「人生の分かれ道で」 西堀栄三郎語録より みんなで そだとう のびのびと

御園小学校だより
学校だより
平成25 年(2013 年)
7 月 1 日発行
第3号
御園小学校
みんなで そだとう のびのびと
<校長所感>
「人生の分かれ道で」
西堀栄三郎語録より
児童会の取り組み「あいさつ銀行」は、順調に進んでいるようです。6月29日現在、貯
金は2695アイサツで目標の40%を達成しました。あと1週間の取り組みですが、あい
さつをする子が着実に多くなっていることを実感します。“思いを実行に移す行動力”を大
切に育てたいです。
先日、西堀栄三郎記念探検の殿堂で研修を受ける機会があり、考えさせられる言葉に出会いました。西堀栄三
郎は旧湖東町にゆかりのある人物で、第1次南極観測隊の越冬隊長として活躍した登山家・探検家・科学者・
教育者・哲学者です。彼は常に「体験による生きた知識」を得ようと努力した人でした。彼の残した言葉は語
録にまとめられ、多くの人々が座右の書にしています。その中から「人生の分かれ道で」を紹介させてもらい
ます。
「(私は11歳のとき、いつか)南極へ行ってみたいなあ、という気持ちを持ったわけです。
こうした志というか、願いというか、夢というか、そういうものを持っていると、いつか実
現の道が開けてきます。人間は生きていくうちに、必ずどこかで分かれ道に行き当たるもの
ですが、そのとき、夢とか志があると、ついそっちの方を選び、チャンスを掴むことになる
のです。
当時、私は、南極へなど行けるとは考えていませんでした。しかし、手の届かない高嶺の
花かもしれないが、そのことを思っているということは、心の支えでもありますし、それが
励みになっていく。夢とはそういうものではないでしょうか。」
(出典:西堀岳夫編「と
にかく、やってみなはれ~西堀栄三郎語録~」PHP 研究所刊)
私は、「志」=目標を持つ大切さを常に思います。そして、よい夢がよい人生を導くと信
じています。西堀氏の考えは、私の思いと重なります。本校の子どもたちには、夢と志をも
って日々を過ごして欲しいと願っています。
日
曜日
2
火
行事
日
曜日
行事
びわ湖の日環境活動
17
水
給食終了
18
木
19
金
22
月
特別支援学級 B ブロックなかよし交流会
期末懇談会
4
木
創立記念日
PTA 救 急 法 講 習 会
5
金
委員会活動
9
火
子 ど も 防 犯 教 室 (1 年 )
10
水
地区懇談会
11
木
地区児童会
26
金
八日市水泳記録会
12
金
クラブ活動
29
月
自然体験教室事前指導
15
月
海の日
30
火
自 然 体 験 活 動 6 年 (~ 8/1)
終業式・大掃除
夏 季 休 業 (~ 8/31)
PTA 水 泳 (~ 7/25)
○今、学校は「やさしさの木」でいっぱいです。
子どもたちの人権意識を高める活動の一つとして
取り組んだのが「人権の花(やさしいこころ)をいっぱい
咲かせよう」運動です。
各学級ごとに日頃の言葉遣いや行動等を振り返り、友だ
ちのがんばったことや良いところを出し合い、その事を花
びらにかたどった紙に
書いて「やさしさの木」
に貼っていきます。
「やさしさの木」を見ていますとどの学級も「花」がたく
さん咲いていて、人権意識の高まりが感じられます。
全クラスの「やさしさの木」を渡り廊下に掲示しています。
期末懇談会でお越しになった際、ぜひご覧ください。
○校庭に「人権の花」をいっぱい咲かせよう。
花を育て、大切に育てることによ
り、植物や人に対してやさしく接し
ようとする心を育むため、全校児童
が植木鉢やプランターで朝顔やマ
リーゴールドを育てています。土を
入れ、種をまきました。そして、水
やりなどの世話をしています。今は、まだ小さいですが、きれいな花
が咲いて、御園小学校を彩ることを心待ちにしています。
あいさつ銀行の取組(児童会)
あいさつ運動を実施するため、通学路などに立
っていただいている地域の方から、「この頃あい
さつをしてくれる子が増えた。」「あいさつの声
が大きくなった。」との声が寄せられています。
児童会では、あいさつの
大切さを認識して、あいさ
つ銀行の取組を進めてい
ます。帰りの会で、あいさ
つができたかどうかをふり返り、あいさつをした児童の数を学級で数
え、児童会本部役員が全校分を集計しています。毎日の数を総計して、
その数を掲示したりしています。あいさつポイントがたまると同時に、
子どもたちのあいさつへの意識も高まっています。