手足口病とヘルパンギーナ

手足口病
原因
ヘルパンギーナ
コクサッキ―A 群ウイルス
コクサッキーA 群ウイルス
エンテロウイルス 71 型
特徴
1~4 歳までの乳幼児に多い
5 歳以下の乳幼児に多い
手足や口に発疹ができる
急な咽頭炎が起こり、
高い熱はほとんど出ない
高熱が出て、口の中に水泡ができる
3~6 日
2~4 日
潜伏期※
主症状
●手指・足指の間、手のひら、足の裏、おしり、 ●39℃ぐらいの高熱が突然出る。
肘、膝などに水泡(水をもったブツブツ)また
この熱は約 2~4 日で下がるが、熱性けい
は盛り上がった赤いブツブツができる。破れ
れんを起こすことがあるので注意する。
●発熱とともにのどちんこの根元付近に水
てもあまり痛みはない。
●舌や歯肉、唇に水泡ができる。この水泡は比
較的すぐに破けて赤むけた状態になる。痛み
泡ができる。破れるとそこがただれて喉が
痛くなり、食欲が落ちることがある。
を伴うため、食欲が落ちたり、よだれが増え
ることがある。
●発疹と同時に38℃ぐらいの熱が出ること
もあるが、高熱はあまり出ない。
検査
治療
全身の発疹で判断する
口の中の水泡で判断する
基本的には特に治療をしなくても 1 週間ほどで自然に治る。
解熱鎮痛剤も不要なことが多いが、食べられず、体力も消耗している時は使うことがある。
食事
●辛い物や酸味のあるものは刺激になるので避け、やわらかく刺激の少ないものを与える。
●具のない茶碗蒸し、ポタージュスープなど、のどごしの良いものがおすすめ。
冷たくすると更に食べやすくなる。
●冷たくて甘い物は飲み込みやすいので、
プリン、ゼリー、アイスクリームなどを与えるのも良い。
●脱水予防のために少量の飲料をこまめに補給する。
甘いものよりもイオン飲料、麦茶、湯冷ましなどの方が良い。
お風呂
元気なら熱があっても入浴可。
ウイルスは便からも 2~3 週間ほど排泄されるため、入浴順序を最後にすると良い。
学校など
予防
特別な規定はないので、熱などがなく元気なら登校可
●予防接種はないので、帰宅後、食事前の手洗い、うがいを心がける。
●咳やくしゃみによる飛沫感染や便に接した人の手から口への経口感染があるので、感染者と
の密接な接触は避ける。大人でも感染することがあるので、母親や世話をする人は、オムツ
を変えた後などは丁寧に手洗いをする。
※潜伏期:感染してから発症までの期間
参考文献:国立感染症研究所ホームページ
赤ちゃんの病気・ホームケア大百科