PDFファイルへ - かんな福祉専門学校

Ⅱ
介護福祉科の教育
超高齢化社会を迎え、日常の介護を通してお年寄りや障害者の自立を支援する役割は、
ますます重要になっている。本校では、こうした時代の養成に応えるために、「人間力、専
門力、実践力」を兼ね備えた介護福祉士を育成している。本校では、介護福祉士としての
知識・技術・態度を高いレベルで学べるカリキュラムや、本校併設の福祉施設や地域の関
連施設と密接に連携した実践教育により国家資格介護福祉士を取得し、実力・良識・思い
やりの心を兼ね備えた心豊かな介護福祉士として地域に貢献できる人材の育成を目指して
いる。
1
カリキュラム・授業の概要
PDF
(1)教育課程編成における施設との連携に関する基本方針
本校の教育目標である「地域に貢献できる専門力、実践力、人間力のある介護福祉士」
を養成するために、実務に必要な知識・技術・技能を熟知している地域の介護施設・事
業所等の意見を反映させた教育課程を編成し、施設との連携協力を推進する。具体的に
は実習、演習、実習指導者会議、就職ガイダンス、合同研修会等を組織的に取り組み、
実践的な職業教育の質的向上を図る。
(2)教育課程編成委員会
教育課程編成委員会は、本校の教育課程の編成等に関して調査、分析、考察を行うと
ともに、施設との連携授業の工夫改善について、教育課程編成委員会の意見として、教
務部会に提言する。平成27年度の委員は以下の委員によって構成する。
氏
岡芹
名
正美
所
属
特別養護老人ホーム安静園
埼玉県老人福祉施設協会
施設長
会長
戸塚
静江
JAひびきのヘルパーステーション児玉
根岸
幸江
特別養護老人ホームオルトビオス
川田
昭夫
かんな福祉専門学校
小林
玄代
同
教務主任
佐藤
薫
同
担任
「介護領域」担当
篠原
章
同
担任
「人間と社会」担当
井田
昭典
同
事務長
サービス責任者
生活相談員
校長
「こころとからだ」
・「医療的ケア」担当
(3)平成27年度教育課程編成委員会
第1回教育課程編成委員会
<内容>
①学校紹介
平成27年5月22日
本校ゼミ室
②26年度自己評価結果と27年度重点目標
(実習評価等)
第2回教育課程編成委員会
平成27年9月7日
本校ゼミ室
③意見交換
<内容>
①業界の動向
②新しい介護知識・技術
③現場で期待される介護福祉士
(4)教育課程編成委員会の意見の活用状況
第1回教育課程教育課程編成委員会において指摘された施設ごとの実習評価及び指導
格差については、6月12日に実施された実習指導者会議で、指導評価の客観性・公平
性を保つことを、具体例をあげて説明し共通理解を深めることができた。施設内の合議
制による評価という提言は、施設事情もあるため今後の課題とした。第2回の委員会で
意見交換された排泄ケアの知識・技術については、排泄ケア用品の最新事情についての
講座を、11月に本校で教職員・学生・連携施設職員を対象に開催することにした。ま
た、介護ロボットや介護機器の最新事情については、本校職員が国際福祉機器展で研修
し、その成果を授業に生かすことになった。現場で求められる介護福祉像の議論の中で、
今特に求められる資質しての「倫理観」「コミュニケーション技術」については、施設の
実習指導者の指導や評価を踏まえ、現場感覚に沿った指導を今まで以上に授業の中で重
点化して行うことにした。
必修選択の別
領域
教育内容
人間の理
解
人間の尊厳と自立
必
60 時間
習)
年間授業
時数
時数
前
後
前
後
期
期
期
期
30
必
選択科目
30
30
間
必
介護の基本
介護の基本A
30
30
30
介護の基本B
修
介
介護の基本C
護
180 時
間
コミュニ
ケーシ
必
ョン技
修
術
60 時間
コミュニケーション技術A
コミュニケーション技術B
30
30
60
60(4
)
60
60
60(4
)
60
30
(講義・演
習)
30
60(4
)
60
30
(講義・演
30
(1)
30
30
(講義・演
習)
30
(2)
30
(講義・演
習)
30
(2)
30
講義・演
習)
(2)
30
習)
30
(2)
30
講義
30
(2)
30
習)
習)
(2)
30
(講義・演
(講義・演
数)
30
30
習)
習)
位
(2)
30
(講義・演
処理(OA)
組織とリーダーシップ
合計
30
修
120 時
時数
(2)
30
習)
(講義・演
社会保障関連制度入門
授業
30
(講義・演
生活に関わる数学統計
生活文化入門
年間授業
習)
ション
修
社会の理
解
人間と社会
60 時間
(講義・演
(講義・演
社会の理解B
第2学年
(単
人間関係とコミュニケー
社会の理解A
第1学年
30
30
(1)
6
生活支援技術A
(講義・演
0
60(2)
習)
60
生活支援技術B
0
60(2)
習)
60
必
修
生活支援技術
6
(講義・演
生活支援技術C
生活支援技術D
60
(講義・演
60(2)
60
習)
60
(講義・演
60(2)
60
習)
30
生活支援技術E
300 時
(講義・演
3
0
習)
60(2)
60
間
3
0
習)
60(2)
60
必
護
介護過程
介
介護過程1
30
(講義・演
介護過程Ⅱ
60
(講義・演
60(2)
修
60
習)
3
介護過程Ⅲ
150 時
0
(講義・演
習)
30(1)
30
間
3
介護総合演習Ⅰ
(演習)
0
30(1)
必
修
介護総合演習
30
30
介護総合演習Ⅱ
(演習)
介護総合演習Ⅲ
(演習)
30(1)
30
30
30(1)
30
3
120 時
間
介護総合演習Ⅳ
0
(演習)
30
30(1)
9
介護実習Ⅰ(1 年前期集中実習)
(実習)
0
90(2)
必
介護実習
90
介護実習Ⅱ-1(1 年後期集中実
修
習)
18
(実習)
180(4
0
)
180
18
介護実習Ⅱー2(2 年前期集中実
450 時
間
習)
0
(実習)
180
180
(4)
こころとからだのしくみの理
解Ⅰ
こころとからだのしくみの理
解Ⅱ
解Ⅲ
必
30
60(4)
60
30
30(2)
(講義・演習)
30
30
(講義・演習)
30
30
発達と老化の理解
(講義・演習)
認知症の理解1
(講義・演習)
認知症の理解Ⅱ
(講義・演習)
障害の理解Ⅰ
(講義・演習)
障害の理解Ⅱ
(講義・演習)
30
30(2)
60(4)
60
修
こころとからだのしくみ
こころとからだのしくみ
こころとからだのしくみの理
30
(講義・演習)
30
30(2)
30
30
30(2)
30
30
30(2)
30
30
他
30(2)
30
300 時間
就職ガイダンス
講話・相談
オリエンテーション
入校式・修了式
20
6
450
540
450
36
0
1826
備考:
990
810
1826
時間
必修選択の別
領域
教育内容
第1学年
第2学年
年間授業
年間授業
授業時数
時数
時数
合計(単位数)
前期
必修
医療的
ケア
医療的ケア
75 時間
医療的ケアⅠ
(講義)
医療的ケアⅡ
(講義)
医療的ケアⅢ
(講義)
医療的ケアⅣ
(演習)
後期
前期
後期
18
18 :12(1)
18
18
18 :12(1)
18
18
18 :12(1)
18
21
21
18
18
36
21
57
21 :14(2)
75