紀の国屋 甲冑情報

紀の国屋
甲冑情報
2015 年 1 月 28
No.280
No.1 鉄革交金箔押本小札藍革素掛威胴丸・壺袖付 室町時代末期
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金箔押鉄革交本小札を前立挙二段、後三段、長側四段で構成した古式の胴丸です。草摺は金箔押本小
札十一間五段下り、胴は藍革素掛威、草摺は藍革毛引威です。杏葉を配し、古風な八双金具も備え、
幅の狭い胸板や細かい奈良小札の形、趣のある全体の容姿がこの胴の古さを物語っています。袖は金
箔押本小札六段の古式の壺袖です。室町時代末期の胴丸が甲冑故実家により、後世忠実に再現された
貴重な逸品です。この手の時代の上がる胴丸は古雅な趣があり胴と袖だけで飾って十分楽しめます。
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No.2 鉄黒漆塗三十四間阿古陀形兜
室町時代末期
¥750,000
ぽってりと丸みのある阿古陀形が典型的な室町時代末期の春田系の兜の特徴を示し、眉庇の打眉・見
上皺が迫力のある鉄黒漆塗三十四間阿古陀形兜です。㒅は実戦的な鉄黒漆塗板物五段の日根野㒅で
す。鉢裏を見ると元々は篠垂があった痕跡も見られ、三十四間という間数も珍しく、時代を感じさせ
ます。また眉庇の形式も非常に珍しく、遺品の少ない大変貴重な一兜です。
No.4 鉄黒漆塗六間大円山形筋兜
江戸時代 ¥250,000
眉庇を真下に向け、各筋に二条ずつの篠垂を配した
鉄黒漆塗六間大円山形筋兜です。㒅は吹返に「上下
対鶴」紋を配し、裾板に白菱縫、緋畦目縫を配した
鉄黒漆塗板物三段紺糸威です。唐草毛彫・篠垂・据
紋金物などの金工仕事や黒漆塗の艶などもよい兜
です。これ一兜で飾っても見映えのよい大円山形筋
兜です。
全体を青漆塗とし、天辺に八幡座、
前板に角本を配した青漆塗頭形兜
鉢です。眉庇を越中式とした実戦的
な兜鉢です。八幡座だけでも十分価
値のあるものではないでしょうか。
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No.3 青漆塗頭形兜鉢
江戸時代 ¥25,000
No.5 鉄黒漆塗三十二間筋兜 「銘~馬免方之」
江戸時代初期
¥650,000
兜鉢裏後正中板に「馬免方之」と銘を彫った鉄黒漆塗三十二間筋兜です。前が低く、後方が盛り上
がったいわゆる後勝山形の形が特徴的な遺品の少ない馬面派の兜です。馬面派の兜は小星兜が多い
ですが本品は筋兜で、銘の「馬免方之」は名鑑にもなく資料的にも貴重です。朱漆塗切付小札五段
紺糸威の㒅も良く、吹返には「丸に剣酢漿草」紋の金具を据えた飾り映えのする一兜です。
No.7 鉄錆地三十二間突配形兜
江戸時代 ¥280,000
No.6 鉄銀泊押頭形兜
江戸時代 ¥180,000
天辺に付けられた錫杖形の頭立が非常に見映えの良い鉄銀泊押日根野頭
形兜です。鉢部分三枚を銀泊押とし、他を茶漆塗としてあります。 は鉄茶
漆塗板物五段紫糸威の実用的な日根野 です。錫杖を象り銀泊押とした頭立
のデザインが面白く、兜を個性的に引き立てています。
三十二枚の鉄板を矧ぎ合わせ突配形とした珍し
い鉄錆地三十二間突配形兜です。㒅は比較的大き
な吹返を取り付けた鉄黒漆塗板物五段紺糸威の
飾り映えのする饅頭㒅です。重厚感と迫力のある
高級な一兜です。
㒅
㒅
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No.8 鉄錆地六十二間筋兜 「銘~宗久」
室町時代末期
¥450,000
兜は時代の上がる丸みのある形がよい「宗久」在銘の鉄錆地六十二間筋兜です。㒅は吹返に「三つ巴」
紋を配した鉄黒漆塗板物三段紺糸威の饅頭㒅です。銘の「宗久」は仙台市立博物館所蔵の伊達政宗の
兜と同銘です。眉庇、八幡座、㒅は後世の仕立てですが、腰巻板は㒅を何度か付け直したような跡が
見受けられ、時代の古さを物語っています。室町時代末期の在銘の兜鉢だけで十分価値のある貴重な
一兜です。
No.9 火事兜
江戸時代
¥120,000
各筋に銀の星を打ち、筋に銀の覆輪を廻らせ、吹返に
