アシドーシス起因の疾病発生機序 濃厚飼料多給、或い は粗飼料不足による ルーメンpHの低下 アシドーシ スの発生 「グラム陰性菌」 グラム陰性菌細胞壁外 膜成分であるエンドトキ シンが放出 「エンドトキシン」 グラム陰性菌の死滅 ヒスチジンからヒスタ ミン産生の促進 ヒスチジンを多く含む 「大豆」「小麦」 「ヒスチジン」 「ヒスタミン」 エンドトキシンの 血液内流入 アシドーシス起因の疾病発生機序 脳 「ヒスタミン」 血圧降下・血管拡張、 「疼痛」の介在物質 脳内で性ホルモ ンの抑制 「エンドトキシン」 蹄葉の毛細血管を 破壊、出血させる 繁殖障害 蹄葉炎 の発生 蹄 肝機能 障害 蹄病以外に も障害発生 白血球 NK細胞 B細胞 T細胞 マクロファージ 樹状細胞 アシドーシス起因の体細胞数増加 白血球活性化 「エンドトキシン」 ヒスタミンは直接の 「疼痛」物質である ことが分かっており、 また「炎症」を引き 起こす物質でもあ ります。蹄と同様、 血流量が多く、圧 力の高い乳腺細胞 にも炎症を引き起 こします。 血管透過亢進作用 「ヒスタミン」 アシドーシス起因の体細胞数増加 乳腺細胞 エンドトキシンによる 白血球活性化 (細菌の捕食) ヒスタミンによる 血管透過亢進作用 により乳腺内に白 血球が流入 アシドーシス起因の体細胞数増加 エンドトキシンの作 用で血中白血球濃 度が高まり、ヒスタ ミンの作用で乳腺 細胞内に白血球 (=体細胞)が流入 し、乳汁中の体細 胞数が高まります。 乳汁中への体細 胞数(白血球数) の増加
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