アンチバイオグラム アンチバイオグラムとは、病原菌の抗菌薬に対する感受性率を累計して求めたものです。 このアンチバイオグラムは、一年間に、姫路市医師会検査センターに薬剤感受性検査のご 依頼をいただいた全施設の感受性結果から集計しました。 【アンチバイオグラムの活用方法】 アンチバイオグラムは、感染症が疑われるごく初期の段階、つまり原因微生物がまだ特定 できてない段階(細菌検査で検出菌と抗菌薬の感受性が同定できていない段階)での初期治療 (empirical therapy)の際に、患者背景などから原因菌を予測し、抗菌薬を選択する段階で使用する 場合が多い。 使用条件 1)患者の重症度の評価ができている。 2)感染臓器が特定できている。 3)感染症診療マニュアル/ガイドラインが推奨する抗菌薬を把握している。 4)微生物検査(グラム染色など)から起炎菌を推定できる。 5)感受性率が高い(薬価の低いことが望まれる)抗菌薬を選択する。 期間選択 2014年度 データ収集中 2013年度 2013年度 2012年度 バックナンバー
© Copyright 2024 ExpyDoc