「平四つ目」紋を配した火事兜です。覆いは赤羅紗地
に同じく白で「平四つ目」紋を配しています。家地の
虫食いや漆などの傷みも比較的少ない健全な一品で
す。赤の羅紗地が明るく美しい一点です。
No.10 鉄朱叩塗頭形兜
江戸時代初期 ¥180,000
ずっしりと重量感のある鉄朱叩塗
頭形兜です。 は鉄朱叩塗板物三
段萌黄糸威です。やや頭高で後頭
部が真っ直ぐとおちた絶壁の形が
個性的な時代の上がる人気の朱漆
塗の頭形兜です。
㒅
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No.11 鉄金箔押烏帽子形兜
江戸時代初期 ¥90,000
全体を金箔押とした時代の上がる鉄金箔
押烏帽子形兜です。㒅は鉄金箔押切付小
札六段緋糸毛引威です。すっきりとした
実戦的な形と古色を帯びた金箔押が時代
を感じさせる人気の烏帽子形兜です。
しゃくれ顎、吊り上がった口、頬打ち出しが
良い大振りで鉄味のよい鉄錆地面頬です。垂
は大振りな鉄黒漆塗板物三段啄木糸威です。
非常に存在感と迫力のある一品です。
No.14
No.15
鉄朱漆塗面頬
大きく開けた口が個性的な鉄朱漆塗面頬で
す。垂は三段目を山形とし、金刷毛目塗とし
た実戦的な鉄黒漆塗板物三段です。白糸威と
金刷毛目塗の技法を見ると加賀系の高級な
具足に付属していた面頬ではないかと思わ
れます。
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時代の上がる朱漆塗と黒毛植の髭が力強い
鉄朱漆塗烈勢面頬です。垂は古式の鉄金箔
押板物四段萌黄糸毛引威です。やはり時代
の上がる面頬は顔立ちに凄みがあります。
鉄朱漆塗烈勢面頬
江戸時代初期 ¥120,000
江戸時代 ¥150,000
鉄黒漆塗面頬
首にぴったりと密着するように造られた鉄
江戸時代 ¥150,000
黒漆塗月形に黒漆塗本小札二段を絵革で蝙
蝠付とした黒漆塗喉輪です。喉輪は壁飾りと
しても見栄えがする鎧の小具足の一つです。 スッと真っ直ぐに伸びた鼻、切り込みを入れた
御便板を配したすっきりとした鉄黒漆塗面頬で
状態も健全な一品です。
す。垂は畦目、菱縫を配した鉄黒漆塗板物三段
紺糸威です。兜や胴とも合わせ易い形式の作域
よい面頬です。
No.16
No.12 鉄錆地面頬
江戸時代 ¥280,000
No.13 黒漆塗本小札喉輪
江戸時代 ¥160,000
金箔押御幣「雁金」紋前立
江戸時代
(全長23.5cm 雄型)
¥65,000
金箔押日輪天衝前立 江戸時代
(上下36cm 左右19cm 雌型) ¥65,000
柄を黒漆塗とし、紙部分を金箔押とした御幣の中央に 中央に金箔押の日輪を置き、左右を天衝とした前立です。
金箔押「雁金」紋を配した作域の良い前立です。雄型 天衝部分はクジラの髭かと思われます。本歌の前立の遺
の鶴首部分は鉄製とした本格的な造り込みです。
品は少なく、兜を見映えよく引き立てる貴重な一点です。
眉・角・口などを立体的に造った金箔押獅子
噛前立です。目には玉を配した立体的で本格
派な造り込みとしています。幅、高さもあり、
兜に飾った際、非常に飾り映えがします。
金箔押矢羽根前立
(全長約38cm 雄型) 江戸時代 ¥35,000
矢羽根表面に九字と何かしらの印を書いています。陰陽道な
どの縁起の良い文字かと思われます。古色を帯びた金色が良
く味のある一点です。
上部に二点の猪の目透の孔をあ
け、中央部分を魚子地に唐草彫り
とした作域の良い前立です。大き
さも合わせ易く、時代を感じさせ
る古色がよい鍬形前立です。
角を丸め、古色が付いた色味
がよい金箔押日輪前立です。
どのような兜に付けても相性
がよいシンプルな一品です。
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No.19
No.20
No.21 鍬形前立(上下19cm 左右29cm 雌型)
江戸時代 ¥45,000
No.22 金箔押日輪前立 江戸時代
(上下左右10.5cm 雌型)¥35,000
No.17
No.18 金箔押獅噛前立
(上下22cm 左右19cm 雌型) ¥75,000
