓により、しごとを創造するモデルづくりを目指す取り組みを支援す
るため、平成 27 年度瀬戸内市高付加価値商品開発・販路開拓支援事業(以下「本事業」
という。)を実施し、補助事業者を募集することとします。
本事業の実施については、平成 27 年度瀬戸内市高付加価値商品開発・販路開拓支援
事業補助金交付要綱(瀬戸内市告示第 号。以下「要綱」という。)に定めるものの他、
申請団体の募集に係る事項については、以下のとおりとします。
第2
本事業の補助金額・事業内容・補助対象経費・申請団体の要件・成果目標
本事業の 1 団体当たりの補助金額の上限は 1,560 万円とし、補助率は定額とします。
事業内容・補助対象経費・申請団体の要件・成果目標については別表をご覧くださ
い。
第3
事業の実施期間
補助事業の事業期間は、交付決定の日から平成 28 年3月 31 日までとします。
第4
補助対象の範囲
補助対象となる経費の範囲は、以下の要件を満たすものとします。
(1) 別表の補助対象経費に定める経費で、事業の実施に直接必要な経費
(2) 補助対象として明確に区分でき、かつ、証拠書類(請求書、領収書等の写し等)
によって金額、内容等が確認できる経費
(注1) 応募に当たっては、本事業期間中における所要事業費を算出していただきます
が、実際に交付される補助金の額は、申請書類に記載された事業実施計画等の審
査の結果等に基づき決定されることとなりますので、必ずしも申請額と一致する
とは限りません。
(注2) 申請補助金額については、100 円未満を切り捨てて計上することとします。
第5
採択基準等
本事業の採択基準は、本事業の実施に当たって、次の取組を対象とするものである
こととします。
(1) 調査・検討
① 地域資源の発掘に資する各種データ等の調査・収集・分析
② ①の調査結果に基づいた、診断、情報発信、ウェブマーケティングの実施
③ 地域の農林水産業者や食品産業事業者等と連携した体制の構築及び会議の開催
(2) 新商品開発・販路開拓
① 新商品開発
ア 首都圏等の大消費地を対象とした販路開拓が可能となるよう、十分に高い付
加価値を有する新商品の開発
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イ 既存の特産品の評価及び磨き上げの実施
② 試作品評価会の開催
首都圏等の大消費地の消費者を対象とした試作品評価会の開催
③ 販路開拓
ア 既存の特産品の大消費地への販路開拓に向けた磨き上げの実施
イ 首都圏等に基盤を有し富裕層を対象とした商品展開を主体とする流通形態に
係る知見を有する者(百貨店のバイヤー経験者等)によるコーチングやワーク
ショップの開催
ウ 首都圏の消費者等を対象とした販売イベントの開催
第6
委託の範囲
事業実施主体は、他の者に本事業の一部を委託して行わせる場合は、次に掲げる事
項を事業計画書(様式第5号)の「第2 総括表」の「事業の委託」の欄に記載しな
ければなりません。ただし、委託して行わせる範囲は、事業費の2分の1を超えては
ならないものとします。
(1) 委託先が決定している場合は委託先名
(2) 委託する事業の内容及びそれに要する経費
第7
申請できない経費
団体の事務所等の維持経費、交際費、慶弔費、食糧費、積立金、他の団体への負担
金及び補助金、予備費並びに団体運営に関する人件費は、対象としません。
第8
申請書類の作成及び提出期限等
本事業への応募を希望する団体等は、以下の申請書類を作成の上、提出期限までに
提出先に提出してください。
(1) 提出書類
① 公募申請書(様式第1号)
② 事業計画書(様式第5号)
③ 収支予算書(様式第6号)
④ 団体の概要書
⑤ 団体の定款、規約、会則又はこれに代わるもの
⑥ 団体の構成員名簿
⑦ 団体の直近年度の収支決算書
⑧ その他参考となる資料
(2) 提出期限
平成 27 年 12 月 4 日(金曜日)午後 5 時 00 分必着
(3) 提出先
「第 11 提出先・お問い合わせ先」宛てに提出願います。
(4) 提出部数
各1部
(5) 提出に当たっての留意事項
① 申請書類は、申請様式に沿って作成すること。
② 申請書類に虚偽の記載、不備等がある場合は、審査の対象とならない場合があ
ること。
③ 申請書類の作成及び応募に係る費用は、応募団体の負担とすること。
