平成27年度 「学校力向上 学校力向上に関する総合

平成27年度 「学校力向上
学校力向上に関する総合実践事業」実施計画
実施計画(抜粋)
大有小学校
1 事業趣旨(実施要綱より)
学校改善に関する先進事例や優良事例を
に関する先進事例や優良事例を十分踏まえ,管理職のリーダーシップの下で全校が一つのチーム
十分踏まえ,管理職のリーダーシップの下で全校が一つのチーム
となった包括的な学校改善を推進し「学び続ける学校」のモデルを提示することにより,
となった包括的な学校改善を推進し「学び続ける学校」のモデルを提示することにより,実践の成果の普及
に資するとともに,当該校及び近隣校から将来のスクールリーダーを継続的に輩出する新たな仕組を構築す
る。
2 基本的な考え方
既に全国規模で起こっている教員の急激な低年齢化に伴う教育水準の低下に対して,学校体制の改革に
より,教育水準を維持できる新たな学校のモデルとなることが求められています。
そのために,従来,ベテラン教員等の個人の力量に頼っていた学校運営から脱却して,全教員が一丸と
なって組織的に学校運営する体制づくりを行います。
なって組織的に学校運営する体制づくりを行います。(チーム大有)
また,学校改革や改善を組織的に進めるために,全ての教育活動を
また,学校改革や改善を組織的に進めるために,全ての教育活動をマネジメントしていきます。評価し,
マネジメントしていきます。評価し,
課題を見つけ,改善の方策を考え実施します。同じ間違いが再びおこらないように,また,目的と方策が
混同しないように,確かな改善を進めていきます。
混同しないように,確かな改善を進めていきます。(マネジメント大有)
本校の取組は,様々な形で近隣実践校はもとより,地域や全道の学校に広めていきます。さらに,本校
は,様々な取組を通して,地域の人材育成の拠点となることを目指していきます。
は,様々な取組を通して,地域の人材育成の拠点となることを目指していきます。(スキルアップ大有)
3 事業構造(4領域)
ジョブシャドー
イング(初任者)
合同研修会
視察研修
講演会
授業指導
(若手教員)
教職大学院生の
受け入れ
広域人事異動教員
の受
受け入れ
-学校力 1-
4 事業組織
5 児童・家庭の実態
長年に渡り,基本的な生活習慣の定着と学力向上,家庭の教育力の向上が大きな課題であった。近年,
児童の基本的な生活習慣の定着や,学力向上の兆しが見えてきた。また,家庭の学校への理解や協力,過
程の教育力が向上してきた。
今後,体力の向上やあいさつや思いやりなど豊な心の育成に取り組むとともに,基本的な生活習慣の定
着と学力向上に,より一層,努めていくことが求められる。
6 関連する指定事業等
(1)地域連携研修事業
先進校視察と連携校への還流,共同の研修会をします。連携校は,近隣実践校と同じです。
(2)初任者研修の抜本的改革の調査研究事業
初任者のジョブシャドウイングを行います。また,初任者指導教員の拠点校になっていて,青雲小
と日章小の初任者も指導します。
(3)巡回指導教員活用事業
2~4年目の教員の指導をします。巡回指導教員の拠点校になっていて,近文小と青雲小の教員も
指導します。
(4)教職大学院研修派遣教員の特別連携校,
毎年,道教委の教職大学院派遣事業による教職大学院生を 1 年間,本校勤務教員とし,様々な実習
や指導をします。本年度は 6 名います。
(5)その他
広域人事異動教員を受け入れています。現在,留萌管内から 2 名,来ています。また,教職大学院
生(ストレートマスター)の実習を受け入れています。今年度は 1 名です。
-学校力 2-
7 本年度の重点と取組の概要
平成 27 年度,学校力向上アドバイザーや文部科学省調査官,国立教育政策研究所研究官等の助言や指導
を受け,組織的な指導の在り方がわかってきた。また,先進実践校の視察研修から,6 年間の児童の育ち
を見据えた指導の実情を学んできた。さらに,学校力の向上を踏まえた学校評価を実施し,学校改善を推
進しながら,様々な課題や展望を明らかにしてきた。
本校の「そろえる」指導の取組は,外部から高い評価を受け,今後の学校改善の主軸として,発展させ
ていくことが重要である。
これらのことから,本年度は,重点を次の3つとし,以下の活動に取り組む。
教育課程・指導方法
の工夫
①6 年間のスムーズな学びを実
現するため,指導を「そろえ
る」システムをつくること
(チーム大有)
②組織的な学校運営と指導の体
制を確立するため,目標を共有
化し,教育活動を適切に評価
し,課題を明確にし,確かな学
校改善を図る。(マネジメント
大有)
①学びと生活のベース「そろえる活
④TT,習熟度別指導の充実
動(ダブル6)」の整備と指導
②基礎・基本を定着させる「向上プ
ラン(指導をそろえるプラン)」
の集約と指導
地域・家庭
との連携
③ありがとうカードの活用
