年頭のごあいさつ 謹んで新春のご挨拶を申し上げます 吉 村 基 組 合員 の 皆 様に は 健 や かに 新 年 をお 迎 え の こと と お 慶び 申 し 上 げま す と共 に旧年中に賜わりましたご支援ご協力に対し厚くお礼申し上げます。 日本経済は引き続き緩やかな回復基調にあるといわれております。 農業をめぐる情勢は昨年十月にTPPの大筋合意がなされ、政府は農家の不安 を払拭するためにTPP関連対策大綱を決定し、輸出促進などの「攻めの対策」 と経営安定等の「守りの対策」を講じるとしていますが、影響予測や実効性は 不透明であります。また、今年四月から施行される改正農協法により、今後の 省令・政令の変更を踏まえた的確な対応が求められることとなります。 管内の農業についても相変わらず厳しい状況が続いておりますが、JAとし て基盤整備の推進や新規就農者の育成、更なるブランド力の強化や六次産業化 商品 の 開発 な ど 農業 者の 所 得増 大 と 地域 に密 着 した ラ イ フラ イン の 維持 に努 めることを使命として事業運営を行なっております。 また、昨年十一月の第三十九回JA山口県大会においてJAグループ山口が めざす姿として「持続可能な農業の実現」「豊かでくらしやすい地域社会の実 現」「協同組合としての役割発揮」に取り組むことを決議しました。 なお、自己改革の一環として各JAにおいて、経営基盤を強化し農業対策や ライフラインへの投資を促進するための「支所・事業再編計画」の策定や「県 下一JA構想」をめざすことも採択されました。 当JAとしても自己改革の喫緊の課題として、経営基盤強化のための「信用 店舗の再編」と「生産・生活店舗の在り方」について早急に方向性を決めなけ ればならない局面を迎えております。もちろん、これらについては組合員の最 終判断を仰ぐこととなります。 こ の よう に J Aは かっ て ない よ う な大 きな 変 革期 を 迎 えて おり ま すが この 難局を組合員皆様と役職員が一丸となって打破しなければなりません。 本 年 も総 合 力 を発 揮し て 皆様 の 負 託に 応え 信 頼さ れ る 組織 とし て 鋭意 取り 組ん で 参り ま す ので 尚一 層 のご 理 解 ご協 力を 賜 わり ま す よう お願 い 申し 上げ ます。 組合員皆様のご健勝ご多幸を祈念申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきま す。 代表理事組合長
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