Page 1 - Keysight

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• この資料は、E2960Bシリーズ PCI Express Analyzerの基本的な操作の手順をまとめたもの
です。各種マニュアルの補助資料としてお使い下さい。
• 本製品には、インストール・マニュアル以外の紙のマニュアルは付属しません。ソフトウェア
と共にインストールされるオンライン・ヘルプ、PDFマニュアルをご利用ください。
Start → All Programs → Agilent SPT → Protocol Analyzer 8.2 Release → Documentation
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• シャーシ
2スロット用と4スロット用があります。コントロールPCからはLAN経由で制御します。
• アナライザ・モジュール(N5306A)
• エクササイザ・モジュール(N5309A)
コントロールPCからはUSB経由で制御します。
• テスト・バックプレーン
エクササイザで、アドイン・カードの試験をするときに使用します。スロット-スロット間
に、Midbusコネクタがあり、アナライザでモニタすることができます。
• プローブ・ケーブル
非測定物への接続形態によって、様々な種類が存在します。
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• アナライザ
• PCI Expressは1対1接続のため、従来のPCIバス・アナライザのように、空きスロットに
挿して他のスロットの動きを見ることはできません。常に、エンド・ポイント-ルート・コ
ンプレックス等の間に入る形になります。
• エクササイザ ・・・ UpstreamとDownstreamの2種の構成が考えられます。
• Upstreamモード
• エクササイザはエンド・ポイントもしくはスイッチのアップストリーム・ポートとして
振舞います。
• Downstreamモード
• エクササイザはスイッチのダウンストリーム・ポートもしくは、ルート・コンプレック
スとして振舞います。この場合、N5316Aテスト・プラットホームを使用します。
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ここでは、E2960Bアナライザと、PCを1対1で接続する方法のみをご紹介します。
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• 初回は登録が必要です。*印の必須項目をご登録ください。
• オフライン・ビューワーとして、セーブしたデータを後から他のPCで解析することも出来ま
す。ソフトウェアは複数のPCにインストール可能です。
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• 基本的に全てデフォルトでインストールしてください。
• Controllerソフトウェアには、DHCP及びFTPサーバ・ソフトウェア(War FTP Daemon)が含まれ
ます。
• オフライン・ビューワーとしてのみ使用する場合には、Client(GUI only)を選択することもでき
ます。
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• ホストPCとメイン・フレームは社内LANとは別に接続します。
• デフォルトのDHCP設定を使用する最も簡単な設定です。上記以外のIPアドレスを使用す
る場合は、設定ファイルを変更する必要があります。
• DHCPの設定ファイルは以下にあります。
c:¥amp-dhcpdnt¥
• ホストPCはDHCPを使ってアナライザ・モジュールにIPアドレスを割り当てます。既存の
DHCPと競合しないように特殊なポート(7901)が使われます
• デフォルト設定ではアナライザ・モジュールのIPアドレスは 10.0.0.2 ~ 10.0.0.255 の範囲で
割り当てられます。
• Windows、その他ウィルス対策ソフトのFirewallは無効にする必要があります。
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• DHCPサーバとの接続がなければ、ディスプレイ上に”Connect Ethernet and Enable DHCP”
とスクロール表示されます。2,3回スクロールしても101と表示されない場合は、何か問題
があります。Page 14のトラブルシュートの項をご参照下さい。
• DHCP サーバと接続すると、 アナライザ・モジュールはIPアドレス、ポート番号を割り付けら
れます。
• アナライザ・モジュールのファームウェアが古い場合は、自動的にアップデートされます。
この場合ディスプレイ上に、Erase Flash… とスクロール表示されます。ファームウェアのア
ップデートには数分かかります。
• IPアドレスが正しく割り当てられると、固有のポート番号が表示されます。
2スロット・フレーム: 101, 103.
4スロット・フレーム: 101, 102, 103, 104.
ディジー・チェーン接続のフレーム: 20x, 30x, or n0x.
