星の進化についてのレビュー 土野恭輔 08s1-024 明星大学理工学部物理学科天文学研究室 目次 • • • • • • • • • • はじめに 星形成 原始星 主系列星 赤色巨星 白色矮星 超新星 中性子星 ブラックホール まとめ はじめに 星の進化についてのレビュー をまとめる。星間ガスが収縮し て星が生まれてから死ぬまで の過程を辿り、質量ごとに異な る最後の姿を追っていく。 c 質量範囲{太陽質量} 原始星 赤色巨星 0.08~0.46 主系列星 0.46~4 白色矮星 4~8 惑星状星雲 8~20 中性子星 星間ガス 超新星爆発 20~40 ブラックホール 時間(10万年) 1 5 10 20 23 50 100 130 150 1500 20000 2× 106 星形成 ・星は星間ガスが収縮して誕生する。 ・特に密度が高い部分を分子雲という。 原始星 ・重力収縮によって輝きだした星を 原始星と呼ぶ。 ・降着円盤からガスが降り積もって 成長する。 主系列星 ・星が核融合を起こして安定な状 態を保っている段階を主系列星と いう。 赤色巨星 ・赤色巨星は主系列星の100倍以 上の大きさになる。 ・核融合により次々と重い元素が 作られていく。 白色矮星 ・白色矮星は電子の縮退圧によっ て支えられている。 ・赤色巨星の外層は惑星状星雲に りゅう座 キャッツアイ星雲 なる。 超新星 ・8M☉ ~10M☉ の星では電子捕獲に より中性子星が残される。 ・10M☉ 以上の星では鉄の光分解に より中性子星かブラックホールが残る。 中性子星 ・中性子星を支えているのは中性 子の縮退圧である。 ・強力な磁場を持ち、高速で自転 しているパルサーと、パルサーよ りも更に強い磁場を持ったマグネ ターが存在する。 ブラックホール ・強すぎる重力により、シュバルツシル ト半径よりも内側に入ると光でさえも脱 出することができない。 ・特異点の形状や自転の有無によって いくつかの種類が存在する。 まとめ 卒業研究を通して、多くの知識を得 ることができた。今回は連星や変光星 について触れていないので、今後これ らについても理解を深めていきたいと 思っている。
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