1、町の 1、町の優先 町の優先課題について 優先課題について 国立社会保障人口問題研究所によると、西暦 2015 年、只見町は高齢化が進み非労働人口 が労働人口を上回る。税収が落ち財源が収縮する中で福祉や扶助費が大きくなる。政策の 優先順序を明確にすべきでないか? 町長 数字のみで見るべきではない。今後の町振興計画等で明らかにしたい。 酒井 全国 1742 市町村中、金山町の高齢化率は第 2 位である。昭和、三島、西会津、只見と続 く。国指導の「振興計画」では先が見えている。町は独自で大胆な施策が必要不可欠だ。 まずは、ここに暮らす人々の行く末の安定を模索すべきではないか? 町長 ソフト面の施策も必要だがハード面も必要。計画している建物も作らなければならない。 酒井 被災した林道は激甚災害から外れようとしている。普通災害となれば大幅に費用が嵩む。 地区センターや民具収蔵・展示施設、町民文化センターや役場庁舎の建設も計画されてい る。早晩、消費税は8%を超す。財政見通しは甘くない。 また、役場庁舎建設にあたっては補助金・交付金・優良起債は一切ないというが事実か? 町長 事実だ。 酒井 今は災害復旧の最中、予算の「ふくらみ」は実態ではない。少子高齢化が進む中、今後の 町勢を見据えれば子々孫々に負担を残すべきではない。町勢の主役を間違えてはならない がどうか? 町長 その通りだ。 2、只見線の復旧について 2、只見線の復旧について 只見線は滝ダム堆砂により被災したのではないか。町長の見解はどうか。 寄岩鉄橋が架かる区域は電発の補償した区間に含まれている。 町長 設計洪水量を超えた水害だ。そういう視点は持たない。 酒井 町の災害調査報告書に「ダム決壊の恐れがあるためダム放流した。」と書いてある。それで もダム操作による被災と考えないか? 町長 あなたの期待に応えるようなことはない。
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