③教員一人一人の資質・能力を向
上させ,次代のスクールリーダ
ーを養成するため,ライフステ
ージに応じた研修課題を明ら
かにし,「たて糸」と「よこ糸」
のつながりによる各種研修活
動を充実する。(スキルアップ
大有)
⑤授業マネジメント
⑥総合的な学習の時間,道徳の時間
の指導の充実
⑦新体力テストの活用と個別課題
を踏まえた体力向上の取組
①学習支援ボランティアの拡充
②地域における体験活動の見直し
①先進校の視察
②チーム研修の課題の設定
③メンター研修の充実
④初任者のジョブシャドウイング
人材育成
の充実
⑤実践研究発表会の実施
⑥授業改善を目指した授業研究の
実施
⑦近隣実践校や周辺校と連携した
研修会の実施
⑧学校力向上アドバイザーや外部
学校マネジ
メント・他
講師による授業研究と講演会
①新分掌の運営体制の調整・整備
②副担任のサポート体制の確立
③加配事務職員の一層の活用
④学校評価を活かした学校改善の
充実
⑤DCAPのマネジメントサイク
ルの確立
-学校力 3-
平成 27 年度 学校力向上に関する総合実践事業
大有小学校「そろえる指導」の実施要領
1 趣旨
従前,学級担任によって学級のルールや生活のきまり,学習のきまり等が違っていて,進級し学級担任が
変わるたびに,児童が戸惑ったり,慣れるまで時間がかかったりしていた状況があった。一部には,担任と
担任以外の教員の指導が違っていて,児童が混乱することも少なくなかった。
これらの反省に立ち,6年間に渡って,教員によってぶれることのない指導を実施し,新学期の大事な時
期に無駄な時間をかけず,児童に無用な混乱をさせないことが,児童の6年間の健やかな育ちにとって重要
であると考えた。
また,ベテランの教員が大量に退職し,若手教員が急増する中,教育の質を低下させないためにベテラン
教員の経験と知恵を学校の文化として体系化し,若手教員の指導の指標とすることが,有効であると考えた。
これらのことから,本校では,全ての教員が「指導をそろえること」を目指し,教員がもつ経験や知恵,
思いや感性を集約し,学校改善に取り組んできた。
こうしてできた「そろえる指導」は,学校力を向上させるための原動力であり,学校の文化である。本校
は,「そろえる指導」を中心に組織を強化し,学校改善に取り組み,人材育成を進めていく
は,「そろえる指導」を中心に組織を強化し,学校改善に取り組み,人材育成を進めていく。
2 大有小学校「そろえる指導」柏とどんぐりモデル
学びを
そろえる
6年間の学びが豊かに茂る枝葉をつくる
「大有の教育課程」
教 師 の 指導 を
そろえる
学びの基礎・基本となる太い幹をつくる
「向上プラン」
子供の学びの
学びのベース
をそろえる
学びの土台となるしっかりとした根をつくる
「そろえる活動(ダブル6)」
3 学びの土台となるしっかりとした根をつくる「そろえる活動(ダブル6)」
昨年度までの取組であった「学力向上プラン(全校でそろえる10の活動)」について,学校評価によっ
て課題を明らかにし,そろえる活動プロジェクトが抜本的な見直しを行い,改善した試案を校長に答申した。
それをもとにこの「そろえる活動(ダブル6)」がつくられた。 以前の「全校でそろえる10の活動」は,
学力向上をねらいとしていたが,ダブル6では,学習と生活のベースを築くことをねらいとして,学習と生
活の 2 部構成である。ダブル6の 12 項目は,児童の目指す姿を設定し,全ての教員がどの場面でも共通して
指導し,確実に児童が身に付けるまで,徹底的に取り組む。
けるまで,徹底的に取り組む。
ダブル6は,次のように実施する。
①普通教室に統一的に掲示する。
②保護者と児童に目指す姿を明示する。
③教師の指導をそろえるガイドを作成する。
④児童の状況と教師の指導を評価し,改善を図るなど,マネジメントする。
-学校力 4-
4 大有っ子のそろえる活動(ダブル6)指導要領(5月版)
【学習編】
項目
1
2
3
時間
目指す子どもの姿
授業にしっかり取り
組む意識をもつ
学習
学習に集中できる環
用具
境をつくる
言語
活動
4
姿勢
5
返事
6
聞き方
言葉に親しむ
正しい姿勢を身に付
ける
相手や場を意識して
話す
相手を意識して最後
まで聞く
指導の視点
指導の具体
チャイムの合図
始まりのチャイムが鳴り終わるまでに着席
させる。
机上整理
必要なもの(教科書,ノート,鉛筆,消し
ゴム,定規)だけを整理して置く。筆箱は
しまう。
音読・暗唱活動
声をしっかり出させる。
立腰あいさつ
授業の始まりと終わりの礼で静止させ,背
筋を伸ばしてあいさつさせる。場合により
「立腰」の声かけをする。
返事
名前を呼ばれたら,はっきり「はい」と返
事をさせる。
目と手
話す人を見て,手を置いて,じっと動かず
に聞く。
指導の視点
指導の具体
登下校時刻
登校後,8:15に朝学習をスタートする。
下校時刻ちょうどに教室から出す。
