(男鹿市立男鹿南中学校)(PDF文書)

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実践の概要
テーマ
「地域の防災について」
火山噴火や突風・竜巻等、過去の被害を学び、地域防災・滅災活動に生かす
外部指導者
秋田県総務部
総合防災課
副主幹 柏木徳昭 氏・技能主任 堀井一樹 氏・職員 野口祐歌 氏
2
実施日時
7月16日(木)11時30分
実施場所
男鹿市立男鹿南中学校
参 加 者
生徒
1~3年生
職員
14名
から
12時15分
まで
116名
実践内容
1
講
講演:副主幹 柏木徳昭 氏「災害ってなあに?」
演
暴風、豪雨、台風、豪雪、洪水、地震、津波、噴火等
「自分の命は自分で守る」
「どんな危険があるか」「何が危険か」を見極める
(1)
男鹿の災害:大地震3回等
(2)
最近の災害の状況:
大雨・台風(北浦決壊の恐れ、避難指示・勧告あり)
竜巻(空暗く、雷、耳鳴り
(3)
等前兆あり)等
秋田の活火山:6山
(十和田、八幡平、焼山、駒ヶ岳、栗駒山、鳥海山)
2
防災クイズ:職員 野口祐歌 氏
全校生徒対象に3択のクイズの挙手で講義内容を確認する。
3
生徒感想発表
各学年から代表1名ずつが感想発表。事後アンケートあり。
演習の様子
○講演講師
柏木徳昭 氏
○アシスタント
堀井一樹 氏
「男鹿市でもこういった災害が起きてい
ます。」
※生徒:画像・データで示される男鹿の災
害の実態に「男鹿でも…有りなんだ」
○防災クイズ担当
野口祐歌 氏
「非常用の飲料水は大人一人につき何リットル
必要でしょうか?」
※生徒:「えーっ!どっちかだと思うけど?」
真剣に考え、一喜一憂。
○代表生徒
感想発表
※生徒:「身近なところでも災害があった事を知
り、備えたいと思います。
」
3
参加者の感想
職
員
今回の実施内容について、地震・津波防災については小・中を通して頻繁に実施
されており、台風・大雨・竜巻など地震・津波以外の多様な災害がニュースで報道
されることも多くなってきたことを考慮した講話をお願いしました。
学校の実情に合わせたコンパクトで充実した内容でした。今後の防災教育のひと
つの方向を示していただき、ありがとうございました。
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成果と課題
成
果
地元男鹿市で起こった具体的な災害を最初に紹介・解説をしていただいたおかげ
で、生徒にとって、「災害はいつ、どんな状況で起こるかわからないこと」や「基
本的な防災知識を身に付ける大切さ」を改めて感じた時間であったと思います。
短い時間の中、防災クイズも取り入れていただきました。講話のまとめという意味
でも、生徒の動きがあることで、知識をより確かなものとする有効な手法でした。