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• GUIがエラー・メッセージなく立ち上がれば、インストールは成功です。
• 終了する場合は、File → Exit を選択します。
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• ディスプレイにConnect Ethernet and Enable DHCP と表示される。
• LAN接続のチェック。MDI,MDI-Xポートが合っているか。
• Windowsその他のFirewallソフトが走っている場合は無効にします。
• コントロールパネルの Administrative Tools → Services より、AmpDhcpd が走ってい
ることを確認します。アナライザ本体の電源が入っていない場合は開始しません。
• 開始しない場合はWindowsのFirewallを無効にして、PCを再起動します。
•
101,103と表示されるが、GUIが起動時に以下のようなエラーが発生する。
• PCのIPアドレスとサブネット・マスクを確認します。
• Firewallソフトが走っていないか確認します。
• N5317Aケーブルを使用している場合、電源が入っていることを確認します。
• 複数のLANポートがある場合は、アナライザ以外のLAN接続を外します。
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• まず、ハードウェア構成についてご説明します。
• 次に、実際に非測定システムにプローブを接続し、トレースデータが正しく取れることを確
認します。
• その他、基本操作についてご説明します。
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• LED Display ・・・ 起動時の状態を表示します。最終的に問題なく立ち上がれば101/103等と
表示されます。
• Self-Test Port ・・・ ループバック・ボードを接続し、Midbusプローブの自己診断に使用します
。
• Lane Status ・・・ 18個のLEDでリンクの状態をレポートします。
• A,BのLEDはグローバルなステータスを示します。
• Grey ・・・ システムが正しく構成されていないことを意味します。
• Red ・・・ スピードが正しく検出できていないことを意味します。
• Yellow ・・・ 2.5Gb/sで動作していることを表します。
• Green ・・・ 5Gb/sで動作していることを表します。
• 他の16個のLEDは各レーンの状態を示します。
• Red ・・・ 信号が検出されていないか、電気的なアイドルを示します。
• Orange ・・・ 不正な信号が検出されていることを示します。
• Green ・・・ レーンのデータはデスキューされていることを意味します。
• Green点滅 ・・・ レーンのデータにスキューがあることを意味します。
• Grey ・・・ レーンが未使用であることを意味します。
• Trigger In/Out ・・・ 他の測定器や、デバイスとトリガのやり取りを行うときに使用します。
• 詳細は、Hardware and Probing Guideをご参照ください。
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• Gen1 Midbusプローブの基板設計に関する詳細は、Mid-Bus プローブ・デザイン・ガイドを
ご参照下さい。
http://literature.cdn.keysight.com/litweb/pdf/5989-1172EN.pdf
• Gen2 Midbusプローブの基板設計に関する詳細は、Soft Touch Midbus Probe User’s Guide
をご参照ください。
http://literature.cdn.keysight.com/litweb/pdf/E2960-97001.pdf
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• N4241A/F ・・・ x8までの双方向、x16の片方向に対応します。
• N4242A ・・・ x16の双方向に対応します。I/Oモジュールは2枚必要です。また、Midbusフット
プリントも2個必要です。
• N4243A ・・・ 1個のMidbusフットプリントで2系統のx4双方向を見るときに使用します。この
場合I/Oモジュールは2枚必要です。
• データレートが2.5Gb/sもしくは5Gb/sの+/-300ppmの範囲外であれば、Reference Clockを接
続する必要があります。
• N4241Fフライング・リード・プローブは以下のような結線になります。極性はプローブに書
いてある通りに接続します。GNDは不要です。
A0
A1
A2
A3
A4
A5
A6
A7
Lane0
Lane1
Lane2
Lane3
Lane4
Lane5
Lane6
Lane7
Up
Up
Up
Up
Up
Up
Up
Up
B0
B1
B2
B3
B4
B5
B6
B7
Lane0
Lane1
Lane2
Lane3
Lane4
Lane5
Lane6
Lane7
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
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• 使用しないときは、必ず付属の保護カバーを装着してください。
• 接続の際には、フレームおよび非測定システムの電源は落としてください。
• フットプリントに異物がないか、汚れていないかを確認してください。
• マークされた1番ピンの位置を確認し、間違えないように合わせます。
• リテンションモジュールに対して垂直になるように保持しながら、挿入します。その際に、
Midbusプローブのにピンをガイドピンに接触させないように注意します。
• リテンション・モジュールと、Midbusプローブが密着するように手で保持した状態で、取り
付けねじを締めます。
• 使用時には、接続部に力がかからないような工夫をしてください。
