平成26年度 第6学年1組 学級経営案 男子6名・女子 5名〔計 11名〕 担任 熊谷 千尋 知・徳・体・食の調和のとれた,豊かな人間性と活力に満ちた「下条っ子」の育成 教育目標 校訓 あかるく〔徳〕 あいさつができる子 ・自分からすすんで,元気よくあいさつや返事ができる子 ・相手の立場を考え,友達と協力し合える子 ・最高学年としての自覚をもち,何事にも前向きに取り組む子 かしこく〔知) すすんで発言できる子 ・学習に集中し,意欲的に取り組める子 ・友達の意見と比較しながら考えることができる子 ・自ら課題を見つけ,学習方法を工夫できる子 たくましく〔体〕 失敗を恐れない子 ・「早寝・早起き・朝ご飯・外遊び」を実践し,元気よく活動できる子 ・すすんで運動し,体力向上に努める子 ・目標に向かってあきらめずに,挑戦しようとする子 めざす子ども像 食農教育〔食〕 ・自分の食生活を見直し,向上させようとする子 ・基本的な調理技能を身につけ,家庭で実践しようとする子 ・農業体験を生かし,自然の恵みや働く人に感謝の心をもてる子 ・会食のマナーを身につけ,家族や友達と楽しく食事をしようとする子 経営の方針 学習 実態 ◎大きな声で発言したり,音読したりすることができる。 ◎体験的な活動に意欲的に取り組み,楽しんで活動できる。 ▼答えが一つのような問題に対してはよく手が挙がるが,人前で自分の考えを述べよう とする子は少ない。 ▼鉛筆の持ち方や学習時の姿勢が崩れやすく,集中力が持続できない。 ▼作業時間に個人差がある。(作業や学習が遅い児童が多い) ▼読書にすすんで取り組むが,学年に応じた図書を選ぶことができない児童がいる。 指導の目標 ・きめ細やかな指導で,聞く・読む・話す・計算する等の基礎・基本的内容の確実 な定着を図る。 ・体験を重視した活動を多く取り入れ,実践的な生きる力を育むようにする。 ・「話す」「聞く」「話し合う」活動を重視し,自己表現力を高める。 手だて ・板書,教具等を工夫し,だれもが分かる指導を心がける。 ・主体的な問題解決学習を推進し,学ぶ意欲の向上を図る。 ・話し合い活動を取り入れ,友達同士の関わり合いの場を設定して,考えをふくらま せる。 ・一人一人の活動に目を向け,個に合った支援をしてスモールステップに心がける。 ・根拠や証拠をもって考察したり,説明したりする場を意図的に設定する。 【国語】 ・小テスト,トライアップテストを活用し,読み・書きの基礎基本を繰り返し行い,徹底 する。 ・音読やスピーチ練習を繰り返し行う。 ・要点をまとめたり,要約を書いたりする活動を積極的に取り入れる。 自 信 を も ち 、 た く ま し く 活 動 で き る 下 条 の 6 年 生 の 育 成 生活 実態 ◎男女とも,素直でまじめな児童が多い。 ◎明るく,元気のよいあいさつができる。 ◎掃除や当番活動を協力して取り組むことができる。 ◎好き嫌いなく,何でもよく食べる。 ◎決められたことは,前向きに取り組むことができる。 ◎困っている友達に声をかけたり,手伝ったりすることができる。 ▼取りかかるのが遅く,計画的に行動できない児童がいる。 指導の目標 ・基本的な生活習慣の定着(あいさつ・返事・発言の声の大きさ,姿勢,提出物,机の 中・ロッカー等の整頓,時間・きまりを守る) ・生活リズム(早寝・早起き・朝ごはん・外遊び)の定着を図る。 ・仲良く,思いやりのある人間関係づくりをする。 ・最高学年としての自覚と責任をもって行動する。 手だて ・校友グループ(縦割り)活動,委員会活動,学校行事等を通して,全校のリーダーとして の自覚や責任感をもち,みんなのためにすすんで動けるように支援する。 ・あいさつ,返事,姿勢,整理整頓など,繰り返し指導することで常に意識させて,定着を 図る。 ・元気アップカードを活用し,「早寝・早起き・朝ごはん・外遊び」を徹底させることにより, 規則正しい生活習慣を身につけさせる。 ・帰りの会で「今日のハッピー」を取り上げ,互いのよさを認め合い,尊重する場を設ける。 ・道徳や学級活動の時間を充実させ,自分の生活を振り返らせる場面を定期的に設ける。 環境 ・整理整頓を心がけ,子どもが活動し 日・週の計画・手だて 【朝の読書】 やすい明るい雰囲気の学習環境づく りに努める。 ・常に児童の安全に留意し,教室や学 習用具の安全点検を確実に行う。 ・清掃活動や整理整頓について,きめ 細かく指導し,すっきりとした環境で生 活できるようにする。 ・食農掲示や学習の経過が分かる掲 示を計画的に行っていく。 いつでも読書ができるように自分の本を机の中に入れておく。100冊読書が達成できるよう に,集中して読書ができる静かな環境づくりに努める。また,本の紹介や読み聞かせを通して, 読書の幅を広げる。 【お話タイム】 発言のルールを定着させる。友達の考えと比べながら発言させ,話題を深めるようにする。 【栄養・保健(短学活)】 学年のめあてに沿って,子どもたちに分かりやすい教材や資料を提示する。 【児童集会】 事前に計画を立て,司会をして運営していく。事後に繰り返しを行うことで,次につなげていく。 給食時の指導 ・「下条っ子食べ物通信」を中心に「食事の マナー」や「給食の栄養」について指導す る。 ・友達と楽しく食事をする雰囲気をつくる。 ・食べ物を作ってくれた方や調理してくれた 方に感謝する気持ちをもち,残さず食べよ うとする。 ・好き嫌いなく,何でもバランスよく食べよう とする意識を高める。 地域・保護者とのつながり ・子どもたちの学校での様子をタイムリーに伝える通信の発行に心がける。 ・連絡帳を有効に活用し,児童のよい行動やがんばりについて知らせ,保護者との相互理解を図る。 ・食農教育の活動の中で,地域の方や保護者との協同の場を作る。 ・必要に応じて家庭訪問や電話連絡を行い,連絡を密にして信頼関係を築いていく。 食農体験活動計画 育てる力 ・地域の方と関わることで,社会性を身につけ,下条校区に誇りをもつことができる。 ・一食分の食事を準備することを通して,日頃の食に対する感謝の気持ちをもち,大切に食べていこうとする意欲を高める。 ・食が自分の体をつくっているという考え方を身につけ,食べ物を選択していく力を養う。 単元名 教科・領域 総 合 的 な 間 学 習 の 時 MY野菜弁当をつくろう 4月 5月 ・MY野菜決定 ・ポットまき ・栽培の仕方 ・発芽観察 調べ ・定植 ○ MY野菜給食をつくろう 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 ・成長観察 ・収穫 ・バランスの ・MY弁当づく よい食事 り ・ジャガイモ収 穫 ● ・MY野菜決定 ・定植 ・栽培の仕方 ・成長観察 調べ ○ フェスティバル ・収穫 ・成長観察 ・給食づくり ・メニューづくり まとめ ● めざす授業像 ・教材研究や学習指導の仕方を工夫し,具体物の提示や動作化を取り入れ,分かりやすく,楽しい授業を展開する。 ・個々のつまずきに合った指導を心がけ,「分かった」「できた」と達成感がもてるように,スモールステップで次の活動への意欲づけをする。 ・子ども同士の関わり合いや話し合い活動の場を多く設ける。自信をもって発言できるように,ペア学習やグループ学習を取り入れ,話し合いを展開していく。 ・観察記録や考え方の積み上げを大切にして,朱書きや声かけ,○付け法などで評価する。自分なりの次への課題を見つけさせ,「もっとやってみたい」という意欲を喚起さ せる。 ・自ら課題を見つけ,解決する授業を通して,子どもたちに分かる喜びや達成感を味わわせることができるようにする。
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