江戸時代 ¥90,000
No.25
No.26 散縫(ばらぬい)紙入れ 明治時代
(縦12.5cm 横19cm) ¥35,000
No.27 印伝紙入れと毛氈紙入れ
(印伝紙入れ横幅18.5cm) 明治時代
(毛氈紙入れ横幅20.5cm) ¥25,000
いくつかの異なる模様
の図柄を縫い合わせた今で
いうところのパッチワーク
柄の洒落た紙入れです。そ
のモダンと斬新さは現代に
通じます。お洒落で粋の一
言です。
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細かく鹿革に漆で描かれた印伝製の紙入
れと江戸時代明治時代高価な素材の毛氈
製の紙入れ二点です。その時代の雰囲気
とお洒落を表した小物二点です。
大きく勝虫の文様を透かした人気の絵轡です。
勝虫は江戸時代の武士に大変好まれました。本
品は大振りでがっちりとした造りで、蜻蛉の羽
部分には鑢目も配されています。
火縄銃の弾丸である鉛玉を作る玉造り二点組で
す。形や大きさ長さなども様々であり、火縄銃と
一緒に飾っても楽しめるのではないでしょうか。
玉造り二点組(大22.5cm 小19cm)
江戸時代 ¥25,000
No.24 勝虫紋透轡
¥350,000
室町時代末期
No.23「丸に三つ柏」紋黒漆塗軍陣鞍
前後輪中央に金で「丸に三つ柏」紋を据え、一般的な水干鞍に比べ厚みのある丈夫な板で製作された
実用的な軍陣鞍です。戦国時代の限られた期間のみに製作された貴重な一点です。がっしりと重厚感
のあるその姿は飾って楽しめます。
本歌の矢の根が付いた実戦的な矢10本組です。練習用のも
のに比べ数が少なく貴重です。甲冑の脇に飾っても引き立つ
のではないでしょうか。弓矢は魔除けにもなるとされ人気が
あります。
矢二十本組(全長87.5cm)
江戸時代 ¥35,000
練習用矢20本を集めてみました。鎧の廻りに
立て掛けたり、台座を作って矢襖のようにして
飾っても見栄えがするのではないでしょうか。
No.31
変り型矢の根三本 (透型37cm
雁又型24cm 透雁又型19.6cm)
江戸時代 ¥55,000
猪の目透型 雁又型 そして透を入れた雁又形計三本です。型の
面白さを楽しんでください。変り型矢の根は数も少なく、古武器
収集の穴と言える部分もあるようです。
矢十一本組(全長94.5cm)
江戸時代 ¥25,000
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全体的に健全な練習用矢十一本組です。武具と並べたり、
壁に飾っても楽しめます。
No.32
No.28 矢十本組(全長90.5cm)
江戸時代 ¥45,000
No.29
No.30 矢の根十本 (長さ11cm~16cm)
江戸時代 ¥35,000
実戦用の矢の根本歌十本です。鋭く機能性を持った矢の根
は数回にわたり使われた模様です。矢の根一本米三升と言
われた時代もあったといわれている。
No.34 岩上ボタン図鐔 江戸時代
(上下7.5cm 左右7.2cm) ¥75,000
素銅地に銀と赤銅で立体的に岩とボタンを
配した上手の鐔です。この凹凸のある図柄は
美しく銀のボタンをより肉感的に描いてい
る。豪華さと華やかさ感じさせてくれる一点
です。
No.35 般若図魚子地鐔
(上下6.4cm 左右6.0cm)
No.33 人物と猿図鐔
銘 利政(上下8.5cm 左右7.8cm)
明治時代 ¥35,000
長い槍を持つ人物に絡んだ銀地の猿が一匹、
中国の故事に由来した一場面でしょう。それ
が赤銅地に描かれています。明治時代 横浜
で多く造られた浜物と言われる一点です。裏
面は親子の猿が戯れている図です。
江戸時代
¥35,000
赤銅魚子地の表に般若面を裏にはお
かめ面を配した作域の良い上品な鐔
で、江戸時代 の風情を感じさせる
一点で金、銀、そして赤銅をポイン
トに使った手の込んだ鐔です。
No.36 平安城象嵌鐔(上下左右7.4cm)
江戸時代 ¥45,000
前面に細かく施された真鍮象嵌が小気味よ
く、右肩に施された撫子紋の小透がアクセン
トになっています。象嵌の状態も良く、全く
