演習問題 4章 解答

演習問題
4章
解答
[演習4.1](問)
① 水は非圧縮性、コック閉なので沈下しない。 →x1=0。 また、△u1=P/A=400N/20cm2=200kN/m2。
② x2=1cm のときのバネの分担力は、f=k・x=20kN/m × 0.01m=0.2kN。
水の分担力は、0.4kN−0.2kN=0.2kN。従って、水圧△u2=0.2kN/20cm2=100kN/m2。
③ 排水が終了
→
水の分担力=0。
→
バネが全荷重を受け持つ。
x3=f/k=0.4kN/20kN/m=0.02m=2.0cm。
△u3=0。
[演習4.3](問1)
①
1.3
1.3
1.2
1.2
1.1
1.1
1.0
1.0
0.9
0.9
0
200 400
600 800 1000 1200 1400
10
50 100
P (kN/m2 )
②省略
③
log P
500 1000
5000
( kN /m2)
荷重p (kN/m2 ) 0
9.8 19.6 39.2 78.5 157 314 628 1256
1.220 1.215 1.212 1.205 1.190 1.160 1.090 0.992 0.900
間隙比 e
Δp
9.8
9.8 19.6 39.2 78.5 157 314 628
Δe
0.005 0.003 0.009 0.015 0.030 0.070 0.098 0.092
av(m2/kN) x10-4
5.10 3.06 3.57 3.83 3.82 4.46
3.12 1.46
mv(m2/kN) x10-4
2.30 1.38 1.61 1.73 1.72 1.98
1.41 0.66
Cc=(1.09−0.90)/(log1256−log314)=0.316
⑤右図より、e≒1.34
1.3
1.2
1.1
(314, 1.090)
1.0
0.9
(1256, 0.90)
10
50 100
log P
500 1000
5000
( kN/m2)
Δ p=
= 50 kN/m2
[演習4.3](問2)
圧縮指数 Cc=0.009(40%−10%)=0.27。
粘土層中高面での有効土かぶり圧 p0=Ps=(20.0−9.8)×1.5m=15.3kN/m2.
沈下量 sf=((0.27×300)/(1+1.5))log ((15.3+50)/15.3)=20.4cm。
sf=(1.5−e1)×300/(1+1.5)=20.4cm。従って、
粘土層
3m
=40%, e=1.5
γ sat=20.0 kN/m3
WL
e1=(450−51.0)/300=1.33。
1
[演習4.3](問3)
供試体の体積:V=π×62×2/4=56.5cm3。乾燥密度ρd=ms/V=70/56.5=1.239g/cm3。
① 圧密前間隙比:e0=(ρw・Gs/ρd)−1=(1×2.63/1.239)−1=1.12。
圧密後間隙比:sf=0.25=(1.12−e1)×2/(1+1.12)。∼e1=0.87。
② △ε=(e0−e1)/(1+e0)=(1.12−0.87)/(1+1.12)=0.118。∼11.8%。
av=(e0−e1)/△p=(1.12−0.87)/39.2=6.38×10-3 m2/kN。
mv=av/(1+e0)=0.00638/(1+1.12)=0.00300
∼3.0×10-3 m2/kN。
[演習4.3](問4)
Δ p=
= 150 kN/m2
載荷前の粘土層の間隙比 e0 は、γsat=(Gs+1)γw/(1+e)
=(2.70+1)×9.8/(1+e)=18.0 kN/m3
∼e=e0=1.014。
▽
△ p の低減がなく、土かぶり圧 p0 を粘土層中心で考えると、
2
p0=(18.0−9.8)×5+(20.0−9.8)×20=245.0kN/m 。
γsat=20.0 kN/m3
20m
砂 層
10m
粘土層
沈下量 sf=((0.316×1000/(1+1.014))log((245+150)/245)=32.6cm。
圧密後間隙比 e1:
sf=32.6=(1.014−e1)×1000/(1+1.014)
∼e1=0.948。
γ sat=18.0kN/m3
Gs=2.70
18m 掘削後の過圧密比 OCR と沈下量は、
(問1の地盤)
p0=(18.0−9.8)×5+(20.0−9.8)×2=61.4kN/m2。
OCR=245.0/61.4=4.0
p0=180kN/m2 の載荷後も過圧密状態にあるから、沈下量 sf=0。
[演習4.3](問5)
粘土地盤の飽和単位体積重量γsat=(2.70+1)×9.8/(1+1.30)=15.8kN/m3。
P0=20.0×4+(22.0−9.8)×2+(15.8−9.8)×4=80.0+24.4+6.0=110.4kN/m2。
正規圧密状態:sf=((0.40×800)/(1+1.30))log((110.4+80)/110.4)=33.0cm。
過圧密状態:sf=((0.40×800)/(1+1.30))log(190.4/150)=14.5cm。
[演習4.3](問6)
粘土層中高面での載荷重作用面積 A および荷重△p は、
A=13×13=169m2。
△p=2500kN/169m2=14.8kN/m2。
粘土層中高面での土かぶり圧 p0=18.0×4+(19.0−9.8)×1=81.2kN/m2。
沈下量 sf=((0.50×200)/(1+1.30))log((81.2+14.8)/81.2)=3.13cm。
[演習4.4](問1)
①
圧密度 50%(U50)に対する時間係数 Tv は図-4.15 より、Tv=0.197。
圧密係数 cv=TvH2/t=0.197×(2/2)2/600=3.28×10-4 cm2/s。
③ U90 に対して Tv=0.848。
圧密時間 t=TvH2/cv=0.848×(600/2)2/3.28×10-4=2.33×10-8 秒=2693 日=7.4 年。
[演習4.4](問2)
粘土層の圧密係数 cv=k/mv・γw=1×10-7 cm/s/1.02×10-3 m2/kN ×9.8kN/m3=0.001cm2/s。
U=50%に達するまでの時間 t=0.197(1000)2/0.001=1.97×108 秒=2280 日=6.25 年。
[演習4.4](問3)
U50 → Tv=0.197。日数:t=TvH2/cv=0.197(500/2)2/1.5×10-3=8.2×106 秒≒95 日。
1 年後の圧密度 U は、Tv=cv t/H2=1.5×10-3 ×60×60×24×365/(500/2)2=0.757。
U∼Tv 関係(図-4.15)より、圧密度 U≒87%。
2