H27.4月

2
safety
&
useful
発行 No211
0 1
㈱
5
年
4
マ ル
月
1 0
ジ ン
日
福井 TEL 0778-27-7200 FAX0778-27-7201
新潟 TEL 0258-94-5772 FAX0258-94-5773
名古屋 TEL 0586-81-1895 FAX0586-81-1896
三寒四温という言葉が 本当に当てはまる 3 月も終わり やはり季節は忘れずにやってきます。
海外の観光客が 感動し、再度訪れたくなるという「桜の風景の日本」です。
全国各地で 数々の桜だよりが発信されております。
雪国の桜もつぼみが膨らむころ 終わりを迎えた地方では
ピンクで埋まった川面の花びらの競演となり
楽しみ方はほんとうにいろいろです。
こちらは 福井県越前市 味真野小学校の校庭の真ん中に咲く
一本桜です。
元気に遊びまわる子どもたちを温かく見守るように咲くエドヒガ
ン桜は、越前市の天然記念物で推定樹齢 150 年ほどと言われる大
木。昔から住民に親しまれ、またこの見事な姿を一目見ようと他
からも人々が訪れます。見頃期間中には、ライトアップされた幻
想的な夜桜観賞も楽しめ 写真撮影や 映画の撮影なども…
つい先日 全国版のテレビ番組で「桜の名所」として紹介されていました。
マルジンも 春先は仕事も落ち着いておりまして そんな時期だからこそ「資機材の補修」や「資格等取得
推進」などにいそしんでおります。
本年度の 新入社員も迎えこれからの忙しい時期に備え 準備万端といったところです。
桜のこのさわやかな時期に繁忙期であれば なおさらいいのですが 暑くなってからの忙しさを思いなが
ら 今はゆっくり花を愛でる事といたします。
北陸新幹線開業あたりから 北陸に向く風は大きく変化してきているように思います。
石川 特に金沢への観光に伴う経済効果は多大なものとなっております。金沢の独り勝ちか?と思いきや
4 月に始まったNHKの朝ドラ「まれ」は 石川の能登が舞台で、何やら「能登塩」「日本海料理」「山車の
出る祭り」など 大々的に売り出していくようです。
そして 日本一影の薄い我が福井県も あれよあれよという間に「高校野球」で 敦賀気比高校が県勢初の
いえ、北陸初の「優勝」という快挙を成し遂げ「福井」の名を全国に知らしめたのです。
北陸大旋風といったところでしょうか?
マルジンは?と言えば まだ大々的に公表はしておりませんが 新しい一歩を踏み出し始めています。
「今日より明日」何かしら進歩していきたいとの思いから…始まります。
何事であっても「誰かに喜んでもらえる事する」「お天道様に恥じる事をしない」という気持ちで 事を成
せば 自然と気持ちは伝わってゆき またいつか自分に戻ってくることもあるでしょう。
「情けは人の為ならず」昔の人は 良い言葉を残されたものですね。
「お客様が どんな風にモノレールを利用したいと思っておられるか」「無理を承知で 頼んでこられてい
るか」「もしも違う方法が良いと思えたら」「安全上 間違った利用をされている時の苦言」など
目先の事だけでなく お客様の身になって考えた作業を、すべてのマルジンマンができるようになれば お
客様とマルジン、現場でしっかりタッグを組んで完工できるものと思います。
そして、今お客様から絶大な信頼をいただいている先輩マルジンマン達と同じく 新人マルジンマンも
大きく飛躍していけるものと信じます。全国に マルジン大旋風 巻き起こしましょう!
