10月29日(木) AM F会場 3階第7~9講義室 熱処理技術フォーラム 司会 熱処理技術フォーラム (9:00~12:05) 9:00~9:05 ■ 開会挨拶 9:05~9:25 ■ 「熱処理・表面処理技術研究会」の活動報告1 -窒化鋼材の疲労強度特性に及ぼす表面化合物層の影響- 高木 眞一 神奈川県産業技術センター 機械・材料技術部 高木 眞一 窒化ポテンシャル制御を用いた窒化処理により、表面化合物層の結晶構造を制御したSCM435鋼の、疲労強度特性に及ぼす表面化合 物層の影響について調査した結果を報告する。 9:25~9:45 ■ 「熱処理・表面処理技術研究会」の活動報告2 -工具鋼の疲労強度特性に及ぼすセラミックスコーティングの影響- 機械・材料技術部 高木 眞一 PVD法によりTiNおよびCrNをコーティングしたSKD61鋼について、疲労強度特性を評価した結果、コーティングの有無や膜種、あるいは コーティングに先だって施すショットピーニングや窒化などの下地処理の影響について報告する。 9:45~10:25 ■ 各種金属材料のろう付と界面組織観察 東海大学 宮沢 靖幸 様々な金属材料の接合技術の一つである「ろう付」を概説し、ステンレス鋼や銅合金のろう付に関する研究成果を紹介する。さらに、研究 で重要な界面組織解析法を説明する。最新の研究成果として異種金属材料のろう付も紹介する予定である。 10:25~10:35 休憩 10:35~11:15 ■ アクティブスクリーンプラズマ窒化処理 関西大学 西本 明生 通常の直流プラズマ窒化処理法で生じる放電が処理品(ワーク)の端部に集中しやすいこと(エッジ効果)や、ワーク表面におけるアーク傷 といった問題点を回避するために開発された、アクティブスクリーンプラズマ窒化法について概説する。 11:15~11:55 ■ 金属材料の高強度化にともなう組織構造に敏感な疲労き裂形成の考え 方 横浜国立大学 梅澤 修 3年目を迎えた産学公連携による「表面硬化部材の疲労損傷研究部会」の活動概況について説明するとともに、複相組織や表面硬化層 などの様々なヘテロ構造を具備した金属材料に生じる疲労損傷の事象とき裂形成の考え方について整理し、今後の方向性について討 議する。 11:55~12:05 □ 全体質疑討議、名刺交換
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