当協会と機電商会が日中企業経済交流会 当協会と中国機電製品輸出入

当協会と機電商会が日中企業経済交流会
当協会と中国機電製品輸出入商会(機電商会)は 13 日、中国大使館商務処内で商社、銀
行など日本企業十数社を集め、日中企業経済協力交流会を開催した。
昨年 5 月、胡錦涛主席の来日にあわせ日本を訪問した機電商会代表団と当協会は、日中
両国企業が共同で第三国市場の開拓を目指すという協力覚書に調印した。その後、陳徳銘
商務部長立会いのもとで覚書交換を行った。今回はそれを具体化するために、機電商会の
劉美崑副会長を団長に、中国企業の責任者等が来日した。
劉副会長は交流会の冒頭、「協力覚書の締結は中日の機電業界及び企業が新たな協力モデ
ルを構築し、第三国市場を開拓するうえで積極的な役割を果たす。中日企業はそれぞれの
得意分野を発揮し、相互補完による協力強化が求められる。またそれは必然的選択でもあ
る」と強調した。
日本側からは土橋昭夫当協会副会長(双日会長)が参加し、「今回の交流会は具体化の一
歩である。この新たな経済協力が当協会会員企業、中国のパートナー、第三国の方々に利
益をもたらし、経済の安定と発展につながることを希望する」と述べた。
続いて、中国機械設備輸出入総公司の王明義高級顧問はじめ上海電気集団の朱徳年副総
裁等 8 社が自社の紹介を行った。また、丸紅パワーシステムズの室家健氏からは中国企業
と共同で行ったベトナムでの発電プロジェクトについて紹介がなされた。