【生活編】
項目
1
2
時刻
整とん
3 あいさつ
4
歩行
5
名札
6
記名
目指す子どもの姿
時間を守る
計画的に行動する
身の回りのことを
きちんとできる
元気に挨拶できる
相手意識をもつ
安全に気をつけて
行動できる
仲間意識をもつ
自分のものを大切
にできる
上靴のはき方
かかとを踏まないで履かせる。
カバンの収納
方向をそろえて,はみ出さないよう入れさ
せる。
朝・帰りの
あいさつ
廊下・階段の歩行
相手の目を見て,元気な声で挨拶させる。
右側を歩かせる。
段をとばさずに昇り降りさせる。
名札
朝に付け,帰りに外して所定の場所に置く。
学習用具の記名
ノート,鉛筆,消しゴム,定規に名前を付
ける。
-学校力 5-
6 学びの基礎・基本となる太い幹をつくる「向上プラン」
「向上プラン」は,児童の 6 年間のスムーズな育ちを実現するために,ダブル6の指導を踏まえ,授業や生活
指導等の教育活動に係る指導を全教師でそろえていくための指標である。
従来ある,「大有っ子のきまり」「学力向上プラン」を含め,今まで明文化されていなかったことや,随所に
散見していたことなどに,学校評価で明らかになった課題を改善させる方策を加え,共通のフォーマットで集約
し,指導をそろえ,児童を向上させるプランとする。
指導にあたっては,どの教師もぶれずに指導することを目標とし,指導の共通化を図る。また,作成にあたっ
ては,分掌ごとに関連する指導を集約し,見えないカリキュラムの可視化に取り組む。
プラン
担当
内 容
平成 26 年度学力向上プラン(全校でそろえる 10 の活動)から,教室環
学力向上プラン
境に関する内容をはずす。他の内容は,分掌で改善する。
教務部
パソコン室や理科室,家庭科室の使用のルール,図書室の活用など,共
通して理解しておく内容を加える。
「大有っ子のきまり」を向上プランとする。「大有っ子のきまり」のう
学校生活向上プラン ち,重点項目が「そろえる活動(ダブル6)」になっている。
生徒指導部
机の横にかけるもの,児童用ロッカーの収納,雑巾の掛け方など,これ
教室環境向上プラン
まで共通的に指導してきた内容を集約する。
ミッションサポー
ユニバーサルデザインの視点による,教室前面の掲示の簡素化の指針を ト部
加える。
板書の基本やノート指導,実物投影機の使用など,授業研究や授業改善
授業力向上プラン
研修の成果を標準化する内容を簡潔にまとめる。
研修部
マラソンと縄跳びを中心に,児童の体力を向上させる取組の実施例など
体力向上プラン
をまとめる。本校の体力に関わる課題に対応した体育の授業や休み時間
における指導例,清掃時の紅白帽など,保健体育部に関する共通的な指
保健体育部
導などをまとめる。
子どもと向き合う
向上プラン
出欠の確認,読書指導などの留意点,日常の指導に関する共通事項をま 業務推進会議B
とめる。
(学年代表者)
7 6年間の学びが豊かに茂る枝葉をつくる「大有の教育課程」
前学年の学習内容を踏まえ,確実に学びを積み上げていくなど,6 年間の育ちを見通した学びを確立する
ために,目標と指導と評価が一体となり,TTや習熟度別指導,特別な支援が必要な児童等に対応できる,
実効的な教育課程の編成が必要である。
そのためには,具体的で,機能的な指導計画でなければならない。また,児童の実態に応じて,迅速に改
善できなければならない。
本校では,全国学力・学習状況調査や全国標準テストによって明らかになった児童の実態に柔軟に対応し
たり,TTや習熟度別指導などの指導の形態を踏まえたり,チャレンジテストや学び直し,まとめの時間,
新体力テスト,「私たちの道徳」など新たな求めに応えたりすることができるように,迅速に教育課程を改
善するシステムの構築を目指し,学校改善に取り組んでいく。
-学校力 6-
平成 27 年度 学校力向上に関する総合実践事業
そろえる学級経営の実施要領
1 目的
(1)「そろえる活動(ダブル6)」及び「向上プラン(そろえる指導)」の計画的な指導と評価
(2)学級経営のマネジメント
(3)互いに相談したり,研鑽したりできる協働的な学級経営の実施
2 内容
(1)計画
① 全学級で共通の様式による学級経営案を作成する。
② 「そろえる活動(ダブル6)」及び「向上プラン(そろえる指導)」を踏まえた内容にする。
③ 道徳教育学級指導計画を併載する。
④ チャレンジテストの実施計画を併載する。
(2)実施
① 目標を目指し,計画的に実施する。
② 2学級の学年については,学級担任が連絡を取り合い,副担任と相談し,共通した指導をする。
③ 1学級の学年については,副担任とよく相談し,児童の実態や発達段階に応じた指導をする。
(3)評価
① 学期ごとに学級経営案及び,「そろえる活動(ダブル6)」の指導と定着について,評価をする。
② 評価カードを作成し,評価規準を基に重点を設定する。
(4)改善
