EXCELでELISA測定の 検量線を描いてみる ソルバーを使用する

EXCELでELISA測定の
検量線を描いてみる
ソルバーを使用する
ここではEXCEL2010を使用しています
Shibayagi Webiner
EXCEL2010を使用してX軸に吸光度,Y軸に濃度を
とったグラフからソルバーを用いて最小2乗法で近似
曲線を求める方法です.簡易的に計算する方法として,
軸を入れ替えて計算するためです.ゴールシークを使
用する場合はX軸に濃度,Y軸に吸光度をとってくださ
い.
最初に【グラフツール】から3次多項式の近似曲線を作
る方法を記載し,その後にソルバーを用いて作る方法
を重ねるようにして記載します.
ソルバーがアドインされていない場合は
【ファイル】タブをクリックし,【オプション】から
【アドイン】を選択し,【設定】で【ソルバー
アドイン】にチェックを入れると,【データ】タブに
ソルバーが表示されます.
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EXCELシートにデータと数式を入力する.
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X軸にH列(吸光度),Y軸にB列(濃度)を
指定したグラフを作成する.
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グラフを選択し,【レイアウト】タブの【近似曲線】
からその他の近似曲線オプションを選択する.
多項式近似で次数を「3」にする.
O23,O24,O25,O26のセルに
各係数と定数項を入力すると,自動的に
I,K,L列が計算される.
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次にソルバーを用いて近似曲線を求めてみる.
分かりやすくするために,O23,O24には「0」を,
O25,O26には「2」を入力しておくことにする.
この状態で最初と同じグラフを作成する.
仮の近似曲線上の数値をグラフにプロットしてみる.
【デザイン】の【データの選択】から追加を選択する.
X軸には吸光度の対数,Y軸には仮の係数と定数項から
求められる値(I列)を選択する.
ソルバーを用いて3次多項式の各係数と定数項を求める.
【データ】タブを選択する.誤差の2乗を計算するJ列
を使用するので計算式を確認する.
「ソルバー」をクリックするとパラメータの入力画面が出てくる
ので,目的セルに誤差の2乗を選択し,目標値を最小値にする.
変数セルの変更はO23,O24,O25,O26を選択し,解決をク
リックする.
解決をクリックすると,O列の各係数と定数項が求めら
れ,自動的にI, K, L列が計算される.グラフでは系列1
のプロットと系列2のプロットが重なっている.
マウス血清/血漿中
インスリン測定用
ELISA キット
微量検体
高感度
短時間測定
糖尿病・肥満研究用(前臨床用)
高分子アディポネクチン,アルブミン,インスリン,
プロインスリン,レプチン,C-ペプチド,
ApoB-48,GLP-1(Active)
アレルギー・免疫系研究用(前臨床用)
IgE,抗OVA-IgE, 抗OVA-IgG1,抗KLH-IgG/-IgM
抗dsDNA,抗ssDNA,リウマチ因子IgG型/IgM型
下垂体内分泌研究用(前臨床用)
LH(Luteinizing Hormone), GH(Growth Hoermone)
環境中アレルゲン検査用
スギ花粉アレルゲン;Cry j1
ダニアレルゲン ;Der fⅡ
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