学校だより2月号 - 篠山市立村雲小学校

神田川
平成27年
2月号
篠山市立
村雲小学校
立春を過ぎてからも、まだまだ雪が舞うことがある今日この頃ですが、
時折顔を出す太陽の光の温かさに少しずつ春を感じ始めるようになりま
した。
本年度、子どもたちが登校するのもあと20日あまりです。いよいよ
1年の最後のしめくくりの時期となりました。6年生にあっては、小学
校6年間のしめくくりです。学校教職員一丸となって、次の学校・次の
学年に引き継げるよう取り組んでいきます。
「旬」を大切に~節分にちなんだ行事から~
2月5日(木)児童会豆まき集会
最後に全員集合!
学校では、季節や様々な節目を大切に
した行事などを実施しています。
2月の節分の折には、1・2年生がつ
くった大きな鬼の絵を使って、自分たち
の心の中の「鬼」を追い払おうというコ
ーナーをつくったり、児童会で6年生が
扮する「鬼」を追い払うゲームをしたり
しました。
学校では、今後も「旬」を意識して、
様々な教育活動に取り組んでいきます。
2月3日(火)節分
鬼を追い払おう!
村雲小学校141回目の「誕生日」~創立記念日~
2月19日(木)は、村雲小学校の141回目の創立記念日でした。いわば、村雲小学校の1
41回目の「誕生日」です。
村雲小学校の歴史を振り返り、地域の方々の願いを知り、それに応えて自分を高めていこうと
する気持ちを持ってほしいと願い、臨時の朝会を開き、校長から次のような話をしました。ご家
庭や地域などでも、こうした機会に村雲の子どもとして、さらに伸びていこうとする気持ちを持
たせるようなお話をしていただければ幸いです。
村雲小学校の創立記念日~141回目の「誕生日」~
←これは校舎のどこにあるか知っていますか?
職員玄関のところにあるものです。今の校舎が完成したのは、
昭和62年9月。今の校舎は、いわば「27歳」です。
村雲に一番最初に学校ができたのは、明治7年の今日、2月
19日。今から141年前のことです。
名前を「篠山
校支校和合舎(ささやまこうしこうわご
うしゃ)」と言いました。その後名前は、
「神田学校」「神田小学校」「神田尋常小
学校」「神田尋常高等小学校」と移り変わ
り、「神田」と名前の付く学校は、およそ
66年続きました。
その後、昭和16年には、「村雲国民学
校」と名前を変え、ここで初めて学校名
に「村雲」が付きました。
昭和14年の神田尋常高等小学校
さて、ここで問題です。「440人」。これは何の人数でしょう。
これは、昭和20年の学校の子どもの数です。村雲の歴史で、子どもが一番多かったとき
です。太平洋戦争の末期で、尼崎から集団疎開してきた49人の児童も含まれています。
昭和22年からは、現在の「村雲小学校」という名前になりました。村雲小学校の名前に
なって、68年が過ぎています。
では、もう一つ問題です。「1376人」。これは、何の数字でしょう。
これは、平成26年度、保護者や地域の方が、村雲小学校に来て下さった延べ人数(2月
19日現在)です。参観日やオープンスクール、運動会や学習発表会、黒豆作りや調理、田
植えや稲刈りなど、様々な場面で保護者・地域の皆様に村雲小学校に足を運んでいただいて
います。
これだけたくさんの方
々が来て下さったのは、
地域の方々が村雲小学校
を大切に考えていただい
ているからであり、みな
さんに対する期待の表れ
昭和18年から昭和62年まで使われた旧校舎
です。
地域の方々の期待を受け止めて、しっかりと力をつけ、自分を伸ばそうとする村雲っ子に
なりましょう。
子どもの「自尊感情」を育みましょう
~篠山PTCAフォーラムでの講演から~
2月11日(水)、篠山PTCAフォーラム実行委員会と篠山市教育委員会主催の篠山PTC
Aフォーラムが開催されました。その中で、西宮市立夙川小学校の加島ゆう子先生による講演「親
から子への贈り物~生まれて来てくれてありがとう~」がありました。
