講義計画書(シラバス) 2015 (平成27年度入学生)

講義計画書(シラバス)
2015
(平成27年度入学生)
大 阪 物 療 大 学
保 健 医 療 学 部
診療放射線技術学科
授業科目の名称
担当者
頁
<基礎教育科目>
○基礎ゼミナール
専任教員 …………………………………………… 3
○基礎物理学
土井 勝 …………………………………………… 5
○物理学 土井 勝 …………………………………………… 7
○基礎化学 朝田 良子 ………………………………………… 9 ○化学 朝田 良子 ………………………………………… 11 ○基礎生物学
李 強・朝田 良子 ……………………………… 13
○生物学
李 強・朝田 良子 ……………………………… 15
○基礎数学 土井 勝 …………………………………………… 17
○数学
土井 勝 …………………………………………… 19
○情報科学
小西 有人 ………………………………………… 21
○情報科学演習Ⅰ
小西 有人 ………………………………………… 23 ○情報科学演習Ⅱ
小西 有人 ………………………………………… 25
○医療倫理学
髙井 逸史 ………………………………………… 27
○基礎医療時事学
田中 博司 ………………………………………… 30
○哲学
中田 浩司 ………………………………………… 32
○経済学
永吉 敬太 ………………………………………… 35
○社会学
中田 浩司 ………………………………………… 37
○健康科学
田中 瑛 …………………………………………… 40
○比較文化学
萩原 英子 ………………………………………… 42 ○心理学
野口 智草/本下 真衣 ………………………… 44
○文学
毛利 美穂 ………………………………………… 48 ○法学
藤井 安子 ………………………………………… 51 ○宗教民族学
伊藤 まり子 ……………………………………… 53 ○英語Ⅰ
神本 秀爾 ………………………………………… 57 ○英語Ⅱ
神本 秀爾 ………………………………………… 59 ○中国語Ⅰ
李 強 ……………………………………………… 61 ○中国語Ⅱ
李 強 ……………………………………………… 63 ○スペイン語Ⅰ
田中 瑛 …………………………………………… 65 ○スペイン語Ⅱ
田中 瑛 …………………………………………… 68 ○医療コミュニケーション学
髙井 逸史 ………………………………………… 71 −1−
専門基礎科目
基礎教育科目
目 次
<専門基礎科目>
○専門基礎科目実験
専任教員 …………………………………………… 73
○基礎解剖学
金光 秀晃・李 強 ……………………………… 75
○解剖学
……………………………………… 79 ○生理学・生化学
三羽 信比古 ……………………………………… 78 ○形態機能学Ⅰ
髙井 逸史・李 強・串﨑 正輝・田中 瑛 … 82
○医学概論
橋本 勉・三羽 信比古 ………………………… 84
○総合医療論
西浦 素子・橋本 勉 …………………………… 86
○応用数学
石田 敦英 ………………………………………… 88 ○医用工学Ⅰ
小西 有人 ………………………………………… 90 ○医用工学Ⅱ
小西 有人 ………………………………………… 92 ○基礎放射線科学
西浦 素子 ………………………………………… 94 ○基礎放射線技術学
淺木 健司 ………………………………………… 96 ○放射線物理学Ⅰ
岩元 新一郎 ……………………………………… 98 ○放射線物理学Ⅱ
岩元 新一郎 ……………………………………… 101 ○放射化学Ⅰ
朝田 良子 ………………………………………… 104 ○放射化学Ⅱ
朝田 良子 ………………………………………… 106 ○放射線計測学Ⅰ
岩元 新一郎 ……………………………………… 108 ○放射線計測学Ⅱ
岩元 新一郎 ……………………………………… 111
−2−
≪基礎教育科目≫
必 修
1年
授 業 科 目
基礎ゼミナール
単 位 数
1単位
配当年次
科目担当者
専任教員
授業形態
演 習
期
別
前 期
授業目的
診療放射線技師を志して入学した学生に対して、高校から大学への円滑な教育の
接続を図り、医療現場を認識すると共に臨床実習に向けての基礎的な実践の導入
を図ることを目的とする。
授業内容
専門分野への興味と感心を持たせるために、病院、介護施設見学や学内の教育設
備を確認し、理科系の基礎科目実験および医療技術の基礎である人体解剖図を学
ぶ。また実験実習を通してレポート作成を学ぶ。
到達目標
基礎的な医学医療の知識と理解する。さらに使命感を持ってチームとして患者に
サービスができる医療従事者を目指す。
授業形態
見学実習と基礎理科実験を通してレポートを作成する。
教科書、教材、参考書
実験書、配布プリント
評価方法
・出席状況
・実習・実験態度
・提出レポート
評価基準
授業参加姿勢(出席、授業態度)とレポートなどを総合的に判断して決定する。
区 分
第1回
事前学習
授業内容
事後学習
・あらかじめ配布した 【一泊研修 一日目】
「 一 泊 研 修 の し お り 」 ①研修プログラム全体説明
を読んで、研修趣旨を ②ミニトリップ
理解する。
③グループ討論
・必要な持参物を前日 ④宿泊施設で一泊
のうちに用意してお
く。
・集合場所と時刻を確
認する。
参考文献
「一泊研修のしおり」
・あらかじめ配布した 【一泊研修 二日目】
一 泊 研 修 総 括 … 感 想 文 を 書 「一泊研修のしおり」
「 一 泊 研 修 の し お り 」 ①ボランティア活動…宿泊施 く。後日、各学級担任より、
を読んで、研修趣旨を 設周辺を野外清掃し、社会貢 コメント記入の上、返却する。
理解する。
献する医療人の一端を実地で
・各研修プログラムで 目指す。
の集合場所と時刻を確 ②在学生との交流
認しておく。
③バーベキュー…宿泊施設内
の BBQ ガ ー デ ン で、 ク ラ ス
毎に連携して体験する。
第2回
基礎ゼミナールオリエンテー 病院見学、施設見学、基礎実
ション
験内容などのスケジュールの
・病院見学、施設見学
確認。
・理科系の基礎実験
第3回
スケジュールによる実 物理学・化学、生物学実験お レポートの完成と各実験書を
験実習内容を予習確認 よび画像トレース演習①
確認する。
する。
第4回
スケジュールによる実 物理学・化学、生物学実験お レポートの完成と各実験書を
験実習内容を予習確認 よび画像トレース演習②
確認する。
する。
第5回
スケジュールによる実 物理学・化学、生物学実験お レポートの完成と各実験書を
験実習内容を予習確認 よび画像トレース演習③
確認する。
する。
−3−
基礎教育科目
履修区分
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
第6回
スケジュールによる実 物理学・化学、生物学実験お レポートの完成と各実験書を
験実習内容を予習確認 よび画像トレース演習④
確認する。
する。
第7回
スケジュールを確認す 病院見学、施設見学
る。
レポート作成と次回のスケ
ジュールを確認する。
第8回
スケジュールを確認す 病院見学、施設見学
る。
レポート作成と次回のスケ
ジュールを確認する。
第9回
スケジュールを確認す 病院見学、施設見学
る。
レポート作成と次回のスケ
ジュールを確認する。
第 10 回
スケジュールによる実 物理学・化学、生物学実験お レポートの完成と各実験書を
験実習内容を予習確認 よび画像トレース演習①
確認する。
する。
第 11 回
スケジュールによる実 物理学・化学、生物学実験お レポートの完成と各実験書を
験実習内容を予習確認 よび画像トレース演習②
確認する。
する。
第 12 回
スケジュールによる実 物理学・化学、生物学実験お レポートの完成と各実験書を
験実習内容を予習確認 よび画像トレース演習③
確認する。
する。
第 13 回
スケジュールによる実 物理学・化学、生物学実験お レポートの完成と各実験書を
験実習内容を予習確認 よび画像トレース演習④
確認する。
する。
第 14 回
スケジュールによる実 物理学・化学、生物学実験お レポートの完成と各実験書を
験実習内容を予習確認 よび画像トレース演習⑤
確認する。
する。
第 15 回
レポート個人添削と指導
−4−
参考文献
履修区分
選 択
1年
授 業 科 目
基礎物理学
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
土井 勝
授業形態
講 義
期
前 期
別
授業目的
物理学はあらゆる自然科学の基礎であり、放射線に関する諸原理も物理学に基礎
を置いている。高校で物理を履修していないか、履修したが理解が不十分な新入
生を主たる対象に、物理学の基本的事項を学び、専門基礎分野の学習に必要な物
理的なものの見方、考え方、取り扱い方に関する素養を身につける。
授業内容
物理学の中でも最も基礎的分野である物体の運動と、物体の運動から理解できる
諸現象について学習する(自然現象のこのような取り扱いを、「物質的自然観」
という)。物理学とは何か、物理量の測定と単位系、力、運動の記述と運動法則、
仕事とエネルギー、熱に係わる現象について学習する。
到達目標
自然現象が基本法則に従って起こっていることを理解する。
物体の運動に関する現象に、物理学的なものの見方や取り扱いができる。
数学を使って自然現象を記述でき、数式からその内容を読み取ることができる。
授業形態
教科書にしたがって講義形式で進め、単元ごとに例題を解いて理解を深める。初
めて物理学を学ぶものと仮定し、難しい数学を使用することはしないが、数式を
使った現象の記述に慣れ親しめるように配慮して進める。
教科書、教材、参考書
教科書:『自然科学の基礎としての物理学』(原康夫 , 学術図書出版 , 2014)
参考書:『物理学読本』(朝永振一郎編 , みすず書房 , 1969)
評価方法
平常点と試験を総合して評価する。 評価基準
100 点満点を平常点(30%)と試験(70%)に配分し、60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
教 科 書 p.1 ~ p.9 の 予 履修上のガイダンス
習。
物理学とは
物理量と単位
学習内容の復習
参考書
第2回
ベクトルの復習。
ベクトル
教 科 書 p.10 ~ p.15 の 力の一般的性質
予習。
重力
学習内容の復習
・配布する教材
・高校『数学 B』教
科書
第3回
前回の復習。
力の釣り合い条件
教 科 書 p.16 ~ p.22 の 摩擦力
予習。
静水圧
学習内容の復習
参考書
第4回
前回の復習。
速度と加速
教 科 書 p.24 ~ p.30 の 度直線運動
予習。
学習内容の復習
参考書
第5回
前回の復習。
運動の法則
教 科 書 p.31 ~ p.37 の 重力と放物運動
予習。
学習内容の復習
参考書
第6回
前回の復習。
等速円運動
教 科 書 p.37 ~ p.41 の 単振動
予習。
学習内容の復習
参考書
第7回
前回の復習。
運動量と力積
教 科 書 p.42 ~ p.45 の 角運動量と中心力
予習。
学習内容の復習
参考書
第8回
教 科 書 p.24 ~ p.45 の 力と運動の総まとめ
予習。
例題演習
学習内容の復習
第9回
前回の復習。
仕事
教 科 書 p.51 ~ p.56 の エネルギー
予習。
仕事と運動エネルギー
学習内容の復習
−5−
参考書
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第 10 回
前回の復習。
位置のエネルギー
教 科 書 p.56 ~ p.62 の 力学的エネルギー保存則
予習。
学習内容の復習
第 11 回
教 科 書 p.49 ~ p.62 の エネルギーの総まとめ
予習。
例題演習
学習内容の復習
第 12 回
前回の復習。
熱と温度
教 科 書 p.64 ~ p.69 の 内部エネルギー
予習。
相転移と転移熱
学習内容の復習
参考書
第 13 回
前回の復習。
熱力学第一法則
教 科 書 p.70 ~ p.76 の 熱力学第二法則
予習。
学習内容の復習
参考書
第 14 回
前回の復習。
熱機関とその効率
教 科 書 p.77 ~ p.76 の 熱放射
予習。
学習内容の復習
参考書
第 15 回
教 科 書 p.64 ~ p.82 の 熱現象の総まとめ
予習。
例題演習
学習内容の復習
−6−
参考書
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
物理学
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
土井 勝
授業形態
講 義
期
前 期
別
授業目的
基礎物理学と基礎数学で習得した知識を基礎に、より複雑な自然現象と法則につ
いて学び、専門基礎科目及び専門科目を学ぶために必要な物理学の知識を習得し、
あわせて数理的な能力を涵養する。
授業内容
自然現象を理解する上で、物質的自然観(基礎物理学の中心テーマ)と並んで、
場の自然観が重要である。場の自然観は、波動現象や電磁気現象に代表されるも
ので、微分積分などの進んだ数学的手法を使って、現象を記述し分析する。学習
の最後に、量子論の初歩と原子核に関する事項も学ぶ。
到達目標
振動と波動、電磁気現象に関する基本事項と基本法則を理解する。
数学的に現象を記述でき、また数式から物理的な内容を読み取れる。
量子論の基本概念と原子核に関する知識を身につける。
授業形態
教科書にしたがって講義形式で進め、単元ごとに例題を解いて理解を深める。短
期間に豊富な内容について学ぶので、予習と復習を欠かすことなく、毎回の授業
内容を確実に身につけてほしい。
教科書、教材、参考書
教科書:『増補版 物理学入門』(原康夫 , 学術図書出版 , 2008)
参考書:『自然科学の基礎としての物理学』(原康夫 , 学術図書出版 , 2014)
評価方法
平常点と試験を総合して評価する。 評価基準
100 点満点を平常点(30%)と試験(70%)に配分し、60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
教 科 書 p.68 ~ p.78 の ガイダンス
予習。
運動法則の復習
等速円運動
学習内容の復習
適宜指示する。
第2回
前回の復習。
単振動
教 科 書 p.78 ~ p.86 の 強制振動
予習。
共振(共鳴)
学習内容の復習
適宜指示する。
第3回
前回の復習。
波動の性質
教 科 書 p.110 ~ p.116 重ね合わせの原理
の予習。
定在波
学習内容の復習
適宜指示する。
第4回
前回の復習。
波動の反射と屈折
教 科 書 p.116 ~ p.122 回折
の予習。
ドップラー効果
学習内容の復習
適宜指示する。
第5回
前回の復習。
電荷と保存則
教 科 書 p.148 ~ p.154 電流(導体と絶縁体)
の予習。
クーロンの法則
学習内容の復習
適宜指示する。
第6回
前回の復習。
近接作用論
教 科 書 p.155 ~ p.160 電場(電界)
の予習。
電位
学習内容の復習
適宜指示する。
第7回
前回の復習。
導体と電場
教 科 書 p.161 ~ p.166 キャパシター
の予習。
回路と起電力
学習内容の復習
適宜指示する。
第8回
前回の復習。
オームの法則
教 科 書 p.167 ~ p.174 キルヒホッフの法則
の予習。
電気の仕事率
学習内容の復習
適宜指示する。
第9回
前回の復習。
磁石と磁場(磁界)
教 科 書 p.180 ~ p.186 電流の作る磁場
の予習。
学習内容の復習
適宜指示する。
−7−
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第 10 回
前回の復習。
荷電粒子にはたらく磁気力
教 科 書 p.186 ~ p.190 電流にはたらく磁気力
の予習。
電流間の磁気力
学習内容の復習
適宜指示する。
第 11 回
前回の復習。
電磁誘導
教 科 書 p.190 ~ p.197 誘導電場
の予習。
自己誘導と相互誘導
学習内容の復習
適宜指示する。
第 12 回
前回の復習。
光と電磁波
教 科 書 p.202 ~ p.212 光の本姓と性質
の予習。
電磁波の反射と屈折
学習内容の復習
適宜指示する。
第 13 回
前回の復習。
原子構造
教 科 書 p.214 ~ p.220 電子と光の二重性
の予習。
不確定性関係
学習内容の復習
適宜指示する。
第 14 回
前回の復習。
原子の定常状態
教 科 書 p.221 ~ p.230 周期律表
の予習。
レーザー
学習内容の復習
適宜指示する。
第 15 回
前回の復習。
原子核の構成
教 科 書 p.234 ~ p.243 核エネルギー
の予習。
放射線
学習内容の復習
適宜指示する。
−8−
履修区分
選 択
1年
授 業 科 目
基礎化学
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
朝田 良子
授業形態
講 義
期
別
前 期
授業目的
高校教育から大学基礎教育への接続を円滑に進めるために、高校化学を履修して
いない学生を主たる対象とし、化学の基礎的事項を学習する。
授業内容
物質を構成する基本単位である原子、分子の視点からとらえて理解することが重
要となる。原子の構造と電子配置、周期律、化学結合、化学反応、物質量の概念
など一般化学の基礎的事項について概説し、演習を通して理解を深める。また単
元ごとのミニテストで理解度を確認しながら講義を進めていく。
到達目標
この講義を通して大学教育の化学および専門基礎科目を学ぶために必要となる化
学に関する基礎的な事柄を学習し、化学的なものの見方、考え方及び表現方法を
身につけることを目標とする。
① 単位について理解し単位換算ができる。
② 原子構造について理解する。
③ 周期律を理解し、周期表を覚える。
④ 化学結合を理解し、化学反応式を立てることができる。
⑤ 物質量(モル)の概念を理解し、物質量、質量数、原子個数を求めること ができる。
⑥ 溶液の性質を理解し、濃度の計算ができる。
⑦ 酸と塩基の定義、中和反応を理解する。
⑧ 酸化・還元の定義を理解する。
授業形態
・講義(確認プリントによる要点のまとめ)
・その時間の講義内容の演習問題(演習プリント配布)
・解答と解説
教科書、教材、参考書
配布プリント(確認、演習プリント)を使用します。
評価方法
期末試験に授業参加姿勢(出席状況、授業態度、ミニテスト、課題提出等)を
考慮に入れて評価する。
評価基準
期末試験を基本として、授業参加姿勢を総合的に評価し、100 点を上限として、
60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
オリエンテーション
・単位・指数の接頭語
第1回
事後学習
・講義内容の整理
・確認プリント復習
参考文献
・シラバス
・配布プリント
前回講義内容の復習
物質の構成
・講義内容の整理
・物質の成分:混合物と純物 ・確認プリント復習
質
・単体と化合物
・原子の構造
配布プリント
前回講義内容の復習
原子の構造と電子配置
・講義内容の整理
・電子殻と電子配置
・確認プリント復習
・同位体・同位体存在比・核
異性体
配布プリント
前回講義内容の復習
元素の周期表
・講義内容の整理
・元素の分類とその性質
・確認プリント復習
・周期律・価電子
・ ア ル カ リ 金 属、 ハ ロ ゲ ン、
希ガス
配布プリント
前回講義内容の復習
化学結合
・講義内容の整理
・物質の構成粒子(イオン・ ・確認プリント復習
分子・原子)
・イオン結合、共有結合、金
属結合
配布プリント
第2回
第3回
第4回
第5回
授業内容
−9−
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
配布プリント
第6回
第 1 回から第 5 回まで ・ミニテスト
試験問題の復習
の講義内容の復習と整 ミニテストの解説および第 1
理。 確 認 プ リ ン ト の 回から第 5 回まで復習
問題はもう一度解くこ
と。
第7回
化学式と化学反応式・化学式・ 試験問題の復習
化学反応式
配布プリント
前回講義内容の復習
化学反応式と物質量①
・単位と量
・原子量・分子量 ・アボガ
ドロ数
・物質量
配布プリント
前回講義内容の復習
化学反応式と物質量②
・講義内容の整理
・化学反応式と物質の量的関 ・確認プリント復習し
係
・原子数 N の計算
配布プリント
第8回
第9回
第 10 回
第 7 回から第 9 回まで ・ミニテスト
試験問題の復習
の講義内容の復習と整 ミニテストの解説および化学
理。 確 認 プ リ ン ト の 反応式と物質量の復習
問題はもう一度解くこ
と。
溶液の濃度
・質量パーセント濃度
・モル濃度
・講義内容の整理
・確認プリント復習
配布プリント
前回の講義内容の復習
溶液の性質
・電解質溶液
・溶解度・pH
・講義内容の整理
・確認プリント復習
配布プリント
前回の講義内容の復習
酸と塩基
・酸 , 塩基の定義
・酸 , 塩基の価数と強弱
・中和
・講義内容の整理
・確認プリント復習
配布プリント
前回の講義内容の復習
酸化・還元の定義
・酸化数の変化と酸化還元
・講義内容の整理
・確認プリント復習
配布プリント
演習プリント やり直し
配布プリント