• Midbusプローブにはアクティブ素子が内蔵されており、発熱します。エアフローが200リニ
アフィート毎分以上、周囲温度が0度~40度の環境になるように注意してください。
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• N4241A-MBIはパッシブ・タイプです。x1,x4,x8,x16用があります。Midbusプローブを使用して
データを捕捉します。
• N5315Aはアクティブ・タイプです。専用のACアダプタを使用します。 x1,x4,x8,x16用がありま
す。シグナル・インテグリティが十分でないシステムに有効です。N5315-61601 専用ケーブ
ルを使用します。
• N5315AはASPM(アクティブ・ステート・パワーマネジメント)をサポートしています。 L0sから
L0へ復帰する際のPLLの再同期は16FTS(124ns)で可能です。
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電源投入順序:
アナライザの電源ONインターポーザの電源ONアナライザGUI起動DUT電源ON
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• パワーマネジメントをサポートするデバイスは、低消費電力状態とアクティブ状態を何度も
行き来します。プロトコル・アナライザは、通常この遷移に完全には追従できず、パケット
の取りこぼしが発生します。
• Midbusプローブは、ASPM(アクティブ・ステート・パワーマネジメント)をサポートしていませ
ん。L0sからL0へ復帰する際のPLLの再同期に数十us時間がかかります。N5322A拡張イ
ンターフェース・モジュールを追加することで、3~5FTS(typical)でのロック時間を実現します
。
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• E2941Bには、Reference Clockケーブルが付属します。
• データレートが2.5Gb/sの+/-50ppmの範囲外であれば、Reference Clockを接続する必要が
あります。
• N4221A/Fは、x1~x8の双方向に対応します。ただし、別系統を2個見ることはできません。
• x4までの双方向でしたら、N4228A Half-Size Midbusプローブもあります。N4221Aよりも占有
面積は小さくなります。
• N4221Fフライング・リード・プローブは以下のような結線になります。極性はプローブに書
いてある通りに接続します。GNDは不要です。
A
C
E
G
I
K
M
P
Lane0
Lane1
Lane2
Lane3
Lane4
Lane5
Lane6
Lane7
Up
Up
Up
Up
Up
Up
Up
Up
B
D
F
H
J
L
N
Q
Lane0
Lane1
Lane2
Lane3
Lane4
Lane5
Lane6
Lane7
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
• Reference Clock は黄色を使用します。極性は問いません。
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• E2945A x1, E2946A x4, E2947A x8 用があります。
• パッシブ・プローブ・ボードはアナライザ専用です。
• DUT(非測定物)の消費電力が大きい場合、外部AT(X)電源を使用することもできます。この
場合、基板のジャンパを切り替えます。
• N5306A I/O モジュールで使用する場合は、N5317A ケーブルが必要です。
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• プローブをアナライザ・モジュールに抜き差しするときは、シャーシの電源は落としておき
ます。
• プローブをターゲット・システムに接続するときは、ターゲット・システムの電源は落として
おきます。
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• Connection Type
• Connect to existing session ・・・ 既存のセッションに接続します。API コマンドでセッショ
ンを開始しているか、別のGUIで接続されていることが考えられます。この場合、
Session list に接続中のセッションがリストアップされます。複数のGUIがセッションを
共有することができます。
• Connect to new session ・・新たなセッションに接続します。通常はこれを選択します。
• オフライン・モード ・・・ Port Selection画面をキャンセルすると、オフライン・モードで起
動します。 また、 E2960Bが見つからなかった場合も、オフライン・モードで起動しま
す。オフライン・モードを使用することで、セーブしたデータを後から他のPCで解析す
ることができます。
• Status
• ready ・・・ 接続可能状態。
• Session Name ・・・ 使用中(共有可能)。
• rebooting ・・・ 再起動中(接続不可)。
• 終了する場合は、File → Exit を選択します。
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• Memory depth
アナライザのトレース・メモリの深さを指定します。(1K~2GBytes)
• Link Speed
Gen1、Gen2 、もしくは自動検出を選択します。
• Speed Reference
UpstreamとDownstreamのどちらのスピードを参照するかを指定します。
• Clock source
internal ・・・ モジュールの100MHzを使用します。データレートが2.5Gb/sもしくは5Gb/sの
+/-50ppm以内であればこちらを使用します。
external ・・・ 非測定物のReference CLKを使用します。上の条件を満たさない場合は、
external を選択します。