その中で、「自尊感情」を育むことの大切さについて話がありました。
「自尊感情」とは、「自分に対する肯定的感情」であり、「自分について、それなりの能力と
良い面を持った大切な存在とする感覚」のことです。誤解を恐れずにわかりやすく言えば、「自
分のことを大切に思える」感情です。ただ、ここで勘違いしてならないのは、「自尊感情」は、
自分中心的で自分勝手な「自己中心感情」ではない、ということです。自分を大切にできるから
こそ、相手を大切にできる、相手を大切にできるからこそ、自分を大切にできる感情であると言
えます。
「自尊感情」には、次の2つがあるそうです。
基本的自尊感情・・・他者との比較によることなく、成功や優越とは無縁のあるがままの自
分をそのまま受け入れ認めるもの
社会的自尊感情・・・ほめられたり認められたりすることで、自分に価値を感じ高まるもの
社会的自尊感情
生きる力(学力・向社会力)
7歳~
4~6歳
しつけ・生活習慣
自己評価(自尊感情・自己肯定感)
0~3歳
基本的自尊感情
自分をありのままに受け入れる「基本的自尊感情」がしっかり身についていて初めて、しつけ
や生活習慣、生きる力が身につき、社会的自尊感情も高まっていくのだそうです。
基本的自尊感情の高まりが十分でなく、社会的自尊感情をつけることばかりに力を入れると、
自己中心的になりがちであるそうです。
では、「基本的自尊感情」を育むにはどうすれば良いか。それは次の3つだそうです。
①話を「聴く」こと・・・・・・子どもの話に気持ちを傾けて共感しながら聴くこと
②話を「受け止める」こと・・・話の言葉尻をつかむのではなく、子どもの感情をつかんで
話を聴くこと
③「ありがとう」のことば・・・子どもを輝かせる魔法のことばです。
子どもの豊かな「自尊感情」をどう育むか。振り返る機会としてみましょう。
2月の参観日
多数お越し下さい!
2月26日(木)は、本年度最終の参観日です。多数の保護者の方々のお越しをお待ちしてい
ます。既に案内文はお届けしていますが、新たに試食等していただける「食育コーナー」を設置
することとしましたので、保護者のみなさまにお知らせします。
13:00~13:30
13:35~14:20
14:25~14:35
14:40~15:40
食育コーナー(1階オープンスペース)
本校ではこの1年食育に力を入れてきました。今回、試食等して
いただける食育のコーナーをつくります。ぜひどうぞ!
授業参観(各教室等)
説明等(ランチルーム)
①来年度の学級編制について(校長から)
学級編制の予定(現時点での複式
学級編制の見込など)について
お話しさせていただきます。
②統合研究会の報告(統合研究
会研究員等から)
統合研究会の報告をしてい
ただきます。
学級懇談(各教室)
来月以降の主な行事予定
3月
2日(月)クリーン作戦
3日(火)一人暮らしのお宅訪問
ご高齢の一人暮らしの方のお宅
に、花をお届けします。
6日(金)6年生を送る会
6年生のみなさん、1年間リー
ダーとしてありがとう。下級生
が後をしっかり受け継ぎます。
12日(木)まち協のみなさまと6年生の会食
お世話になったまち協のみなさ
まと会食させていただきます。
19日(木)給食最終日
21日(土)春分の日
23日(月)卒業証書授与式
24日(火)修了式
25日(水)~4月5日(日)
春季休業
平成27年度
4月
3日(金)離任式
6日(月)対面式・始業式
7日(火)入学式
9日(木)給食開始
21日(火)全国学力・学習状況調査
市学力・生活習慣状況調査
24日(金)参観日
29日(水)昭和の日
村雲小学校ホームページには、学校だより「神田川」のカラー版を、「学校からのお知らせ」
に掲載しています。また、日々の学習・生活の様子を写真で紹介しています。ご覧下さい。
(村雲小学校ホームページ http://murakumo-el.sasayama.jp/)