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
配布プリント
第 1 回 か ら 第 14 回 ま 総まとめ演習
での講義内容の復習と
整理。確認プリントの
問題はもう一度解くこ
と。
− 10 −
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
化学
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
朝田 良子
授業形態
講 義
期
別
前 期
授業目的
科学的根拠に基づいた医療を実践してゆく上で、自然科学の基本的知識のうち、
化学の基礎を学び、この授業を通して化学的な見方や考え方を身につける。 授業内容
化学は、物質の構造と性質およびその反応を取り扱う学問であり、原子の構造と
種類、元素と周期表、およびその基本的事項の理解と、更に各種の反応と化学平
衡の概念を用いて反応速度などから物質の生成量を計算できるように、また、物
質の定性(同定)や定量方法について教授する。
到達目標
診療放射線技師として、医療の場で汎用される放射性同位元素の種類と核特性お
よび製造法等を当然の知識として身につけるため、周期表における順列と元素の
種類と性質を理解し、覚えること。また , それぞれの元素の反応特性と生成物の
共通の性質を理解する。さらに , 各反応の化学平衡から生成量の算出法を理解・
算出できること、および元素ごとの反応性の相違を用いて元素の分離及び定性
(同定)分析ができること。 授業形態
・講義
・その時間の講義内容の演習問題(演習プリント配布)
・解答と解説
さらに意欲のある学生には理解を深めるために応用問題(特別プリント)を添削
指導する。
教科書、教材、参考書
配布プリント(確認、演習、特別プリント)を使用します。
評価方法
期末試験に授業参加姿勢(出席状況、授業態度、ミニテスト、課題提出等)を
考慮に入れて評価する。
評価基準
期末試験を基本として、授業参加姿勢を総合的に評価し、100 点を上限として、
60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
事後学習
参考文献
オリエンテーション
・講義内容の整理
化学入門: 化学とはどのよう ・確認プリント復習
な学問か。
・物質とは
・物理変化と化学変化
・物質の構成:物質の成分
・シラバス
・配布プリント
前回講義内容の復習
原子の構造と電子配置
・原子の構造と構成粒子
・ボーア・モデル
・電子の波動関数
・講義内容の整理
・確認プリント復習
配布プリント
前回講義内容の復習
元素の周期表
・講義内容の整理
・原子量と単体
・確認プリント復習
・原子番号と元素の性質
・同位体・同位体存在比・核
種
配布プリント
前回講義内容の復習
化学結合
・講義内容の整理
・イオン結合
・確認プリント復習
イオンの沈殿生成と系統的分
離
・共有結合・金属結合
配布プリント
前回講義内容の復習
化学式と化学反応式
・講義内容の整理
・化学式・化学反応式
・確認プリント復習
・無機化学反応の分類と反応
式の書き方 配布プリント
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
授業内容
− 11 −
区 分
事前学習
前回講義内容の復習
第6回
第7回
配布プリント
試験問題のやりなおし
配布プリント
前回の講義内容の復習
溶液の性質
・溶液と溶解平衡
・溶解度
・コロイド溶液
・講義内容の整理
・確認プリント復習
配布プリント
前回の講義内容の復習
酸と塩基、中和
・酸 , 塩基の定義
・酸 , 塩基の価数と強弱
・中和
・講義内容の整理
・確認プリント復習
配布プリント
前回の講義内容の復習
酸化と還元
・酸化と還元
・酸化数
・金属のイオン化傾向
・講義内容の整理
・確認プリント復習
配布プリント
前回の講義内容の復習
物質の状態変化
・物質の三態と粒子運動
・気体発生
気体の状態方程式
・講義内容の整理
・確認プリント復習
配布プリント
前回の講義内容の復習
化学反応の進み方と平衡
・化学平衡
・反応速度
・講義内容の整理
・確認プリント復習
配布プリント
前回の講義内容の復習
物質の世界
・無機物質
・有機化合物
・講義内容の整理
・確認プリント復習
配布プリント
演習プリント やり直し
配布プリント
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 15 回
化学反応式と物質量
・講義内容の整理
・単位と量
・確認プリント復習
・物質量
・化学反応式と物質の量的関
係
参考文献
溶液の濃度
・質量パーセント濃度
・モル濃度
・pH
第9回
第 14 回
事後学習
第 1 回から第 6 回まで ・ミニテスト
試験問題の復習
の講義内容の復習と整 第 1 回から第 6 回まで復習お
理。 確 認 プ リ ン ト の よびミニテストの解説
問題はもう一度解くこ
と。
第8回
第 13 回
授業内容
第 1 回 か ら 第 14 回 ま 総まとめ演習
での講義内容の復習と
整理。確認プリントの
問題はもう一度解くこ
と。
− 12 −
履修区分
選 択
1年
授 業 科 目
基礎生物学
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
李 強・朝田 良子
授業形態
講 義
期
前 期
別
授業目的
高校では未履修とした生物学について、診療放射線技術学科教育カリキュラムを
鑑み、基礎医学科目の学習上の土台になる人体(細胞)生物学を重点に学習する。
授業内容
高校教育から大学基礎教育への接続を円滑に進めるために、高校生物学を履修し
ていない学生を主たる対象とし、生物学の基礎的事項を学習する。まず生物の生
命現象を細胞の構造と機能、遺伝子の発現制御、生体エネルギーなど一般生物学
の基礎的事項について概説し、理解を深める。
放射線障害の中心である細胞について内部構造および細胞小器官の働き、また細
胞の増殖、分化のメカニズムを理解する。また放射線による遺伝的障害に関連す
る DNA の構造、遺伝情報の発現のしくみについて理解し、放射線生物学に必要
な生物学の基礎を修得させる。
到達目標
この講義を通して生物学に関する基礎的な事柄を学習し、大学教育の生物学およ
び専門基礎科目を学ぶために必要となる力を身につけることを目標とする。
授業形態
黒板板書による教科書や自作資料に沿った講義及びその時間の講義内容の演習問
題(確認・演習プリント配布)
教科書、教材、参考書
教科書:『医療・看護系のための生物学』(田村隆明 , 裳華房 , 2010)
自作資料
評価方法
期末試験に授業参加姿勢(出席状況、授業態度、ミニテスト、課題提出等)を
考慮に入れて評価する。
評価基準
期末試験を基本として、授業参加姿勢を総合的に評価し、100 点を上限として、
60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
教科書の授業予定部分 ・オリエンテーション
教科書の授業実施部分を復習 ・シラバス
を予習する。
細胞の構造と働き:細胞の内部 する。ノートを清書する。
・教科書
構造と細胞小器官の働きを理解
・配布プリント
する。
第2回
教科書の授業予定部分 細胞膜の性質と働き:溶液の 教科書の授業実施部分を復習 ・教科書
を予習する。
濃度と浸透現象を理解し、細 する。ノートを清書する。
・配布プリント
胞膜の働き(能動輸送)につ
いて学習する。イオンチャネ
ル
第3回
教科書の授業予定部分 細胞の増殖:体細胞分裂の過 教科書の授業実施部分を復習 ・教科書
を予習する。
程について理解する。
する。ノートを清書する。
・配布プリント
染色体:染色体の構造と働き
を理解し、放射線による染色
体異常と染色分体異常の違い
にもふれる。
第4回
教科書の授業予定部分 細胞周期と細胞の分化放射線 教科書の授業実施部分を復習 ・教科書
を予習する。
感受性に深く関係する細胞周 する。ノートを清書する。
・配布プリント
期について理解し、また、幹
細胞や未分化細胞の説明を行
い、放射性感受性が高い細胞
の特徴を学習する。
・細胞死:ネクローシスとア
ポトーシスについて理解す
る。
− 13 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第5回
教科書の授業予定部分 生殖と発生:遺伝子と染色体 教科書の授業実施部分を復習 ・教科書
を予習する。
について学び、減数分裂によ する。ノートを清書する。
・配布プリント
る遺伝子の分配と受精により
多様な遺伝的な組合せが生じ
ることを理解する。また放射
線感受性に関係する細胞分化
や形態形成にもふれる。
・生殖細胞の形成過程
第6回
第 1 回から第 5 回まで ・ミニテスト
試験問題の復習
の講義内容の復習と整 ・第 1 回から第 5 回まで復習
理。 確 認 プ リ ン ト の およびミニテストの解説
問題はもう一度解くこ
と。
・教科書
・配布プリント
第7回
教科書の授業予定部分 遺伝子(遺伝情報)の発現①: 試験問題のやりなおし
を予習する。
DNA の構造、DNA 複製、細
胞周期と DNA 量の変化につ
いて学習する。
・教科書
・配布プリント
第8回
教科書の授業予定部分 遺伝子(遺伝情報)の発現②: 教科書の授業実施部分を復習 ・教科書
を予習する。
前回の講義内容を復習後、遺 する。ノートを清書する。
・配布プリント
伝子発現のしくみを学習す
る。
・DNA 損傷と DNA の修復を
分子構造的に理解する。
第9回
教科書の授業予定部分 遺伝①:形質と遺伝子の関係 教科書の授業実施部分を復習 ・教科書
を予習する。
を理解し、メンデル法則につ する。ノートを清書する。
・配布プリント
いて学習する。
第 10 回
遺伝②:いろいろな遺伝、遺
伝子の相互作用について理解
し、遺伝子の独立、連鎖、組
換えについても考える。
第 11 回
第 7 回 か ら 第 10 回 ま ・ミニテスト
試験問題の復習
での講義内容の復習と 第 7 回から第 10 回まで復習お
整理。確認プリントの問 よびミニテストの解説
題はもう一度解くこと。
・教科書
・配布プリント
第 12 回
教科書の授業予定部分 代謝①:タンパク質の構造と 試験問題のやりなおし
を予習する。
アミノ酸、酵素について理解
し、それぞれの働きについて
学習する。
・教科書
・配布プリント
第 13 回
教科書の授業予定部分 代謝②:呼吸とは何か。外呼 教科書の授業実施部分を復習 ・教科書
を予習する。
吸 と 内 呼 吸 に つ い て 学 習 す する。ノートを清書する。
・配布プリント
る。また、呼吸、光合成、窒
素同化など、エネルギーを作
り出すメカニズムを理解する。
・ATP とその働き
第 14 回
教科書の授業予定部分 体液の恒常性:内部環境をつ 教科書の授業実施部分を復習 ・教科書
を予習する。
くる体液について学習し、血 する。ノートを清書する。
・配布プリント
液の組成と働きについて理解
する。
・体液性免疫と細胞性免疫に
ついて学習する。
第 15 回
第 1 回 か ら 第 14 回 ま 総まとめ演習
での講義内容の復習と
整理。
確認プリントの問題は
もう一度解くこと。
期末試験のために総復習を行 ・教科書
う。
・配布プリント
− 14 −
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
生物学
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
李 強・朝田 良子
授業形態
講 義
期
別
前 期
授業目的
本講義では、生命の基本単位である細胞の構造と機能を、生物の階層仕組み上の
重要な概念として理解することを目的とする。また、人体における生命現象につ
いて生物学角度からわかりやすく解説し、診療放射線技師専門教育に役に立つ学
問としての講義を目指す。
授業内容
授業内容:①生物学の基礎、②細胞、③生物を構成する物質、④栄養と代謝、⑤
遺伝と DNA、⑥細胞の増殖と死、⑦人体の組織、⑧人体の器官、⑨ホルモンと
生体調節、⑩神経系、⑪免疫、⑫微生物と感染症、⑬老化、⑭癌。
到達目標
人体の基本単位と生命活動の仕組み、及び細胞レベルでの相互関係を含めた生物
学の基礎知識を説明できることを到達目標とする。
授業形態
黒板板書による教科書に沿った講義及び PPT によるプレゼンを中心に取り入れ
る。毎回、練習問題を配布する。
教科書、教材、参考書
教科書:『医療・看護系のための生物学』(田村隆明 , 裳華房 , 2010)
推薦参考書:『細胞の分子生物学(The CELL)』(Bruce Alberts 他 , ニュート ンプレス , 2010)
『カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書』
(サダヴァ他 , 講談 社 , 2010)
評価方法
筆記テスト、授業時の発言、取り込む姿勢、出席状況、口頭試問、課題提出の総
合評価。
評価基準
100 点満点を、中間筆記テストと期末筆記テスト:それぞれ 40%、出席状況:
15%、授業態度(授業時の発言、取り組む姿勢):5% に配分する。60 点以上を合
格とする。遅刻早退、講義中の私語及び無用な出入りは厳禁。携帯電話の電源を
必ずマーナーモートすること。講義中に私語やメールを打つなど特に悪質な違反
者は評価をしない。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
教科書の授業予定部分 ガイダンス
教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
生物学の基礎:生物と無生物、 する。ノートを清書する。
照する。
生物の分類、人類の誕生と進
化
第2回
教科書の授業予定部分 細胞:細胞膜、細胞内小器官、 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
細胞骨格と細胞移動
する。ノートを清書する。
照する。
第3回
教科書の授業予定部分 人体を構成する物質:元素、 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
分子、イオン、水、三大栄養素、 する。ノートを清書する。
照する。
タンパク質とアミノ酸、核酸
とヌクレオチド
第4回
教科書の授業予定部分 栄養と代謝:栄養の摂取、異 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
化と同化、酵素、エネルギー する。ノートを清書する。
照する。
代謝
第5回
教科書の授業予定部分 遺伝と DNA:メンデルの法則、 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
DNA、ゲノムと染色体
する。ノートを清書する。
照する。
第6回
教科書の授業予定部分 細胞の増殖と死:細胞周期、 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
細胞分裂、ネクローシスとア する。ノートを清書する。
照する。
ポトーシス
期末試験のために総復習を行
第 1~ 第 6 週間総復習
う。
第7回
教科書の授業部分を復 中間テスト(前半)
中間テスト結果を自己評価す 推薦参考書の項を参
習する。
テストの解説及び第 8 週~第 る。
照する。
15 週の授業内容指南(後半)
− 15 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第8回
教科書の授業予定部分 人体の組織:組織の形成、筋 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
細胞と筋収縮、血液
する。ノートを清書する。
照する。
第9回
教科書の授業予定部分 人体の器官:消化系、循環系、 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
呼吸系、感覚系
する。ノートを清書する。
照する。
第 10 回
教科書の授業予定部分 ホルモンと生体調節:内分泌 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
器官、分泌調節、受容体と細 する。ノートを清書する。
照する。
胞内情報伝達
第 11 回
教科書の授業予定部分 神経系:腦と中枢神経系、末 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
梢神経系、ニューロン、神経 する。ノートを清書する。
照する。
伝達物質
第 12 回
教科書の授業予定部分 免疫:自然免疫と獲得免疫、 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
アレルギー
する。ノートを清書する。
照する。
第 13 回
教科書の授業予定部分 微生物と感染症:微生物の種 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
類、細菌、ウィルス、寄生虫 する。ノートを清書する。
照する。
第 14 回
教科書の授業予定部分 老化:細胞の老化とヒトの寿 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
命、細胞の寿命、カロリー摂 する。ノートを清書する。
照する。
取量と寿命の関係、運動と寿
命の関係
第 15 回
教科書の授業予定部分 がん:がんの定義、がん細胞 期末試験のために総復習を行 推薦参考書の項を参
を予習する。
の特徴、がんの原因、がんの う。
照する。
生成とその進展過程
第 8 〜第 15 週間総復習
− 16 −
履修区分
選 択
1年
授 業 科 目
基礎数学
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
土井 勝
授業形態
講 義
期
前 期
別
授業目的
物事を正確に考え、分析し、伝える上で、数学は最も基本的な手段となっている。
何事も基礎が大切であり、基礎が危ういと必ず行き詰まる。高等学校で数学Ⅱ、
Ⅲを履修しなかった学生、履修したが理解が不十分な学生を対象に、基礎的事項
を学習し、計算力を養って、大学での発展的な学習に対する基礎力を身につける。
授業内容
入学して最初の数学の授業であることから、今後の学習の「準備教育」と位置づけ、
基本事項の復習と確認から始め、式の計算、方程式、不等式、平面図形(直線と円)、
諸関数(1 次、2 次、指数、対数、三角)とそのグラフに関する基礎的事項を学ぶ。
到達目標
数学的取り扱いの有効性を理解し、数学に積極的に向き合う態度を身につける。
諸関数に関する基礎的事項を習得し、あわせて計算力を身につける。
授業形態
数学が得意でない人にも理解できるよう、丁寧に進めます。教科書に沿って基本
事項を説明し、次いで問題の解法を解説します。数学の学力を身につけるには、
自分で実際に計算し、納得する作業をくり返すことが大切なことから、演習問題
をレポートで提出してもらい、また学習内容の区切りに小テストを行います。
教科書、教材、参考書
教科書:『基礎の数学』(矢野健太郎・石原繁 , 裳華房 , 1989)
参考書:『問題集 基礎の数学』(矢野健太郎・石原繁 , 裳華房 , 1990)
高校で使用した数学の教科書を参照するのが望ましい。
評価方法
平常点(授業への参加度、レポート)と試験(小テスト、定期試験)を総合して
評価します。
評価基準
100 点満点を平常点(30%)と試験(70%)に配分し、60 点以上を合格とします。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
教科書 p.1 ~ p.16 の予 履修上のガイダンス
習
式の計算(1)
整式、整式の除法
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第2回
前回授業の復習
式の計算(2)
教 科 書 p.17 ~ p.36 の 剰余の定理
予習
分数式・無理式
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第3回
前回授業の復習
方程式と不等式(1)
教 科 書 p.37 ~ p.47 の 2 次方程式
予習
復習と例題演習
レポート作成
参考書
参考書
第4回
前回授業の復習
方程式と不等式(2)
復習と例題演習
教 科 書 p.48 ~ p.67 の いろいろな方程式
レポート作成
予習
不等式
小テスト
第5回
前回授業の復習
関数とグラフ(1)
教 科 書 p.68 ~ p.87 の 2 次関数
予習
2 次関数の応用
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第6回
前回授業の復習
関数とグラフ(2)
教 科 書 p.88 ~ p.102 の 分数関数・無理関数 予習
グラフの対称移動
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第7回
前回授業の復習
平面図形と式(1) 教 科 書 p.103 ~ p.117 直線 の予習
復習と例題演習
レポート作成
参考書
前回授業の復習
平面図形と式(2) 教 科 書 p.118 ~ p.128 直線と円
の予習
不等式と領域