• Link Width
リンク幅を指定します。
• Use Physical Lane
例えば、x8フットプリントで、x4を使用する際、Lane0..3とLane4..8のどちらを使うかを指
定します。
• Probe Type
プローブ・タイプを指定します。
• Calibrate N5322A Extended Interface Board
N5322Aのキャリブレーションを行います。キャリブレーションはGUIを起動する度に必
要です。
• Reset Receiver
アナライザのレシーバ回路をリセットします。
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• LED表示がAll Green(Gen1の場合、SpeedのLEDは黄色)であれば、Runボタンを押してみてく
ださい。デフォルトのトリガ設定では、ボタンを押すと、任意のパケットでトリガがかかり、ト
レースメモリが一杯になったら測定を停止します。通常は上のようなフローコントロールの
パケットが捕捉されるはずです。
• 緑にならない場合は、設定や接続に問題があるか、パワーマネジメントが有効になってい
ることが考えられます。
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• ツール・バー
測定開始 ・・・ トリガ条件が見つかり、メモリが一杯になると測定は止まります。
測定停止 ・・・ 測定を手動で止めます。
トリガ設定画面の表示。
データの保存 ・・・ .xml(設定ファイル), .pad(データ・ファイル)。
パケットの検索。
指定したマーカに移動します。
トリガ・ポイントを表示します。
パケットのフィルタリングを行います。
• ポップアップ・メニュー ・・・ クリックする場所によってメニューが変ります。
• マーカ操作。
• 列の追加、削除。
• Timestamp Origin ・・・ 時間が0の点をどこに置くかを指定します
• File → Text Export ・・・ CSVテキスト形式で、データを保存します。
• View → Goto →
Time ・・・ 指定した時間に飛びます。
Record Number ・・・ 指定したRecord Number行に飛びます。
• エラー・パケットは背景が赤で表示されます。
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• Descrambler
スクランブルされていないデータを見るときはDisableを選択します。
• Lane mapping
Physical ・・・ 実際のレーンの物理ステータスを表示します。例えば、x8モードを使用し
ているときに、x4リンク幅を選択し、レーン4..7を指定した場合、レーン・ステータスは4..7
として表示します。
Logical ・・・ 常に0..(リンク幅-1)で表示します。例えば、x8モードを使用しているときに、
x4リンク幅を選択し、レーン4..7を指定した場合、レーン・ステータスは0..3として表示し
ます。
• Capture Mode
Normal ・・・ 使用している全てのレーンが同期している、つまり、各レーンのデータが有
効なときのみデータを捕捉します。
Lane ・・・ 各レーンのデータを捕捉します。一つのレーンのみ同期していてもデータを捕
捉します。
• Locking Mode
Default ・・・ Link SpeedでAutoを指定しているときに選択します。スピードの遷移を見る
ときに選択します。
L0s/L1 ・・・ Link SpeedでGen1もしくはGen2を指定していて、パワーマネジメント周りを見
るときに選択します。
L0s/L1-SS1 ・・・ Link SpeedでGen1もしくはGen2を指定していて、パワーマネジメント周り
を見るときに選択します。N5315Aインターポーザを使用しているときのみ利用できます
。
• Polarity Mode
Manual ・・・ 極性を手動で指定します。
Automatic ・・・極性を 自動で認識します。トレーニング・シーケンスで判断します。
• Lane Reversal
Lane Reversalが有効なときにはOnを選択します。
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• View → Traffic Overview
キャプチャしたパケットのタイプと数を表示します。ポップアップ・メニューからナビゲー
ションが可能です。
• View → Hardware Status
General ・・・ トリガ・シーケンサの状態を表示します。
• Triggered (Yes / No)
• Running (Yes/No)
• Percent captured ・・・ 0~100
• Counter Values ・・・ カウンタ1,2のカウント数。
Link specific ・・・ リンクの状態を表示します。
• Link width
• Lane reversal (On/Off)
• Descrambler (On/Off)
• Polarity reversal (Normal/Inverted)
• View → Port Overview
スピード、レーンのアクティビティ等、ポートの状態を表示します。
• View → Port Management
複数のアナライザを1つのGUIでコントロールする場合、ここから起動します。
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• Payload Viewer ・・・ 選択したパケットのデータをHexやBinaryで表示します。
• Lane Viewer ・・・ 選択したパケットをレーン単位で表示します。
• Logical Idleはidleと表示されます。
• リンクがElectrical idle状態のとき、データは背景がオレンジで表示されます。この状
態のデータには信頼性がありません。
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• Transaction Viewer ・・・ リクエストとコンプリーションのトランザクション単位でパケットをグ
