第1回 学校関係者評価委員会議事録 日 時:2015年4月24日(金)18:00~19:30 場 所:会議室 出席者:柏村 雅実 岩国YMCA国際医療福祉専門学校 卒業生の保護者 岩国市立東中学校校長 藤野 修身 岩国駅前本通駅前商店街理事会理事長 丸茂 郁生 岩国YMCA国際医療福祉専門学校 介護福祉学科 第1期卒業生 岩国市議会議員 今岡 典子 岩国YMCA国際医療福祉専門学校 校長 金澤 暁民 岩国YMCA国際医療福祉専門学校 教員 自己点検自己評価委員長 竹井 幸義 岩国YMCA国際医療福祉専門学校 事務長 欠席者: なし 記 録:高木真紀江 内 容: 1.自己紹介 2.委員長選出 柏村雅実委員を委員長に決定。 3.内容 1)学校評価委員会と職業実践専門課程について (Y)今岡校長がPPを使い、学校評価の必要性、目的、実施手法、評価委員会の流れを説明した。その 中で、委員への働きかけとして学校の取り組みを知ってもらうために、学校行事等を委員に案内するの で参加をお願いしたいと伝えた。学校に来ていただくことで、パンフレットや学生便覧を見ていただく ことと一緒に学校を知っていただくためである。また、委員会を年2~3回予定している。規程に基づ いた運用を行う旨を伝えた。 (Y)職業実践専門課程を申請することで、施設と連携し学校教育に盛り込み、教育の質を上げることを 目的としている。教育の質を高めて、社会のニーズに対応できる専門職業人の育成を目指したい。 2)授業評価 (委)東中学校では 1・2・3 学期保護者・生徒対象に取り組んでいる。 授業評価は、以前から行っていたがデータだけ取っていた。2013 年から組織的にやるようになった。 評価が自己的にならないよう、教員と生徒を繋げた評価をして客観的な評価をする必要がある。 記述欄には厳しい指摘もあるが、コメントは教員に戻している。保護者・学生からの意見を大切に考え ている。数値だけでなく理由づけがあるとどのように改善していくかが明確になる。 (Y)本校では授業評価を実施している。結果を教員にフィードバックし、今年度目標と狙いを明確にした 授業が出来るようにしている。今後授業評価の活用をシステム化していくことが課題である。 (Y)授業評価アンケート意外に、卒業時に満足度調査を実施している。 3)学生の現状 (委)実習生の態度で学校が評価されると考えるがYMCAはどうか。 (Y)日々の生活の中で具体的に指導している。実習途中でも面接指導している。 (委)世間の人は学生の姿で評価する。挨拶が大切であると考えている。学校を評価するにあたり、実際に 見る場を作ってもらわないと評価できない。 (委)YMCAの学生が信号無視をしているのが目につく。お年寄りが前からきてもスマホを見ていて歩 くときによける行動をしない。飲食店で騒ぐ等目につく方を世間の方はその学校の評価としてしまう。 (委)当たり前のことをするだけで特別なことでない。社会に出るならこれだけはやろう。日常生活ででき ているか(実習ではするが)日頃できていないとできない。職員が自分から行動する姿を見せる必要が ある。 (委)細かくその場で言わないと分からない学生、気づかない学生が増えているのではないか。 (Y)学習習慣がついていない学生がいる。実習や学習についていけない学生が増えているのは事実である。 フォロー体制はあるが、退学率軽減に繋がっていない。 (委)教職員の質が高ければよい。質の向上が大切。一人一人の職員が自覚して学生を支援する。学力の低 い学生がいるのも事実。 4)学生の退学 (Y)本校を離れるのではなく、他学科に転学科する者もいる。 (委)若いうちに進路変更する方がいい。退学率が高いから悪いとは思わない。早く進路変更できてよかっ た。優しいだけではできない仕事。どうしていいか分からない子増えている。 (Y)高齢者社会になり、看護師不足のため質より量の時代となっている。とどめる方がこれからの社会に 必要。一人一人を大切にしていかないといけない。 5)自己点検自己評価の現状 自己点検自己評価の結果を説明後、学校及び学生に関して下記のような説明を加えた ・教育目標を提示しているが学生の理解は不足している。 ・運営方針については、教職員研修で方針を踏まえて各学科・事務局が活動方針や目標を出して文章にし ている。中間評価と年度評価を実施。委員会活動も同様に具体的な活動を出して年度末に評価し次年度 の課題にしている。 ・介護福祉学科は国家試験の方向になるので、カリキュラムを改正し運営している。 ・医療秘書学科はメディカルクラーク資格を受験し合格できるカリキュラムを指導している。 ・保健看護学科・看護学科は国家資格のカリキュラム。国家試験は難易度が上がっているが年によって違 ってくる。再チャレンジに向けては、模試受験等フォロー体制がある。 ・実習は指導の協力、評価の協力を得ている。意見をききながら改善できる所はしている。 ・保護者会を定期的に開催し遠方の学生は保護者に連絡を取っている。 ・建物の老朽化、修理が増えている。 ・時間外に自己学習する学生に対して、ベッド数が足りない。図書の本も古い、冊数が足りない(使用頻 度の高い本)との意見が出ている。 ・学生募集は計画的に行っている。 ・財務に関しては、教員一人一人が敏感でない、中途半端にしか分かっていない。 ・自己評価結果は公表ができていない。公表の範囲内容を検討し、公表時期等明確にしておかなければな らない。 ・国際的視野を広げるための授業科目は設定しているが理解が低い。カナダ海外研修を企画運営していた。 希望者が少ない(経済的な理由)ので広島YMCAの国際交流プログラムに切り替えている。 ・留学生の受け入れは、語学や生活習慣の対応等課題が大きい。 6)その他 ・AEDがあることを地域の人に認識してもらうと活用や連携ができる。 6.おわりに 次回会議 8月終わりを予定する。 (委) :学校関係者評価委員 (Y) :YMCA
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