日本財団ミャンマー支援実績(障害者支援) ミャンマーを含む複数国に

日本財団ミャンマー支援実績(障害者支援)
支援年度
事業名
団体名
支援合計額
事業概要
(USD)
障害者に対する差別や偏見を軽減し、障害者の社会参加を促すことを目指し活動してい
2011年度
~
2014年度
る障害当事者リーダーによる組織で、年に2回、ミャンマー全土から選抜された障害当
ミャンマー障害当事者リーダー研修と障害者・自助グ
Myanmar Independent Living
事者リーダー候補者15名(合計30名)を対象に、リーダーシップ研修を実施するととも
ループの設立
Initiative
に、自助グループ設立のための研修を行っている。ミャンマー国内に、6つの障害者自
647,920
助グループを設立し、障害当事者リーダー30名を育成すると同時に、その他障害問題関
係者150名への研修を展開することを目指している。
2012年度
2013年度
2014年12月、障害者の社会的地位の向上とエンパワーメントを目的として、ASEAN障
ミャンマーにおける障害者芸術祭の開催
害者芸術祭をミャンマーで開催。ASEAN地域内から優秀な障害者芸術家を招聘した。
682,396
2013年度には、ミャンマー国内に限定したミャンマー障害者芸術祭も開催している。
2013年度 ヤンゴンにおける障害児童の特別教育学校の新校舎建設
2013年度
ミャンマー障害者自立生活協会
ミャンマー視覚障害者マッサージ師教育事業の実施準備
(視覚障害者マッサージ師研修)
New World Therapeutic Training
ミャンマーの障害児(ダウン症、知的障害者等)の教育支援のため、ヤンゴン市内の障
Center for Special Needs Children
害児教育施設に助成を行い、新校舎を建設。2015年8月完成予定。
Myanmar Traditional Medicine
1,500,000
ミャンマーで古くから使用されている医療マッサージの技術を、視覚障害者が習得する
ために、特別に作成されたカリキュラムを用いた研修コースの提供を目指す。主に実技
Development Association設立準備委
研修に重点を置くが、解剖学理論、ミャンマー伝統医療マッサージ技術に関する講義も
員会
行われる。将来的に視覚障害者が自立や収入向上を達成していくことを目的としてい
82,500
る。
2014年8月、ミャンマー初となる障害者ビジネス・インキュベーション・センターを設
2013年度
ミャンマーにおける障害者ビジネスインキュベーション
センターの設立・運営
立。同センターは障害者に、より多くの就業機会が開かれる様、障害者を対象にITと英
ミャンマー障害者自立生活協会
語から成る基礎的なビジネス研修を実施。様々な分野における障害者ビジネスに関し、
93,600
必要なリソースや情報も提供しており、障害者ビジネスを立ち上げる際のサポート拠点
の役割も担っている。
障害者の大学教育の機会を拡大するための奨学金プログラム。奨学生に対し、日本財団
2014年度
ミャンマーにおける障害を持つ大学生に対する奨学金給
付及びゼロ金利融資事業
The Eden Foundation
が最大150ドル/月を給付し、Myanmar Apex Bank が無利子ローンを返済猶予期間付
きで提供する(定収を得るようになるまで猶予)。第一期生26名が面接の結果選抜さ
45,000
れ、2015年1月より支給が始まった(通学課程10名、通信課程16名)。
障害者支援実績合計額(2011年度~2015年度6月末)
(USD)
3,051,416
ミャンマーを含む複数国にまたがる事業の支援(障害者支援)
支援年度
事業名
団体名
支援合計額
事業概要
(USD)
日本財団は2006年よりICEVIと協力してアジア4ヶ国(インドネシア、ベトナム、フィ
リピン、カンボジア)の視覚障害学生が一般学生と同等に学習するための教育環境を整
備することを目的とし、障害者の高等教育に関する啓発活動や、大学卒業後の就職に向
2006年度
けた指導者研修やインターンシップの開催等を実施してきた。この事業の5つ目の対象
2007年度
2009年度 アジアにおける視覚障害学生の高等教育プロジェクト
~
視覚障害者教育のための国際評議会
(ICEVI)
国であるミャンマーでは、2013年4月より、ミャンマー盲人協会と協力して、ヤンゴン
のダゴン大学やマンダレーの文化大学などでの視覚障害学生に対する包括的で友好的な
815,200
環境の醸成、入学前の研修、教材や補助器具や技術へのアクセスの改善、中等・高等教
育を受ける生徒の間での補助器具やICT技術の効果的な使用、高等教育を受ける視覚障
2014年度
害者の数の増加を実現することを目指している。また、視覚障害者がコンピューターを
使用する際には、文章を音声に読み上げるソフト(text to speech: TTS)が必要なた
め、ミャンマー語のテキスト読み上げソフトの開発も行っている。
ASEAN地域内では、手話をろう者の第一言語としたバイリンガルろう教育の理念に基づ
2010年度
~
2014年度
いて指導を行っているろう学校が限られており、適切な教育モデルや指導方法を理解し
ASEAN地域を対象にした聴覚障害者の中等教育環境整備 National Technical Institute for the
た教職員が十分でなく、人材の育成が急がれている。本事業は、教職員の能力開発や、
のための国際ネットワークの推進
ろう教育関係者などを対象としたスキルアップ研修を実施し、ASEAN地域内でのろう教
Deaf(米国立ろう工科大学)
3,730,000
育の向上を図ることを目的としている。ミャンマー社会福祉省・教育省および現地ろう
学校と協働で実施。
障害と公共政策の修士課程をオンライン学習システム等を介して履修することができる
プログラム。ASEANの障害当事者の中から、障害に係る公共政策の分野において活躍で
2012年度
2014年度 障害と公共政策サイバー大学院(IDPP)の開設と運営
アメリカン大学
2015年度
きる人材の育成を目指し、2011年に正式発足。現在、ミャンマー国内の大学や研究機関
との連携、共同研究等の実施に向けて、ヤンゴン大学、ヤンゴン経済学研究所と協議
5,668,100
中。併せて、ミャンマーを含むASEAN各国からの障害学生(肢体・視覚・聴覚障害)へ
の奨学金の提供も検討している。
2013年度 聴覚障害者による和太鼓チームのASEAN障害者芸術祭へ
2014年度 の派遣
本事業はASEAN初の障害者芸術祭を開催するにあたって、日本より聴覚障害和太鼓チー
日本太鼓財団
ムを派遣することにより、ASEAN地域全体における障害に対する社会啓発とエンパワー
194,743
メントの更なる促進を目的としたものである。
複数国事業障害者支援実績合計額
(USD)
10,408,043