- 1 - 日本史 B( 4単位) 隈澤 哲也 4 単位 対象生徒 11B/C(文系;日本史

2015 年 ( 平 成 27 年 ) 度
教科名
地歴科
単位数
4
科目名
単位
英数学館中学・ 高等学校 シラバス
日 本 史 B( 4単 位 )
授業担当者
隈澤
哲也
対象生徒 11B/C(文 系 ; 日 本 史 選 択 者 )25名
『 詳 説 日 本 史 B』 ( 山 川 出 版 社 )
副 教 材 『 最 新 日 本 史 図 表 (初 版 初 訂 )』(第 一 学 習 社 )・『 授 業 用 詳 説 史 整 理 ノ ー ト 』(山 川
出 版 社 )・ 『 一 問 一 答 日 本 史 B 用 語 問 題 集 』 (山 川 出 版 社 )・ 『 要 点 整 理 ゼ ミ ナ ー
ル 日 本 史 』 (浜 島 書 店 )
教科書
1.授業の概要
授業では、教科書に沿って単元を進め、歴史的事象の背景・原因・結果や用語の説明をする。また
史料や図版を活用し具体的なイメージを持って読解力や論理的思考力を育成する
2.到達目標
ⅰ日本の歴史や文化、社会的事象に対する興味関心が高まったか。
ⅱ現代の日本・世界が当面する課題と地域・国家の歴史・文化がどのように繋がるか、
考えてみられたか。
ⅲ 資 料 や データ・ さ ま ざ ま な 情 報 を 調 べ ・ 選 択 し て 、 社 会 的 背 景 の 考 察 を 論
理的に考えられたか。
ⅳ平和で持続可能な国際社会の実現が、日本を含む世界的な課題であるとい
う認識が深まったか。
3.学習計画
期
単元名
使用教科書項目
第 1部 原
始・古代
第 1章 日
本文化の
前 あけぼの
1.文 化 の 始 ま り
2.農 耕 社 会 の 成
立
3.古 墳 と ヤ マ ト
政権
期
実力確認テスト
第 2章 律 1.飛 鳥 の 朝 廷
令 国 家 の 2.律 令 国 家 へ の
形成
道
3.平 城 京 の 時 代
4.天 平 文 化
5.平 安 王 朝 の 形
成
学習活動と評価のポイント
評価方法
歴史学習の仕方の習得
遺物・遺跡への関心の度合い
考 古 学 資 料・史 料 (図 表・史 料 集
)の 読 解
ノートの整理や日常的家庭学習
の実践
授業態度
小 テスト及 び
間違い直し
授 業 ノート点 検
問題集点検
奈良・平安時代への関心の度合
い
資 料 ・ 史 料 (図 表 ・ 史 料 集 )の 読
解
ノートの整理や日常的家庭学習
の実践
授業態度
小 テスト及 び
間違い直し
授 業 ノート点 検
問題集点検
絵画資料の読解
鎌倉時代への関心の度合い
資 料 ・ 史 料 (図 表 ・ 史 料 集 )の 読
解
ノートの整理や日常的家庭学習
の実践
課題レポート
授業態度
小 テスト及 び
間違い直し
授 業 ノート点 検
問題集点検
第一回考査
第 3章 貴
族政治と
国風文化
第 2部 中
世
第 4章 中
世社会の
成立~
1.摂 関 政 治
2.国 風 文 化
3.地 方 政 治 の 展
開と武士
1.院 政 と 平 氏 の
台頭
第二回考査
-1-
~
第 5章 武
家社会の
成長~
後 第 3部 近
世
期 第 6章 幕
藩体制の
確立
2.鎌 倉 幕 府 の 成
立
3.武 士 の 社 会
4.蒙 古 襲 来 と 幕
府の衰退
5.鎌 倉 文 化
1.室 町 幕 府 の 成
立
2.幕 府 の 衰 退 と
庶民の台頭
3.室 町 文 化
4.戦 国 大 名 の 登
場
社会の階層ごとの諸相の特色と
関連の理解
資 料 ・ 史 料 (図 表 ・ 史 料 集 )の 読
解
ノートの整理や日常的家庭学習
の実践
室町時代への関心の度合い
授業態度
小 テスト及 び
間違い直し