抜けもなく、典型的な平安城鐔と言えるでし
ょう。
No.37 竹林透鐔(上下左右7.6cm)
江戸時代 ¥35,000
四方にまとまった竹の葉を置き、中心に竹を大きくしげ
させたまとまりのよい竹透鐔を形成している。大きくそ
してしっかりした造り込みの鉄丸鐔です。
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No.39 九曜紋透鐔 無銘 赤尾
(上下7.5cm 左右7.2cm)
日本刀装美術館文化資料刀装具鑑定書付
江戸時代 ¥35,000
No.38 縦鑢鉄鐔
(上下7.6cm 左右7.4cm)
江戸時代 ¥28,000
上下に各一点ずつ九曜紋を透かした鉄鐔です。極め
られた「赤尾」は江戸時代人気のあった金工家の一
派で、味わい深い鐔で撫角形、鉄地、透彫の鑑定書
の付いた一点です。
肉厚の地板に細く細かく入れた鑢目が整然と
美しく鉄味もよくどっしりした造り込みは鉄
鐔の醍醐味を感じさせてくれます。四方に広が
る鑢目はまま見ますが、縦鑢目は珍しい。
No.41 拾得図鐔 無銘 会津
江戸時代
(上下7.2cm 左右6.6cm)
¥28,000
日本刀装美術館文化資料刀装具鑑定書付
中国唐の時代、最も有名な僧、「寒山」
と共に天台山の近くに住んだ「拾得」の
図です。
「寒山経巻」を抜き、そして「拾
得」はほうきを持つ図様が多く、この鐔
はほうきを持って掃いている「拾得」が
のどかに鉄地に彫り込まれている。
No.42 鉄錆地手慣らし(全長32.2cm)
江戸時代 ¥25,000
深い黒みを帯びた飴色がよい鉄錆地手慣らしです。手にしっくり
と馴染む、江戸時代の携帯用の武具です。
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No.40 まろほし
(長さ21cm) ¥25,000
伝説的な捕縛道具として有名なま
ろほしです。折り畳めて関八州取締
役の捕方用いたとも言われている。
その型の面白さと機能性は目を見
張るものがあります。色々工夫され
た道具は面白いものが多い。
佐久間象山掛軸 「横幅 64cm」
江戸時代
¥25,000
江戸時代末期信州の思想家、啓蒙家として有名な佐久間象山
の掛軸です。漢文を流麗に書いた独特な雰囲気は NHK 大河ド
ラマ「花燃ゆ」につながる逸品です。とても人気の高い幕末
の志士の一人です。
No.45 軍扇(全長33.5cm) 江戸時代 ¥25,000
No.47 眉庇二点(横幅20cm)江戸時代 ¥25,000
古式の絵革張の眉庇と祓立台の付いた具足に合う眉庇二
点です。眉庇にも各時代時代の変遷と個性があり、面白
い。これだけ愛でても眉庇の欠落している兜鉢に付けて
も色々考えられるのではないでしょうか。
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金箔押で「五つ石畳」紋を配した馬柄杓と底部分に「沢潟」紋
を配した馬柄杓の二点組です。馬上の武士が使用した高級なも
ので、具足と一緒に飾っても面白いのではないでしょうか。
片面に描かれた竹に雀の図柄が
良い軍扇です。具足の手元に置い
て飾っても面白いのではないで
しょうか。
忠臣蔵で有名な大石内蔵助良雄が偽名で江戸へ向かう途中身元がば
れそうになり、それを凌いで堪忍した場面を題材にした珍しい図柄
の絹本の掛軸です
No.46 馬柄杓二点組 江戸時代
(大60cm 小46cm) ¥35,000
No.43
No.44 大石堪忍図掛軸 昭和時代
(横幅 35cm) ¥25,000
No.49 鉄黒漆塗小篠佩楯
江戸時代 ¥25,000
No.48 鎧櫃
江戸時代 ¥35,000
(縦35cm 横38cm 高さ49cm)
全体を茶漆とし、隅金具を配した高級な鎧櫃で
す。比較的小振りなので兜櫃や兜を飾る台として
用いてもよいとおもいます。
二個ずつの鉄黒漆塗小篠を散らした鉄黒漆塗小
篠佩楯です。少々変った造りが面白い佩楯です。
No.50 鉄黒漆塗瓢箪籠手
江戸時代 ¥25,000
手甲、瓢箪などに花紋切鉄を配した小じゃれた
鉄黒漆塗瓢箪籠手です。手首の緒や冠板部分の