ループ化して表示します。
• Sequence Viewer ・・・ TLPとそのAck/Nack、再送パケットをグループ化して表示します。
• Metrics
• Error(s) ・・・ パケット、シーケンス、トランザクションに関するエラーを表示します。
• First Completion Latency ・・・ コンプリーションの最初のペイロードDWordを受け取るま
での時間。
• Duration ・・・ 1つのトランザクションでの最初と最後のパケットの時間差。
• Efficiency ・・・ 1つのトラザンザクションやシーケンス中の総バイト数の割合。
• Throughput ・・・ 1秒間に転送されるペイロードのバイト数。
• Total Bytes ・・・ 選択したパケットのバイト総数を表示します。
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1. Conditions欄に、あらかじめ定義済みのパケット・タイプが表示されますので、対応する
物を選択します。
2. Copyをクリックすると、User Patterns に追加され、編集可能になります。
3. Edit…をクリックします。
4. 必要に応じてパケットの各フィールドを編集します。XXと表示されているフィールドは編
集可能です。XXはドントケアを意味します。(Binaryの場合は0か1、Hexの場合は0からF
が当てはまります。)
5. 作成したパタンを右側のIFの枠内にドロップします。
6. 検索の場合は、Find Prev、Find Nextで検索します。
Filterの場合は指定したパケットを保持する(Keep)か、削除(Drop)するかを選択し、Filter
をクリックします。
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• 条件(6種類のAND/OR)
• 特定パケット、エラー、外部トリガ入力、カウンタがある値に達したら、タイマがある値
に達したら、フラグがセットされていたら。
• 例えば、アドレス0x100000へのメモリ・ライト、もしくはアドレス0x200000へのメモリ・リ
ードでトリガ。
• ステート(8段階のシーケンサ)
• 例えば、Aという条件が来て、次にBという条件が来た後に、Cという条件が来たらトリ
ガ。
• 分岐(Else If)を使って、途中でEという条件が来たらまた先頭からやり直し。
• アクション(条件が成立したら何をするか)
• Default Action ・・・ Default Action メニューで指定した動作をする。
• トリガ。
• ストア ・・・ トレース・メモリにデータを取り込むかどうかを指定。
(Upstream/Downstream、ストアしない)
• カウンタ操作 ・・インクリメント、リセット。(例えば、ある条件が何回発生したらトリガ)
• タイマ操作 ・・・ 開始、停止、リセット。 (例えば、ある条件が来て何秒後にトリガ)
• 外部トリガ出力・・・他のモジュール、測定器やデバイスにトリガを渡す。
• フラグのセット。
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• トリガ・シーケンサは上から下に評価されます。
IF Condition A
Then Action A
ELSE IF Condition B OR Condition C
Then Action B
ELSE IF Condition D AND Condition E
Then Action C
• 初期条件に戻すには、File → New
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• 詳細な条件設定方法は、フィルタ、検索と同じ要領です。
• Copyをクリックすると、User Patterns に追加され、編集可能になります。
• XXと表示されているフィールドは編集可能です。XXはドントケアを意味します。(Binaryの場合は0か
1、Hexの場合は0からFが当てはまります。)
• 編集した条件は、わかりやすい名前をつけることができます。
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• メモリ・リードが10回発生したらトリガ。
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• 通常の表示の場合、表示される情報が限られます。多くの情報を見るには横にスクロー
ルする必要があります。
• 必要なフィールドを同じ列にまとめて表示することで、見やすくなります。
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1.
同じ列に追加表示したいフィールドを選択します。
2.
Append field(s) to existing column(s) を選択します。
3.
どの列に追加するかを選択します。
4.
→をクリックして追加します。
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• 同じトレース・データをコピーして表示させることができます。
• リスト毎に異なったフィルタリングや検索が可能です。
• リスト毎にPreferenceも設定が可能です。
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• View → Real Time Statistics
• Link Utilization
トータル・バイトに対する非アイドル・バイトの割合。
• Data Packet Count
TLPパケット数。
• Link Efficiency
ペイロード内のバイト数に対するTLPとDLLP内のバイト数の割合。
• Average Payload Length
データを持ったTLPの平均DWords。
• Throughput
1秒間当たりのペイロード・バイト。
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