宇宙の歴史 Big Bang => 現在 = 断熱膨張過程 中性子、陽子

宇宙は 138億年の間、膨張し続けている
宇宙の歴史
Big Bang => 現在
= 断熱膨張過程
中性子、陽子 => ヘリウム原子核、..
~ 100 秒 (前:できても壊れる、後:できない)
プラズマ(正電荷 – 陽子等と負電荷 – 電子がバラバラ)
不透明な宇宙
宇宙の晴れ上がり - 原子の誕生
~ 100 年
2015
kT = 13.6 eV
星の生成
~ 10 億年
(星の中心は高温に è 元素合成開始)
立教
宇宙は 138億年の間、膨張し続けている => 冷え続けている
温度(対数) 宇宙の(熱的)歴史
宇宙の膨張と平均温度
クォーク => ハドロン
陽子、中性子
原子核(初期宇宙)
原子
銀河
原子核燃焼
(恒星)
?
ビッグバン
2015
立教
現在
~140 億年
時間(対数)
星は荷電粒子(原子核)の発熱反応によって光る
同時に元素が合成される
重力による断熱圧縮により高温ガス中の核反応が点火
sun
主系列星の進化
水素が「燃え」る ヘリウムが「燃え」る 炭素が「燃え」る ………
太陽
kT ~ 1 keV
(ここまで)�
鉄まで……
光の放射と重力がつりあう
星が燃える – 原子核の反応
ガス中での核反応を考える 例えば2種類の粒子(例えば陽子と炭素原子核)
σv
v
2015
立教
ガス中での核反応を考える
核反応率
単位時間、単位体積あたりの融合反応の数
= 密度×密度×核反応率
P12 = ρ1ρ 2 σ v
核反応率:断面積×速度の平均(<= 温度)
⎛
⎞
8
⎟
σ v = ⎜⎜
3⎟
⎝ πµ12 ( kT ) ⎠
1/2
⎡ E⎤
∫ dEσ (E)E exp ⎢⎣− kT ⎥⎦
ところが…
2015
立教
σv
v
ガス中での核反応を考える 例えば2種類の粒子(例えば陽子と炭素原子核)
σv
v
2015
立教
ガス中での核反応を考える
核反応率
単位時間、単位体積あたりの融合反応の数
= 密度×密度×核反応率
P12 = ρ1ρ 2 σ v
核反応率:断面積×速度の平均(<= 温度)
⎛
⎞
8
⎟
σ v = ⎜⎜
3⎟
⎝ πµ12 ( kT ) ⎠
1/2
⎡ E⎤
∫ dEσ (E)E exp ⎢⎣− kT ⎥⎦
ところが…
2015
立教
σv
v
宇宙での原子核反応 –どういう原子核がかかわる?
2015
立教
Kratz (2004)
宇宙での原子核反応 – どこで、どういう原子核が…
AGB(赤色巨星)�
超新星�
X 線バースト�
新星�
(主系列)星�
超新星 - おそらく�
spallation
2015
ビッグバン�
立教
Kratz (2004)
宇宙での原子核反応 – 爆発的
AGB(赤色巨星)�
超新星�
X 線バースト�
新星�
(主系列)星�
超新星 - おそらく�
「爆発的」 - 単位時間あたりのエネルギー放出大
短時間の現象
太陽の燃焼:数十億年 <=> 超新星元素合成:
2015
高温、高密度
ビッグバン�
立教
不安定核が関わる�
Thielemann (2004)