A:金井 光生

シラバス参照
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ライブキャンパス
タイムアウトまでおよそ3598秒です。
タイトル「2015年度シラバス」、フォルダ「学類-行政政策学類」
シラバスの詳細は以下となります。
科目名
教養演習Ⅰ
担当教員
金井 光生
対象学年
1年
講義室
クラス
行:A
開講学期
前期
曜日・時限
木3
単位区分
必修
授業形態
演習
単位数
2
準備事項
備考
授業概要とねらい
テーマ:「アテナイの学堂への招待:大学の学芸を愉しもう!」
概要とねらい:
これから大学で本格的な学芸に接するみなさんに、大学4年間の各専攻での学びにとって必須の知識に関する重要な
文献のオイシイところだけを、先取りしてつまみ食いしようという、とてもおトクな演習です。
様々なジャンルの名作に接し、テキストと対話し、仲間と議論することを通じて、きちんとした字義的な理解だけでなく、
行間を読み、さらに深い読解を行い、そこから自分を反省し希望を新たにして、自分の生や社会の形成に生かすことを
学びます。
専攻選択の際にも役立つだけでなく、幅広い教養とパースペクティブを身に付け、合理的な思索と想像力・創造力を養う
ことで、2年次以上のより深い専門科目へのアプローチを可能にすることでしょう。
とはいえ、それ以上に、みなさんの人生を豊かにし、人格形成にとって有意義なものとなること請合いです。
この演習で、高校までの勉強ではない、大学の学芸の深みや醍醐味を味わってもらいたいと思います。そして、「大学で
学ぶということ」について、自分なりの意味を見つけてください。
「よく遊び、よく学ぶ」―これは大学生にこそ当てはまる言葉です。せっかく苦労して大学に入ったのですから、学芸をメ
インに何事にもチャレンジしてエンジョイしましょう!
もちろん、テキストの報告発表・議論を通じて、レジュメの書き方やプレゼンテーションの仕方や議論の仕方といった学
習の技術も習得します。
望ましい水準
(1)テキストを理解し、報告・議論できる。
(2)テキストに関連して、多くの調べものができる。
(3)自分の言葉で考え、伝えることができる。
(4)他人の意見を尊重しつつ、自己の意見を積極的に発言できる。
(5)異文化の理解と学芸の本質の把握を自分なりに行うことができる。
第2回目以降は、事前に配布する教材を輪読し、担当者が報告したのち、全員で議論します。
映像鑑賞などの場合、授業時間を延長することがあります。
学芸鑑賞などのための課外活動を行う場合があります。
(内容はあくまで予定です)
回
授業計画
内容
1
ガイダンス・自己紹介・大学施設探検?
2
金井光生「3・11以後の僕と憲法哲学」福島大学行政社会学会『行政社会論集』27巻1号、2014年
3
J.S.ミル(竹内一誠訳)『大学教育について』岩波文庫、2011年
4
M.ウェーバー(中山元訳)「職業としての学問」『職業としての政治ほか』日経BPクラシックス、2009年
5
映像鑑賞①
6
I.カント(中山元訳)「啓蒙とは何か」『永遠平和のためにほか』光文社古典新訳文庫、2006年
7
E.W.サイード(大橋洋一訳)『知識人とは何か』平凡社ライブラリー、1998年
8
山本七平『空気の研究』文春文庫、1983年&河合隼雄『中空構造日本の深層』中公文庫、1999年
9
映像鑑賞④
10
村上春樹「カタルーニャ賞受賞スピーチ」(2011年6月11日)、石川健治朝日新聞記事ほか
11
和合亮一『詩の礫』徳間書店、2011年ほか
12
島薗進『つくられた放射線「安全」論』河出書房新社、2013年
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映像鑑賞③
2015/03/19 10:40
シラバス参照
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14
野田秀樹「パンドラの鐘」『20世紀最後の戯曲集』新潮社、2000年
15
映像鑑賞④
16
(上記のいずれかの回で、図書館の「情報探索講座」を開催する予定ですので、一回分を予備としておきます。)
教材・教科書
基本的に、各回について教材を作成して、テキストとして事前配布します。
できれば、教材の出典文献を個人的に購入するのが望ましいです。
夏休み課題の読書レポート文献として、神谷美恵子『生きがいについて』(みすず書房、2004年)
参考図書
金井光生『フクシマで日本国憲法<前文>を読む(福島大学ブックレットNo.10)』(公人の友社、2014年)
苅谷剛彦『知的複眼思考法』(講談社+α文庫、2002年)
田中共子編『よくわかる学びの技法(第2版)』(ミネルヴァ書房、2009年)
東京電力福島原子力発電所事故調査委員会『国会事故調報告書』(徳間書店、2012年)
好井裕明編『排除と差別の社会学』(有斐閣、2009年)
参考URL
授業以外の学習
(1)配布する教材を予復習する。*できれば、文献全体を入手して、時間のあるときに読破しましょう。
(2)日常のニュースに興味関心を持ち、自分で調べてみる。
(3)図書館をフル活用する(文献検索の仕方などもマスターする)。
成績評価の方法
報告・発言・議論および課題等を総合して判断します(出席必須)。
成績評価の基準
「望ましい水準」で示した項目を概ね満たしていればC、そのうち複数の項目を高水準で満たしていればB、多くの項目を
高水準で満たしていればAの評価が与えられます。
オフィスアワー
適時(事前にメールで連絡してください)
留意点・注意事項
第2回の金井文献は、福島大学リポジトリ:http://ir.lib.fukushima-u.ac.jp/dspace/handle/10270/4100 から事前にダウ
ンロードして読んでおいてください(プリントアウトして当日持参のこと)。
その他
齋藤孝『読書力』(岩波新書、2002年)を事前に購読しておいてください。
花井等ほか『論文の書き方マニュアル(新版)』(有斐閣、2014年)は使えます!
木村草太『キヨミズ准教授の法学入門』(星海社新書、2012年)もオススメです。
カリキュラムにおける当該科目の位置付け1
幅広い教養/多角的・総合的思考(幅広い教養1)
カリキュラムにおける当該科目の位置付け2
幅広い教養/学問的思考の基礎(幅広い教養2)
カリキュラムにおける当該科目の位置付け3
自己形成力/自己学習力(自己形成力1)
カリキュラムにおける当該科目の位置付け4
自己形成力/コミュニケーション力(自己形成力2)
カリキュラムにおける当該科目の位置付け5
行政政策学類のディプロマポリシー/研究分野の知識(行政政策学類Ⅰ)
カリキュラムにおける当該科目の位置付け6
行政政策学類のディプロマポリシー/問題発見・調査・解読能力(行政政策学類Ⅱ)
カリキュラムにおける当該科目の位置付け7
行政政策学類のディプロマポリシー/解決能力・応用能力(行政政策学類Ⅲ)
カリキュラムにおける当該科目の位置付け8
行政政策学類のディプロマポリシー/表現力・コミュニケーション能力(行政政策学類Ⅳ)
カリキュラムにおける当該科目の位置付け9
カリキュラムにおける当該科目の位置付け10
カリキュラムにおける当該科目の位置付け他
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2015/03/19 10:40