道徳通信「Let`s Talk」を発行するにあたって・・・

コミュニティスクール
新 宮 町 立 新 宮 中 学 校
地域・家庭・学校がつながり豊かな心を育む
新 宮 中 発 信 道 徳 通 信
平成27年6月22日(月)
道徳通信「Let’s Talk」を発行するにあたって・・・
~「福岡県の道徳教育の課題に応じた市町村による実践研究」の指定を受けて~
今年度,新宮中学校は平成27年度福岡県道徳推進事業「福岡県の道徳教育の課題に応じた市町村による実
践研究」の指定を受けています。福岡県下の小・中学校で取り組まれている道徳教育の実践から見出された課
題を,新宮中学校で地域,家庭と一体となって道徳教育に取り組み解決していこうとするものです。さらには
県下の小中学校に研究の成果を発信していきます。
新宮中学校では,この研究指定を機に本校の教育目標である「志を持って,人生を切り拓くことのできる生
徒の育成」をめざして,
「学校と地域が一体となり生徒の豊かな道徳性を育む道徳教育の充実」を図っていき
たいと考えています。
その取組のひとつとして,新宮小学校と連携をしながら
↓新宮中学校各学年の掲示板
道徳教育を語り合う通信「Let’s Talk」を発行することと
なりました。この通信では,
「新宮中学校の子どもたちは,
こんな心をもっていてほしい」という願いや「新宮中学校
では,こんな道徳の時間を行いました」という学びの様子
を発信します。また,
「地域の方のすてきな心にふれ,子
どもの心が豊かになりました」と地域,家庭,学校が一体
となって取り組んだ道徳的体験の様子を発信します。小学
校の「Do Talk」から「Let’s Talk」へ。この通信を読まれ,子
どもたちの豊かな心の育ちへの理解を深めていただきた
いと思います。
小学生がお菓子のクズをポイ捨てして
いるのを見て、ちゃんと注意している中学
生の姿を見かけたことがあります。
先輩として立派だと思いましたし、
地域のためにもなっていると思い
ます。
*ほっこり日記*
今日もいろいろなことがあって、
「今週もいろん
なことがあったなー」と思いながら家に帰ると、
小学校の頃からお世話になっている野球部の先輩
の家の100m前くらいに着いたとき、白い車が
来て、白い車から先輩が車から出てきて「ありが
とうございました」と言って降りてきました。そ
して、車が動き始めた瞬間、先輩は車の窓を閉め
ていたので、その閉めきっている車の中まできこ
えるくらいの大きな声で「ありがとうございまし
た!!」と深く頭を下げて言っていました。そし
て、車が角を曲がる時まで、20秒くらいずっと
頭を下げていました。
その先輩は野球部ですから、礼儀正しいのはめず
らしいことではありませんが、それを見て、ぼく
は思わず立ち止まって「すごいなぁ」と何回も思
いました。
(1年生の生徒の日記より)
こころの時間でこころを豊かに
おもなユニット道徳
☆1年生
☆2年生
☆3年生
~心を育てるユニット道徳を通して~
ユニット道徳とは?・・・体験活動等に関係のある内容をタイムリーにおこないます。
4月20日(月)
資料名『体育会の思い出』
6月 9日(火)
資料名『あいさつについて』
4月20日(月)
資料名『楽しい体育会とは?』
5月22日(金)
資料名『みんなで跳んだ』
4月20日(月)
資料名『心のバトンパス』
6月 9日(火)
資料名『どろんこサブウ』5~8組
11日(木)
〃
1~4組
今回は,3年生の道徳の時間を紹介します!
『どろんこサブウ』
千葉県にある谷津干潟は、近代化と都市化の影響を受け、埋め立ての計画が進んでいました。初めは反
対していた地元の住民たちでしたが、干潟に捨てられた大量のゴミのせいで、風が吹くと悪臭が広範囲に
広がり「早く埋め立ててほしい」と願うものも増えていきました。
その干潟を救おうと一人立ち上がったのがサブウこと森田三郎さんです。サブウは、
「小さい頃に友達と
遊んだ思い出の干潟がなくなるのは寂しい」と一人ゴミ拾いを始めます。「ふるさとの干潟を残したい。」
その一心で・・・。
29歳の冬でした。新聞配達の合間をぬって、バイクでゴミ拾いに通い始めた青年に、好意的な目を向
ける人はほとんどいませんでした。悪臭に悩まされ、早期埋め立てを望んでいた地元住民の中には、彼を
よそ者呼ばわりし、目の前でゴミを捨てて行く者までいます。そして行政には干潟のゴミの引き取りを拒
否される。そんな状況の中、たった一人で谷津干潟愛護研究会を設立し、雨の日も雪の日もゴミ拾いを続
けました。
サブウがひとりでゴミを拾い始めて、数年が過ぎようとしていた頃でした。彼の情熱に心をうごかされ
た地元の主婦が、ついにゴミ拾いの手伝いを申し出ました。それから徐々に支援者の輪が広がり始め、多
くの市民が参加しての谷津干潟クリーン作戦の開催、主婦を中心とした谷津干潟環境美化委員会の設立、
森田三郎の支援者・ゴミ拾いの仲間達による谷津干潟友の会の PR 活動などをとおして干潟保存の気運が
高まり、ついに市による埋め立ての方針が撤回されるに至ったのです。
*生徒の感想*
○サブウはすごかった、すごかった。まず一人でゴミ拾いをしようとする考えがすごい。二つめにそれ
を五年間続けたことがすごい。普通,一年もたったらやめたくなると思う。まして近隣住民との対立
もあると普通もう帰りたくなる。しかし,努力すればいつか実るということを学んだ。
○森田さんのふるさとを思う気持ちはすごいなと思いました。住民から文句を言われながらも一人で
きれいにし続けた努力はすごいなと思いました。それほど谷津干潟での思い出があるんだろうなと
思いました。森田さんみたいなふるさとを思う気持ちを尊敬したいです。
~保護者・地域の皆様へ~
新宮小学校、新宮中学校では、地域・家庭・学校が一体となって、子どもたちの心を育てていきます。ま
だまだ未熟な中学生です。気になることやご指摘もあるかと思いますが、子どもたちに自信と誇りをもたせ
るために、地域の中で子どもたちのがんばっている姿があればお知らせいただきたいと思います。
よろしくお願いします。
〔連絡先〕新宮中学校 Tel 963-0035