「まいど外ヶ輪小学校です」No.16(9/10) 特別支援教育のこと① ミニ講演会参加報告 外ヶ輪小学校の坂井です。ご無沙汰いたしておりました。 9/8は、2学期の最初の常任委員会。激しく燃え、大いに 楽しんだ「PTA 夏の活動」について、参加者で振り返りや感想 の交換がなされました。常任委員会の詳しい内容は、後日、担 当者から報告があるかと思います。また、初めて開催された外 ヶ輪フェスティバル等については、是非全 PTA 会員の声を聞き たいとのことから、会長より会員向けのアンケート調査実施の提案がありました。 常任委員会後は、外ヶ輪小の前職員、髙澤正幸先生による、ミ ニ講演会でした。講演の概要と坂井の感想等をお届けいたします。 テーマは、「人格と個性を尊重する教育 ~どの子にも必要な特 別支援教育の話~ 」です。 講演の導入は、「漢字が苦手な子に漢字の読みの力を付けてい くための留意点を探る」と題した、研究レポート。カルタを工夫 し(漢字付きの絵札(裏は漢字札)と振り仮名付きの読み札を準備して活動させることで、漢 字の読みの力が高まった実践が紹介されました。 続いて、「特別支援教育とは」→「自立のとらえ」→「特別支援教育を行う場」→「共生社会 形成に向けて」の順序でお話がありました。 私が特に注目したのは、植草大学学長の小出進さんの言葉を引用した「自立のとらえ」につ いてです。「自立的生活」は次のように説明されていました。「自分から取り組み、自分の力を 出し切って生活することです。将来、自立的に生活する力が育つためには、今を自立的に生活 しなければなりません」これは、障害の有無、特別な支援が必要かどうかにかかわらず、当校 の教育における大切な視点でもあります。現在の教育目標「ともに伸びゆく」 、また、前教育目 標「主体的に自己を確立する人間」に通じる言葉です。 当校では、今年度の外ヶ輪小学校の教育の柱の1つとして、「特別支援教育の充実」を掲げて います。「一人一人の子どもに目を向けていこう」、「支援が必要な子に注目して教育すること は、どの子にも益となる教育をすることに通じる」、「すべての子に共生社会を生き抜く心と力 を育もう」、そういった考え方を重視しているからです。 特別支援教育を進めるに当たっては、私ども学校職員の意識や力を高めることを始めとして、 保護者の皆様の学び、地域の皆様のご理解も大切と思っております。一緒に学び、皆で「支え る連携」を進めていければと思っております。今回のミニ講演会は、その1つでした。今後も、 皆様から日々の教育活動に注目していただければありがたいです。また、保護者の皆様と気持 ちを通じ合わせながら、お子さんについてじっくりと話し合ってまいりたいと考えております。 この「まいど」でも、特別支援教育に関わることを折を見て取り上げてまいります。 -1- そして、「充実の2学期」がスタート 2学期がスタートして、まだまだ10日ほどですが、「充実の秋」を迎え、学習と学校生活の 「密度」が濃くなってまいりました。 9月9日(水)の活動 の様子を写真で届けします。 【あやめ学級】社会(少人数でじっくりと) 【2年生】学活(皆で風を感じる) 【1年生】図工(展覧会の作品づくり?) 【3年生】算数(㎞と出会う) 【4年生】音楽交歓会の 【5年生】乙合宿の合い言葉 練習スケジュール 【4年生】図工(車椅子のスケッチ) 【5年生】理科(パソコンで 台風の学習) 【6年生】雨の合間をぬって陸上練習 【6年生】国語 (夏の課題作文の清書) -2- ※ちょうど台風18号が接近中 -3-
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