④ 申請書類の提出は、原則として郵送又は宅配便(バイク便を含む。)とし、やむ
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を得ない場合には持参も可とするが、FAX 又は電子メールによる提出は受け付け
ないこと。
⑤ 申請書類を郵送する場合は、簡易書留、特定記録等、配達されたことが証明で
きる方法により送付すること。また、提出期限前に余裕を持って投函するなど、
必ず提出期限までに到着するようにすること。
⑥ 提出後の申請書類については、原則として、資料の差し替え等は不可とし、採
用・不採用にかかわらず返却はしないこと。
⑦ 申請書類は、各申請団体ごとに(1)に掲げる提出書類を一つの封筒に同封し、
「瀬戸内市高付加価値商品開発・販路開拓支援事業申請書類在中」と封筒の表に
朱書きの上、提出すること。
⑧ 審査に当たり、市から応募団体に申請内容の確認や資料の追加等を求める場合
があること。
第9
審査方法等について
(1) 審査方法
提出された応募申請書等については、市長が委嘱又は任命する選定審査員により
以下の事項を審査します。
① 申請団体の適格性
② 事業の内容及び実施方法
③ 事業の効果
(2) 審査結果の通知
審査結果については、審査等の手続が終了後、申請団体に書面で通知するものと
します。
第10
庶務
本事業に係る庶務は、瀬戸内市産業建設部産業振興課が行います。
第11
その他
この要項に定めるもののほか、本事業の実施に関し必要な事項は別に定めます。
第12
提出先・お問い合わせ先
本事業についてのお問い合わせ及び申請書類の提出は、以下の「提出先・お問い合
わせ先」にお願いいたします。
なお、お問い合わせの受付時間は、土・日・祝日を除く日の午前 9 時 00 分から午
後 5 時 00 分(正午から午後 1 時 00 分までを除く。)までとします。
【提出先・お問い合わせ先】
瀬戸内市産業建設部産業振興課
〒701-4292 岡山県瀬戸内市邑久町尾張 300-1
Tel:0869-22-3934(直通)
Fax: 0869-22-3965
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別表
事業内容
地場産農林水産物等を活用した新たな特産品の開発や販路開拓によっ
て「しごと」を創造するモデルづくりを目指すため、市、農林漁業者、農
協、食品加工事業者等の連携による取組として行う次に掲げる事業
(1) 調査・検討
推進会議等の検討会の開催や、具体的な実施計画等の策定等に必要な
事例調査の実施、商品開発・販路開拓の取組計画・工程表等の策定等を
行う。
(2) 新商品開発・販路開拓
① 新商品開発
地場産農林水産物等と加工技術を活用し、消費者等の需要に即した
新商品の開発に必要な試作やパッケージデザイン開発、安全性や機能
性を確認するための成分分析等を行う。
② 試作品評価会の開催
③ 販路開拓
補助対象経費 (1) 調査・検討に関する経費
① 推進会議等開催費(講師謝金、講師旅費、会場借料、資料印刷費、
試食実施費(試食品輸送費)、通信費、消耗品費等)
② 調査・検討費(会議費(資料印刷費)、市場等調査費(調査員手当、
調査員旅費)、報告書作成費、通信費、消耗品費等)
(2) 新商品開発・販路開拓に関する経費
① 新商品開発費(試作品及びパッケージデザインの開発のための開発
員手当、資材購入費、成分分析等検査費等)
② 試作品評価会実施費(講師謝金、講師旅費、開催案内印刷・発送費
(印刷費、発送費、発送賃金)、試食実施費(試食品輸送費)、会場費
(会場借料、会場等備品、会場整理賃金)、テキスト作成費(原稿料、
資料印刷費)、アンケート調査費等)
③ 販路開拓費(商談会等への出展に要する費用、商品をPRするため
の試供品、ポスター、パンフレット等の作成費等)
重要な変更
(1) 事業の内容の追加又は削除
(2) 事業目的の変更
(3) 委託する事業の新設又は内容の変更
(4) 補助事業に要する経費の 30%を超える増減
(5) 補助対象経費の項に掲げる(1)及び(2)の経費の相互間における 30%以
上の増減
成果目標
本事業の成果目標は、地場産農林水産物等を活用した新商品を5品目以
上を開発するものとする。
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