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第8回
小テスト
− 17 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第 10 回
前回授業の復習
指数関数・対数関数(2)
復習と例題演習
教 科 書 p.145 ~ p.157 対数と対数関数
レポート作成
の予習
小テスト
参考書
第 11 回
前回授業の復習
三角関数(1)
教 科 書 p.158 ~ p.173 三角比
の予習
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第 12 回
前回授業の復習
三角関数(2)
教 科 書 p.174 ~ p.189 三角関数
の予習
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第 13 回
前回授業の復習
三角関数(3)
教 科 書 p.189 ~ p.205 加法定理
の予習
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第 14 回
前回授業の復習
数列・二項定理(1)
教 科 書 p.207 ~ p.221 数列
の予習
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第 15 回
前回授業の復習
数列・二項定理(2)
教 科 書 p.221 ~ p.230 二項定理
の予習
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第9回
前回授業の復習
指数関数・対数関数(1)
教 科 書 p.129 ~ p.145 指数関数
の予習
参考文献
小テスト
− 18 −
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
数学
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
土井 勝
授業形態
講 義
期
前 期
別
授業目的
基礎数学で学んだ事項を土台に、自然現象を取り扱う上で必要な数学的事項につ
いて学び、実際の現象に適用できる学力を養う。大学における専門基礎科目と専
門科目を学ぶための数学的能力を身につけるのが目的である。
授業内容
微分と積分は、物事の変化を記述するのに欠かすことのできない手段である。自
然科学で重要な諸関数(有理、無理、指数、対数、三角、逆三角)について、微
分積分の基礎と簡単な応用について学習する。
到達目標
自然科学で重要な諸関数について、確実な知識を身につけ、計算ができる。
微分と積分の意味を正しく理解し、実用的な計算ができる。
授業形態
教科書に沿って基本事項を説明し、次いで問題の解法を解説します。数学の学力
を身につけるには、自分で実際に計算し、納得する作業をくり返すことが大切な
ことから、演習問題をレポートとして課し、また何回かの小テストを行います。
教科書、教材、参考書
教科書:『微分積分 改訂版』(矢野健太郎・石原繁 , 裳華房 , 1991)
参考書:『大学新入生のための微分積分入門』(石村園子 , 共立出版 , 2004)
評価方法
平常点(授業への参加度、レポート)と試験(小テスト、定期試験)を総合して
評価します。 評価基準
100 点満点を平常点(30%)と試験(70%)に配分し、60 点以上を合格とします。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
教 科 書 p.1 ~ p.8 の 予 ガイダンス
習
導関数の定義
整式の微分
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第2回
前回の復習
不定積分と定積分の定義
教 科 書 p.11 ~ p.16 の 整式の積分
予習
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第3回
前回の復習
関数の極限
教 科 書 p.19 ~ p.30 の 連続関数
予習
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第4回
前回の復習
微分の基本公式
教 科 書 p.33 ~ p.42 の 合成関数の微分
予習
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第5回
前回の復習
三角関数とその微分
教 科 書 p.45 ~ p.50 の
予習
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第6回
前回の復習
逆三角関数とその微分
教 科 書 p.52 ~ p.62 の
予習
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第7回
前回の復習
指数関数とその微分
教 科 書 p.65 ~ p.71 の 対数関数とその微分
予習
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第8回
前回の復習
微分の応用
教 科 書 p.74 ~ p.91 の
予習
復習と例題演習
小テスト レポート作成
参考書
第9回
前回の復習
関数のグラフ
教 科 書 p.93 ~ p.105 の
予習
復習と例題演習
レポート作成
参考書
小テスト
− 19 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第 10 回
前回の復習
不定積分
教 科 書 p.113 ~ p.118
の予習
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第 11 回
前回の復習
置換積分法
教 科 書 p.121 ~ p.126 部分積分法
の予習
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第 12 回
前回の復習
種々の不定積分
教 科 書 p.128 ~ p.142
の予習
復習と例題演習
参考書
第 13 回
前回の復習
定積分
教 科 書 p.146 ~ p.152
の予習
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第 14 回
前回の復習
定積分の計算
教 科 書 p.153 ~ p.161
の予習
復習と例題演習
レポート作成
参考書
第 15 回
前回の復習
定積分の応用
教 科 書 p.170 ~ p.177
の予習
復習と例題演習
参考書
小テスト レポート作成
− 20 −
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
情報科学
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
小西 有人
授業形態
講 義
期
前 期
別
授業目的
近年、社会の情報化は急速に進んでいる。情報化社会に対応するためには、情報
機器を使いこなすとともに情報の価値を知っておく必要がある。本講義では、情
報と情報機器についての使用方法や扱い方についての基本的な知識を学習する。
授業内容
コンピュータの原理・構成や使用方法、信号の符号化と論理演算、ネットワーク、
等について学習する。
到達目標
・コンピュータの基礎を理解する。
・信号の符号化と論理演算について理解する。
・ネットワークの概要について理解する。
授業形態
基本的には講義形式が中心となる。理解を深めるために講義内容をまとめたレ
ポートを提出してもらう。
教科書、教材、参考書
教科書:『医療情報学入門』(樺澤一之・豊田修一 , 共立出版 , 2006)
参考書:『コンピュータと情報処理の基礎』(伊藤憲一 , 共立出版 , 2008)
評価方法
試験結果とレポートを総合的に判断して合否の判定を行う。
評価基準
100 点満点を、試験 80%、レポート 20% に配分し、60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第1回
身近にある情報機器に ・講義に関するガイダンス
はどんなものがあるの ・情報とは何か
か探してみる。
・情報の扱い方
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
第2回
前回の講義の内容を復 ・信号理論
習する。
・ディジタルについて
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第3回
前回の講義の内容を復 ・コンピュータと進数
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第4回
前回の講義の内容を復 ・進数の変換
習する。
・符号化
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第5回
前回の講義の内容を復 ・論理演算の基礎
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第6回
前回の講義の内容を復 ・コンピュータの構成
習する。
・コンピュータの原理
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
− 21 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第7回
前回の講義の内容を復 ・コンピュータの発展
習する。
教 科 書 を 読 み、 今 回 の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第8回
前回の講義の内容を復 ・ハードウェアとソフトウェア ノートの整理と課題
習する。
(演習問題)
教 科 書 を 読 み、 今 回 の
講義の内容の予習を行
う。
・教科書
・参考書
第9回
前回の講義の内容を復 ・コンピュータとネットワーク ノートの整理と課題
習する。
(演習問題)
教 科 書 を 読 み、 今 回 の
講義の内容の予習を行
う。
・教科書
・参考書
第 10 回
前回の講義の内容を復 ・インターネット
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第 11 回
前回の講義の内容を復 ・医療における情報
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第 12 回
前回の講義の内容を復 ・医療情報システム
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第 13 回
前回の講義の内容を復 ・情報セキュリティ
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第 14 回
前回の講義の内容を復 ・IT 技術やネットワーク社会 ノートの整理と課題
習する。
について
(演習問題)
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
・教科書
・参考書
第 15 回
前回の講義の内容を復 ・これまでの講義の総復習
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
− 22 −
ノートの整理と課題(演習問 ・教科書
題)
・参考書
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
情報科学演習Ⅰ
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
小西 有人
授業形態
演 習
期
前 期
別
授業目的
情報科学で学んだ事柄について実際にコンピュータを操作しながら演習を行うこ
とで、情報を扱うことに慣れ親しむ。
授業内容
実際にコンピュータを操作し、その操作方法を学ぶ。文書の作成や表計算・グラ
フの作成等、各種資料の作成方法を学ぶ。
到達目標
・情報機器の概要を理解する。
・コンピュータと周辺機器の使い方を理解する。
・コンピュータを使用して資料作成ができる。
授業形態
実際に情報機器を操作しながら演習を進める。学生のコンピュータの習熟度に大
きな開きがある場合はクラスを 2 つに分け、その習熟度に合わせた演習を行う。
教科書、教材、参考書
教科書:『よくわかる Microsoft Word 2013 基礎』(富士通エフ・オー・エム株式
会社(著),FOM 出版 , 2013) 『よくわかる Microsoft Excel 2013 基礎』(富士通エフ・オー・エム株式
会社(著),FOM 出版 , 2013)
参考書:『よくわかる Microsoft Word 2013 応用』(富士通エフ・オー・エム株式
会社(著),FOM 出版 , 2013)
評価方法
講義内容に沿った各種のレポートと期末試験により総合的に評価する。
評価基準
100 点満点を試験 40%、レポート 60% に配分し、60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
教科書を読み、今回の ・講義に関するガイダンス
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
講義の内容の予習を行 ・コンピュータの起動等の基 復習する。
・参考書
う。
本操作
第2回
前回の講義の内容を復 ・ソフトの立ち上げ等の基本 教科書を参考に、講義内容を ・教科書
習する。
操作
復習する。
・参考書
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
第3回
前回の講義の内容を復 ・Word の基本操作
習する。
簡単な自己紹介文の作成
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第4回
前回の講義の内容を復 ・Word による文書作成
習する。
1 週間の日記の作成
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第5回
前回の講義の内容を復 ・Word による文書作成
習する。
表の作成
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第6回
前回の講義の内容を復 ・Word による文書作成
習する。
ワードアートについて
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
− 23 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第7回
前回の講義の内容を復 ・Word による文書作成
習する。
旅のしおりを作ってみる
教 科 書 を 読 み、 今 回 の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第8回
前回の講義の内容を復 ・Excel の基本操作
習する。
教 科 書 を 読 み、 今 回 の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第9回
前回の講義の内容を復 ・Excel の基本操作
習する。
データの入力
教 科 書 を 読 み、 今 回 の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第 10 回
前回の講義の内容を復 ・Excel の基本操作
習する。
表の作成
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第 11 回
前回の講義の内容を復 ・Excel の基本操作
習する。
関数の入力
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第 12 回
前回の講義の内容を復 ・Excel の基本操作
習する。
グラフの作成
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第 13 回
前回の講義の内容を復 ・数値解析の基礎
習する。
様々な値に触れてみる
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第 14 回
前回の講義の内容を復 ・データベースの基礎
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第 15 回
前回の講義の内容を復 ・Word と Excel を用いて資料 教科書を参考に、講義内容を ・教科書
習する。
を作成する
復習する。
・参考書
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
− 24 −
履修区分
選 択
1年
授 業 科 目
情報科学演習Ⅱ
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
小西 有人
授業形態
演 習
期
後 期
別
授業目的
情報科学と情報科学演習Ⅰで学んだ事柄について実際にコンピュータを操作しな
がら演習を行うことで、より深く学ぶ。
授業内容
実際にコンピュータを操作し、その操作方法を学ぶ。文書の作成や表計算・グラ
フの作成等、各種資料の作成方法を学ぶ。少人数の班分けを行い課題テーマに沿っ
たプレゼンテーションを作成する。
到達目標
・情報機器の概要を理解する
・コンピュータと周辺機器の使い方を理解する
・コンピュータを使用して資料作成ができる
授業形態
実際に情報機器を操作しながら演習を進める。
教科書、教材、参考書
教科書:『よくわかる Microsoft Excel 2013 応用』(富士通エフ・オー・エム株式
会社(著),FOM 出版 , 2013)
『よくわかる Microsoft PowerPoint 2013 基礎』(富士通エフ・オー・エ
ム株式会社(著),FOM 出版 , 2013)
『よくわかる Microsoft PowerPoint 2013 応用』(富士通エフ・オー・エ
ム株式会社(著),FOM 出版 , 2013)
評価方法
講義内容に沿った各種のレポートと期末試験により総合的に評価する。
評価基準
100 点満点を試験 40%、レポート 60% に配分し、60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
教科書を読み、今回の ・情報科学演習Ⅰの再確認を 教科書を参考に、講義内容を ・教科書
講義の内容の予習を行 兼ねた復習
復習する。
・参考書
う。
第2回
前回の講義の内容を復 ・Excel の応用
習する。
様々な関数の利用
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第3回
前回の講義の内容を復 ・Excel の応用
習する。
条件付き書式の設定
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第4回
前回の講義の内容を復 ・Excel の応用
習する。
複合グラフの作成
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第5回
前回の講義の内容を復 ・Excel の応用
習する。
データベースの活用
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第6回
前回の講義の内容を復 ・Excel の応用
習する。
マクロの基礎
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
− 25 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第7回
前回の講義の内容を復 ・Excel の応用
習する。
テンプレートの基礎
教 科 書 を 読 み、 今 回 の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第8回
前回の講義の内容を復 ・PowerPoint の基本操作
習する。
教 科 書 を 読 み、 今 回 の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第9回
前回の講義の内容を復 ・PowerPoint の基本操作
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
習する。
プレゼンテーションの作成の 復習する。
・参考書
教 科 書 を 読 み、 今 回 の 基礎
講義の内容の予習を行
う。
第 10 回
前回の講義の内容を復 ・PowerPoint の基本操作
習する。
表・グラフの作成
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第 11 回
前回の講義の内容を復 ・PowerPoint の基本操作
習する。
ワードアートの挿入
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第 12 回
前回の講義の内容を復 ・PowerPoint の基本操作
習する。
