会場:1年2組教室 講師: 鳥居 国雄 氏

社会人からのアドバイス
演題: 大学病院に勤務する医療技術職として~顕微鏡からDMAT(災
害派遣医療チーム)まで!?職業紹介~
会場:1年2組教室
講師: 鳥居 国雄
氏
〈略歴〉
金沢生まれで中学生から福井県民になる。子育てを機に勝山市民となる。数々の資
格を取得し、現在は、福井大学医学部付属病院検査部主任、臨床検査技師として勤務
されている。
(資格の数々:1986年
者、2008年
臨床検査技師、2003年
日本糖尿病療養指導士、2012年
認定サイトトメトリー技術
診療情報管理士、2013年
日本DMAT隊員)
〈概要〉1.自己紹介の後、臨床検査技師の仕事の紹介。血液検査の写真を見なが
ら、血液の話や病気の血球の特徴などの説明をされた。
2.大学病院でのチーム医療の紹介。一人の患者に複数の専門の医療スタッフが関わ
って治療にあたっていること。患者と医療スタッフの知識の向上と理解を目指し、糖
尿病患者対象の勉強会などを開いていること。ICT(感染制御チーム)やNST(栄
養サポートチーム)、DMAT(災害派遣医療チーム)などの意義と活動内容の説明
などをされた。3.質疑応答 臨床検査技師になるための道のりをお話された。
生徒感想
・骨髄液が10秒ほどで固まるなど、血球の話がおもしろかった。また、病気にな
っている血球の映像を見ることができたのは貴重な体験だった。
・病院には医師や看護師の他にも、臨床検査技師や診療放射線技師、理学療法士な
ど多くの職種の人々がいることが分かった。これらの人々が密接に協力して多くの
治療を行うことができたり、病気について詳しく調べることができたりして、医療
とはとても奥深いものなんだなあと思った。
・チーム医療で、一人の患者さんに何人かの医療専門職の人たちが連携して治療や
ケアをしていると聞き、総力を尽くして患者さんを治そうとしているのはカッコイ
イと思った。
・DMATの人は、災害の時、すばやい判断でたくさんのけが人を見なければいけ
ないのはつらいと思う。そんな活動をしている人はすごいと思った。
・命と向き合う仕事により興味を持った。医療現場で働きたいという夢の視野が広
がった。もっとたくさん勉強しなければいけないと思った。