九州産業大学 工学部 電気情報工学科 研究室紹介 / 電磁波利用技術の開発 電波伝搬モデルに関する研究 電波伝搬に関する研究 媒質定数測定に関する研究 【研究背景】 • 高周波回路設計、材料開発には電気材料の媒質定数(誘電率、 透磁率)の高精度な評価が重要 • 電気材料の媒質定数測定には測定環境や被測定材料に関する 制限が多い。 【研究目的】 • 電磁波を物体に照射し、反射波や透 過波から媒質定数を求める手法(自由 松岡 研究室 【研究背景】 • 電磁波を利用した通信、探査において電波伝搬状況を把握する ことがサービスを展開する上で必要不可欠 • 放送や通信で、屋外から屋内に侵入する電波の伝搬特性が重要 • 建物の占有率、道路の幅、壁、什器等の周りの環境のデータから 電波伝搬特性を求める電波伝搬モデルが有効。 【研究目的】 • 屋外から屋内に侵入する電波の伝搬モデルの構築を目指す。 空間法)に注目し、 • 狭い空間で、物体の大きさによらない 媒質定数の測定法の開発を目指す。 【研究方法】 1. 物体の大きさ、位置と反射・透過特性の関係の評価 2. 反射・透過特性から媒質定数を求めるプログラムの開発 3. 1.、2. から、物体の大きさ、位置に関係なく、自由空間法に基づき、 媒質定数を求める手法(測定方法・手順、プログラム) の提案 【研究方法】 1. 既存のサービス(放送や通信)の電波を用 いた屋内における電界強度マップの作成 2. 屋内における時間領域での電波伝搬シミュ レーション法の確立(FDTD 法や CIP 法) 3. 1.、2. を比較し、得られたデータから定性的 に電波伝搬特性を把握 → 電波伝搬モデルの提案 13 [ dBV ] 22 【松岡から】 基本的に一人1 テーマを担当します。上記外にも研究テーマがあります。研究室(8号館6階)に、今年度の卒論生が作成した研究概要を 10月12 日からポスターとして掲示します。興味のある人は参考にしてください。最後に、卒業研究は大学での学びの集大成です。言われたことだけするので はなく、自分で考えて積極的に取り組んでください。その経験は必ず皆さんの「糧」になるはずです。
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