アニメーションの設定
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第 13 回
前回の講義の内容を復 ・PowerPoint の基本操作
習する。
サポートの機能の設定
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
教科書を参考に、講義内容を ・教科書
復習する。
・参考書
第 14 回
前回の講義の内容を復 ・課題テーマに沿ったプレゼ 教科書を参考に、講義内容を ・教科書
習する。
ンテーションの作成
復習する。
・参考書
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
第 15 回
前回の講義の内容を復 ・課題テーマに沿ったプレゼ 教科書を参考に、講義内容を ・教科書
習する。
ンテーションの発表
復習する。
・参考書
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
− 26 −
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
医療倫理学
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
髙井 逸史
授業形態
講 義
期
前 期
別
授業目的
今日に至るまで医療技術は飛躍的な発展を遂げてきた。しかし患者に医療サービ
スを施すことが必ずしも正しい行為であるは限らない。もちろん医療者や患者、
患者の家族など、立場によってその正否が異なる場合も存在する。本講義では医
療現場で見られる様々なケースを題材に、その医療サービスが本当に人々の心身
の健康につながり得るかを問うための幅広い視野を養う。
授業内容
医療サービスを実施することに対する考えや意見は、医療者、患者自身、患者の
家族、経済的側面、社会的側面など、立場によって大いに異なる。本講義では、
人工妊娠中絶や終末期医療、尊厳死など、頻繁に医療倫理学や生命倫理学の分野
で議論の対象となるケースを題材として用い、記録や観察、体験談をもってそれ
らのケースの実態を学ぶ。そして、あらゆる立場における良い面と悪い面を考察
する中で、様々な医療ケースに対する想像力や医療倫理学的知見、生命倫理学的
知見を広げる。
到達目標
医療者の側の視点だけでなく、患者やその家族、社会などの視点を学んだ上で、
あらゆる立場から様々な医療ケースの良い点や悪い点を想像出来るようになる。
またそれらの視点を養うことで、患者やその家族に対する医療者としての共感力
を身につける。
授業形態
①口頭授業(質疑応答を含む) ②映像資料や画像資料の視聴 ③グループワークによる意見交換
教科書、教材、参考書
教科書:『私たちの生活と人権』(高井由起子編 , 保育出版社 , 2014)
評価方法
授業態度(出席状況など)や小レポート(サマリー)の内容、期末試験により
総合的に評価する
評価基準
100 点満点を平常点(授業態度、サマリーの提出を含む)30%、期末試験 70% に
配分し、60 点以上を合格とする。
区 分
第1回
事前学習
授業内容
救命を目的に医療技術がます
ます高度化・細分化する一方
で、医療現場では患者個人の
生き方やその人らしさを認め
る動きがある。患者の生命、
生活そして人生について、医
療従事者は患者の「LIFE」と
どう向き合うのかを学ぶ。
事後学習
参考文献
授業で配布された資料に再度 ・教科書
目を通す。不明な点や疑問は ・作成したプリント
書 籍 や イ ン タ ー ネ ッ ト を 用 教材
いて調べる。自分の「LIFE」
をまとめる。
第2回
書籍やインターネット 医療従事者と患者との関係に 授業で配布された資料に再度 ・教科書
を用いて医療訴訟問題 おける「インフォームド・コ 目を通す。不明な点や疑問は ・作成したプリント
を調べておく。
ンセント」の歴史的背景を踏 書籍やインターネットを用い 教材
まえつつ、今日のインフォー て調べる。病院受診時に感じ
ムド・コンセントが抱える問 たことをまとめる。
題点を理解する。
第3回
書籍やインターネット 医療現場で行われているイン 授業で配布された資料に再度 ・教科書
を用いて医療訴訟問題 フォームド・コンセントに関 目を通す。不明な点や疑問は ・作成したプリント
を調べておく。
して、医療従事者側と患者側 書籍やインターネットを用い 教材
の認識のズレを学び、望まし て調べる。インフォームド・
いインフォームド・コンセン コンセントの長所と欠点を整
トについて理解する。
理する。
第4回
書籍やインターネット 医療従事者と患者との関係を 授業で配布された資料に再度 ・教科書
を用いて医療訴訟問題 時系列に整理しその経緯をも 目を通す。不明な点や疑問は ・作成したプリント
を調べておく。
たらした社会的要因を紹介し 書 籍 や イ ン タ ー ネ ッ ト を 用 教材
因果関係を学ぶ。さらに医療 いて調べる。望ましい関係を
従事者と患者との望ましい関 築くのが難しい理由を整理す
係を理解する。
る。
− 27 −
区 分
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
書籍やインターネット 高度な医療技術が提供される 授業で配布された資料に再度 ・教科書
を用いて医療訴訟問題 中、医療に対する患者の不満 目を通す。不明な点や疑問は ・作成したプリント
を調べておく。
や悩みを訴える声も少なくな 書籍やインターネットを用い 教材
い。そうした患者が抱える不 て調べる。どうすれが信頼関
安や憤りなど医療に対する不 係を築くことができるか考察
信感を学ぶ。
する。
書籍やインターネット
を用いて人工妊娠中絶
や出生前診断について
調べ、それに関わる法
制度やその技術の程度
について知識をつけて
おく。
第 6 回では、出生前診断や人
工妊娠中絶を題材に生命倫理
の講義を行う。本回では人工
妊娠中絶について書かれた書
籍や体験談を通じて、人工妊
娠中絶の歴史や、その選択が
家族や社会へ及ぼす影響につ
いて学ぶ。
授業で配布された資料に再度
目を通す。不明な点や疑問は
書籍やインターネットを用い
て調べる。もしくは次回の質
疑応答の時間やサマリーを通
じて質問する。
講義資料:『ためら
いのリアル医療倫理
- 命の価値は等しい
か? -』
(岩田健太郎 ,
技術評論社 , 2011)
書籍やインターネット
を用いて人工妊娠中絶
や出生前診断について
調べ、それに関わる法
制度やその技術の程度
について知識をつけて
おく。
第 7 回では、精子提供や代理
出産を題材に、「出産」につ
いての講義を行う。本回では
精子提供や代理出産について
書かれた書籍や体験談を通じ
て、飛躍的に発展した今日の
出産に関する技術が、人々や
社会、経済へ及ぼす影響につ
いて学ぶ。
授業で配布された資料に再度
目を通す。不明な点や疑問は
書籍やインターネットを用い
て調べる。もしくは次回の質
疑応答の時間やサマリーを通
じて質問する。
講義資料:『つくら
れ る 命 -AID・ 卵 子
提 供・ ク ロ ー ン 技
術』(坂井律子・春
日 真 人 ,NHK 出 版 ,
2004)
書籍やインターネット
を用いて、過去に存在
した脳死に関わる医療
ケースについて調べて
おく。脳死の定義につ
いて調べておく。
第 8 回では、脳死やそれにと
もなう臓器移植についての講
義を行う。本回では脳死や臓
器移植について書かれた書
籍、及びその体験談などを資
料として用いる。その上で、
脳死や臓器移植に関わる議論
とその現状ついて学ぶ。
授業で配布された資料に再度
目を通す。不明な点や疑問は
書籍やインターネットを用い
て調べる。もしくは次回の質
疑応答の時間やサマリーを通
じて質問する。
講 義 資 料:『 脳 死・
臓 器 移 植・ が ん 告
知 - 死と医療の人類
学 -』( 波 平 恵 美 子 ,
ベネッセコーポレー
ション , 1990)
書籍やインターネット
を用いて、過去に日本
で話題になった安楽死
や尊厳死に関する医療
ケースを調べておく。
第 9 回では、延命治療や尊厳
死を題材に医療倫理や生命倫
理の講義を行う。本回では延
命治療や尊厳死について書か
れた書籍や体験談を資料とし
て用いる。その上で、延命治
療や尊厳死の賛否に関わる議
論とその現状ついて学ぶ。
授業で配布された資料に再度
目を通す。不明な点や疑問は
書籍やインターネットを用い
て調べる。もしくは次回の質
疑応答の時間やサマリーを通
じて質問する。
講義資料:『安楽死
のできる国』
(三
井美奈 , 新潮新書 ,
2003)
終末期医療について書
かれた新聞記事や雑誌
記事、ウェブページな
どを閲覧し、終末期医
療がどの様なものであ
るかを想像できるよう
にしておく。
第 10 回 で は、 医 療 現 場 内 に
おいて日常的に見られる「死」
を主題に講義を行う。本回で
は終末期医療の観察記録や終
末期医療について書かれた書
籍などを用いて、死を前にし
た患者がどの様に考え、患者
がどの様にして死を受け入れ
ていくかについて学ぶ。
授業で配布された資料に再度
目を通す。不明な点や疑問は
書籍やインターネットを用い
て調べる。もしくは次回の質
疑応答の時間やサマリーを通
じて質問する。
講義資料:『死ぬ瞬
間 』( エ リ ザ ベ ス・
キューブラー・ロス・
鈴木昌一訳 , 読売新
聞社 , 1998)
第 9 回、 第 10 回 講 義 第 9 回「延命治療や尊厳死」、
資料等に目を通し内容 第 10 回「終末期医療」の講義
を再度確認しておく。 を踏まえ、患者の生きる自己
決定権である「リビングウィ
ル」を取り上げる。日本尊厳
死協会の活動を紹介し「リビ
ングウィル」のあり方を学ぶ。
授業で配布された資料に再度
目を通す。不明な点や疑問は
書籍やインターネットを用い
て調べる。
− 28 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第 12 回
書籍やインターネット 増 加 傾 向 に あ る 医 療 訴 訟 問
を用いて医療訴訟問題 題。どうして訴訟にいたるの
を調べておく。
か、その背景を紹介する。ま
た医療事故裁判の事例を通
し、医療現場に潜む問題を整
理し、病院側と家族側双方の
立場の違いを学ぶ。
第 13 回
書籍やインターネット 医療現場における事故予防対 授業で配布された資料に再度 ・教科書
を用いて医療事故予防 策「リスクマネージメント」 目を通す。不明な点や疑問は ・作成したプリント
を調べておく。
を紹介する。医療事故をいか 書籍やインターネットを用い 教材
に防ぐか、また事故被害をい て調べる。
かに最小限に食い止めるか、
理解する。
第 14 回
第 15 回
書籍やインターネット
を用いて個人情報保護
の考え方を調べてお
く。
医療従事者として身につけな
ければならない守秘義務と個
人情報保護。伝統的な考え方
と現代的な考え方、双方につ
いて学ぶ。また厚生労働省の
個人情報取り扱いガイドラン
を紹介する。
授業で配布された資料に再度 ・教科書
目を通す。不明な点や疑問は ・作成したプリント
書籍やインターネットを用い 教材
て調べる。
授業で配布された資料に再度 ・教科書
目を通す。不明な点や疑問は ・作成したプリント
書籍やインターネットを用い 教材
て調べる。
これまでの講義内容を 講義全体を通し医療従事者と 授業で配布された資料に再度 ・教科書
復習し概要を整理して し て 患 者 の「LIFE」( 生 命・ 目を通す。不明な点や疑問は ・作成したプリント
おく。
生活・人生)とどう向き合う 書籍やインターネットを用い 教材
のが望ましいのか、再度考察 て調べる。
を通じ、考えを整理する。
− 29 −
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
基礎医療時事学
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
田中 博司
授業形態
講 義
期
別
後 期
授業目的
医療・福祉に求められる最も大切な信頼関係を築きうる立派な医療人となれるよ
う自覚と誇りをもって、人の心の暖かさのわかる人の育成を目指す。
授業内容
生物として生命を授かった人間が社会生活を営む上で必要な心の暖かさ、やさし
さが理解できるよう「生と死」「医療人として目指すもの」「最新のトピックス」
など、いろいろな事例を引用してわかりやすく解説する。
到達目標
・ヒトの尊厳と社会生活に必要な倫理観を理解している。
・「生命・いのち」に関する知識と現在社会との問題について認識している。
・医療人として必要なものを理解している。
授業形態
基本的には講義形式が中心となるが、双方向型や多方向型の授業を重視すること
から、グループワーキングやディスカッションなどを取り入れる。
教科書、教材、参考書
参考書:『新版 からだの地図帳』(佐藤達夫 , 講談社 , 2013)
評価方法
基礎医療時事学に関する基本的な理解度を授業参加、レポート、期末試験により
総合的に評価する。
評価基準
100 点満点を授業態度(授業出席、事前学習、事後学習):30%、レポート内容:
30%、試験成績 40% に配分して、60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
第1回
本学に入学する前に学
ん だ 生 物 学、 倫 理 学、
社会学などの中で特に
印象に残っているもの
を整理する。
(A4 版用紙 1 枚)
人間は生物界の一員であるこ 「我々の体を構成する原子に
とを自覚させ、生物の命の大 ついて」レポートを作成
切さを認識させるため、太古 (A4 版用紙 1 枚)
の地球の進化について触れ、
今後の授業展開の筋道にす
る。
第2回
「人間はどこからヒト
か」(受精、胎児、出生)
についてレポート作成
(A4 版用紙 1 枚)
生命の発生「どこからヒトか」 出生の関わる民法、刑法など
法律の世界では「出生」とい の共通点、相違点を理解し、
い、民法、刑法などの相違点 要約してレポートを作成
を明らかにしていく。
(A4 版用紙 1 枚)
脳死判定マニュアルの
「脳死判定基準」につ
いてレポート作成
(A4 版用紙 1 枚)
ヒトの死について定義する前
に、生きているとは何か、ま
た死には寿命死、人為死があ
り、その判定についてどのよ
うに考えられているかを整理
して理解させる。
第3回
第4回
第5回
第6回
授業内容
事後学習
「ターミナルケアとは ターミナルケア…死にゆく患 グループ毎にディスカッショ
何か」についてレポー 者に対する医療とはいかにあ ンの要点をまとめてレポート
ト作成(A4 版用紙 1 枚) る べ き か を グ ル ー プ デ ィ ス を作成
カッションする。
(A4 版用紙 1 枚)
「インフォームドコン
セント」についてレ
ポート作成
(A4 版用紙 1 枚)
インフォームドコンセントと
は歴史、欧米と日本とでは社
会的背景の違いわが国におけ
る医の倫理観などをわかりや
すく教授
「患者と医療者がより グループディスカッション
よい関係をもつために
どうすればよいか」に
ついてレポート作成
(A4 版用紙 1 枚)
− 30 −
『「放射線技師」としてどのよ
うに関わっていけばよいか』
レポートを作成
(A4 版用紙 1 枚)
グループ毎にディスカッショ
ンの要点をまとめてレポート
を作成
(A4 版用紙 1 枚)
参考文献
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
第7回
新聞やテレビ等で日々 医療関連の時事ニュースにつ グループ毎にディスカッショ
の 医 療 関 連 の 時 事 いて考察し、説明する。必要 ンの要点をまとめてレポート
ニュースを調べる。
に応じてグループディスカッ を作成
ションを行う。
(A4 版用紙 1 枚)
第8回
新聞やテレビ等で日々 医療関連の時事ニュースにつ グループ毎にディスカッショ
の 医 療 関 連 の 時 事 いて考察し、説明する。必要 ンの要点をまとめてレポート
ニュースを調べる。
に応じてグループディスカッ を作成
ションを行う。
(A4 版用紙 1 枚)
第9回
新聞やテレビ等で日々 医療関連の時事ニュースにつ グループ毎にディスカッショ
の 医 療 関 連 の 時 事 いて考察し、説明する。必要 ンの要点をまとめてレポート
ニュースを調べる。
に応じてグループディスカッ を作成
ションを行う。
(A4 版用紙 1 枚)
第 10 回
新聞やテレビ等で日々 医療関連の時事ニュースにつ グループ毎にディスカッショ
の 医 療 関 連 の 時 事 いて考察し、説明する。必要 ンの要点をまとめてレポート
ニュースを調べる。
に応じてグループディスカッ を作成
ションを行う。
(A4 版用紙 1 枚)
第 11 回
新聞やテレビ等で日々 医療関連の時事ニュースにつ グループ毎にディスカッショ
の 医 療 関 連 の 時 事 いて考察し、説明する。必要 ンの要点をまとめてレポート
ニュースを調べる。
に応じてグループディスカッ を作成
ションを行う。
(A4 版用紙 1 枚)
第 12 回
新聞やテレビ等で日々 医療関連の時事ニュースにつ グループ毎にディスカッショ
の 医 療 関 連 の 時 事 いて考察し、説明する。必要 ンの要点をまとめてレポート
ニュースを調べる。
に応じてグループディスカッ を作成
ションを行う。
(A4 版用紙 1 枚)
第 13 回
新聞やテレビ等で日々 医療関連の時事ニュースにつ グループ毎にディスカッショ
の 医 療 関 連 の 時 事 いて考察し、説明する。必要 ンの要点をまとめてレポート
ニュースを調べる。
に応じてグループディスカッ を作成
ションを行う。
(A4 版用紙 1 枚)
第 14 回
新聞やテレビ等で日々 医療関連の時事ニュースにつ グループ毎にディスカッショ
の 医 療 関 連 の 時 事 いて考察し、説明する。必要 ンの要点をまとめてレポート
ニュースを調べる。
に応じてグループディスカッ を作成
ションを行う。
(A4 版用紙 1 枚)
第 15 回
新聞やテレビ等で日々 医療関連の時事ニュースにつ グループ毎にディスカッショ
の 医 療 関 連 の 時 事 いて考察し、説明する。必要 ンの要点をまとめてレポート
ニュースを調べる。
に応じてグループディスカッ を作成
ションを行う。
(A4 版用紙 1 枚)
− 31 −
参考文献
履修区分
選 択
授 業 科 目
哲 学
単 位 数
1 単位
配当年次
1 年
科目担当者
中田 浩司
授業形態
講 義
期
前 期
別
授業目的
哲学の概念や用語を理解し医療従事者として必要な哲学的知識を習得する。
哲学に必要な論理的思考力や判断力あるいは他者への共感力を養成する。
授業内容
世界や人間についての知恵・原理を探究する学問としての哲学を学ぶと共に、医
療人として、患者・医療スタッフとどう向き合うべきかの哲学的な根源を理解す
ることを目指す。具体的には、存在論—形而上学、認識論—論理学、実践論—倫
理学、感性論—美学などの哲学の各要素を学習し、死生観・人生観のあり方を特
に医療に関連して理解する。哲学者各人や自分自身の経験や感性などから得られ
た人生観の基本的見解についての多様性を受け入れて、自己見解の位置付けを認
識することを到達目標とする。
到達目標
哲学の基礎的概念を理解する。
哲学の学習を通じて、医療従事者として必要な説得的な議論の方法を身につける。
授業形態
授業は原則的に講義形式で行うが、講義担当者と受講者との双方向のコミュニ
ケーションを可能にするため、講義中に、受講者に質問をしたり、発言を促した
りする機会があるので、積極的に参加してほしい。なお、授業では、特定の教科
書を指定せずに、医療従事者にとって考察が必要不可欠な主題を担当者が選び、
それについて受講者とともに考えることとする。
また、授業中に、他の受講生の迷惑になる行動を取る者、マナーを守らない者に
ついては、退室を命じることもあるので十分留意されたい。
教科書、教材、参考書
教科書は使用しない。教材に関しては担当者が、毎回資料、レジュメを配布する。
参考書 :『哲学をはじめよう』(戸田剛史他編 , ナカニシヤ出版 , 2014)
『ヨーロッパ思想入門』(岩田靖夫 , 岩波書店 , 2003)
その他の参考文献については授業中に適宜紹介する。
評価方法
授業参加、レポート、期末試験により総合的に評価する。レポート、期末試験に
おいては、単なる知識を問うだけではなく、哲学において必要な、論理的で、明
晰かつ判明な論述を要請する。普段から、物事を論理的に思考する訓練をしてお
くこと。
評価基準
100 点満点を授業出席 15%、レポート 15%、期末テスト 70% に配分して、
60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
各自これまでの高校ま
での倫理や世界史の学
習において、知り得た
ことを整理しておく。
第2回
前 回 の 授 業 で、「 哲 学 ・哲学とは何か?
配布資料やノートを再読し、 特になし
とはどういう学問か」 古代ギリシャを起原とする哲 学習内容を復習しておく。
を聞いたうえで、改め 学が、その誕生以来どのよう
て「哲学とは何か」を な変遷をたどってきたのか。
自分なりに考える。
現代において哲学の果たす役
割、また医療人として必要な
哲学とは何かを学ぶ。
第3回
本時の主題である「人 ・人間とは何か?
