試料の繰り返しの数 Replicate と測定平均値の 信頼性について

試料の繰り返しの数
Replicate と測定平均値の
信頼性について
Shibayagi Webiner
ELISA測定は通常2重測定で行われる
ことが多いが,果たして根拠があるので
しょうか?
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繰り返しの数が少ないと得られた標準偏差の
信頼度は非常に低い
標準偏差の95%信頼区間
s: 標本n個から得られた
7
σ=1の時の信頼限界
標準偏差
σ: 真の標準偏差
X2:カイ自乗表より
自由度n-1で
95%CL上限
6
95%CL下限
5
4
p=0.025 (H)
p=0.975 (L)
3
2
1
に対する値
0
0
2
4
6
8
10
12
14
16
自由度 (n-1)
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繰り返し数と平均測定値の信頼区間との関係(1)
標準偏差=0.05の時のreplicateと
平均測定値(=1.00と仮定)の95%信頼限界
Mean±tn-1(0.05)xSE(標準誤差)
1.5
1.5
平均測定値(=1.00)
95%CL上限
1.3
95%CL下限
1.2
1.1
1.0
0.9
0.8
0.7
0.5
0.5
2
3
4
5
6
7
8
Replicates(ウェルやチューブの数)
9
10
標準偏差の信頼度の低下はアッセイ平均値の信頼度に影響する.
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繰り返し数と平均測定値の信頼限界との関係(2)
CVと繰り返し数(replicate)と
平均値の95%信頼限界
1.5
平均値と95%信頼限界
1.4
1.3
1.2
1.1
CV=1- 5%
5
4
3
2
1
内側から外側へ
1
0.9
0.8
0.7
0.6
0.5
2
3
4
繰り返し数(replicate)
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5
3重測定であれば2重測定に比べ
95%信頼限界は狭まる
3重測定を推奨します
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マウス血清/血漿中
インスリン測定
ELISA キット
微量検体で短時間に
高感度,再現性良く
測定できます
糖尿病・肥満研究用(前臨床用)
高分子アディポネクチン,アルブミン,インスリン,
プロインスリン,レプチン,C-ペプチド,
ApoB-48,GLP-1(Active)
アレルギー・免疫系研究用(前臨床用)
IgE,抗OVA-IgE, 抗OVA-IgG1,抗KLH-IgG/-IgM
抗dsDNA,抗ssDNA,リウマチ因子IgG型/IgM型
下垂体内分泌研究用(前臨床用)
LH(Luteinizing Hormone), GH(Growth Hormone)
環境中アレルゲン検査用
スギ花粉アレルゲン;Cry j1
ダニアレルゲン ;Der fⅡ
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他
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