H267.14. きらり NO.19 大田高校保健室 梅雨明けの気温急上昇に備えて今まさに自分の体を暑さに徐々に慣らす時期で す!本校では(仮設校舎ということもあり)5月末より規定に従ってエアコン を使用しています。学校では学習能率が下がるためエアコンで温度湿度の管理 をしますが、各自家庭に帰ったらすこ~し、暑さに慣れるためエアコンの使用 を控えてみませんか?蒸し暑い時期ですが、できれば運動をして汗を流して体 を暑さに慣らしていきましょう!体育の授業ではソフトボールが大人気!皆、いい汗流しています! 体温調節について 体の深部の体温は、環境温度が変化 しても一定に保たれるようになって います。これは体内での熱生産と体 表面からの熱放散が体温調節中枢に 食中毒 湿気が多いこの時期は、サルモネ ラや腸管出血性大腸菌などに代表さ れる細菌が原因となる食中毒が多発 します。 よって平衡を保っているからです。 熱いとき、熱放射は主に汗の蒸発に よって行われていますが、湿度が高 いと制限されてしまい、熱が体内に とどこおります(うつ熱)。 運動時には筋肉で大量の熱が発生す るため、熱の放散が問題になります。 激しい運動では安静時の 10~15 倍 の熱が発生し、熱放散が制限される 厚生労働省が出している食中毒発 生状況を見てみると、近年はカンピ ロバクター食中毒や腸管出血性大腸 菌食中毒が繰り返し発生しています。 これらは、1gあたり 10~100 個 程度の少量の菌量で発症してしまう 病原性の強い菌であることがわかり ました。 「つけない・増やさない・やっつける」 条件下では、うつ熱が発生しやすく なるのです。高温環境下の運動は、 大量の発汗が生じるため、水分を補 給しないと脱水になってしまいます。 脱水になると、循環が悪くなるため、 熱放散の効果が低下し、さらにうつ 熱が生じやすくなります。 (応答が鈍い・言動がおかしい・意識がない) の3原則が最も予防に有効です。 ●野菜と肉でまな板を変えることは 「菌をつけない」ために有効です。 ●購入した食材をすぐ冷蔵庫に入れ ることは「菌を増やさない」ために 不可欠です。 ●生肉を必ず充分加熱して食べるこ とは「菌をやっつける」ために効果 があります。7 月 10 日本年度第一回の食中道警報が県よ がある場合は直ちに救急車を要請します。 り発表されました。 患者数は島根県内で129名(7月10日現在) 熱中症を疑う症状があり、意識障害 におい・見た目ではわからない
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