配布資料やノートを再読し、 特になし
間とは何か?」につい 私たち、人間は、どういう存 学習内容を復習しておく。
て、予め考えておく。 在なのか。どこから来てどこ
へ向かうのだろうか。
この問いを哲学において考
え、医療人としてどのような
人間になるべきなのかをも考
える。
・ガイダンス
配布資料やノートを再読し、 特になし
授業の進め方、計画、評価方 学習内容を復習しておく。
法を説明する。
哲学とはどういう学問か。
− 32 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第4回
本時の主題である「生 ・生きるとは何か?
配布資料やノートを再読し、 特になし
きるとは何か?」につ 私たちは、日々生きている。 学習内容を復習しておく。
いて、予め考えておく。 しかし、生きるとはどういう
ことなのか、どのような「生」
を送るべきなのかを考える。
第5回
本時の主題である「死 ・死ぬとは何か?
配布資料やノートを再読し、 特になし
ぬとは何か?」につい 私たちは生きているが、裏を 学習内容を復習しておく。
て、予め考えておく。 返せば、それは死に向かって
いることである。人間にとっ
て逃げることが不可避な死で
あるが、医療人として死をど
のように考えるべきなのかを
考える。
第6回
本時の主題である「幸 ・幸福とは何か?
配布資料やノートを再読し、 特になし
福とは何か?」につい 人間は誰しも幸福であること 学習内容を復習しておく。
て、予め考えておく。 を願うが、しかし、何が幸福
かはよくわからないでいる。
幸福とは何か、哲学の伝統的
な解釈を考察しながら、自分
なりの幸福に関する見解を考
える。
第7回
本時の主題である「言 ・言葉とは何か?
配布資料やノートを再読し、 特になし
葉とは何か?」につい 言 葉 は 人 間 の コ ミ ュ ニ ケ ー 学習内容を復習しておく。
て、予め考えておく。 ションを成立させる最も重要
な道具である。特に医療人と
して最も重要な言葉の機能や
その本質について学ぶ。
第8回
本時の主題である「他 ・他者とは何か?
配布資料やノートを再読し、 特になし
者とは何か?」につい 私たちは、生きていく中で、 学習内容を復習しておく。
て、予め考えておく。 他者なしには存在しえない。
他者とは何か、どういう存在
なのか。また、医療人として、
他者である患者とはどういう
存在なのかも考える。
第9回
本時の主題である「愛 ・愛とは何か?
配布資料やノートを再読し、 特になし
とは何か?」について、 隣人愛、親子愛、兄弟愛など、 学習内容を復習しておく。
予め考えておく。
愛にはいろいろな形態がある
が、愛とはそもそも何か。古
代から続く哲学的議論を参照
しながら、現代における愛、
医療人にとっての愛とは何か
を考える。
第 10 回
本時の主題である「こ ・こころとは何か?
配布資料やノートを再読し、 特になし
ころとは何か?」につ こころは、現代では、心理学 学習内容を復習しておく。
いて、予め考えておく。 が そ の 研 究 対 象 と し て い る
が、その考察は、古代ギリシャ
で始まった。哲学におけるこ
ころの議論を参照しながら、
こころとは何かを考える。
第 11 回
本時の主題である「か ・からだとは何か?
配布資料やノートを再読し、 特になし
らだとは何か?」につ 前回取り扱ったこころと対概 学習内容を復習しておく。
いて、予め考えておく。 念になるからだであるが、こ
ころとからだの関係を問うこ
とは哲学にとって重要な課題
である。哲学におけるいわゆ
る心身問題を考える。
− 33 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第 12 回
本時の主題である「道 ・道徳とは何か?
配布資料やノートを再読し、 特になし
徳とは何か?」につい 道徳と聞くと小学校の授業を 学習内容を復習しておく。
て、予め考えておく。 思い出すが、本来は生き方の
指針となるものである。哲学
者たちがどのような道徳を提
示したかを見たのち、自分な
りの生き方の指針を考える。
第 13 回
本時の主題である「正 ・正義とは何か?
配布資料やノートを再読し、 特になし
義とは何か?」につい 社会において当然、正義は実 学習内容を復習しておく。
て、予め考えておく。 現されなければならないが、
政治的な正義のみならず、人
としての正義、また医療人と
しての正義とは何かを考え
る。
第 14 回
本時の主題である「義 ・義務と何か?
配布資料やノートを再読し、 特になし
務とは何か?」につい 義務とは、従うべきとされる 学習内容を復習しておく。
て、予め考えておく。 ことであるが、その根拠とな
る の は、 理 性、 法 律、 宗 教、
掟などがある。哲学的に義務
を考えるとともに、医療人と
しての義務とは何かを考え
る。
第 15 回
これまでの総まとめを
しておく。
改めて哲学とはどうい
うものかを考えてお
く。
これまでの授業の総まとめを
行う。この時、疑問点や質問
についても受け付けるので各
自用意しておく。
− 34 −
全 15 回の講義に出席して学 特になし
んだことを、医療を学ぶ学生
として、また将来の医療人と
して実践する。
履修区分
選 択
授 業 科 目
経済学
単 位 数
1 単位
配当年次
1 年
科目担当者
永吉 敬太
授業形態
講 義
期
前 期
別
授業目的
本講義では、日本の健康を取り巻く現状等を経済学と共に理解する。日本の社会
保障の諸問題と日本経済の展開過程を学び、健康を取り巻く環境がどのように変
化してきたかを学ぶ。
授業内容
日本における社会保障制度の重要性などを解説し、さらに基本的なマクロ経済モ
デルによって、実体経済でどのような変動が起こっているのかを理論的に理解す
る。
到達目標
日本を取り巻く経済の動向と、持続可能な社会保障のための医療のかかわりにつ
いて、把握する能力を習得することを目標とする。
授業形態
配布資料を基に講義をおこない、学生の理解度を重視する。プレゼンテーション
(パワーポイントなど)を使用してわかりやすく解説する。その為にも質疑に対
する学生の発言等の積極的な参加を期待したい。
教科書、教材、参考書
教科書等は特に指定しない。講義資料は講義時にその都度プリントを配布する。
評価方法
出席状況および小テスト、受講態度、定期試験により総合的に評価する。
評価基準
100 点満点を、授業態度(授業参加および小テスト):40%、期末試験成績(もし
くはレポートに代わる場合もある):60%に配分して、60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
自分の健康に対する意 講義の紹介。健康と経済学と 健康が経済現象に与える意義 配布したプリント教
識と、自分の身の回り のかかわりを考える。
について整理する。
材
の経済現象を考える。
第2回
身 近 な 平 均 寿 命 な ど 日本における健康を取り巻く 日本人の健康にかかわる指数 配布したプリント教
の、健康にかかわる指 状況とはいかなるものかにつ がどのように変化してきたか 材
数を調べる。
いて学ぶ。
について理解する。
第3回
人口減少問題について 日本の人口問題とはどのよう 日本の人口減少の問題が社会 配布したプリント教
の一般的にどのような な も の で あ る か に つ い て 学 にどのような影響を与えるの 材
議論がなされているの ぶ。
かを理解する。
かを調べる。
第4回
身近な社会保障制度に 日本の社会保障制度の展開過 社会保障制度の展開過程を理 配布したプリント教
ついて調べる。
程
解する。
材
第5回
国民皆保険などの社会 日本の社会保障を取り巻く経 社会保障と経済環境の変化と 配布したプリント教
保障制度が経済発展と 済環境の変化
のつながりを理解する。
材
ともにどのように変化
してきたかについて調
べる。
第6回
他国と比較して日本の 国際社会の中の日本の社会保 国際社会との比較から日本の 配布したプリント教
社会保障がどのような 障
社会保障を鳥瞰する。
材
利点がるのかについて
調べる。
第7回
現在の日本社会と社会 今後の日本社会における社会 現在の日本社会と社会保障に 配布したプリント教
保障に関する課題につ 保障に関する課題①
関する課題について整理す 材
いて考える。
る。
第8回
今後の日本社会と社会 今後の日本社会における社会 今後の日本社会と社会保障に 配布したプリント教
保障に関する課題につ 保障に関する課題②
関する課題について整理す 材
いて考える。
る。
− 35 −
区 分
第9回
事前学習
授業内容
国内総生産(GDP:
三面等価の原則
Gross Domestic
Product)や国民総所得
(GNI:Gross National
Income)について調べ
る。
事後学習
参考文献
供給(生産)面からみた国民 配布したプリント教
所得、分配面からみた国民所 材
得、需要 ( 支出 ) 面からみた
国民所得について理解する。
第 10 回
第 9 回の内容を復習し 均衡国民所得の決定
三面等価の原則の恒等
式について理解する。
均衡国民所得の決定理論につ 配布したプリント教
いて図式化して理解する。
材
第 11 回
身の回りの日本の経済 日本経済の状況
現象を考える。
日本経済の現状を経済学で整 配布したプリント教
理する。
材
国際収支統計について 国際経済の中の日本
調べる。
日本の国際収支統計を利用し 配布したプリント教
て、国際経済と日本経済との 材
つながりを整理する。
「人間の安全保障」と 人間の安全保障の概念
いう言葉の意味を調べ
る。
人間の安全保障や持続可能な 配布したプリント教
発展について理解する。
材
第 12 回
第 13 回
第 14 回
日本に住む我々の健康 人間の安全保障の概念から日 健康でよりよい社会を構築す 配布したプリント教
を脅かす脅威について 本の健康をめぐる諸問題をみ るためにはどのような制度等 材
調べる。
る
が必要であるかを整理する。
第 15 回
これまでの講義内容を 講義内容の復習と整理
復習する。
− 36 −
これまでの講義内容を総復習 配布したプリント教
して整理する。
材
履修区分
選 択
授 業 科 目
社会学
単 位 数
1 単位
配当年次
1 年
科目担当者
中田 浩司
授業形態
講 義
期
前 期
別
授業目的
社会学の基本的な概念や用語を理解し、現代社会が抱える問題や具体例をもとに、
それらの問題を社会学的な視点から考える。さらに、社会学の最先端の知見や事
例を紹介し、社会学の楽しさ、深さについて触れることとしたい。
授業内容
医療従事者が人間の生活する環境として社会を理解するため、社会的行為や相互
行為、個人と社会、社会と文化などをまず理解し、現代社会におけるヒューマン
ケアの意味を解釈し説明できる基礎的知識を学ぶ。社会学の基本的概念を学ぶこ
とによって現代社会の課題や諸問題を理解し、地域社会における医療従事者の役
割について社会学的なものの見方、考え方ができるようになることを目標とする。
到達目標
・社会学の基礎的概念を学ぶ。
・現代社会の課題や諸問題を理解する。
・医療従事者の役割を社会学的な観点から考察する。
授業形態
授業は、教科書を用い、原則的に講義形式で行う。授業中に、他の受講生の迷惑
になる行動を取る者、マナーを守らない者については、退室を命じることもある
ので十分留意されたい。
教科書、教材、参考書
教科書 :『社会学のエッセンス 新版』(友枝敏雄他著 , 有斐閣アルマ , 2014)
参考書 :『よくわかる社会学 第 2 版』(宇都宮京子編 , ミネルヴァ書房 , 2013)
その他の参考文献については授業中に適宜紹介する。
評価方法
社会学に関する基礎的な知識の習得について授業参加、レポート、期末試験によ
り、総合的に評価する。
評価基準
100 点満点を授業出席 15%、レポート 15%、期末テスト 70% に配分して、
60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
第1回
①シラバスに目を通す
②社会学とはどういう
学問なのか、自らのこ
れまでの学習体験を踏
まえたうえでイメージ
しておく。
ガイダンス
社会学とはどういう学問なの
か。
授業の進め方、計画、評価方
法を説明する。
第2回
授業で取り扱う教科書 教科書第 1 章
教科書および配布資料やノー 教科書
の指定範囲を熟読して 「意味と相互主観性」
トを再読し、学習内容を復習
おく。
p.3 〜 20
しておく。
・医療従事者にとって最も重
要なコミュニケーションとは
何か、わかりあうこととはど
ういうことかを学ぶ。
第3回
授業で取り扱う教科書 教科書第 2 章
教科書および配布資料やノー 教科書
の指定範囲を熟読して 「アイデンティティ」
トを再読し、学習内容を復習
おく。
p.21 ~ 34
しておく。
・アイデンティティ、自己と
は何か、自己と社会とのかか
わりを考え、さらに、自分の
あり方、生き方を考える。
第4回
授業で取り扱う教科書 教科書第 3 章
教科書および配布資料やノー 教科書
の指定範囲を熟読して 「スティグマ」
トを再読し、学習内容を復習
おく。
p.35 ~ 50
しておく。
・ 社 会 的 偏 見、 差 別 の メ カ
ニ ズ ム に つ い て 考 え る。 ま
た、偏見によってどのような
イメージが作られるのかを学
ぶ。
− 37 −
事後学習
参考文献
特になし
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第5回
授業で取り扱う教科書 教科書第 4 章
教科書および配布資料やノー 教科書
の指定範囲を熟読して 「正常と異常」
トを再読し、学習内容を復習
おく。
p.51 ~ 65
しておく。
・正常と異常を区別する選別
と排除のメカニズムについて
考える。またこのメカニズム
の中にはどのような社会関係
と力があるのかを学ぶ。
第6回
授業で取り扱う教科書 教科書第 5 章
教科書および配布資料やノー 教科書
の指定範囲を熟読して 「予言の自己成就」
トを再読し、学習内容を復習
おく。
p.67 ~ 80
しておく。
・現実において誤った予言で
あってもそれが実現すること
がある。社会の中でなぜこの
ようなことが起こるのかを学
ぶ。
第7回
授業で取り扱う教科書 教科書第 6 章
教科書および配布資料やノー 教科書
の指定範囲を熟読して 「社会構築主義」
トを再読し、学習内容を復習
おく。
p.81 ~ 98
しておく。
・私たちの生きる社会で誰も
が真実、常識だと思っている
ことがどのようにしてつくら
れてきたのか。そのメカニズ
ムを学ぶ。
第8回
授業で取り扱う教科書 教科書第 7 章
教科書および配布資料やノー 教科書
の指定範囲を熟読して 「ジェンダー」
トを再読し、学習内容を復習
おく。
p.101 〜 116
しておく。
・男女間の社会的な性差、男
女間の平等、フェミニズムに
ついて学ぶ。
第9回
授業で取り扱う教科書 教科書第 8 章
教科書および配布資料やノー 教科書
の指定範囲を熟読して 「規範と制度」
トを再読し、学習内容を復習
おく。
p.117 ~ 133
しておく。
・私たちの行為は社会によっ
てその指針を与えられている
が、人間の行為を導き、社会
に秩序を与えるものは何かを
学ぶ。
第 10 回
第 11 回
授業で取り扱う教科書
の指定範囲を熟読して
お く。( な お、 教 科 書
第 9 章については割愛
するので、注意された
い。)
教科書第 10 章
教科書および配布資料やノー 教科書
「社会の中の権力」
トを再読し、学習内容を復習
p.153 ~ 170
しておく。
・ 社 会 に は 権 力 が 存 在 す る。
しかし、その権力は常に目に
見える強制力ではなく見知ら
ぬところで働く力でもある。
権力のメカニズムについて学
ぶ。
授業で取り扱う教科書 教科書第 11 章
教科書および配布資料やノー 教科書
の指定範囲を熟読して 「不平等と正義」
トを再読し、学習内容を復習
おく。
p.171 ~ 189
しておく。
・戦後の日本は経済成長によ
り豊かな社会になったが、同
時に格差社会を誕生させた。
非常に今日的な問題である格
差社会がいかにしてできたか
を学ぶ。
− 38 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第 12 回
授業で取り扱う教科書 教科書第 12 章
教科書および配布資料やノー 教科書
の指定範囲を熟読して 「共同体」
トを再読し、学習内容を復習
おく。
p.193 ~ 209
しておく。
・家族という最小の共同体か
ら地域社会や国家などの社会
集団の変化をたどり、人間に
とって集団とは何かを学ぶ。
第 13 回
授業で取り扱う教科書 教科書第 13 章
教科書および配布資料やノー 教科書
の指定範囲を熟読して 「国家と市民社会」
トを再読し、学習内容を復習
おく。
p.211 ~ 226
しておく。
・ 国 家 と は ど う い う も の か。
また市民社会とは何か。それ
らがどのように誕生してきた
かを考えるとともに、国家の
形態についても学ぶ。
第 14 回
授業で取り扱う教科書 教科書第 14 章
教科書および配布資料やノー 教科書
の指定範囲を熟読して 「移民と国民国家」
トを再読し、学習内容を復習
おく。
p.227 ~ 242
しておく。
・グローバル社会と言われて
久しいが、それに伴い大きな
問題となっているのが移民の
問題である。欧州、特にフラ
ンスにおける移民と宗教の問
題について学ぶ。
第 15 回
これまでの授業の中
で、理解することが難
しかった点、疑問点な
どを整理しておく。
授業のまとめ
教科書および配布資料やノー
これまで学習したことの総復 トを再読し、学習内容を復習
習を行い、期末テストに備え しておく。
る。
− 39 −
履修区分
選 択
授 業 科 目
健康科学
単 位 数
1 単位
配当年次
1 年
科目担当者
田中 瑛
授業形態
講 義
期
前 期
別
授業目的
乳幼児期から高齢期までのライフステージ、性差等の特性やニーズ、健康課題等
の把握をする。また、スポーツを楽しめるスキルを基本的なトレーニングによっ
て身につける。生涯スポーツとして生涯楽しめる基盤を創る。
授業内容
乳幼児から高齢期までのライフステージにおける発育発達と加齢に関する経過を
辿りながら、その生理学的特徴や体力・運動能力に関する知識を身につける。また、
身体や身体運動の基本的構造・機能を理解し、健康・体力の維持増進を図る。更
にスポーツの様々な側面についての理解を深め、それらの実技を行うことによっ
て総合的に学習する。それぞれのルールや特性を理解し、実践していくことを期
待する。
到達目標
ヒトの一生における発育発達と加齢に関する特性をふまえ、健康・体力づくりを
