34 33 京都府立医科大学 青井 渉 運動の日常化と 虚血再灌流酸化

運動の日常化と
虚血再灌流酸化ストレス傷害の予防
研究代表者
京都府立医科大学
青井 渉
運動により活性酸素が作られてしまうことはよく知ら
れています。そこで、この研究では日常運動することに
より、活性酸素の害を抑えてくれる抗酸化能を増大させ、
酸化ストレスに対する抵抗力を増やしてくれるのではな
いかという可能性について、ネズミの実験結果から示し
ています。
実験にはネズミを用い、安静にしている群と運動群
に分け、運動群には週 5 回のランニングを 4 週間継続さ
ンパーオキシターゼ、スーパーオキシドディスミューテ
ースなどの抗酸化酵素の値を調べています。
その結果、運動させたネズミは安静にしていたネズミ
に比べグルタチオンパーオキシターゼによる抗酸化能が
上昇し、酸化生成物も低く抑えられていました。
これらのことから、運動の日常化は酸化ストレスに対
する抵抗性を増やしてくれる可能性があることが示され
ました。
肝臓における過酸化脂質生成率(%)
せました。その後、肝臓を虚血させて再び血液を流し、
その後の肝臓での GOT、GPT、過酸化脂質やグルタチオ
運動の日常化により、酸化ストレスに対する抵抗性が増えるようだ
700
600
500
安静群
運動群
安静-虚血再灌流負荷群
運動-虚血再灌流負荷群
400
300
200
100
0
33
34