第3学年 国語科 シラバス 1 教科の目標 1 目的や場面に応じ、社会生活にかかわることなどについて相手や場に応じて話す能力、表現の工夫を評価して聞く能力、課題の解決に向けて話し合う能力を身に付けさせるとともに、話したり 聞いたりして考えを深めようとする態度を育てる。 2 目的や意図に応じ、社会生活にかかわることなどについて、論理の展開を工夫して書く能力を身に付けさせるとともに、文章を書いて考えを深めようとする態度を育てる。 3 目的や意図に応じ、文章の展開や表現の仕方などを評価しながら読む能力を身に付けさせるとともに、読書を通して自己を向上させようとする態度を育てる。 2 評価の観点と内容 ① 国語への関心、意欲、態度 国語に対する関心を深め、進んで話し合ったり、工夫して書いたり、読書したりして、生活を向上させようとする。 ② 話す・聞く能力 社会生活の中から話題を決め、自分の経験や知識を整理し、考えをまとめ、状況や様子に応じ、敬語や資料を適切に使い、説得力のある話をし、課題解決に向けて話し合う。 ③ 書く能力 社会生活の中から課題を決め、取材を通し、自分の考えを深め、形態を選択して適切な構成、論理の展開を工夫して、整った説得力のある文章を書き互いに評価しあう。 ④ 読む能力 目的や意図に応じて文章を読み、表現上の工夫に注意し、読み比べるなどして、論理の展開、設定の仕方をとらえて内容を理解し、自分の考えを深め、意見を持つ。 ⑤ 言語についての 知識・理解・技能 音声、語句、語彙、伝統的な言語文化などの国語の特質に関する事項について理解し、言葉の特徴やきまりに気づき、常用漢字の大体を読む。 3 年間計画 時期 前 4 期 単元名 (教材名) 書写 楷書と行書 朝焼けの中で 握手 説得力のある考えを述べよう 学習の目標 ・楷書と行書の特徴を理解し、目的に応じて使い分けられるようになろう。 ・文章を読み、筆者の自然や人間などに対する思いを捉えよう。 ・作品に描かれた登場人物の生き方や考え方を読み、人間や社会に対して自分の意見を持 てるようになろう。 ・登場人物の言葉やエピソードからその人物像を捉え、内容を理解しよう。 ・社会生活の中から関心のある事柄を決め、取材を重ねて、考えを深めよう。 ・論理の展開を工夫し、資料を適切に引用するなどして、説得力のある文章を書こう。 5 言葉1 和語・漢語・外来語 評価しながら聞こう 月の起源を探る 推敲して、文章を磨こう ・和語、漢語、外来語の違いを理解し、適切な語を選べるようになろう。 ・他の人の意見を評価しながらメモを取る練習をしよう。 ・科学的なものの見方や研究方法を知り、それらについて自分の考えを持とう。 ・文脈の中での語句や図の使い方などに注意して読み、筆者の論理の展開のしかたを捉えよ う。 ・文章を推敲し、読みやすく、わかりやすい文章にするポイントを押さえよう。 6 自分の魅力を伝えよう 漢字1 熟語の読み方 俳句の可能性 俳句十六句 言葉を使おう ・聞き手の求める情報を的確に捉え、自分の経験や知識を整理して話そう。 ・聞き手の反応に応じて説明や話し方を工夫しよう。 ・音と訓の組み合わせによる熟語の読み方や特別な読み方を知ろう。 ・筆者のものの見方や感じ方、表現のしかたなどを読み味わい、俳句の世界に親しもう。 ・俳句に表現されている季節や情景、作者の思いなどを想像しよう。 ・伝え合いの中で言葉が果たす役割について改めて考え、円滑なコミュニケーションにつな げていこう。 文法への扉1 すいかは幾つ 必要? 読書生活をデザインしよう 蝉の声 高瀬舟 書写 毛筆の作品 ・文法を生かして伝え合い、読み味わおう。 ・今までの読書生活を振り返り、本とのかかわり方について考えよう。 ・今後読みたい本について考えを広げよう。 ・行書を取り入れた作品を作ろう。 7 9 10 11 12 後 期 1 光で見せる展示デザイン 読書案内 挨拶―原爆の写真によせて 持続可能な社会の実現 ・作者のものの見方や考え方が表されている表現に着目し、人間や社会について考えよう。 ・詩に表現されている内容と、現実の世界の在り方とを対応させながら読もう。 ・平和で持続可能な社会をつくるために何ができるかを考え、文章で表現し、発信しよう。 話し合いを効果的に進めよう 言葉2 慣用句・ことわざ・ 故事成語 故郷 音読を楽しもう 古今集 仮 名序 ・筋道や論点を整理し、話し合いの進め方について考えてみよう。 ・慣用句、ことわざ、故事成語について理解し、適切に使いこなそう。 ・作品を通して人間と社会とのかかわりについて考え、自分の意見を持とう。 ・情景や人物を描写する語句や表現に着目し、登場人物の心情や作者の意図を読み取ろう。 ・繰り返し声に出して読み、古文の言葉の響きを味わおう。 ・和歌に表れた昔の人の心情や情景を読み取ろう。 ・和歌の効果的な表現や語句の使い方を読み味わおう。 ・歴史的背景などを想像しながら、作者のものの見方や考え方を読み取ろう。 君待つとー万葉・古今・新古 ・文語文を表現のしかたや文体の特徴に注意して読み味わおう。 今 ・心に残った古典の言葉を引用して、メッセージを贈ろう。 夏草ー「おくの細道」から ・文章を読み比べて、ものの見方や考え方を広げよう。 お薦めの古典を贈ろう ・社説を比較して、文章の構成や展開、表現のしかたの違いや効果について考えよう。 論理の展開に着目して読もう ・社会的な課題について説得力のある提案をし、意見を調整し合いながら共同宣言をまとめ 課題解決に向けて話し合おう よう。 ・話し合いが効果的に展開するように進行を工夫し、課題の解決に向けて考えを生かし合お う。 文法への扉2 「ない」の違 ・これまでに学習した文法の知識を使い、改めて言葉の性質や働きを考えよう。 いがわからない? ・筆者のものの見方に学び、情報化社会の可能性と困難について自分の意見を持とう。 ネット時代のコペルニクスー ・語句の用い方や比喩などの効果、論理展開のしかたについて考えよう。 知識とは何か 漢字2 漢字の造語力 三年間の歩みを編集しよう 学びて時にこれを習ふー「論 語」から アラスカとの出会い 2 温かいスープ 聴くということ わたしを束ねないで 3 漢字3 漢字のまとめ ・漢字の造語力を用いて作られた翻訳語や新しい語について学ぼう。 ・伝える内容を明確にし、紙面構成を工夫しながら編集しよう。 ・ポートフォリオの内容を互いに評価し合い、ものの見方や考え方を深めよう。 ・孔子とその弟子たちの言葉から人生について考えよう。 ・「出会い」と「夢」をキーワードに、未来の自分に思いをはせよう。 ・国際社会を生きる上で、本当に必要なものについて考えよう。 ・筆者の言葉を「きちんと受け止めた」とき、どんな世界が開かれるかを考えよう。 ・繰り返される言葉や比喩表現を味わいながら、自分の可能性について考えよう。 ・漢字の総まとめの学習をしよう。 評価方法 ※全教材において共通です。 【授業】 ・授業中の態度 ・発表 ・音読(速度、音量、情感) ・課題作文 ・小テスト ・課題テスト ・聞き取りテスト 【提出物】 ・ノート ・二百字帳 ・ワークブック ・単元別漢字 ・作品 ・課題 【定期試験】 ・中間・期末試験
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