考慮したライフスタイルの在り方をについて思考する能力を身につける。様々な
課題に挑戦することで、問題解決のプロセスを体験する。自主的にチームの問題
を把握して、解決課題・手段を設定できるようになる。チーム内で意見交換を行い、
コミュニケーション能力を養成する。授業をとおして、更にスポーツを好きになっ
てもらいたい。
授業形態
講義または実技形式。実技では、充分に身体を動かすことのできるウェア、シュー
ズを準備・着用すること。
教科書、教材、参考書
教科書:『スポーツ動作学入門』(石井喜八・西山哲成編著 , 市村出版 ,2002)
評価方法
授業参加度、受講態度、レポートにて総合評価する。
6 回以上の欠席は不可とする。
評価基準
授業参加度 40%、受講態度 30%、レポート 30%
区 分
第1回
第2回
第3回
事前学習
第6回
事後学習
参考文献
怪我をしない実技を楽 イントロダクション
しむことができる身体 授業全体の流れを紹介
づくりをしておく。
アンケート調査
アイスブレイキング
・教科書
・配布資料
授業内容を予習する。
乳幼児期の発育発達
授業内容を復習する。
乳幼児期の発育発達について
学習する。
・教科書
・配布資料
授業内容を予習する。
乳幼児期の運動発達
授業内容を復習する。
乳幼児期の運動発達について
学習する。
・教科書
・配布資料
幼児期に適したレクリ
エーションスポーツに
ついて考える。
身体づくり
レクリエーションスポーツレ 幼 児 期 に 適 し た レ ク リ エ ー 配布資料
クリエーションスポーツは、 ションスポーツについて考え
これまでスポーツに親しんだ る。
人だけでなく、それを苦手と
する人、あるいは技術や体力
に不安がある人にも気軽に楽
しんでもらおうと普及させて
きたものである。
乳幼児期に適したレクリエー
ションスポーツを行う。
授業内容を予習する。
児童期の発育発達
授業内容を復習する。
児童期の発育発達について学
習する。
・教科書
・配布資料
授業内容を予習する。
児童期の運動発達
授業内容を復習する。
児童期の運動発達について学
習する。
・教科書
・配布資料
第4回
第5回
授業内容
− 40 −
区 分
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
身体づくり
レクリエーションスポーツ児 児 童 期 に 適 し た レ ク リ エ ー 配布資料
児童期に適したレクリ 童期に適したレクリエーショ ションスポーツについて考え
エーションスポーツに ンスポーツを行う。
る。
ついて考える。
授業内容を予習する。
青年期の発育発達
授業内容を復習する。
青年期の発育発達について学
習する。
・教科書
・配布資料
授業内容を予習する。
青年期の運動発達
授業内容を復習する。
青年期の運動発達について学
習する。
・教科書
・配布資料
身体づくり
レクリエーションスポーツ青 青 年 期 に 適 し た レ ク リ エ ー 配布資料
青年期に適したレクリ 年期に適したレクリエーショ ションスポーツについて考え
エーションスポーツに ンスポーツを行う。
る。
ついて考える。
授業内容を予習する。
壮年期の健康
授業内容を復習する。
壮年期の体力について学習す
る。
・教科書
・配布資料
授業内容を予習する。
壮年期の体力
授業内容を復習する。
壮年期の体力について学習す
る。
・教科書
・配布資料
授業内容を予習する。
高齢期の健康
授業内容を復習する。
高齢期の健康について学習す
る。
・教科書
・配布資料
授業内容を予習する。
高齢期の体力
授業内容を復習する。
高齢期の体力について学習す
る。
・教科書
・配布資料
身体づくり壮年期・高 レクリエーションスポーツ壮 壮年期・高齢期に適したレク 配布資料
齢 期 に 適 し た レ ク リ 年期・高齢期に適したレクリ リエーションスポーツについ
エーションスポールに エーションスポーツを行う。 て考える。
ついて考える。
− 41 −
履修区分
選 択
授 業 科 目
比較文化学
単 位 数
1 単位
配当年次
1 年
科目担当者
萩原 英子
授業形態
講 義
期
前 期
別
授業目的
日本・朝鮮半島・中国それぞれの地域における影響や関連をもとに、各国で作ら
れた陶磁器を比較・考察する。陶磁器が作られた社会的・文化的背景について理
解を深め、物事を様々な視点から考察する力を身に付けることを目指す。
授業内容
この授業では、毎回、日本・朝鮮半島・中国いずれかの地域の陶磁器を取り上げ、
陶磁器を通して各国の文化や歴史を学ぶ。また、中国や朝鮮半島の文化の影響を
受けて発展した日本文化について理解を深める。
到達目標
一つの陶磁器から、地域的特色や時代背景などを読み取り、その地域の文化につ
いて説明することができる。
日本・朝鮮半島・中国それぞれの地域の文化について考えを深め、自分の意見を
述べることができる。
日本の文化と朝鮮半島や中国の文化とを比較することによって、日本文化につい
て独自の視点を持ち、意見を述べることができる。
授業形態
講義を中心に授業を進める。授業の中で取り上げる陶磁器に関しては、科目担当
者が作成したワークシートやスライド、配布資料を用いて解説を行う。
教科書、教材、参考書
資料については、適宜指示または配布する。
推薦教材:『やきもの入門』(佐藤雅彦 , 平凡社 , 1992)
評価方法
授業出席、ワークシート、期末試験により、総合的に評価する。
評価基準
100 点満点を授業出席 30%、ワークシート 20%、期末試験 50% に配分して、
60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
・オリエンテーション
身近にある陶磁器に目を向け 適宜指示または配布
授業の概要を伝える。ワーク る。
する。
シートや採点方法などに関す
る説明を行う。
第2回
生活の中で使用する陶 ・陶磁器について(導入)
陶磁器に施された釉薬・装飾・ 適宜指示または配布
磁器の色や形、その用 陶磁器の名称から、釉薬・装 文様などについて整理する。 する。
途について考える。
飾・文様などを読み取る。
参考作品:仁清 色絵月梅図
茶壺(予定)
第3回
日本における主要な陶 ・日本の陶磁器について 1
六古窯それぞれの地域的特徴 適宜指示または配布
磁 器 の 産 地( 六 古 窯 ) 日本における主要な陶磁器の を整理する。
する。
を調べる。
産地(六古窯)それぞれの地
域的特徴を理解する。
参考作品:丹波 壺(予定)
第4回
六古窯以外の日本の陶 ・日本の陶磁器について 2
日本の伝統文化の一つである 適宜指示または配布
磁器の産地を調べる。 日本の陶磁器の歴史と茶の湯 茶の湯に関して自分なりに考 する。
との関連について学ぶ。
えをまとめる。
参考作品:楽 茶碗(予定)
第5回
主要な茶道具の産地を ・日本の陶磁器について 3
調べる。
朝鮮半島から日本に伝播した
製陶技術について学ぶ。日本
における朝鮮半島からの影響
について考える。
参考作品:唐津 水指(予定)
− 42 −
朝鮮半島から日本に伝播した 適宜指示または配布
製陶技術について整理し、日 する。
本における朝鮮半島からの影
響について考えを深める。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第6回
日本の色絵磁器を調べ ・日本の陶磁器について 4
日本の色絵磁器に見られる和 適宜指示または配布
る。
日本における中国の陶磁器の 様 の 趣 に つ い て 考 察 を 深 め する。
需要と愛好について学ぶ。ま る。
た、柿右衛門様式の特徴を学
ぶ。
参考作品:有田 色絵花鳥文
六角壺(予定)
第7回
朝鮮半島の陶磁器には ・朝鮮半島の陶磁器について 1
どのようなものがある 高麗青磁における宋時代(中
か調べる。
国)の陶磁器の影響について
学ぶ。
参考作品:高麗青磁(予定)
第8回
粉青沙器について調べ ・朝鮮半島の陶磁器について 2 日本における粉青沙器の愛好 適宜指示または配布
る。
高麗青磁の衰退と粉青沙器の について考えをまとめる。
する。
発展について学ぶ。また、日
本における粉青沙器の愛好に
ついて考える。
参考作品:粉青沙器(予定)
第9回
李朝白磁について調べ ・朝鮮半島の陶磁器について 3
る。
李朝白磁における造形と美に
ついて学び、朝鮮半島の文化
について考える。
参考作品:李朝白磁(予定)
中国から朝鮮半島に伝播した 適宜指示または配布
製陶技術について整理し、朝 する。
鮮半島における中国からの影
響について考えを深める。
李朝白磁の造形と美について 適宜指示または配布
自分の意見や調べたことをま する。
とめ、朝鮮半島の文化につい
て考えを深める。
第 10 回
中国の陶磁器にはどの ・中国の陶磁器について 1
中国の陶磁器に見られる地域 適宜指示または配布
ようなものがあるか調 中国の陶磁器の発展と地域的 的特色をまとめる。
する。
べる。
特色について学ぶ。
参考作品:三彩竜首水瓶(予定)
第 11 回
朝鮮半島の青磁と中国 ・中国の陶磁器について 2
朝鮮半島や日本に伝播した中 適宜指示または配布
の青磁とを比較し、そ 中国の陶磁器の造形のすばら 国の青磁の製陶技術について する。
れらについて考える。 しさや釉の美しさ、精緻な文 整理する。
様などについて学び、世界に
おける青磁の広がりについて
考える。
参考作品:青磁(予定)
第 12 回
日本の染付と中国の染 ・中国の陶磁器について 3
付とを比較し、それら 中国における染付の技術の発
について考える。
達と伝播について学び、中国
の文化について考える。
参考作品:景徳鎮(予定)
第 13 回
伊万里から輸出された ・日本における中国陶磁の展開1 中国から日本に伝播した製陶 適宜指示または配布
陶 磁 器 に つ い て 調 べ 中国の意匠や技術の導入につ 技術について整理し、日本の する。
る。
いて学ぶ。また、日本の陶磁 陶磁器に見られる中国からの
器におけるヨーロッパ諸国へ 影響について考えを深める。
の輸出の始まりと活況につい
て学ぶ。
参考作品:有田(予定)
第 14 回
伊万里から輸出された ・日本における中国陶磁の展開 2 陶 磁 器 に お け る 中 国 か ら 日 適宜指示または配布
陶 磁 器 に つ い て 調 べ ヨーロッパ諸国における日本 本、そしてヨーロッパ諸国へ する。
る。
の 陶 磁 器 の 需 要 に つ い て 学 の広がりを整理する。
ぶ。
参考作品:有田(予定)
第 15 回
景徳鎮、有田、マイセ
ンで作られた陶磁器を
それぞれ比較し、それ
らについて考える。
染付について自分の意見や調 適宜指示または配布
べたことをまとめる。また、 する。
中国の文化について考えを深
める。
・日本における中国陶磁の展開 3 日本・中国・ヨーロッパ諸国 適宜指示または配布
日本の陶磁器がヨーロッパ諸国 それぞれの文化の違いについ する。
へ与えた影響について理解を深 て自分なりにまとめる。
め、各国の文化について考察す
る。
参考作品:マイセン(予定)
− 43 −
履修区分
選 択
授 業 科 目
心理学
単 位 数
1 単位
配当年次
1 年
科目担当者
野口 智草
授業形態
講 義
期
前 期
別
授業目的
医療に携わる専門職業人として必要な心理学の知識を理解して学び、その上で、
医療行為での患者への接遇に役立て、自己を知り他者を知って人間性を尊厳する
ことを目指す。
授業内容
1)心理学の主要な分野を 1 つずつ取り上げ、応用例を含めて概説する。これにより、
心理学の基礎的な内容を網羅して学習する。
2)医療人として求められる対人コミュニケーション能力や医療人としての適切
な態度について、心理学の知識をもとに考察を行う。
到達目標
1)心理学の基礎的な知識を多面的に身につける。
2)その知識を医療業務や日常生活で応用実践できるよう、理解を深める。
授業形態
基本的にはパワーポイントを用いた講義形式が中心となるが、実験などの体験型
内容も含まれる。毎回授業後に「復習クイズ」と「学習記録」の用紙を配布する。
「学
習記録」には授業で何を学んだか、何を考えたか記入し、次回授業時に提出する
こと。
教科書、教材、参考書
教科書:『心理学概論 第 2 版~基礎から臨床心理学まで~』( 宇津木成介・橋 本由里編著 , ふくろう出版 , 2014)
評価方法
評価基準
区 分
「学習記録」、授業参加態度、期末試験結果を統合して合否の判定を行う。
100 点満点を期末試験 50%、「学習記録」および授業参加態度 50% に配分して、
60 点以上を合格とする。
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
初回授業で座席を指定 ・授業のガイダンス。
・教科書第 1 章を読む。
するため、履修希望者 ・心理学のごくおおまかな歴
は必ず出席すること。 史を紹介する。
第2回
教科書第 2 章を読む。 ・「感覚」について可聴閾、盲 ・復習クイズを解く。
教科書
点を体験する。
・学習記録を記入し、次回授
業時に提出。
第3回
教科書第 3 章を読む。 ・「知覚」について
錯視、錯聴を体験する。
教科書
・復習クイズを解く。
教科書
・学習記録を記入し、次回授
業時に提出。
第4回
教科書第 4 章を読む。 ・「学習」について
・復習クイズを解く。
教科書
パブロフの犬の古典的条件付 ・学習記録を記入し、次回授
けについて学習する。
業時に提出。
第5回
教科書第 5 章を読む。 ・「記憶」について
・復習クイズを解く。
教科書
無意味語の記銘の簡易実験を ・学習記録を記入し、次回授
行う。
業時に提出。
第6回
教科書第 6 章を読む。 ・「言語と思考」について
・復習クイズを解く。
教科書
帰納推理と演繹推理について ・学習記録を記入し、次回授
具体的な問題を解く。
業時に提出。
第7回
教科書第 7 章を読む。 ・「動機づけと感情」について ・復習クイズを解く。
教科書
感情心理学における基礎的理 ・学習記録を記入し、次回授
論について講義する。
業時に提出。
第8回
教 科 書 第 8 章 を 読 む。 ・「発達」について
・復習クイズを解く。
教科書
幼児期の様子について 自身の幼児期の愛着の型につ ・学習記録を記入し、次回授
養 育 者 に 聞 き 取 り す いて考える。
業時に提出。
る。
− 44 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第9回
教科書第 9 章を読む。 ・「 パ ー ソ ナ リ テ ィ と 心 理 検 ・復習クイズを解く。
教科書
査」について
・学習記録を記入し、次回授
心理検査を体験する。
業時に提出。
第 10 回
教科書第 10 章を読む。 ・
「社会行動と集団」について
・復習クイズを解く。
教科書
説得コミュニケーション、要請 ・学習記録を記入し、次回授
技法について具体例を用いて説 業時に提出。
明する。
第 11 回
教科書第 13 章を読む。 ・「臨床の心理学」について
・復習クイズを解く。
教科書
大学生が陥りやすいこころの ・学習記録を記入し、次回授
問題について取り上げる。
業時に提出。
第 12 回
教科書第 11 章を読む。 ・「コミュニケーション」につ
いて
ノンバーバル(非言語)コミュ
ニケーションについて具体例
を挙げ、説明する。
第 13 回
提出物を確認する。
・
「コミュニケーション」につ ・復習クイズを解く。
教科書
教科書第 11 章を読む。 いて
・学習記録を記入し、次回授
バーバル(言語)コミュニケー 業時に提出。
ションについて具体例を挙げ、
説明する。
配布資料を読む。
・自宅にて課題を行い、次回 教科書
授業時に提出。
・学習記録を記入し、次回授
業時に提出。
第 14 回
・傾聴行動、オノマトペを用いた ・復習クイズを解く。
配布資料
症状説明について説明する。
・学習記録を記入し、次回授
・医療に従事する際、注意すべき 業時に提出
コミュニケーション方略につい
て考える。
・閉所空間に他者と 2 人きりにな
る事について、心理学的側面か
ら考える。
第 15 回
これまでの復習クイズ ・医療人として求められる対人コ ・これまでの復習クイズを再 特になし
を確認する。
ミュニケーション能力や適切な 度確認する。
態度について、心理学の知識を ・これまでの学習記録に目を
もとに考察を行う。
通し、学習した内容を確認す
・これまでの復習クイズの答え合 る。
わせ
・これまでの学習記録の返却
− 45 −
履修区分
選 択
授 業 科 目
心理学
単 位 数
1 単位
配当年次
1 年
科目担当者
本下 真衣
授業形態
講 義
期
後 期
別
授業目的
医療人として必要な心理学の知識を脳生理との関係とともに学び、自己と他者を
尊厳をもって深く理解し、医療や日常の場で役立てることを目指す。
授業内容
医療人として医療の場に適応し、患者の心理を的確に把握して安心させ、周囲の
医療者と連携しつつ正確な結果を導く。診療放射線技師にはそのような高い適応
力・判断力やコミュニケーション能力などが求められる。
そのために必要な知識となる生理・学習・教育・発達・社会・認知・臨床の各心
理学を心と脳の両面から解説し、重要部分は実習を実施する。
到達目標
人間の心理・行動と脳生理との関係を中心に心理学の多面的な知識を身につけ、
医療業務や日常生活で実践できることを目標とする。
授業形態
講義に加えて適宜実習・レポートを課す。
教科書、教材、参考書
講義で配布するプリントを使用する。
評価方法
出席状況および授業態度、実習参加状況、レポートにより評価する。
評価基準
出席状況および授業態度(20 点)、実習参加状況(30 点)、レポート(50 点)、
以上を総合評価し、合計 100 点中 60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
シラバスを精読する。
第1回
授業内容
事後学習
参考文献
ガ イ ダ ン ス と し て 実 習 や レ 配布資料を読み、心と脳の関 配布資料
ポート・評価方法の説明など 係の基礎について理解する。
を行うほか、心と脳の概要を
講義する。
第2回
強い意志をもってして 脳と行動
も変容できなかった自
己の行動をひとつ思い
出しておく。
一見情緒的に見える行動の裏 配布資料
に、脳の特徴が深くかかわっ
ていることを知り、人間理解
を深める。
第3回
求められる役割によっ 医療の場の心理学
て自分の行動が変化し
たことがないか考えて
おく。
役割理論をはじめとした医療 配布資料
者として身に着けておくべき
社会心理学を理解する。
第4回
青年期に抱えやすい心 発達心理学
の葛藤について考えて
おく。
青年期を中心に、人間心理の 配布資料
発達の課題と過程を理解す
る。
第5回