① 学期ごとに評価から課題を明確にし,改善の方策を作成する。
② 日常の指導の様子や担任,副担任による情報交流等により,児童の実態を把握し,随時,指導の改
善に取り組む。
3 学級経営案「学級経営マネジメントシート(P)」
(1)項目
学級目標,構成,指導,教室環境,家庭との連携,道徳教育指導計画,チャレンジテスト実施計画
(2)留意点
① 学校経営方針を踏まえる。
② 児童の発達段階や実態に応じる。
③ 「そろえる活動(ダブル6)」及び「向上プラン(そろえる指導)」を指導する。
④ 指導のねらいや目標,具体的な指導内容を書く。
⑤ 学期ごとに評価を踏まえ,計画の変更をする。
⑥ 記載例は,全学年で共通な指導ができる内容で書いてあるので,参考にする。
4 学級経営評価カード「学級経営マネジメントシート(C)」
(1)内容
評価項目,評価規準,評価判定,特記事項,課題,課題を解決する方策
(2)留意点
① 1 学期末の評価を踏まえ,2 学期の計画を改善する。また,2 学期は,児童の実態がわかっているこ
とから,計画をより具体的な目標に改善する。
② 2 学期末の評価では,学級の実現状況の全体を評価する。特に課題となる点について,3 学期に重点
的に取り組む。
5 その他
(1)学級経営の指標となる「マネジメントシート(D)」,学級経営の改善に取り組む「マネジメントシ
ート(A)を作成する。
-学校力 7-
-学校力 8-
-学校力 9-
平成 27 年度 学校力向上に関する総合実践事業
学校行事マネジメント実施要領
1 ねらい
(1)学校行事の目標を達成するために,組織的な運営と継続的な改善を図る。
(2)評価や反省を踏まえた課題を明確にして,改善の方策を確実に次の計画に反映させる。
(3)年度が替わっても,新担当者がスムーズに取り組むことができるようにする。
2 内容
(1)マネジメントサイクルを,D(実施),C(評価),A(改善),P(計画)で実施する。
(2)実施にあたっては,分掌や学年が主管する行事,学校全体で実施する行事共に,人材育成の視点をも
ち,組織的に取り組む。
(3)評価・反省にあたっては,課題が明確になるようにするため,目標を踏まえた重点となるように,評
価項目を精選する。また,多様な意見や考え方を集積できるようにする。
(4)計画の作成にあたっては,明確になった課題を改善できるようにし,来年度の実施計画として提案す
る。
3 取組の経過
計画
実施
平成 26 年度
評価
次年度の改善内容の決定
計画
実施
平成 27 年度
評価
改善
次年度の実施計画
実施
平成 28 年度
評価
改善
計画
-学校力 10-
平成 26 年度,27 年度 学校力向上に関する総合実践事業
学校評価を活用した抜本的な学校改善実施要領
1 目的
(1)実効的なマネジメントとして機能する学校評価の実施
(2)全教員による学校経営への参画
(3)ボトムアップによる組織の運営
(4)ベテランや中堅の経験や知恵を結集した学校文化の創造
(5)抜本的な学校改善の実施
(6)組織として友好に働く教師集団の形成
2 活動の経緯
時 期
活 動
平成 26 年 9 月
前期学校評価
平成 26 年 10 月
後期学校改善プラン
校 長
諮問
平成 26 年 11 月
学校改善①
平成 26 年 12 月
ワークグループ
後期学校評価
答申
学校改善プロジェクト
平成 27 年 1 月
校 長
H27 学校改善プラン
平成 27 年 2 月
学校経営方針
平成 27 年 3 月
新年度計画
平成 27 年 4 月
学校改善②
抜本的な学校改善の実施
新システムの運営の調整
平成 27 年 5 月
改善された取組のマネジメント
計画的な改善の取組
平成 27 年 9 月
平成 27 年 10 月
前期学校評価
後期学校改善プラン
※昨年度と同様な動き
3 平成 27 年度の重点
(1) 目標とした成果が得られるように,答申を基に改善されたシステムや取組の運用を調整する。
(2)抜本的な改善のために調査研究を継続し,計画的に改善を推進する。
-学校力 11-
4 学校改善プロジェクト(プロジェクト研修)
(1)ねらい
① 多様な視点から検討し,学校改善を強力に推し進める。
② 学校運営に参画する資質と態度の育成を図る。
(2)業務
① 校長は,学校改善の課題を解決するための改善案や改革案の作成をワークグループに諮問する。
② ワークグループは,全教員で構成し,校長の諮問により,学校改善を推進する改革案や改善案等を
作成し,校長に答申します。
③ ワークグループは,複数の分掌や学年等の多様な意見を反映させるために,分掌や学年の枠を越え
て編成します。
④ ワークグループでは,一人一人が,担任,副担,学年ブロック,特支,分掌,年代等の代表として
の意識をもって取り組み,多様な視点から協議します。また,同時に,学校運営に参画する資質と
態度の育成を図ります。