お 知 ら せ と カ レ ン ダ ー
マルジン 4 月のカレンダー
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木
金
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<準備万端!ご依頼待っております!>
仕事が少し落ち着いた時期に
モノレール資機材の点検・整備についやし
マルジンマンのスキルアップで
講習や資格取得に精進し
ご依頼に 準備万端整いました。
いつでも どんと来い!です。
(でも…早くもつまってはきていますが…)
S&Uだより
株式会社 マルジン
4 月第 211 回は~マイナンバー制度と社会保険加入~について
2017年を期限として 社会保険加入の対策は万全に
しなければならなくなってまいりました。
国・行政の取り締まりが強化されています。「知らな
かった」では通らなくなってきます。マイナンバー制
度の重要項目として法的な取り締まりも強化されま
す。
今後の 日本年金機構(年金事務所)の対応として
●2015年4月より納税情報で未加入事業所を特定、法
的措置で強制加入も
●2016年1月より実施されるマイナンバー制度により、
個人単位で保険加入状況が捕捉されます
●中小零細事業所を中心に未加入事業所約80万社が
指導対象となります。
日本年金機構は、年金財源の確保のために全事業所
の厚生年金加入を目指して、2015年度より国税庁が保
有する企業情報の活用を開始します。そして80万社と
もいわれる未加入事業所を把握するため、2016年1月
より実施されるマイナンバー制度の活用が予想され
ます。マイナンバー制度とは「国民ひとり一人に固有
の番号を割り当て徴税と社会保障給付に活用する」制
度。これが実施されれば、国は個人レベルでの社会保
険未加入者を割り出すことが容易にできるようにな
ります。
今後の 国土交通省の対応として
●厚労省の加入指導を受けても加入しない業者には、
建設業法に基づく指示処分を出します。それでも未加
入のままであれば、3日間の営業停止処分
●8月より国直轄工事から未加入事業所を排除(元
請・一次下請)
●2016年度末までに建設業許可業者100%の保険加入
を完了
2016年度末までに社会保険未加入事業所への指導を
完了させ、2017年度以降は元請企業に対し、社保未加
入事業所との契約を禁じます。今後、現場・事業所へ
の立ち入り調査が開始され、取締りの圧力は更に強ま
ります。
■社会保険未加入企業への発注を慎む
法令違反の会社への工事発注は、法令違反を助長する
ものです。発注者として社会的な責任を問われかねま
せん。
■必要な社会保険料(法定福利費)を盛り込んだ事業
資金を確保しましょう。
発注者は、法定福利費を見込んだ額で契約しなければ
なりません。
今後の 元請ゼネコンの対応として
●8月から始まる国直轄工事からの未加入事業所排除
にあわせて、二次下請以下への加入指導が強まります。
更に、民間工事における指導も着実に波及しつつあり
ます。
●3保険(健康保険・厚生年金・雇用保険)の番号記載
を伴う、施工体制台帳・労働者名簿・再下請通知書の
提出が更に厳格化されます
●社保加入逃れを目的とした一人親方(労働者の外注
化)への厳格なチェックが行われます
■ まず、自社の労働者を社会保険に加入させる。
元請企業は、下請企業(含、2次下請以下)に社会保
険に入るよう指導する。
施工体制台帳や再下請負通知書の「健康保険等の加入
状況」欄※を利用して、2次以下の下請も含め、加入
しているか確認する。※「施工体制台帳」と「再下請
負通知書」の記載事項に、再下請負人の保険加入状況
が追加されました。
(建設業法施行規則の改正)
●遅くとも平成29年度以降は、未加入企業を下請けに
選定しない取扱い。
◆工事現場に新規入場者を受け入れる際、作業員名簿
の社会保険欄※を確認する。
■ 発注者に対して
下請労働者の法定福利費を含む金額の見積書を作
成・提出して、法定福利費が確保された契約を結ぶよ
う、発注者に要請する。
■ 下請企業に対しては・・・
●見積依頼時には、専門工事業団体が作成した標準見
積書の活用等によって、法定福利費を内訳明示した見
積書を提出するよう依頼する。
建設業界の受注構造を簡単に表すれば発注者→元請
け→一次→二次→三次→下請け以下「一人親方」
となります。
【下請け】は今後・・・
■社会保険に加入してないと行政から指導を受けま
す。
●国や都道府県から、建設業の許可・更新時、経営事
項審査(経審)時、そして事業所への立入検査時に加
入指導を受けます。
◆社会保険部局に通報され、強制加入措置を受けたり、
状況によっては建設業担当部局から監督処分を受け
ることがあります。
■元請から加入指導が行われます。
●協力会社の審査時、下請契約時などに加入状況を確
認され、加入指導を受けます。
●遅くとも平成29年度以降は、未加入企業は下請に選
定すべきでないとされています。
◆労働者についても、遅くとも平成29年度以降は、適
切な保険への加入が確認できない場合、現場入場を認
めるべきでないとされています。
【2次、3次、一人親方】は今後・・・
●労働者を社会保険に加入させているかを、問われ
加入させていない場合は法令違反となります。
●労働者は 安心して長く働ける魅力ある職場環境
を作るため、会社に保険加入を求めるようになります。
●公共工事では、社会保険料(本人負担分)が予定価
格に算入されるようになりました。
国土交通省はH29年までに社会保険未加入問題に
対してのものですが、マイナンバー制度とかなりの確
率でチェック機能がリンクすると思われます。
そのことで、更に実態の把握が可能となり、建設業で
の社会保険未加入者は仕事上のペナルティーが容易
な状況となるでしょう。
マルジンは社会保険も納税も もとより大丈夫です。
マイナンバー制度も万全にいたします。ご安心を!!