自分が持っているジン 学習心理学
クスについて、それを
持つに至った経緯を思
い出しておく。
条件付けその他の学習理論を 配布資料
学び、人の行動様式がどのよ
うに形成されるかを理解す
る。
第6回
臨床心理学と精神医学 臨床心理と精神疾患
の異なる点について考
えておく。
臨床心理学で扱う問題とカウ 配布資料
ンセリングの適応、主な精神
疾患について理解する。
フロイトによる精神分 精神分析理論と防衛機制
析理論の概要を読んで
おく。
人が無意識のうちに起こして 配布資料
いる心の動きを知り、さまざ
まな行動の裏にあるメカニズ
ムの一端を理解する。
自らがストレスを受け ストレスコーピング
た時にどのような対処
を行っているか考えて
おく。
ストレスへの対処様式はさま 配布資料
ざま有り、介入方法にも心理
療法・薬物療法・生理学的ア
プローチほか色々な方法があ
ることを知る。
第7回
第8回
− 46 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
前回までの講義で配布 認知行動療法の実習
する認知行動療法の記
録シートを完成させて
おく。
物事のとらえ方と行動を変容 配布資料
させる方法について理解す
る。
医療事故の記事を 2 件 知覚と認知①
以上読んでおく。
ヒューマンエラー
脳の情報処理のメカニズム、 配布資料
ヒューマンエラーの原因につ
いて理解する。
他 者 が 自 己 に 対 し て 知覚と認知②
持っているであろうイ 印象形成
メージを想像し、セル
フイメージとの相違点
について考えておく。
医療の場や就職活動の場にお 配布資料
いて相応しい印象を与える方
法について理解する。
カウンセリングとは何 カウンセリングの基礎
をすることか、自分の
考えをまとめておく。
カウンセリングの基本的技術 配布資料
と、転移・逆転移をはじめと
した対人関係問題の対処法を
理解する。
第 13 回
講義で学んだカウンセ カウンセリング実習
リングの基礎を復習し
ておく。
実習でロールプレイを行った 配布資料
所感をまとめる。
第 14 回
所 謂 モ ン ス タ ー ペ イ パニック・逸脱行動
シェントあるいはモン
スターペアレンツの問
題についての記事を 2
件以上読んでおく。
人 が 思 い が け な い 物 事 に 出 配布資料
会った際の心理と生理、およ
び逸脱した問題行動への対処
法を理解する。
第 15 回
全講義の配布資料を確 全講義のまとめを行った後、講 配布資料をもとに復習する。
認して質問事項があれ 義内容に関する質疑応答を行う。
ばまとめておく。
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
− 47 −
配布資料
履修区分
選 択
授 業 科 目
文 学
単 位 数
1 単位
配当年次
1 年
科目担当者
毛利 美穂
授業形態
講 義
期
後 期
別
授業目的
文学にえがかれた世界には、その当時の人々が生きた世界が映し出されている。
かつての人々が生きた世界を感じることは、現代のわれわれにとっても生きる指
標となり得るだろう。この授業では文学を通して自らの生き方を問い直すと共に、
健やかな身体と精神をバランスよく形成することを目的とする。
授業内容
明治、大正、昭和という「近代」に発表された夏目漱石と川端康成の代表的な作
品を鑑賞する。明治維新後、日本の文学は西洋文明から多くの影響を受けた。そ
の一方で、他文化を吸収することにより、日本古来の神話世界へのするどいまな
ざしも受け継がれることになった。近代文学における多彩かつ特色のある作品に
触れることで、医療現場で求められる豊かな感性を磨く。
到達目標
・日本文学の概要について理解することができる。
・近代文学における日本神話の影響について理解することができる。
・近代文学の代表的な作家・作品について理解することができる。
・比較文学的観点について理解することができる。
授業形態
基本的には、教科書や映像資料による講義形式が中心であるが、グループでの協
同作業も取り入れる。
教科書、教材、参考書
教科書:『草枕』(夏目漱石 , 新潮社 , 1950)
『雪国』(川端康成 , 新潮社 , 1947)
評価方法
文学に関する基礎的な知識の習得について、授業参加、事前学習、レポート、期
末試験により総合的に判断する。なお、レポートに関しては、ルーブリックを使
用する。
評価基準
100 点満点を、授業出席・ふりかえり 20%、レポート 20%、期末試験 60%に 配分して、60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
シラバスを確認する。
授業内容
事後学習
第1回
日本文学は、上代文学、中古 日本文学の概要について整理
文 学、 中 世 文 学、 近 世 文 学、 する。
近 現 代 文 学 と、 時 代 区 分 に
よって分類される。それぞれ
の特徴と、各時代における海
外文学の影響をおさえるとと
もに、近代文学が生まれた背
景を理解する。
第2回
近代になり、柳田国男や折口 ふりかえりを行う。
信夫といった民俗学者が登場
する。「日本人とは何か」を
テーマに神話・おとぎ話・怪
談などを中心に日本古来の民
俗・習俗が注目される。その
背景にある戦争の影響ととも
に、近代文学にみる神話につ
いて理解する。
第3回
教科書の指定個所を読 夏目漱石におけるロンドン留
んでおく。
学について考える。夏目漱石
は、 明 治 33 年、33 歳 で イ ギ
リス留学を命じられ、約 2 年
間ロンドンに滞在した。その
間に、漱石に与えた異国の風
習や人々の性格、そして自分
が日本人であるという自覚に
ついて理解する。
− 48 −
参考文献
教科書
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
教科書
第4回
教科書の指定個所を読 夏目漱石作品みる異界につい
んでおく。
て考える。
夏目漱石の作品における異界
について学ぶとともに、『草
枕』の異界について、日本神
話との比較から理解する。
教科書
第5回
教科書の指定個所を読 夏目漱石『草枕』を読む①
んでおく。
『草枕』について漱石は「俳句
的小説」とよび、西洋にもな
い、
「美的小説」であると述べ
ている。夏目漱石が求めた「美
しい感じ」とはなにかを理解
する。
教科書
第6回
教科書の指定個所を読 夏目漱石『草枕』を読む②
んでおく。
『草枕』を読み、登場人物たち
の動きを追いかけながら、そ
の世界観について理解する。
第7回
教科書の指定個所を読 夏目漱石『草枕』を読む③
夏目漱石および作品について 教科書
んでおく。
『草枕』を読み、登場人物たち ふりかえりを行う。
の動きを追いかけながら、そ
の世界観について理解する。
教科書
第8回
教科書の指定個所を読 川端康成における伊豆につい
んでおく。
て考える。
川端康成の初期の代表作『伊
豆の踊子』は、19 歳の川端の
実体験がまとめられたもので
ある。川端にとっての伊豆は、
日本芸能史とあいまって、失
われた「自分」を回復する地
であり、その後の作品にも影
響を与えている。その神話的
感覚を理解する。
教科書
第9回
教科書の指定個所を読 川端康成作品にみる異界につ
んでおく。
いて考える。
川端康成の作品における異界
について学ぶとともに、『雪
国』の異界について、日本神
話との比較から理解する。
教科書
第 10 回
教科書の指定個所を読 川端康成『雪国』を読む①
んでおく。
川端康成は、新感覚派の作家で
もある。
『雪国』を執筆しはじめ
たころは、すでに新感覚派は終
焉を迎えていたが、
川端は『雪国』
で、新感覚派が目指した感覚的
表現を多用している。川端が求
めた表現とはなにかを理解する。
教科書
第 11 回
教科書の指定個所を読 川端康成『雪国』を読む②
んでおく。
『雪国』を読み人物たちの動き
を追いかけながら、その世界
観について理解する。
− 49 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第 12 回
教科書の指定個所を読 川端康成『雪国』を読む③
川端康成および作品について 教科書
んでおく。
『雪国』を読み、登場人物たち ふりかえりを行う。
の動きを追いかけながら、そ
の世界観について理解する。
第 13 回
これまでの授業の内容 夏目漱石と川端康成の比較を行 レポート作成の準備を行う。
に つ い て 把 握 し て お う。
く。
夏目漱石『草枕』と川端康成『雪
国』の共通点・差異点を見つけ
る。このような、比較文学的感
覚を身につけることが、コミュ
ニケーション力をみがくことを
理解する。
第 14 回
近代の作品に見える神話の影響 レポート作成を行う。
についてふりかえるとともに、
現在においても、宮崎駿作品や
他のアニメーション作品に神話
の影響がみられることについて
理解する。
第 15 回
これまでの授業をふりかえると レポートを提出する。
ともに、文学を通してつながっ
ていく現在、そして未来の自分
の生き方について考える。
− 50 −
教科書
履修区分
選 択
授 業 科 目
法 学
単 位 数
1 単位
配当年次
1 年
科目担当者
藤井 安子
授業形態
講 義
期
後 期
別
授業目的
法的思考方法の習得を目指すと共に、教養として、また、社会生活を送る上で必
要となる法律に関する基礎的な知識の習得を目指す。
授業内容
現代社会において、法律や司法制度は日常生活と切り離すことはできない。この
授業では、社会生活を送る上で必要となり得る法律に関する基礎的な知識や法的
な思考方法の基本を取り上げる。また、医療従事者として、知っておくべき医事
法分野に関する法律の基礎知識を紹介する。
到達目標
法的思考方法を習得する。
法に関する基礎的な理解を深める。
授業形態
講義形式を中心にして行う。理解を深めるために、適宜、配付資料や視聴覚教材(パ
ワーポイント等)を使用する予定である。また、受講者数にもよるが、双方向の
授業を試みるなど、学生の積極的な授業参加を求めたい。
教科書:特になし。適宜、資料を配付。
参考書:『有斐閣アルマ 法の世界へ 第 6 版』(池田真朗他 , 有斐閣 , 2014) 『有斐閣アルマ 医事法入門 第 3 版』(手嶋豊 , 有斐閣 , 2011)
教科書、教材、参考書 その他:『ポケット六法』(有斐閣)等の六法があれば、適宜参照されたい。
なお、インターネットでも、総務省運営の法令データ提供システム
(http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi)から、法令の条文の閲覧が可能で
ある。
評価方法
法に関する基礎的な知識の習得について、授業参加(出席状況、授業態度、提出
課題等)、小テスト、期末試験により総合的に評価する。
評価基準
100 点満点を授業出席 20%、小テスト(合計3回実施予定)30%、期末試験 50%
に配分して、60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
・社会・公民等,高校 ・ガイダンス
までに習った憲法等の ・法律とは何か
法律について復習して ・法の分類
おく。
・シラバスに目を通し
ておく。
・講義内容を復習する。
・シラバス
・授業中配付した資料に目を ・配付資料
通しておく。
・参考書
・適宜、授業時に紹
介する。
第2回
・高校までに習った憲 ・憲法概説①
法の知識の復習・整理 基本原理と人権
・「人権」とは、何かに
ついて考える。
・講義内容を復習する。
・配付資料
・授業中配付した資料に目を ・参考書
通しておく。
・適宜、授業時に紹
介する。
第3回
・高校までに習った憲 ・憲法概説②
法の知識の復習と整理 統治機構
・インターネット等を
利用して、
「国会」、
「内
閣」及び「裁判所」に
ついて調べる。
・講義内容を復習する。
・授業中配付した資料に目を
通しておく。
・次回実施する小テストの準
備(第 1 回~第 3 回までの授
業の復習)をする。
・配付資料
・参考書
・適宜、授業時に紹
介する。
第4回
・小テストの準備(第 ・理解度の確認(小テスト) ・講義内容を復習する。
1 回~第 3 回までの授 ・第 1 回~第 3 回までの授業 ・授業中配付した資料に目を
業の復習)
の復習・まとめ・補足
通しておく。
・民事法①
民事法概論
・配付資料
・参考書
・適宜、授業時に紹
介する。
第5回
・「契約」とは、何かに ・民事法②
ついて考える。
日常生活と契約
− 51 −
・講義内容を復習する。
・配付資料
・授業中配付した資料に目を ・参考書
通しておく。
・適宜、授業時に紹
介する。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第6回
・前回の授業の復習
・民法法③
・交通事故や医療過誤 不法行為
等の被害者が、加害者
に対して、どのような
請求ができるかについ
て考える。
・講義内容を復習する。
・配付資料
・授業中配付した資料に目を ・参考書
通しておく。
・適宜、授業時に紹
介する。
第7回
・前回の授業の復習
・民事法④
・インターネット等を 家族法
利用して、
「結婚」、
「離
婚」及び「相続」につ
いて調べる。
・講義内容を復習する。
・配付資料
・授業中配付した資料に目を ・参考書
通しておく。
・適宜、授業時に紹
介する。
・インターネット等を ・民事法⑤
利用して、「民事訴訟」 民事紛争の解決手段
及び「民事調停」につ
いて調べる。
・講義内容を復習する。
・授業中配付した資料に目を
通しておく。
・次回実施する小テストの準
備(第 4 回~第 8 回までの授
業の復習)をする。
・配付資料
・参考書
・適宜、授業時に紹
介する。
・小テストの準備(第 ・理解度の確認(小テスト) ・講義内容を復習する。
4 回~第 8 回までの授 ・第 4 回~第 8 回までの授業 ・授業中配付した資料に目を
業の復習)
の復習・まとめ・補足
通しておく。
・刑事法①
刑法(その1)
・配付資料
・参考書
・適宜、授業時に紹
介する。
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
・前回の授業の復習
・刑事法② ・インターネット等を 刑法(その2)
利用して、刑法が規定
する「犯罪」には、ど
のような罪があるの
か、調べる。
・講義内容を復習する。
・配付資料
・授業中配付した資料に目を ・参考書
通しておく。
・適宜、授業時に紹
介する。
・前回の授業の復習
・刑事法③
・インターネット等を 刑事訴訟手続、裁判員裁判
利 用 し て、「 裁 判 員 裁
判」について調べる。
・講義内容を復習する。
・授業中配付した資料に目を
通しておく。
・次回実施する小テストの準
備( 第 9 回 ~ 第 11 回 ま で の
授業の復習)をする。
・配付資料
・参考書
・適宜、授業時に紹
介する。
・小テストの準備(第 ・理解度の確認(小テスト) ・講義内容を復習する。
9 回~第 11 回までの授 ・第 9 回~第 11 回までの授業 ・授業中配付した資料に目を
業の復習)
の復習・まとめ・補足
通しておく。
・医事法概論①
・配付資料
・参考書
・適宜、授業時に紹
介する。
・前回の授業の復習
・医事法概論②
・患者の権利について、
考える。
・講義内容を復習する。
・配付資料
・授業中配付した資料に目を ・参考書
通しておく。
・適宜、授業時に紹
介する。
・前回の授業の復習
・医事法概論③
・「医療契約」とは何か
について考える。
・講義内容を復習する。
・配付資料
・授業中配付した資料に目を ・参考書
通しておく。
・適宜、授業時に紹
介する。
・前回の授業の復習
・医事法概論④
・講義全体を通した疑 ・講義全体の総括
問点や質問事項をまと ・復習・講義全体の質問受付
めておく。
・講義内容を復習する。
・授業中配付した資料に目を
通しておく。
・期末試験の準備(第 1 回~
第 15 回までの授業の復習)
− 52 −
・配付資料
・参考書
・適宜、授業時に紹
介する。
履修区分
選 択
1年
授 業 科 目
宗教民族学
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
伊藤 まり子
授業形態
講 義
期
後 期
別
授業目的
他者に対する興味関心を刺激し、それぞれの地域社会が抱える問題関心を見近な
ものとして感じられるよう想像力を高める。また、アジアを舞台に幅広く活躍で
きる人材として必要な素養を身につける。
授業内容
世界には、多様な社会と文化そして宗教がある。本講義では、人間や文化の理解
を目指す総合的学問としての文化人類学を基に、さまざまな地域社会に暮らすひ
とや文化の理解を個別の事例の検討から考えながら、現代社会が抱えるさまざま
な問題を、多様な角度から捉える視点を養うことを目的とする。特に、災害や観
光、難民などのアクチュアルな問題を織り交ぜながら、「動き」をキーワードに、
躍動するアジア諸社会と宗教の関わりについて考える。
到達目標
・自分とは異なる他者を理解するための視点や方法を概観し、専門科目を学ぶ上
での学習の基礎を作る。
・日々の生活のなかで「当然」、「当たり前」「普通」と思っていることが、実は文
化や宗教により異なることを学ぶことで、文化が構築されるものであることを知
る。
・多角的に物事を見ることの大切さと、情報を批判的に検討しながら考察を深め
ることの重要性について学ぶ。
授業形態
授業は、講義と聴講後の小レポートの記入から成る。小レポートに記載された内
容のうち良いものは次回授業で紹介し、平常点に加味する。これは、授業をでき
るだけ双方向的なものにするとともに、他の受講生の意見を聞くことで授業内容
を多様な観点から見直し、理解を深める一助とすることを目的としている。その
ため、小レポートは単に授業の感想を書くのではなく、講義内容やそれにより触
発を受けた事柄に関連した自分の知見や疑問についての記入も求める。また、講
義では当事者の語りを含む DVD やパワーポイントなどの視聴覚教材を積極的に
利用しながら、内容を紹介する。
教科書、教材、参考書
特定の教科書は使用しない。各授業で、随時、参考文献を紹介する。資料は、必
要な場合、授業前に配布する。
評価方法
出席状況、授業後の小レポート、学期末テストにより、総合的に評価する。
評価基準
100 点満点を出席状況(20%)、授業後の小レポート(30%)、学期末テスト(50%)
に配分して、60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
①シラバスを読む。
ガイダンス
特になし
②民族学とは何かを調 講義のねらいや授業計画を説
べてくる。
明することで、授業の全体像
を把握する。
第2回