⑤ プロジェクトによって,業務推進会議 A,業務推進会議 B,教務部,研修部がサポートする。
(3)ワークグループのねらいと役割(学校改善と人材育成)
① 中堅教員は,リーダーとしてワークグループを統括する役割を担い,学校運営の中心となって取り
組む経験を積み,専門性やリーダーシップ等を高めます。
② ベテラン教員は,豊富な経験や知見を活かすとともに,新たな見方や考え方を獲得しながら,ワー
クグループを支えます。
③ 若手教員は,分からないことを聞き,自分が思ったことを言い,考えたり感じたりしたことを伝え
るなど,協議に積極的に関わることを通して,多様な視点や新たな知識を獲得します。
(4)プロジェクトの構成
プロジェクト
協議事項
ワークグループ
A
業 務の 仕分 けプ ロジ
ェクト
(仕分けプロ)
児童に向き合う時間や相談・打合せの時間を確保
するための方策をまとめる。
中堅2,ベテラン3,若手1
B
副 担任 の業 務整 理プ
ロジェクト
(副担プロ)
副担任の役割や業務を整理し,複数の副担がいる
ことの利点を活かす方策や,効果的な協力体制に
ついての提言をまとめる。
中堅1,ベテラン2,若手1
(B 会議1)
C
そ ろえ る活 動の 改善
プロジェクト
(そろえるプロ)
指導内容と指導方法について,改善案をまとめる。
中堅1,ベテラン2,若手2
(B 会議1)
D
ノ ート 指導 の共 通化
プロジェクト
(ノートプロ)
ノート指導の内容と方法について,児童用と教師
用の指導資料を作成する。研修部と協力する。
中堅1,ベテラン2,若手2
(研修部2)
E
P TA 夕涼 み会 の改
革プロジェクト
(夕プロ)
夕涼み会における教員の関わり方,内容について, 中堅2,ベテラン2,若手2
改革案をまとめる。
(A 会議1)
-学校力 12-
5 プロジェクトの答申内容(抜粋)
項 目
日課(朝打ち,自習)
学級経営案
答申内容
朝の学習をしっかり指導することを目指し,朝打ちの回数や時間等を改善
する。
6 年間の学びの連続性を基本とし,そろえる指導を踏まえた内容に改善す
る。記入項目を見直す。
担当
仕分けプロ
仕分けプロ
職員会議の短縮化,活性化を図るために,協議資料を会議の2日前に配り,
事前に読んでもらい,会議当日は補足説明ですぐに協議に入る。A会議で
職員会議(予備協議)
の予備協議をやめる。議題確認と行事予定の変更は,会議資料の配付に間 仕分けプロ
に合うように回覧し,修正したものを資料として提示し,説明は行わない。
連絡事項は,紙面で済まし説明をしない。
学年代表者会議
学習支援ボランティア
長期休業中のミニ教室
業務・分掌・配置・教科
の担当等
事前に回覧等で予定や要望を集約し,会議時間を短縮する。勤務時間内に
終える。
支援を保護者や地域に呼び掛ける。支援の範囲を広げる。授業で予想され
る支援を事前に集約する。謝金が発生しない支援の名称を別に考える。
おもしろ教室と英語で遊ぼう教室をやめ,学習アドバイスのみにする方向
で検討する。
業務を明確にし,分掌や所属などのしくみを改善する。
仕分けプロ
仕分けプロ
仕分けプロ
副担任プロ
学習に集中して取り組むための「学びの土台」づくりを目指し,基本的な
内容に精選し 6 項目とした。「大有っ子のそろえる活動(学習)」として,
そろえる活動~学習編
わかりやすい表現にして,児童や保護者に示す。学習のきまりと発言のき
まりは,「学びの土台」を基に「基礎・基本の定着」を目指すための指導
そろえる活動
プロ
資料とする。
安全に仲良く生活するための「学校生活の土台」づくりを目指し,「大有
そろえる活動~生活編
っ子のきまり」を基本的な内容に精選し6項目にした。「大有っ子のそろ そろえる活動
える活動(生活)」として,わかりやすい表現にして,児童や保護者に示 プロ
す。
夕涼み会の目的
児童,保護者,教員が共に楽しめる。児童だけでも参加できるようにする。
保護者と教員が,各係の担当になるように配置し,空き時間を確保し,交
夕涼み会の業務分担
流できるようにする。そのために,教員の参加体制をなるべく早く確認す
る。
-学校力 13-
PTA夕涼み
会プロ
PTA夕涼み
会プロ
平成 27 年度 学校力向上に関する総合実践事業
チーム研修実施要領
1 趣旨
日本の企業と同じように学校現場でも,団塊の世代が定年を迎え,大量に職場を去って後,急激に若い教
員が増えている。特に大都市圏の大規模校では,学校の教育の質の低下を防ぐために,若手教員や中堅教員
の育成が急務となっています。
このような状況において,メンター研修の有効性が明らかにされ,実践する地域が増えている。若手教員
を中心にメンターチームを組織し,頻繁にミニ研修を実施するなどし,人材育成の成果が報告されている。
本校では,若手教員のメンターチームの他に,中堅教員,ベテラン教員のチームを組織し,よこのつなが
