名古屋徳洲会総合病院の循環器内科が作成に協力した 論文が論文雑誌

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心臓血管外科、
麻酔科特別講演開催
平成26年8月28日
(火)
演題① 心臓大血管手術における無輸血の試み
【演者:安部 和夫先生 東宝塚さとう病院麻酔科部長】
演題② 心臓移植と植込み型補助人工心臓の現状
【演者:松田 暉先生 大阪大学名誉教授、日本心臓移植研究会代表幹事、東宝塚さとう病院名誉院長】
▲講演中の様子
▲阿部和夫先生
▲松田暉先生
演題①では、日本で最も多くの無輸血心臓大血管外科手術麻酔を行っている安部和夫先生が、無輸血
での心臓大血管手術の経験について講演をして頂きました。
演題②では、日本最初の脳死心臓移植を行ない、植込み型補助人工心臓の普及に尽力された松田暉先
生が講演されました。世界最初の心臓移植手術が行われた1967年の翌年に日本でも和田壽郎先生によ
り心臓移植が行われました。しかしその移植に対して透明性がないと批判され、日本は暗黒の時代でし
た。その後川島康生先生、松田暉先生の尽力により1999年脳死心臓移植が行われました。皆様の理解を
いただくための透明性のある移植手術を心がけており、そのプレッシャーは想像を絶すると思われま
した。その頃の模様を楽しく講演して頂きました。
心臓血管外科部長 大橋 壯樹
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名古屋徳洲会総合病院の循環器内科が作成に協力した
論文が論文雑誌に掲載されました。
当院の循環器内科が作成に協力した論文が
論文雑誌に掲載されました。
虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)の診断に
カテーテル検査、治療にカテーテル治療があ
りますが、その時に造影剤を使用しています。
造影剤の使用は腎機能不良の患者さんにはさ
らなる腎機能の悪化する危険性があります。
カテーテル施行時に造影剤使用量を適切に制
限することによって、患者さんの透析導入、心
臓死などのイベントが0%でした。という内容
です。
造影剤の使用を極力減らすには技術が必要
です。今後も医師全員が日々研鑽を積み地域
の患者さんの治療に貢献できればと考えてお
ります。
循環器内科部長 亀谷 良介
▲論文掲載がホームページでも紹介されました
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