きりんのゆめ通信

きりんのゆめ通信
第13号 2015年8月16日 発行
特定非営利活動法人「きりんのゆめ」
代表 平蔵見子
〒336-0025 埼玉県さいたま市南区文蔵4-5-6
TEL 048(762)6772
FAX 048(762)6773
残暑お見舞い申し上げます。
暑い暑いと言いながらもお盆を過ぎました。一歩一歩秋冬に近づいているかと思うと、気の迷いでしょうが、
何とかしのげる気がします。みなさま、お元気でお過ごしでしょうか?夏休みは、どこかへお出かけになられ
ましたか? 今度会ったら是非、楽しい話を聞かせてください。
活動実績
① 勉強会
7月26日(日) 第14回連続講座 『賢く使おう介護保険制度②』
ファシリテーターはリバティハウスの村田さん。参加者は10名でした。暑い中の集まりはなかなか厳
しいものがありますが、今回は介護予防の続編です。前回、
「きりしき」の山崎さんから、シニアサポート
センター(地域包括支援センター)の役割・立ち位置・介護予防という制度の概論を聴きました。介護予
防という制度の中で、シニアサポートセンターがどういう役割を果たしているのかを何となく理解できた
ところに、今回、もう少し具体的な話が聴けたことで、よりシニアサポートセンターが身近になったよう
な気がします。介護予防というものが出来た背景から、制度の見直しと共に、どうシニアサポートセンタ
ーが地域に根差していったのかが、何となく見えてきました。いまや、介護保険制度の要となったシニア
サポートセンター。国の政策に振り回されることなく立ち位置を守っていかれたらと思いますが、所詮無
理な話。せめて、これ以上仕事が増えなければと思いますが、それも……。
村田さん、山崎さん、無理せず行きましょう(*^_^*)。
それとは別に、何かあったらこの二人に相談しましょう。絶対に力になってくれますよ。
今後の活動予定
① 8月23日(日)
ファシリテーターの都合で10月に延期になりました。代替案は後程…。
② 第15回勉強会
9月27日(日)
『今どきの葬儀事情』
ファシリテーターは博愛社「オーロラホール南浦和」支配人の古賀俊介氏。
13時半~ 場所は武蔵浦和コミュニティーセンターです。
③ 第16回勉強会
10月25日(日) 『病気と共に生きるということ④』~仙台の取り組みから~
ファシリテーターは仙台在住の看護師中山氏です。
④ 第17回勉強会
11月22日(日) 『病気と共に生きるということ⑤』~薬剤師による薬との上手な付き合い方~
⑤ 第18回勉強会
12月20日(日) 『病気と共に生きるということ⑥』~民間療法との上手な付き合い方~
みなさん、お忙しいと存じますが、可能なら顔を出してください。
きりんの家は今…
前回の通信で、上小町と与野本町の物件に関して水面下で動いている事、建築基準法が新たな壁として
立ちはだかってきたことはお話したかと思います。7 月 24 日の理事会で、それらに関して協議しました。
まず、建築基準法に関して。
今回、用途変更とルームシェア(共同生活)=寄宿舎扱いの 2 つが絡んできました。用途変更とは、一
つの家族が住む以外の方法として、その家を使うということです。100㎡を超える場合、建築確認が必
要になります。仮に狭い家であっても、今回は、寄宿舎扱いには引っかかってしまいますので、この法律
からは逃れられません。その両方の審査に通るとなると、耐震基準・防火対策等項目が山の様にあり、そ
れに通る建物となると、ほぼ建てるしかありません。(改修に莫大なお金がかかることと、賃貸じゃ無理
でしょ、ということです)理事会の数日前に、たまたま兵庫県庁の高齢対策課の職員と電話で話をしまし
た。兵庫県は、県の条例でホームホスピスを勧めています。その職員も、寄宿舎扱いの事を知っている上
で、法律が変わるにはかなりの時間と実績が必要であること、そして、既存の団体が国に要望書等を出し
ていかないと無理であることを話されました。その話も踏まえ、理事会においては、
法律を無視するとかいうことでなく、理想に近づけることを目指しながら、今現時点で出来ることをやり
ながら、少しずつ変わっていく。そうしながらも、行政を変えるよう、政治家を巻き込んでいくというこ
とで方針が固まりました。
先ずは、防火対策として消火器・防火クロス・カーテン・住宅用火災報知器連動型・避難路等を設置す
る。指導を受けたら、
「はい、わかりました」と改善する態度を示す。政治家に関しては、どう動くのが良
いのでしょう。添野市議には、建築基準法が引っ掛かった時点で、資料を送っています。
上記において、ご意見がありましたらご連絡ください。
次に物件に関して。
上小町の候補地の町内会長に7月19日会ってきました。市議ということもあり、いろいろ建設的な意
見を頂きました。全てを分かった上で『ホームホスピス』に好意的だったのですが、大手の不動産会社が
絡んでいたので、結果としては流れてしまいました。理事会で直接交渉等の話もあったのですが、諦めま
した。本当に残念です。
…ということで、いろいろ課題もありますが、与野本町の物件を契約することに決め、今月の6日よう
やく契約を締結いたしました。
「きりんの家」の1件目は、与野本町に決定です。
住所は、中央区本町東4-17-6。埼京線与野本町駅から徒歩7分。与野体育館・法務局のそばです。
1階が1LDK 何とか4人が暮らせるとよいのですが・・。家賃が高いこともあるので、2階の1室に訪
問看護ステーションのサテライトの事務所を置く予定です。
8月の連続講座が中止になったので、その日は場所を変更し、与野本町の「きりんの家」に集まること
にしました。みんなで一緒に話をしませんか?
全ては、この日から始まります。真っ白な家に色を入れ始めます。無理のない範囲で時間を作って、顔
を出して下さるとうれしいです。平蔵は13時頃からいる予定です。
レイアウト・どう部屋を使うか(何人で暮らすかも、まだ決定していません)
・物をどうするか等々決め
なくてはいけないことが山積みです。何よりも、その日に掃除をしようかと思っています。忙しい人たち
の集団です。だからこそ、皆が少しずつ出来る範囲で手伝って下さるとありがたいです。正直言うと、平
蔵は次の段階に入らないといけないので、家にかける時間が殆どありません。そして、実際に見ると、い
ろいろ思うことがあるかもしれませんが、そこは、好い所探しでお願いします。この日参加できない方、
どうか他の日にお手伝いください。まだまだ、お手伝い頂きたいことがたくさんあるはずなので。
『きりんの家』の進捗状況は、何らかの形で出していきます。
皆様、何卒よろしくお願いいたします。
会員数
61名(平成27年8月15日現在)。プラスマイナスゼロです。
編集後記
暑さのせいでしょうか、年のせいでしょうか、この仕事効率の悪さ。本当に情けなくなってしまいます
が、仕方ない。年を重ねてなお、仕事量を増やしているのですから…。
神様が、あなたが今一番欲しい物を上げますと言ってくれたら、迷わず『時間』ということでしょう。
お布団とも仲良くできるし、温泉にも行けるし…でも、きっと仕事の時間を増やすんでしょうね。だとし
たら、如何にしたら仕事の効率が良くなるかを考えるしかないのかな…? 賢い頭が欲しい。
文責:平蔵見子