りを中心にしたチーム研修を実施する。
2 年代層における目指す姿
(1)若手教員は,些細なことでも相談する態度と仕事を通して学ぶ姿勢,貪欲な向上意欲をもつ。教科指
導と児童理解,学級経営,学校運営のしくみ等,教員としてのベースとなる資質と能力,態度を身に
付ける。
(2)中堅教員は,学校を支え,大胆な学校改善の原動力となる存在を目指す。豊かな発想力,卓越した行
動力,専門的な指導技術,若手への指導力,リーダーシップ,多様な視点等を活かして実践する。
(3)ベテラン教員は,新しい見方や考え方を学び続け,社会や地域,家庭,児童の変化に対応できるよう
に自らの知見をリニューアルする。経験や知識では通用しないことが多くなってくることに気づき,
若手やミドルの育成に心がけ,共に学び続ける姿勢をもつ。学校運営の主軸として,多様な視点から
指導や助言をしたり,問題点を見つけ修正や改善をしたりするなどし,学校の屋台骨としての役割を
担う。
3 研修チーム
(1)ユースチーム
採用 5 年目までの教員と期限付き教員で構成する。仕事に関わる悩みを相談したり,実践的な研修をし
たりする。15 分研修(テーマ研修),交流授業の実施と事後研,スキルアップ参観などを行い。教員のベ
ースとなる資質・能力を身に付ける。
(2)BB(バックボーン)チーム
概ね,採用 6 年~15 年程度の中堅教員で構成する。プロジェクト研修のリーダー,15 分研修(テーマ
研修)などを行い,学校を支えるミドルリーダーとしての資質・能力を高める。
(3)MAC(ミドル・エイジ・カウンセラー)チーム
概ね 15 年以上のベテラン教員で構成する。学校課題の解決に向けた取組や若手・中堅教員の育成,学
校運営に関わる研修等を通して,知見を高め,社会の変化に対応できる資質・能力を養う。
4
15 分研修(テーマ研修)
(1)隔週,金曜日の 16:00 に実施する。
(2)テーマに基づいた協議や演習を中心に行い,研修資料を作成するなどの準備が不要な研修にする。
(3)研修テーマは,各チームで設定するほか,他のチーム等に相談して決める。
(4)概ね 15 分程度を目途とし,テーマにより,延長したり,宿題にしたりする。
(5)テーマにより,複数のチームが合同で実施したり,他のチームに助言者やコーディネイターを依頼し
たりする。
(6)簡単な研修の記録を残す。
-学校力 14-
5
研修予定のテーマ
(1)ユース研修
①全国学力・学習状況調査の問題をやってみよう。
②新体力テストのDVD鑑賞
③特別支援プログラムの研修シートを活用した演習「リフレーミング」
④ダブル6の指導のあれこれ
⑤こうすればもっとよくなるTTの連携
⑥先生によって態度を変える子供たち
⑦指導スキル交流「日直」
⑧指導スキル交流「掃除」
⑨指導スキル交流「給食」
⑩指導スキル交流「学級会」
⑪読書会「ご飯・味噌汁授業」
⑫「悩み」吐露会
⑬何を教える「総合的な学習の時間」
(2)BB研修
①なぜ,今「そろえる」のか
②若手の手本となる行動あれこれ
③先進校視察の話をもう一回
④国語の学力向上作戦
⑤算数の学力向上作戦
⑥どう指導する「道徳教育」
(3)MAC研修
①読書感想発表会「学習指導要領解説(総合的な学習の時間)を読んで」
②今どきの若手教員を伸ばすこの一言
③新体力テストを無理なく授業に取り入れる方法
-学校力 15-
平成 27 年度 学校力向上に関する総合実践事業
学習支援ボランティア実施要領
1 目的
(1)多くの指導者,支援者により,児童の個に応じた指導を充実させる。
(2)地域の教育資源を学校に取り入れ,地域とともに教育活動を推進する。
(3)学校の取組に地域や保護者が関わる機会をつくり,教育活動に対する理解を深める。
2
募集
(1)保護者へ案内を配付する。
(2)校区の町内会に案内を回覧する。
(3)ホームページで募集する。
(4)旭川市教育委員会の学生ボランティア派遣事業を活用する
3
種類と内容
種 類
内容,学年,時期,実施日,回数,時間,等
1 図書ボランティア
学級で,絵本の読み聞かせをする。全学年,毎週木曜日,8:15~8:30,月 1 回
程度,3~7回くらいお願いする。
2 遠足引率ボランティア
6月9日(火)1~4年のいずれかの遠足に一緒に歩いていく。雨天は6月1
5日(月)
3 スキー授業ボランティア
1.2年の学校でのスキー事業,2~6年のサンプレ(サンタ・プレゼントパ
ーク)でのスキー授業の補助をする。サンプレの予定,1月21日(5・6年),
22日(3・4年),2月2日(5・6年),3日(3・4年),5日(2年),
学校の授業は,1月25日~2月19日までの期間,
4 外国語活動ボランティア
5・6年の外国語活動のアシスタントチィーチャーをする。英語で会話ができ
る方。月 1 回程度3~7回くらいお願いする。
5 算数指導ボランティア
全学年の算数の授業で,児童に個別に勉強を指導する。週1回程度。回数や学
