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2015 年 12 月 17 日
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ワークプレイス向上による組織の活性化
CBRE、ワークプレイス戦略導入の成果に関する白書を発表
CBRE は本日、新しいワークプレイス戦略の成果に関する白書(日本語版・英語版)を発表しました。
この「Transforming Corporate Culture Through the Workplace - ワークプレイスを通じた組織活性化」
は、CBRE が打ち出す「次世代の職場環境」の概念の元、2014 年 4 月から 1 年間、東京本社で過ご
した各社員の経験に基づく実状、数値、感想を纏めています。また、固定デスクのワークプレイス環
境から脱却する理論的根拠、新しい企業文化の追求、効率性と生産性の向上についても記述してい
ます。
当白書には、、オフィス環境改良の単なるマニュアルとしてではなく、各組織特有のビジョンや目標を
踏まえた上でワークプレイス変革計画の概要をわかりやすく示し、プロジェクトを成功に導くための有
益なヒントも数多く含まれています。
CBRE 北アジア統括プレジデント兼シービーアールイー株式会社代表取締役社長兼 CEO のベン・ダ
ンカン(Ben Duncan)は、次のように述べています。「ワークプレイスには絶対的に正しい、間違ってい
るといった判断は存在しません。状況に応じて数多くのシナリオやソリューションが考えられるのです。
あらゆる場合に対応可能な万能策はありません」。
白書ではまず、企業文化の定義と、ワークプレイス戦略の導入を通じて、職場環境の再構築を行う
方法を検討しています。次に、テーマごとに分類した包括的な質問リストを示し、その回答を考えるこ
とでワークプレイス戦略を特定できるようにしています。最後に、チェンジマネジメントプログラムの着
手方法に関する実際的なアドバイスを提供しています。ここでは主に、コミュニケーション活動の重要
性に注目しています。白書全体の裏付けとして、CBRE が 2014 年 4 月に実施した移転プロジェクトの
成果を取り上げています。
主な内容:経済性を超越
ワークプレイス戦略は、厳しい予算への対応策と考えられがちです。確かにコストやスペースの削減
も重要なメリットではありますが、この白書では、職場環境の変化が社員にもたらしうる心理的なプラ
ス面についても掘り下げています。
©2015 CBRE, Inc
CBRE News Release
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CBRE がワークプレイス戦略を採用し、6 カ月後に実施した調査では、次のような結果が明らかになり
ました。
 企業ブランド:90%が「新しいワークプレイス環境は不動産業界の内外を問わずワールドクラ
スの組織であることを反映している」と回答
 ワークスタイル:移転前は、「コラボレーション(協働作業)ができるスペースを容易に利用でき
る」という回答は 22%だったが、移転後に 77%にアップ
 インフラストラクチャ:78%が「新しいオフィスは社員、業務プロセス、および IT への投資効果を
反映している」と回答
 行動:76%が「新しいオフィスの方が生産性が上がった」と回答
シービーアールイー株式会社ワークプレイスストラテジー部門ディレクターのルホン・リトー(Laurent
Riteau)は、次のように述べています。「当社が目指したのは、お客様により近づき、部門間のコラボレ
ーションを強化できる職場環境です。また同様に重要なのが、新しいオフィスによって社員がワークス
タイルを好みに合わせて選択でき、優秀な人材を惹きつけられる魅力です」。
ワークプレイス戦略のメリットとしてはほかにも、より持続可能性が高く「環境に優しい」事業姿勢を促
進するという点があります。新しい東京本社で達成された成果は、以下のとおりです。
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キャビネット数を 84%削減
オフィス内の紙資料を 92%削減(約 2,800 万ページ)
照明を 25%削減
コピー機の数を 37 台から 10 台に削減
当白書の全文はこちらからダウンロードできます。
CBRE について
CBRE グループ(NYSE:CBG)は、「フォーチュン 500」や「S&P 500」にランクされ、ロサンゼルスを本拠とする世界最大
の事業用不動産サービスおよび投資顧問会社です(2014 年の売上ベース)。全世界で 70,000 人を超える従業員、
400 カ所以上の拠点(系列会社および提携先は除く)を有し、不動産オーナー、投資家、オキュパイアーに対し、幅
広いサービスを提供しています。不動産売買・賃貸借の戦略的アドバイスおよび取引業務、コーポレートサービス、プ
ロパティマネジメント、ファシリティマネジメント、プロジェクトマネジメント、事業用不動産ローン、不動産鑑定評価、不
動産開発サービス、不動産投資マネジメント、リサーチ・コンサルティングを主要業務としています。詳細につきまして
は日本国内ホームページおよび公式 Twitter アカウント:@cbrejapan をご参照ください。
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