4(PDF形式:514KB)

「人と情報のエコシステム」領域の目指す社会像
目指す社会像
情報技術と人間のなじみがとれた社会
=「人と情報のエコシステム」
目指す社会に
必要なこと
共進化プラットフォームが技術開発や技術の社会適応へ
の適切なハンドルとして機能し、
情報技術のメリットが最大化され、負のリスクが低減される
その後の取組み
情報技術がもたらしうる変化(正負両面)の特定と、それを
技術や制度に反映させる共進化プラットフォームが定着
領域活動
(6年)
情報技術と人間のなじみがとれている社会を目指すために、
情報技術がもたらすメリットと負のリスクを特定し、
技術や制度へ反映していくための共進化プラットフォームが形成
エコシステム:・動植物の食物連鎖や物質循環といった生物群の循環系・生態系(Wikipedia)
・つながり・助け合う、共存共栄(英和辞書)
11
共進化プラットフォーム設計上の留意点
プラットフォーム(協働の基盤)設計を通じた創発的な技術と社会の進化
技術・社会
創発
主体
伝達
発信
主体
共鳴
主体
主体
多様な主体の協働を支えるプラットフォーム
プロトコルの共有
特定の帰結を予め計画できるわけではない⇒だからこそ不断の対話が必要
12
人間性を疎外しない
人間が中心
情報技術と人間のなじみが取れている社会
人間がコントロールする チョイスする 活躍する 心身ともに健康
目指す社会像(2035年)
情報技術の進展に伴うさまざまなリスクが最小化できている
テロや戦争
事故の防 プライバシーが適
犯罪の防
に寄与しな
止・抑止・ 切に守られてい
止・抑止
い
対処
る
影響/変化/リスクの特定とそれを技術/施策に反映させる共
進化プラットフォームの取組みが定着している
経済格差が広がらな
い・資本集中しない
効率的・効 失業者が
果的な資 増えない・
減る
源配分
独占が発
生しない
取組み(領域後)
日本が技術 犯罪に対 事故に関 AI憲 情報倫
の平和利用 する法整 する法整 章が 理ガイド
の国際的枠 備、技術へ 備、要求 検討 ラインが
組みにおい の要求仕 仕様、対 され採 検討さ
て、先導的 様、対応 応技術 用され、 れ採用
役割を果た 技術開発 開発が進 改訂 され、改
している
が進む
む
される 訂される
情報技術による恩恵が最大化できている
誰もが技術の
恩恵を享受、
格差がない
スピーディな法制度改正の仕 早急に柔軟に変化に対応す 施策がブレーキでなくハン
組みができていく
る制度設計ができていく
ドルとして機能
労働市場
の流動性
形成
プライバシー 経済・
関連の法整 財政
備、要求仕 政策の
様、対応技 整備・
術開発が進 対応が
む
進む
技術開発と産業応用が サイエンス応用
が進展
進展
労働
政策の
整備・
対応が
進む
事前に技
術のリス
クとメリッ
トを考え
る習慣
社会
保障、
福祉
制度の
整備・
対応が
進む
作る側と
研究者が
人間とは ユーザー 使う側の
社会のこ
何かを考 が要求す Dynamic
とを考え
える習慣 る習慣 Interactio
る習慣
nができる
影響やリスクを過 意見を言える・議 多様な選択肢を
不足なく迅速に 論ができる場と仕 検討・提示する
知る仕組みが進 組みが進展して 仕組みが進展し
展している
いる
ている
国際競
争力があ
り、協調
の中での
発展して
いる
ガラ
パゴ
ス化
しな
い
アルゴリ
ズムの
開示、
情報ト
レーサビ
リティな
どの進
展
子供
技術へ
ファン
含む一 世界
エンジ
国・文
の要求 ディング
般市
標準
ニア育
化の違
仕様、 に常にア
民情 形成に
成・教
いを超
対応技 セスメン
報技 貢献、
育が進
えた進
術開発 ト予算
術理 リードし
む
展
が進む
がつく
解が進 ている
む
共進化プラットフォームの取組みが継続している
影響/変化/リスクの特定とそれを技術/施策に反映させる共進化プラットフォームの始動
領域でのアウトプット例
(2020年)
平和利 犯罪防 事故防
AI憲章 情報倫
用に関 止・対 止・対
プロトタ 理ガイ
するガイ 応ガイド 応ガイド
イプの ドライン
ドライン ラインや ラインや
提示 や提言
や提言 提言
提言
プライバ
労働市 社会保 スピーディ 早急に柔
経済政
シー対
場変化 障、福 な法制 軟に変化
策に関
応ガイド
対応に 祉政策 度改正の に対応す
する提
ラインや
関する に関する 仕組みの る制度設
言
提言
提言
提言
提言 計の提言
領域での取り組みテーマ例
影響や
意見を
リスクを
言える・
過不足
議論が
なく迅
できる
速に知
場と仕
る仕組
組みの
みの提
提示
ロボット社
労働市 社会保 法制度 変化に対 示
技術の平 犯罪の防 事故の防 会道徳、 情報倫 プライバ 経済政
場予測、 障、福祉 改正の仕 応する制
和利用 止・対応 止・対応 機械倫
理
策
シー対応
政策
政策
組み
度設計
理
多様な
選択肢
を検
討・提
示する
仕組み
の提示
要請に
基づく制
御技術
や対応
技術の
開発
ソフトウ
さきがけ シンポジ
技術教
エアの正
リテラ
/CRES ウム、 コミュニ 育、モ
当性の
シー教
Tとの連 ワーク ティ形成 ラル教
検証方
育
携
ショップ
育
法
共同
世界標
研究
準を意
等の
識した
海外
取組み
連携
社会の
新しい
規範や
価値の
提示
次世代エ
国内外
制御技 技術への ソフトウェ エンジニア、
子供、一
国外政
ンジニア、
技術開
海外連
術、対応 要求仕 アの検証、 研究者
般市民
策・制
社会
研究者
発動向
携
技術
様
妥当性 教育
対象
度調査
の規
養成
調査
範・価
値や
B-5:人間中心視点
B-4:教育
国際連携
B-2:倫理/哲学
B-1:法律/制度
D-3:経済/雇用
思い
込み・
慣習
変化やリスクの 変化やリスクを 多数の選択肢 少数意見も反 技術者が気づいたリ 開発の上流段階から 人間中心視 社会の規範や価 スピード感ある対応 ブレーキではなくハンドル 海外連携/国
等の
早い取り込み 社会に伝える
を示す
映する仕組
スクの共有
共有する
点で捉える
/更新可能
として機能する
際発信
値の検討
再検
討
A:影響/変化/リスクの特定とそれを技術/施策に反映させる共進化プラットフォーム