年は相談します。
6
放課後サポートボランティ
ア
7 プール監視ボランティア
8
夏冬休みサポートボランテ
ィア
9 学芸会準備ボランティア
放課後ミニ教室で,児童に個別指導する。9月24日,25日,28日,29
日,30日13:30~14:15
夏休み以外の平日の14:45~15:45に,監視担当教員とペアになって
プールで活動する児童の監視をする。
夏休みと冬休みのミニ教室で,児童に個別指導する。夏休み・冬休みにそれぞ
れ3回程度,1 回 60 分~90 分,学年,時間,回数は相談します。
学芸会(10 月 22 日,24 日)の劇や演奏のバック絵や小道具作りのお手伝いを
お願いする。
10 版画ボランティア
版画の製作活動で,正しく彫刻刀が持てているかを見たり,刷る作業を補助す
る。
11 裁縫・手縫いボランティア
家庭科の授業に参加し,針に糸を通し方,正しい縫い方など,児童に裁縫を指
導する。
12 裁縫・ミシンボランティア
家庭科の授業に参加し,ミシンの上糸と下糸の張り具合や,安全な使用方法な
ど,児童にミシンの操作を指導する。
13 学生ボランティア
教育大学の学生が,各学級の授業にTTとして参加する。
-学校力 16-
平成 27 年度 学校力向上に関する総合実践事業
「授業改善の研究」実施要領
1 目的
(1)児童の基礎的・基本的な学習内容を確実に習得させるための指導技術及び授業設計を明らかにする。
(2)すべての教員が,授業改善について共通した認識をもち,指導技術を向上させ,児童が分かる・でき
る授業を構築する。
2 授業改善の方法
(1)学校力向上に関する総合実践事業実施要綱と「そろえる指導」を基に設定した 13 項目の改善の視点を
踏まえた授業を交流する。
(2)授業を交流する際には,13 項目の改善の視点を指導案に位置付ける。
3
留意点
(1)「授業改善の研究」は,授業スキルの習得を基本とする。
(2)交流授業は,「授業構築の研究」の 3 回の授業研の授業者以外の教員が行う。
(3)指導案は大有研の指導案に準ずるが,略案でもよい。
4
改善の視点と内容
授業改善の視点
内 容
〇目標,指導,評価,学び直しのマネジメントサイクルは,教科書をベースに考え,習熟
度別指導や TT の担当者で,指導内容や進度について打合せをする。
〇指導内容の遺漏を防ぐために,内容の差し替えや不使用にならないように留意する。
①教科書をベースとし 〇習熟度別指導や放課後サポート等では,教科書の使い方を事前に担当者で打合せする。
た指導
〇宿題で扱うページなどを明確にし,児童や保護者に伝える。
〇教科書の教材や記述をもとにし,児童の実態に応じた教材や問題の提示,発問,作業の
指示,体験的な学習活動を工夫する。
〇独自教材の開発や活用は,教科書の補足的な役割をする程度にする。
〇本時の課題をわかりやすく提示し,児童が何をどのように学ぶか,見通せるようにする。
〇本時の課題は,ノートの決まった位置に書くように指導する。
②学習課題の明確化
〇本時の目標と学習課題,学習活動,学習のまとめ,評価,評価を活かした指導のすべて
が整合するように授業デザインする。
〇予習では,児童が授業で学ぶことの見通しをもったり,あらかじめ授業で聞きたいこと
を準備したり,分からないことに気づいたり,興味をもったことを調べたりなどができ
③予習・授業・復習のサ るように指導する。
イクル
〇復習では,授業で十分に定着できなかったり,理解できなかったりした内容や,繰り返
し練習することでさらに定着の効果が高まる内容について,教科書の問題や学習シート
を準備するなどし,指導する。
〇単元の中間や終末に個人の実現状況に応じて,学び直しや繰り返しなどの補充的な指
導,あるいは発展的な指導をする時間を設定する。単元テストや小テストで実現状況を
④復習や学び直しの時
把握することにより,複数の指導者で情報を共有したり,児童に自己の実現状況を自覚
間の設定
させたりする。
〇授業の展開に学び直しの機会を設定することも有効である。
〇学期末や学年末にも同様の時間を設定し,指導計画を改善する。
⑤単元の学習内容の検 〇単元テストや小テスト,練習問題等において,問題の難易度や正答数による級別のライ
定システムやルーブ
センス表を作って,児童の意欲化を図る。
リックの作成
〇児童の到達度を知るためのルーブリックをつくり個別指導に活用する。
〇授業や単元テスト,小テスト等において,定着が十分ではないと判断した児童に対して,
⑥朝自習,
配膳時間等に
補充的な学習をするための問題シートを準備する。
取り組む,
つまづきを
〇授業の終末に渡せるように準備し,宿題や放課後サポートですぐに勉強できるようにす
解消する学習シート
る。
-学校力 17-
⑦実物投影機の効果的 〇全教室に常設していることから,日常的に活用し,授業の効果を高める。教師の問題提
