資料2 【香川県果樹農業振興計画(案)要旨】 1.香川県果樹農業振興計画について 果樹農業振興計画(以下「振興計画」という。)は、果樹農業振興特別措置法に基づき、 都道府県における果樹農業の振興を図るための計画として定めることができるものであ り、国の示す「果樹農業振興基本方針」の内容に即して次に挙げる事項を定めるものと されている。 ・果樹農業の振興に関する基本的事項 ・果樹の需要の長期見通しに即した栽培面積その他果実の生産の目標 ・栽培に適する自然的条件に関する基準 ・近代的な果樹園経営の基本的指標 ・果実の流通及び加工の合理化に関する基本的な事項 ・その他必要な事項 また、主要な果実のうち、広域の濃密生産団地を計画的に形成することが適当である ときには振興計画においてその広域の濃密生産団地形成に関する方針を明らかにするこ とができる。 なお、都道府県知事が振興計画を定めようとするときは学識経験者を有する者の意見 を聞かなくてはならないとともに、振興計画を定めたときには中国四国農政局長に提出 し、その概要を公表しなくてはならない。 2.香川県果樹農業振興計画の主な改正概要 計画の期間は、平成27年度から平成37年度とし、基礎数字の時点を平成26年 度(品種ごとの面積は平成25年度)とする。 (1) 果樹農業の振興に関する方針の重点事項は、次の5項目である。今回の果樹農業振 興計画の特徴としては、「さぬき讃フルーツ」を主とした需要拡大の取組みを明記。 ①果樹農業の好循環と連携の強化 ②ブランド化など戦略的な需要拡大 ③担い手の育成・確保 ④生産基盤の強化の推進 ⑤輸出に向けた取組み (2) 果樹農業振興計画の対象果樹と振興方針 ①表1、表2は、主要品目に「さぬき讃フルーツ」の品目を記載。 ②品目ごとの栽培面積、生産量等の見直し。 (3) 地域の自然的経済的条件に応じた果樹園経営の指標 ①他産業従事者と比べ、所得と労働時間がそん色ない農業経営の目標を明らかにする とともに、新たに農業経営を営もうとする青年等の農業所得、労働時間に関する目標 を設定した。 (4) 果実の流通および加工の合理化に関する事項 ①共販体制の強化では、高性能な集出荷施設の整備による有利販売を記載。 ②多様な流通・販売形態に応じた販売とブランドでは、海外輸出の販路開拓を記載。 ③果実の加工品開発に関する基本方針では、オリーブ産業強化戦略に基づく施策の展 開、6次産業化支援や機能性表示制度について記載。 (5)広域濃密生産団地形成に関する基本方針 生産基盤の強化の推進に記載したことによる削除
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