生徒の表情が語る「視写・音読・暗誦」が育む「見えない力」

「自立した生徒を育てる」~生かして「挑戦」,生かされて「感謝」
,学ぶ喜びと「感動」の創出~
【職員版】
校長だより №10
平成 27 年 7 月 13 日(月)
安芸太田町立筒賀中学校
校 長 近藤 毅
【 本校教育の評価と1学期の振り返りである学期末の「学習発表会」 】
生徒の表情が語る「視写・音読・暗誦」が育む「見えない力」
●7月 10 日,一学期最後の PTA 参観日は生徒の学習発表会でスタート。1年生は「英語による自
己紹介」
。初めての英語暗誦のステージ発表でした。自己紹介の最後には「○○は好きですか?○
○さん。
」と発表を見ている先輩上級生に英語で質問。質問した1年生はしてやったりといった表
情でしたが,この突然の質問にも,動ずることなく英語で答えていた先輩たちでした。
2年生は,わがふるさと筒賀に伝わる昔話「見たことは見ずて」の紙芝居。とんちのきいた小
僧さんと和尚さんとのやりとりを,生徒は感情を込めて音読。上達していて引き込まれました!
3年生は,「私のおすすめ俳句」。俳句の意味だけでなく,なぜこの俳句を選んだのか,自分へ
の影響など,自分の生活とのかかわりの中での解釈を,力強く暗誦発表しました。
●去年まで小学生だったあの子たちが,ステージからこちらに向けて英語で話しかけている,そ
んな姿を見て驚きました。小学校の先生たちからのお願いです。ぜひ,小学生にも,このような
中学生の姿を見せてもらえる機会をぜひ作ってください。中学生たちに,これからも頑張ってく
ださいと伝えてください。
(参観された筒賀小学校の林校長先生より)
5月に保小中合同運動会をリードした中学生。そしてこの学習発表会での姿。卒業生が中学に
なって一層成長していくことは,小学校の先生たちにとって,嬉しいことなのだと思いました。
●さて,本年度,学期末参観日に学習発表会を新たに加えたのは,次のようなねらいからです。
まず,保護者の方々には,学校でのわが子の学びの姿を目の当たりにすることで,家庭では見せ
ない子どもの一面を知っていただきたいということ。通知表の中の点数や文字には現れない生徒
の姿を通して,しっかりと子どもを励まし自信をつけさせていって欲しいということ。
そして,本校の教育に対する評価を,しっかりとしていただきたいということでした。
●この学習発表会の取組はその場限りのものではありません。生徒の想いはつながっていきます。
学習活動は連続しており,次の学期の行事や授業に深く関連づいていくのです。
その意味で,今回発表した生徒たちは,当初の目的に大いに応えてくれました。当然,陰での
先生方の指導あってのことですが,保護者の方々からの好評価の声には元気づけられました。
●最後に,この学習発表における生徒たちの表情や姿を見て,実感し,確信することができたこ
とがあります。それは,本校のすすめる「視写・音読・暗誦」は,基礎学力の底支えをするだけ
でなく,学びの表出が自己の在り方や生き方と関連づくとき,自信や誇りという見えない大切な
力を育んでいくということです。生徒たちの表情はそれを物語っていました。
(下は学習発表会写真の一部)