授 業 ノート点 検
問題集点検
海外からの視点による歴史の把
握
資 料 ・ 史 料 (図 表 ・ 史 料 集 )の 読
解
ノートの整理や日常的家庭学習
の実践
課題レポート
授業態度
小 テスト及 び
間違い直し
授 業 ノート点 検
問題集点検
第三回考査
~
第 7章 幕
藩体制の
展開
1.幕 政 の 安 定
2.経 済 の 発 展
3.元 禄 文 化
1.幕 政 の 改 革
2.宝 暦 ・天 明 期 の
第 8章 幕 文 化
藩 体 制 の 3.幕 府 の 衰 退 と
動揺
近代への道
4.化 政 文 化
第四回考査
4.評価の観点・方法
a)評価は次の4つの観点ごとに行います。
関心・意欲・態度 現 代 社 会 や 国 際 関 係 と の 関 わ り を 考 え な が ら 学 習 内 容 に つ い
て関心を持ち、積極的に探究しようとしたか。
思 考 ・ 判 断 ・ 表 現 学 習 内 容 か ら 疑 問 点 を 見 つ け 考 察 し て い く 過 程 で 、事 象 相 互 の
関 係 を 論 理 的 ・ 科 学 的 に 捉 え 、考 察 し た こ と を 的 確 に 表 現 で き
ているか。
技能
視 聴 覚 資 料 や 文 献 史 料 を 正 確 に 理 解 し 、既 習 事 項 を わ か り や す
くまとめる力を身に付けられたか。
知識・理解
歴 史 に 関 す る 基 本 的 な 知 識 や 因 果 関 係 の 考 え 方 を 理 解 し 、身 に
付けられたか。
b)評価を行うための対象は次の通りです。
・ 授 業 態 度 (授 業 へ の 姿 勢 ・ 発 表 や 質 問 状 況 ・ 教 材 常 備 な ど )
・ 試 験 (実 力 確 認 テ ス ト ・ 定 期 考 査 ・ 校 内 模 試 )
・ 提 出 物 (テ ス ト 類 の 間 違 い 直 し ・ 定 期 的 課 題 ・ 授 業 ノ ー ト ・ 長 期 休 業 中 レ ポ ー ト な ど )
c)前期・後期末にa)に掲げた観点ごとの評価をABCの3段階で評価します。さらに学年末に
は、これらを総合的に判断して、1~5の5段階で評価します。
5.担当者からのメッセージ(学習サポートに関することを含む)
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歴史に関してよく耳にする『歴史に盲目である者は、
ある』という言葉があります。“過去を見る目は現在
いうことでもあります。毎日のように世界から飛び込
疑うようなニュースも、歴史的な見方ができるかでき
・考えが非常に違って、場合によっては判断を誤って
ょう。歴史、特に世界史を学ぶ意味は「寛容に、人間
賢 明 に 」 (ハーバート・ノーマン)近 づ く こ と に 繋 が り ま す 。
現在に対しても盲
を見る目を鍛える
んでくる、しかも
ないかで、受け取
しまう場合もある
的に、そしておそ
目で
”と
耳を
り方
でし
らく
6.その他
・ 教 科 書 ・ 授 業 用 ノート・ (返 却 テスト用 ファイル)・ 図 表 ・ 史 料 集 を 使 用 し ま す 。
・ 平 常 の 取 り 組 み 評 価 に 関 連 し て 、 小 テ ス ト( 及 び そ の 間 違 い 直 し ) 及 び 定 期 考
査 や 課 題 考 査 の テスト直 し 等 も 考 慮 し ま す の で 、 返 却 テ ス ト 用 ファイル( A4版 縦 型 )
を 常 備 し 返 却 さ れ た ら 直 ち に ファイルし て く だ さ い 。
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