乳児保育【1322】 松尾 寛子

科目名
(科目コード)
乳児保育【1322】
配当年次
2
単位数
1
担当教員 松尾 寛子
対象
区分
夏期
春期
学外(中部)
学外(西部)
─
─
授業の
ねらい
本科目では、 0・1・2 歳児の発達過程について理解を深め、乳幼児一人ひとりの発達過程に応じた、集団における個人を大切にする、保育所
等における保育のあり方について学習する。さらに、子どもを取り巻く環境について考察し、時代に要請される保育と、本来あるべき保育に
ついて検討を重ね、さらに子育て支援システムや保護者や関係機関との連携について、正しい判断と認識が持てるような学習をすることを目
的とする。また、保育の計画とはどういうものかを学び、保育実践に生かせるような、保育士としての資質を身につけられるようにする。
授業の
計 画
1. オリエンテーション 乳児の発達と保育について
2. 乳児の発達段階に応じた保育の研究①
3. 乳児の発達段階に応じた保育の研究②
4. 乳児の発達段階に応じた保育の研究③
教科書
5. 乳児の発達段階に応じた保育の研究④
6. 保育の計画について
7. 乳児の発達段階に応じた保育を実践・記録・評価①
8. 乳児の発達段階に応じた保育を実践・記録・評価②
『新時代の保育双書 乳児保育』大橋喜美子編著 みらい発行 2,100 円(2014 年 3 月現在)(初日にテキスト使用します)
【スクーリングまでに準備をすること】(型紙はスクーリングのしおり巻末にあります)
①持参物のところにあげている「伸び縮みする布(ジャージ、古トレーナー、古セーター等)」を約 40 ㎝ ×30 ㎝の大きさに切り、型紙
通り切り取ります。
持参物
評価方法
なります。一度糸をほどいて、再度縫い合わせていただくことになります。(同系色の糸を使用してください)(耳は授業中に付けます)
③どのような人形を作ろうかという、ある程度の案は考えておいてください。(授業では作成するための時間はあまりとれません)
ここまでをスクーリング開始までに準備し、当日持参してください。事前準備状態の布(スクーリングまでに準備するべき中表で縫い合
わせた人形の素地となる布)と裁縫道具を忘れてくると、スクーリングに参加できません。
【スクーリング当日持参物】(2 日とも人形を忘れると評価の対象になりません)
①スクーリングまでに準備した中表で縫い合わせた人形の素地となる布
②布 伸び縮みする布(ジャージ、古トレーナー、古セーター等)の余り布…耳を付けたり服を着せる時に使用します。(ブロードやデ
ニム等の伸びない布、T シャツなどの薄い生地は不適。購入した布を持参していただいてもかまいませんが、古着を活用しても十分な
作品は作れます。柄等はあってもなくてもかまいません。柄を生かしてどのようなキャラクターを作るかを考えるのも楽しみの一つです。
約 40 ㎝ ×30 ㎝のものを 2 枚切り取った後の余り布でかまいませんので持参してください。人によっては、余り布を使用しない場合も
ありますが、耳を付けたりするのに使うことがあります。人形に服を着せようと思えば、着せる服のための布等を各自準備してください。)
③手芸用綿または古ストッキングまたは古靴下等…頭の詰め物として使用します。(手芸用の綿を購入してもかまいませんが、古ストッ
キングや古靴下を丸めて使用することも可能です。手芸用の綿を使用する際は、古布にくるんで詰めます。頭の詰め物が大人の握りこ
ぶしより少し大きくなるぐらいの詰め物を 2 つ準備してください。事前に作成する必要はありません。持参するだけでかまいません)
④裁縫道具(糸、針、はさみ等一式)
⑤フェルト…目・鼻・耳に使用(必要に応じて)
片
⑥ボタン・毛糸・レース等…目・髪の毛・ひげ・洋
手
服等に使用(必要に応じて)
人
縫い代 1㎝
⑦布用ボンド(G ボンド等)…目・鼻・髪の毛・ひ
形
げ等をつけるのに使用(必要に応じて)
線を切る
型
家にある古布や、着なくなった服のボタンを取って
線を縫う
紙
おく等、再利用できるものを考えて計画的に準備し
線は縫わない
てください。新たに購入しようとすると、各個人の
経費がかさみます。
教員や大学から、当日の貸し出しできるものはあ
りませんので、個人で必要な準備物を考えそろえて
ください。ミシンもありません。スクーリングの授
切り抜いた残りの布も使います。
業中に、物品を購入するための外出は許可しません。
捨てずに持参してください。
スクーリング 2 日目に、各自で指導案を作成した
あと、指導案に沿って手人形は必ず使用して、歌・
絵本・パネルシアター・ぺープサート等も含めた一
人 10 分程度の模擬保育をおこなっていただきます。
(0・1・2 歳児対象となるようなもの。対象年齢や季
うさぎ、ぶた、たぬき、き
節や時間は各自で設定していただきます)。手人形以
縫
つね、ねこ等や男の子、女
外にも使用したいものがあれば(絵本等)、各自で事
い
の子等、すべて本体は同
前に持参してください。
代
︵
じ型紙で作り、目、耳、鼻、
指導案に書いた保育内容を実施しますので、多くの
1
学生さんが絵本やペープサート、エプロンシアター、
㎝
たてがみ、髪の毛等で表
︶
パネルシアターのいずれかを持参しています。
情を変える
指導案の書き方については簡単な指導はしますが、
各自指導案の書き方が載った本を 2 日目に持参する
↓スソの部
)
と書きやすくなります。
分は縫わない(手を入れるところ
授業への参加態度、模擬保育、指導案等、総合的に評価する。
科目名
(科目コード)
授業の
ねらい
授業の
計 画
乳児保育【1322】
配当年次
2
単位数
1
担当教員 中村 悦子
対象
区分
─
─
─
─
学外(東部)
─
乳児期とは、人の一生の中で「手をかけ・目をかけ・言葉かけ」が、大切な時期。
0歳から3歳未満児の心身の発達を学ぶと共に、乳児期における保育の大切さ、重要性を学ぶ。
玩具の製作、事例から学ぶ。
1. 赤ちゃんって・・・乳児保育オリエンテーション
2. 0歳児の発達と保育
3. 1歳児の発達と保育
4. 2歳児の発達と保育
5. 乳児期のあそびと玩具
6. 保育に生かすおもちゃ作り
7. 保育に生かすおもちゃ作り
8. 乳児保育における保育者のあり方
教科書
『保育所保育指針(平成 20 年告示)』フレーベル館発行 本体 120 円(税別)
持参物
・牛乳パックを使ったおもちゃ製作。(各自考え、作りたい作品の材料を用意し持参のこと)
・おにぎり製作。・フェルト白 20 ㎝ ×20 ㎝を 2 枚・黒 30 ㎝ ×5 ㎝を 1 枚
ピンク、黒、オレンジ、赤を各少し、マジックテープ 2 . 5 ㎝幅 8 ㎝
手芸用パンヤ・裁縫道具・はさみ
評価方法
授業態度・提出物・レポートの総合評価