2015年10月後半 - 東急スポーツシステム

カ ラ ダ 栄 養 学 10月
~ 健康維持 編 ~
●プロテインって必要なの?●
プロテイン(サプリメント全般)を利用する時の原則は、
「食事から得られる量が足りない時に、不足分を補う量を摂取する」
ということです。
1日に必要なたんぱく質量=1.0g/体重1kg当たり(成人)
1日に必要な量
例えば・・・
体重70kgの男性
体重50kgの女性
→
→
70g
50g
~食品に含まれるたんぱく質~
サーモン
鶏もも肉
※Pはたんぱく質を示す
さんま(焼き)
納豆
1匹110g
P 13.0g(221kcal)
1パック50g
P 8.3g(100kcal)
VV
1食分150g
P 24.3g(300kcal)
5切75g
P 16.9g(104kcal)
鶏胸肉
1食分150g
P 29.3g(287kcal)
まぐろ
5切40g
P 10.6g(50kcal)
木綿豆腐
1丁300g
P 19.8g(216kcal)
1日3食、肉・魚・大豆製品を1品ずつ摂取していれば、食事から1日の必要量を
十分に補うことができます。食欲がない方・食事が偏っている方・減量中などは
たんぱく質が不足しがちです。プロテインを取り入れてみましょう。
ハードなトレーニング(週4日以上の筋力トレーニング)をされている方は1.5
g/体重1kg当たりを目安に摂取しましょう。2.0g以上/体重1kg当たり
を摂取しても、脂肪として身体に蓄積されてしまうことが分かっています。自分
に必要な量を判断して、上手に利用しましょう。
鮭のちゃんちゃん焼き風
鶏肉のにんにく生姜ソテー
【材料】2人分
【材料】2人分
鮭 2切
玉ねぎ 2分の1個
しめじ
1袋
◎味噌 大さじ3
◎砂糖 大さじ1
◎醤油 小さじ2
バター(なくても可)
キャベツ 3~4枚
人参
4分の1程度
アスパラ 1束
◎酒
大さじ3
◎みりん 大さじ1
◎にんにくチューブ 3cm
鶏もも肉 2枚
胡椒
少々
サラダ油 適量
◎醤油 大さじ5
◎酒 大さじ3
◎みりん 大さじ2
◎砂糖 大さじ3
◎にんにくチューブ 生姜チューブ 各4cmずつ
【作り方】
VV①◎の材料を先に混ぜておく
【作り方】
①野菜・鮭を食べやすい大きさに切る
②◎の調味料を混ぜる
③フライパンにサラダ油を熱し、鮭の皮を下に向けて焼く
④焼き色がついたら、切っておいた野菜を鮭の下に敷き
ふたをして、しんなりするまで中火にかける
⑤混ぜ合わせた調味料をかけ、3分ほど中火にかける
⑥火を止めて、お好みでバターを入れてもOK
★タンパク質の豊富なサーモンと、野菜が1度に摂れる
お手軽レシピです。
②鶏肉に胡椒をふる(部位や皮はお好みで♪)
③フライパンにサラダ油をひいて熱し、鶏肉を表面から焼く
④強火で焼き、焼き目がついたらひっくり返す
⑤両面に焼き目がついたら蓋をし、弱火で中まで火を通す
⑥肉に火が通ったら、混ぜておいたタレを入れてひと煮立ち
させる。
★盛り付け時に小葱と白ごまを振り掛けると栄養価UP!
★鶏肉は今回もも肉を使用しましたが
お好みで選んでください。
タンパク質が豊富な食材
鮭(サーモン)
鶏肉(ササミ>ムネ>モモ)
糖質を一緒に摂取することでタンパク質本来の働き(筋肉や骨・ホル
モンの成分)に使われやすくなります。極端な糖質カットは控えましょう。
東急スポーツシステム ジュニアアスリートフードマイスター 永井沙紀