新年度のはじめにあたり 校長 厚東貴美子 4月に62名の1年生を迎えて

新年度のはじめにあたり
校長
厚東貴美子
4月に62名の1年生を迎えて、神原中学校の全校生徒は192名となりました。
今年度の本校の学校教育目標は、「思いやりの心をもち、夢と志を抱き自己実現を図る生徒の
育成」としました。また、「思いやりにあふれる学校」「生き生きと学習に励む学校」「明るいあ
いさつと歌声が響く学校」「環境が整った美しい学校」をめざします。
「思いやりにあふれる学校」 「思いやりの心の塔」が本校のシンボルです。自分と同じよう
に他人も大切にし、伝統として受け継いできた「思いやりの心」、人を思いやる優しい気持ちを
更に大きく育てていきたいと思います。そして、みんながお互いの気持ちを理解し、助け合い、
支え合う温かい雰囲気が満ちあふれる学校にしていきたいと思っています。
「生き生きと学習に励む学校」 私たちを取り巻く環境は、大きく変化しています。生徒がこ
の厳しい時代をたくましく生き抜くためには、確かな学力と体力をつけることが大事です。その
ためには、日々の学習を大切にし着実に力をつけてほしいと思っています。もちろん、学習だけ
ではなく運動会や文化祭などの学校行事や生徒会活動、また部活動にも生き生きと取り組んでほ
しいと願っています。
「明るいあいさつと歌声が響く学校」 明るいあいさつは相手を元気にしてくれます。あいさ
つは、他人と係わる第一歩です。誰もがいつでもどこでも誰とでもきちんとあいさつができると
素敵だと思います。簡単そうにみえて実は難しい、当たり前のことが当たり前にできるように心
掛けていきます。また、歌声が響く元気な学校にしたいとも思っています。
「環境が整った美しい学校」 きれいな環境では、心が落ち着き和みます。また、環境が整う
と集中して学習や活動に取り組むことができます。今、花壇には花が咲き、校内もそうじが行き
届いています。ぜひこの環境を守り、更に磨いていきたいと思っています。
これらの目標に向け、生徒と教職員が精一杯取り組み、神原中学校のよい1ページを創りたい
と思っています。私たち教職員は、生徒一人ひとりを大切にし、学ぶ楽しさや達成感を感じられ
るような授業の工夫に努め、学力や体力の向上はもとより生徒が夢や志をもちその実現に向けて
努力できるように支援していきたいと思います。
保護者や地域の皆様にも、生徒の成長を共に見守っていただき、様々な面でご支援ご協力いた
だきたいと思っております。本年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。