それは、手練り絵師の技術が凝縮した新しい容姿。

絵具練り棒[乳棒型][底広型]
TW-40100・TW-40200
[乳棒型]
[底広型]
すがた
それは、手練り絵師の技術が凝縮した新しい容姿。
[乳棒型]
意匠登録出願中
No.2008-017722
陶芸や日本画で使われる乳棒は、持ちやすい・疲れに
くい・手にしっくり馴染むといった使いやすさが、長年に
渡って愛用されてきた所以です。
その伝統的な握り部分の構造を練り棒に採用したのが、
俵屋工房製[乳棒型]練り棒です。材質には、耐熱性
が高く、耐酸・耐アルカリ性に優れた理化学用磁器粘
土を使用。底面は焼成後、一本ずつ職人の手で練りや
すい形状に研磨処理。天然大理石や御影石製など
の練り板でご使用頂けます。
[底広型]
乳棒型よりも底面が広く、絵具同士の練り合わせ・粘性
の低い絵具・たくさんの量を練る時の仕上げ用に適した
工房仕様です。また、なだらかに傾斜した練り棒上部の
かたちは、手のひらを乗せた時に加圧しやすい構造です。
材質には、理化学用磁器粘土を使用。約千三百度の
高温で、ガラス成分を除去しながら焼き締めた硬質の
底面は、特殊な研磨材と職人の技術で、一本一本丁
寧に仕上げております。天然大理石や御影石製などの
練り板でご使用頂けます。
TW-40100 Ceramic Muller [pestle-shaped]
TW-40200 Ceramic Muller [wide-bottom-shaped]
type used for kneading with gripping with both hands
type used for easily putting pressure from above with one hand
【温故知新】 機械製の絵具は、強い圧力を掛けることによって量産することができます。
一方の手練り絵具では、両手を使っても精々十数キロでの作業が限界
です。機械のように、強い力で練りたいのは山々ですが、手だけでなく体
への負担も増大します。俵屋工房では、力が込めやすく使いやすい練り
棒を長い間、探しました。そしてたどり着いたのが陶芸や日本
画で使われてきた乳棒の形です。百年近くほとんど変わらぬ
形は、高い機能性と使いやすさの証です。その構造に学んで
設計したのが進化した練り棒のかたち[乳棒型]です。
両手から伝わる力は底面に集中する一方で、手への負担は
絶妙な構造によって分散させるので、手への負担を軽減しま
す。手練りを必要とする熟練絵師たちに、俵屋工房は新しい
同サイズの
七寸の乳棒
容姿と使いやすさをご提案いたします。
型 番 本 体 高さ 底面/DIA 重量 付属品 製造地 価格(税込)
乳棒型 TW-40100 理化学用磁器製 約19.2cm 6.0cm
530g 布袋付 愛知県瀬戸市 12,600円
底広型 TW-40200 〃 約11.8cm 7.4cm
440g 〃 〃
9,450円
*底面(練り面)以外には釉薬が塗られています。
【本製品について】●高温焼成や手作業加工により各製品の形状には若干の誤差がございます。
また、白磁製品の特徴である灰色∼黒色の斑点ならびに気泡のようなものが表面内外部にある
場合がございますが、使用目的に直接支障が無いものにつきましては出荷させて頂いておりますので、
予めご了承願います。【安全にご使用いただくためのご注意】●市販されている顔料には、毒性
の強い製品が含まれますので、初心者の方が絵具の手練りを行う際は、予め専門家の指導をお受け
になるか、俵屋工房お客様窓口の[手練りの手引き]をご参照下さい。●毒性の強い顔料が手や衣
服に付着した場合は、二次被害の無い場所でただちに洗浄してください。●この製品は、絵具を練るた
めの道具です。他の使用目的による破損につきましては、その責任を負いかねますのでご了承願います。
合資会社 俵屋工房 〒243-0303 神奈川県愛甲郡愛川町中津6127
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TEL.046-285-5818 FAX.046-285-5820
このパンフレットの製品に関する詳細は、俵屋工房のホームページをご覧下さい。ご購入者様専用窓口
へのご入場は、専用のパスワードをご取得下さい。詳しくはホームページの[お客様窓口]をご覧下さい。
*当社のアドレスは下記の通りですが、[俵屋工房]などで検索されると便利です。
■http://www.tawarayakobo.com/
■[email protected]
カタログ記載内容 2008年9月現在