な活用
示や資料の説明,児童のノートの紹介等,従来の指導を基に使う。
〇一斉指導,習熟度別指導,TT のいずれにおいても,予め,重点的に指導する児童を特定
し,その児童の特徴的な様子,苦手な教科や領域,効果的な指導方法,テスト等の記録
を理解しておく。それらを踏まえ,教材や問題等の別メニューを準備するなど有効な指
導を考える。
⑨学習規律の定着を目 〇発言のきまり,学習のきまり,用具のきまりのそれぞれにおいて,学級や児童が,十分
指した指導
に定着できていないことを明らかにし,日常的に指導する。授業においては,学習活動
(学力向上プラン)
の妨げにならないように留意し,指導する。
⑧重点的な指導が必要
な児童に対する個別
指導の準備
⑩立腰教育の指導
(学力向上プラン)
〇授業では,はじまりや学習活動の節目,終わりなどを中心に声をかけていく。個別学習
のときにも指導することが望ましい。
〇国語の授業の前に詩文の暗唱をします。文の内容や言葉,世界観,時代などを説明した
⑪国語における,
詩の暗
り調べたりしながら,言語の世界を広げていきます。月に1度,詩文を更新します。
唱と国語辞典の活用
〇国語辞典はすべての授業において使うことを基本としていますが,とりわけ,国語の授
(学力向上プラン)
業では,引き方や活用方法などの指導を加えます。
⑫その他の学力向上プ 〇大有っ子の手引き,読書活動,言語環境,学び直し,チャレンジテスト等について,授
ランを踏まえた指導
業の内容と係わりがあり,指導することが有効であると場合は,適宜,指導する。
⑬習得型授業のおける,〇習得型授業を行う場合,教師の説明,理解の確認,理解の深化,理解の評価の4段階で
授業デザイン
授業をデザインする。また,予習と復習を関連させて指導することも有効である。
5 指導案の様式
細案,略案に関わらず,次の表を指導案に記載し,授業で取り組んでいる項目の内容を示す。
【授業改善の研究の視点】
◎本時 ○本単元
授業改善の視点
取組
①教科書をベースとした指導
②学習課題の明確化
③予習・授業・復習のサイクル
◎
④復習や学び直しの時間の設定
⑤単元の学習内容の検定システムやルーブリックの作成
○
⑥朝自習,配膳時間等に取り組む,つまづきを解消する学習シート
⑦実物投影機の効果的な活用
⑧重点的な指導が必要な児童に対する個別指導の準備
◎
⑨学習規律の定着を目指した指導(学力向上プラン)
⑩立腰教育の指導(学力向上プラン)
⑪国語における,詩の暗唱と国語辞典の活用(学力向上プラン)
⑫その他の学力向上プランを踏まえた指導
⑬習得型授業のおける,授業デザイン
-学校力 18-
○
平成 27 年度 学校力向上意関する総合実践事業・地域連携研修事業
実践指定校と近隣実践校が連携した取組の実施要領
1 放課後テーマ別研修
実践指定校と近隣実践校が持ち回りで 1 回ずつ主催します。若手教員または中堅教員を対象とした研修
会とします。講師は,各校の教員がします。講義だけではなく,演習や協議等を取り入れます
実施日は,教頭等会議で協議します。対象は,実践指定校と近隣指定校です。
本校実施の研修会のテーマと講師は,MACチームで検討・準備します。
【実施予定】
主催校
実施日
大 有 小
9月10日(木)
近 文 小
11月30日(月)
青 雲 小
1月下旬
永山西小
11月26日(木)
啓 北 中
10月下旬
テーマ
「国際理解教育」
算数の研究授業(1 年,3 年),研究協議
「特別支援教育」
国語の研究授業(2 年,5 年)
講話「学校力向上」「アクティブラーニング」
「小中連携」
2 アドバイザー派遣研修
学校力向上について,指定アドバイザーを招聘し,講演会をします。御案内は,実践指定校と近隣指定校
および,西部地区の小中学校に出します。
【今年度の要請状況】
主催校
大有小学校
アドバイザー
実施時期
テーマ
期待数
松久 眞実
10 月 2 日(金)
特別支援教育
100
萬谷 隆一
8 月 10 日(月)
小学校外国語活動
50
水上 丈実
11 月 2 日(月)
道徳教育
50
3 6 月研,2 月研
研究授業と協議を行います。市教委と上川教育局の指導主事を招聘します。御案内は,実践指定校と近隣
指定校および,西部地区の小中学校に出します。
研修会
実施日
内 容
6月研
6月23日(火)
4h,5h研究授業(2本),6h協議
2月研
2月10日(水)
4h,5h研究授業(2本),6h協議
4 実践研究発表会(大有研)
今年度は,地域連携研修を同日開催します。御案内は,旭川市,上川管内の小学校,近隣実践校,西部地
区の小中学校に出します。旭川市及び上川管内の小中学校には道教委により旅費が措置されます。
研修会
実施日
大有研
9月8日(火)
内 容
学校力向上の取組の成果が見える通常授業の公開,本校の研究
主題に基づいた研究授業の公開,研究協議,講演会
-学校力 19-