鞐も全て残った一番合わせ易い籠手一双です。
No.51 鉄黒漆塗筒臑当
江戸時代 ¥65,000
No.52 錆地塗篠臑当 江戸時代 ¥25,000
中央部分の篠の下部を可動式とした実用的な
錆地塗篠臑当です。無骨で実戦的で何にでも合
わせ易い臑当一組です。
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厚みのある鉄板三枚を小桜革で菱縫とし、三分
割の立挙を配した鉄黒漆塗筒臑当です。篠臑当
はよく見かけますが筒臑当は意外と少ない遺
品かと思います。全体的な状態も良い存在感の
ある一品です。
No.53 黒漆塗四方白兜・黒漆塗カルタ胴具足
江戸時代
¥250,000
兜は作域良い大振りな八幡座が良く、前三条、後二条、左右一条ずつの篠垂を配した黒漆塗四枚張兜
です。㒅は吹返に「菊水」紋を配した黒漆塗板物三段紺糸威の饅頭㒅です。面はしゃくれ顎がよい実
戦的な鉄黒漆塗頬当です。垂は黒漆塗板物三段紺糸威です。胴は金具廻を鉄黒漆塗蝶番で胴丸造りと
し、全体を黒叩塗板を鎖繋ぎとした黒漆塗カルタ胴です。袖は㒅と同形式の黒漆塗板物五段の壺袖で
す。草摺は菱・畦目縫も配した黒叩塗板の八間です。三具は鉄錆地麦藁篠造りの手の込んだ鉄錆地篠
籠手、鉄黒叩塗板佩楯、鉄黒漆塗篠臑当です。㒅・袖に二段菱縫を配した比較的高級なカルタ胴具足
だったのかと思います。
No.54 鉄十七間筋兜・黒漆塗腹当組
江戸時代 ¥120,000
兜は鉢部分を鮫革張とした独特な造り込みの鉄十七間筋兜。胴は金
具廻を絵革張とした黒漆塗腹当。草摺は黒漆塗本小札四間萌黄糸毛
引威で、菱縫付の高級品です。今まで見たこ
とがない個性的な童具足です。
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江戸時代 ¥650,000
鉄朱漆塗十二間筋兜・鉄朱漆塗伊予札二枚胴具足
の実戦的な日根野
です。面は黒髭が個性的な鉄朱漆塗面頬。垂は鉄朱漆塗切付
㒅
なく人気の見映えの良い朱漆塗の具足一領です。
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の鉄朱漆塗皺瓢箪籠手、鉄朱漆塗小篠佩楯、鉄黒漆塗五枚筒臑当です。遺品が少
札五段六間紺糸毛引威です。袖は鉄朱漆塗切付小札七段紺糸毛引威。三具は人気
小札四段紺糸毛引威です。胴は鉄朱漆塗伊予札二枚胴とし、草摺は朱漆塗切付小
㒅
兜は非常に重量があり人気の鉄朱漆塗十二間筋兜。 は鉄朱漆塗板物五段紺糸威
No.55
鉄錆地三十二間筋兜
不動明王銀象嵌鉄錆地五枚胴具足
江戸時代 ¥850,000
兜は眉庇に「月に瑞雲」の象嵌を配した鉄錆地三十二間筋兜。
は吹返に「梅鉢」紋を配した鉄黒漆塗板物五段紺糸威です。
面は黒味のある鉄味と御便板がよい鉄錆地面頬。垂は鉄錆地
板物四段紺糸威です。胴は肩上に障子板を配し、正面に不動
明王と瑞雲を銀象嵌した鉄錆地五枚胴です。草摺は黒漆塗板
物五段七間紺糸威です。袖は同形式の七段です。三具は実戦
的な鉄黒漆塗篠籠手、鉄黒漆塗麦藁篠佩楯、三枚立挙がよい
鉄黒漆塗篠臑当で、家地がしっかりと揃っています。不動明
王の銀象嵌が良く、兜・胴・面を鉄錆地とした迫力のある具
足一領です。
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東京都中央区八重洲1-6-15登代田ビル3F
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の利用が可能になりました。
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普通口座 No.0701930 (株)紀の国屋
※36 回まで分割払い(セディナ扱)及び
VISA カード(来店時)も使えます。
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編集責任者 佐孝宗則
紀の国屋
株式会社
No.56
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