人 類 学 的 フ ィ ー ル ド 自 分 が 動 く ① フ ィ ー ル ド 医 療 の 現 場 で、 フ ィ ー ル ド 特になし
ワークについて、調べ ワークの実例:異文化理解の ワーク法がいかに援用できる
てくる。
ひとつの方法としての文化人 か整理する。
類学的フィールドワークにつ
いて説明し、自分の身近な生
活のなかで、フィールドワー
クを実践できることを学ぶ。
第3回
アジアに対するイメー 情 報 が 動 く ① 日 本 の 中 の 宗 教 に ま つ わ る 表 象 に つ い 特になし
ジを、5 つ列挙してく 「アジア」
:アジアの諸地域を て、問題点を整理する。
る。
扱ったテレビ VTR の視聴と
旅行雑誌記事を比較検討する
ことで、多様なメディアを介
した日本における「アジア」
のステレオタイプ的な文化
(宗教)表象と、そのなかに潜
む問題点について考える。
− 53 −
特になし
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第4回
自 分 が も つ 日 本 の イ 情報が動く② アジアの中の 近年、日本を訪問するアジア 特になし
メージについて、5 つ 「日本」
:前回とは逆に、アジ からの旅行者が抱える問題を
列挙してくる。
ア地域でみられる「日本」の 考えてみる。
表象について考える。事例と
して、映画に見る日本軍の描
かれ方、漢字やひらがながデ
ザ イ ン さ れ た T シ ャ ツ、 人
気のアニメやアイドルグルー
プ、日本商品の CM 等を扱う。
第5回
「グローバル化」とい モノが動く 食品や衣類、雑 グローバル社会のなかでのモ 特になし
う言葉の意味を調べて 貨をはじめ、仏壇や神棚に至 ノの流通と宗教について整理
くる。
るまで、日頃私たちが生活を する。
営むなかで使用する身の回り
の品の多くが、アジアをはじ
めとする海外から来ている。
実際に一週間の生活の中で出
会ったアジアの品々の記録か
ら、モノと自分の動きの双方
について考える。
第6回
「年中行事」という言 季節が動く① カレンダーか 年中行事と信仰のかかわりを 特になし
葉 に つ い て 調 べ て く ら見る儀礼
整理する。
る。
各地のカレンダーを切り口
に、イスラームの太陰暦や、
ベトナム、タイ、ネパールの
太陰太陽暦等を紹介しなが
ら、1年の区切り方が文化に
よって異なることを学ぶ。ま
た年中行事を比較すること
で、その背景にある宗教につ
いて説明する。
第7回
「生業」という言葉に 季節が動く② 農耕と牧畜
生業と信仰の関わりについて 特になし
ついて調べてくる。
農耕や牧畜等、アジア地域で 整理する。
営まれる生業について概観
し、 そ れ ら が 季 節 に よ っ て
どう変わるのかを学ぶととも
に、社会変化に伴う生業の変
化と信仰の関わりについても
説明する。
第8回
近年おきたアジアの災 自然が動く① アジアの災害 災害と信仰がいかに関わるの 特になし
害について、調べてく アジアは世界的に見ても災害 か整理する。
る。
の種類が多く、頻発する傾向
がある。アジアの災害が有す
る傾向とその原因について、
地政学的、社会文化的要因か
ら読み解き、災害後前後の信
仰生活の変化について説明す
る。
− 54 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第9回
前回の授業の復習をし 自然が動く② サイクロンと 災害が信仰生活にどのような 特になし
ておく。
洪水
変化をもたらしたのかについ
災害は自然現象ではあるもも て整理する。
のその後の対応には政治経済
的要因が大きく関わる。近年、
ミ ャ ン マ ー、 フ ィ リ ピ ン を
襲ったサイクロンやタイの洪
水、トルコの地震、インドネ
シアの津波の事例から、被害
額代を招いた政治的要因やリ
スクの不均衡性といった人災
としての側面について考える
とともに、人びとの支援活動
と宗教のかかわりに焦点を当
てることで、災害を文化的側
面から考察する。
第 10 回
「伝統」という言葉に 人 が 動 く(1) ① 私 た ち に 観光と信仰のかかわりについ 特になし
ついて調べてくる。
とって魅力的な観光とは
て整理する。
カンボジア、ベトナムなどの
観光遺跡や、バリ島、プーケッ
トなどのビーチリゾート、マ
レーシアやインドネシアで盛
んなエコツーリズム等を取り
上げるとともに、民族伝統の
観光資源化やその創造につい
て考える。
第 11 回
「 巡 礼 」 と は 何 か、 調 人が動く(1) ②現地の観光 「巡礼」という行為がもつ性 特になし
べてくる。
の文脈
格について整理する。
旅が非日常を楽しむものであ
るという点は共通している
が、時に私たちと現地の人び
とが魅力を感じる観光は異な
ることがある。巡礼の事例か
ら、現地の人びとにとって魅
力ある観光やその文化的背景
について考える。
第 12 回
「 移 民 」、「 難 民 」 と い 人が動く(2) ①身近な移民 特になし
う言葉について調べて や難民
くる。
日本に暮らすベトナム系住民
の現状を取り上げ、彼らがど
のような経緯で日本に定住す
ることになったのか、また今
日彼らが抱える問題は何か等
を説明し、彼らが実は私たち
にとって身近な存在であるこ
とを学ぶとともに、難民が生
みだされる背景となった国際
問題や受入れ側の日本が有す
る問題点について考える。
第 13 回
日 本 に 暮 ら す「 移 民 」
や「難民」に対する支
援について、どのよう
なものがあるのか、調
べてくる。
特になし
人が動く(2) ②移民や難民 「移民」・「難民」がより良い 特になし
の暮しを支える
生活を日本で送るための支援
ミャンマー・タイ国境におい のあり方について考える。
てミャンマー側からの避難民
を支援する活動を行う人びと
の記録から、受入れ国である
タイの難民、移民政策と前回
授業で扱った日本の事例とを
比較し、その相違について考
える。
− 55 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第 14 回
最近耳にした世界情勢 世界のなかのアジアが動く: 個人として、現代の世界情勢 特になし
問題について、調べて 世界情勢のなかでのアジアの のなかで何ができるのか考え
くる。
台頭を取り上げ、複雑化する る。
国際問題に対するアジア諸地
域の対応やその役割について
考える。
第 15 回
これまでの講義につい 学期末テストとまとめ これまでの授業の内容を復習 特になし
て復習してくる。
これまでの授業のまとめを行 し、他者との向き合い方につ
い、授業を総括する。
いて、改めて考えてみる。
− 56 −
履修区分
選 択
授 業 科 目
英語Ⅰ
単 位 数
1 単位
配当年次
1 年
科目担当者
神本 秀爾
授業形態
講 義
期
前 期
別
授業目的
国際的なコミュニケーション力を身につけるための、基礎的な英語力を習得する
こと。
授業内容
慣用表現が用いられた、場面を設定された英文を読み、内容を理解する。そのう
えで、学んだ表現を用いて、英語で発信する練習をおこなう。
到達目標
英語を用いて情報を収集できるようになること。
自分のことや、身の回りのことを英語で説明するための表現を身につけること。
授業形態
講義(説明)、場面設定された英語の音読、ペアワーク、グループワーク、スキッ
トなどをおこなう。
教科書、教材、参考書
教科書:
『英会話・ぜったい・音読(標準編)』(國弘正雄編 , 講談社インターナショ
ナル , 2000)
評価方法
出席、授業内での発表やレポート(確認テスト含む)を総合的に判断して評価する。
評価基準
100 点を授業参加 30 点、授業内での発表 40 点、レポート(確認テスト含む)
30 点に配分し、60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
自分の英語のボキャブ 今後の授業形態や受講態度の 授業中に学んだ新しい語彙や 特になし
ラリーを確認する。
説明。学生どうしの簡単な英 表現を復習する。
語での自己紹介。
第2回
自分の知っている英語 さまざまな場面における、他 自分で場面を設定し、簡単な 特になし
の挨拶を書き出してみ 者に対する挨拶や対応の仕方 会話文を作成してみる。
る。
を 学 ぶ。 時 候 の 挨 拶、 謝 意、
謝罪、共感など。
第3回
コンピュータに関する インターネットや電子メール 簡単な英文の電子メールを作 教科書など
ボキャブラリーを確認 の機能を英語で理解する。上 成してみる。
する。
記に関連する英文を読み、関
連する質問項目を作成する。
第4回
コンピュータが出現す
ることで、何が可能に
なったかを考えてお
く。
関連する英文を読み、自身の 授業中に学んだ語彙や表現を 教科書など
コンピュータの利用経験やコ 復習し、新たな使い方を確認
ンピュータの利点と欠点につ する。
いて学生どうしで英語で表現
しあう。
第5回
観光に関するボキャブ 自分が行ってみたい観光地を 場所の性格を説明する表現を 教科書など
ラリーを調べる。
列挙し、その理由を簡単に英 復習し、応用できるようにす
語で説明する。日本の代表的 る。
な観光地、日本文化に関する
英文を読み、日本の歴史や自
分の故郷について説明する。
第6回
スキットの進め方につ 前回の授業内容を参考に、英 スキットで使用した表現を復 特になし
いて考えておく。
語を話す外国人を日本の代表 習する。
的な観光地、または自分の故
郷に案内するスキットをおこ
なう。
第7回
コミュニケーションに 英 語 に お け る コ ミ ュ ニ ケ ー 授業中に学んだ表現を復習す 特になし
必要な工夫について考 ションの特徴について理解す る。
える。
る。コミュニケーションを円
滑に進めるための表現を身に
つける。
− 57 −
区 分
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
自分の「夢」を表現す キング牧師の「夢」に関する 授業中に学んだ表現を復習す 教科書など
るために必要なボキャ 英文を読み、自分の「夢」に る。
ブラリーや表現を確認 ついて、英語で考えてみる。
しておく。
自分の「夢」を表現す
るために必要なボキャ
ブラリーや表現を確認
しておく。
スピーチする際に重要な点を スピーチの準備。
学ぶ。具体的には、全体の構
成やアイコンタクトの取り方
などについて学ぶ。これにそ
う形で、
「夢」や「好きなこと」
についてスピーチする準備を
おこなう。
特になし
スピーチの準備。
それぞれの「夢」や「好きなこと」 クラスメートのスピーチから 特になし
についてスピーチをおこなう。
学んだ新たな表現を復習す
る。
自分が今までに「挑戦」
したことについて考
え、表現するためのボ
キャブラリーを確認す
る。
有 名 な ス ピ ー チ の 英 文 を 読 授業中に学んだ表現やボキャ 特になし
み、理解する。そして、今後 ブラリーを復習する。
自分が「挑戦」したいことに
ついて英語で表現する。
第 12 回
「挑戦」することの意 前回学習した語彙を使いなが 授業中に学んだ表現やボキャ 特になし
味について考える。
ら、
「挑戦」することの意義を ブラリーを復習する。
英語で表現し合う(ペアワー
ク)。
第 13 回
これまで学んだボキャ これまでに学んだ表現などを これまでに学んだボキャブラ 特になし
ブラリーや表現を整理 用いて、グループに分かれて リーや表現の復習
する。
テーマを設定してスキットの
構成を決める。
スキットの練習。
第 14 回
これまでに学んだ表現などを用 他のグループのスキットから 特になし
いて、グループに分かれてテー 学んだ表現の復習。
マを設定してスキットをおこな
う。
第 15 回
スキットに関する総括と改善
点に関する解説をおこなう。
− 58 −
特になし
履修区分
選 択
授 業 科 目
英語Ⅱ
単 位 数
1 単位
配当年次
1 年
科目担当者
神本 秀爾
授業形態
講 義
期
後 期
別
授業目的
医療に関する英文の読解力と、現場で必要となる英語の運用力を身につけること。
授業内容
医療に関わるテーマに関して、英語で意見の交換をおこなう。
病院設備や医療検査に関する基礎的な表現、身体の状態を説明し、理解するため
の表現を身につける。
医療に関する英文を読解し、意見の交換をおこなう。
到達目標
保健医療者として、基礎的な関連英語表現を身につけること。
自分の意見、意思を表現する英語力を身につけること。
相手と意見交換をおこなうための英語力を身につけること。
授業形態
講義(説明)、ペアワーク、グループワークを中心におこなう。適宜、視聴覚教
材を用いる。
教科書、教材、参考書
教科書:『看護・医療スタッフの英語』(山中マーガレット , 朝日出版社 , 2008)
評価方法
出席、授業内での発表、レポート(確認テスト含む)を総合的に評価する。
評価基準
100 点を出席・授業参加 30 点、授業内での発表 40 点、レポート(確認テスト含む)
30 点に配分し、60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
英語Ⅰで学んだことを 病院における英語対応の仕方 初診の際に用いる慣用句を整 特になし
整理、復習する。
について学ぶ。患者の受け入 理し、復習する。
れから記録の取り方などを実
際に英語で表現する。
第2回
喫煙に関する英語表現 喫煙を題材に、そのリスクや 授業中に学んだ新たなボキャ 英文雑誌など
を確認する。
状 況 に つ い て 英 語 で 理 解 す ブラリーを確認する。
る。
第3回
喫煙に関する自分の意 前回の授業を踏まえて、喫煙 授業中に学んだ新たなボキャ 教科書など
見をまとめる。
に関する自分の考えを発表す ブラリーを確認する。
る。
第4回
ディベートの戦略につ グループに分かれて、喫煙に 相手方の論点を整理する。
いて考えておく。
関するディベートをおこな
う。
第5回
これまで学習した慣用 これまでに学んだ慣用表現な 授業中に学んだ新たなボキャ 特になし
表現の復習。
どを用いながら、場面ごとの ブラリーを確認する。
的確な英語表現を試みる。
第6回
病院設備に関する英語 物や人の位置を示す表現を学 授業中に学んだ新たなボキャ 教科書など
表現を確認しておく。 ぶ。これを踏まえて、病院内 ブラリーを確認する。
の部署や場所を説明するロー
ルプレイングをおこなう。
第7回
人間の動作の英語表現 人の動作や身体の部位を示す 授業中に学んだ新たなボキャ 教科書など
を調べておく。
表現を学び、病院における診 ブラリーを確認する。
察の英語によるコミュニケー
ションを模擬的におこなう。
第8回
医療検査のときに、ど 具体的な検査(例えばレント 授業中に学んだ新たなボキャ 教科書など
のような英語表現が必 ゲン撮影)における表現を学 ブラリーを確認する。
要か考える。
び、病院における患者とのコ
ミュニケーションのやり方に
ついて考える。
第9回
スキットの準備
教科書など
病院における患者と医療従事 今後必要になりそうなボキャ 教科書など
者間のスキットをおこなう。 ブラリーや表現について考え
る。
− 59 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第 10 回
相 手 と の よ り 良 い コ コミュニケーションを円滑にお 今後重要になりそうなボキャ 教科書など
ミュニケーションの取 こなうための表現を学ぶ。病院 ブラリーや表現について考え
り方について考える。 における患者とのコミュニケー る。
ションの模様に関する英文を読
みながら、ペアワークをおこな
う。
第 11 回
飲酒に関する自分の意 飲酒に関する英文を読み、関 授業中に学んだ新たなボキャ 英文雑誌など
見を整理しておく。
連 す る ボ キ ャ ブ ラ リ ー を 学 ブラリーを確認する。
ぶ。飲酒に関する自分の意見
を英語で表現する。
第 12 回
重さや長さに関する英 性別、身長、体重、血圧など 授業中に学んだ新たなボキャ 教科書など
語表現を確認する。
の英語表現を学び、学生どう ブラリーを確認する。
しでお互いの情報を交換しあ
う。
第 13 回
これまでに学習した表 説得力のあるスピーチのやり 授業中に学んだ新たなボキャ 特になし
現を見直す。
方、接続詞や慣用表現につい ブラリーを確認する。
て学ぶ。
第 14 回
第 15 回
スピーチの準備。
各自テーマを選び、英語で自分 今後重要になりそうなボキャ 特になし
の考えを発表する。
ブラリーや表現について考え
る。
こ れ ま で 学 習 し た ボ スピーチの総括と、より良い
キャブラリーや表現の スピーチへのヒントを解説す
復習。
る。
− 60 −
特になし
履修区分
選 択
1年
授 業 科 目
中国語Ⅰ
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
李 強
授業形態
講 義
期
前 期
別
授業目的
現在、世界人口の約 1/4 の話者人口が最も多い言語である中国語の発音やピンイ
ン表記などの基礎知識を学習しながら、読み・書き・聞き・話す言語能力を高め
ることを通して、異文化への理解及びコミュニケーションリテラシーを養うこと
を目的とする。
授業内容
①中国語に関する基礎知識、②中国語発音、ピンイン表記、③中国漢字、④基礎
会話を中心に、英語と日本語と対照しながら授業を展開する。
到達目標
中国語の勉強を通して、第 2 外国語とする中国語の発音、基礎会話程度までの能
力を養わせ、それに関連する英語の語彙・会話を連想できる。また、「中国語Ⅰ」
を履修した者のみ「中国語Ⅱ」が履修可能であるので、この授業で、「中国語Ⅱ」
への継続学習への礎をつくることが期待できる。
授業形態
黒板板書による教科書に沿った講義及び実践練習(音読)などを中心に取り入れ
る。日・中・英の3カ国語に触れるという授業形態を試みる。教科書には音声教
材が添付されており、授業以外で予習・復習を行う際は、音声教材も併せて十分
に活用することを勧める。
教科書、教材、参考書
教科書:『中国語の入門(CD つき)』(山下輝彦 , 白水社 , 2003)
自作資料
評価方法
期末筆記テスト、授業時の発言、取り組む姿勢、出席状況、口頭試問、課題提出
の総合評価。
評価基準
100 点満点を期末筆記テスト:60%;授業態度(授業時の発言、取り組む姿勢、
出席状況)
:10%;口頭試問・課題提出:30% に配分する。60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
教科書の授業予定部分 中国語の学習法:中国語とは、 教科書の授業実施部分を復習 特になし
を予習する。
中国語の特徴、中国の漢字と する。
日本の漢字の差異、中国語・ ノートを清書する。
英語・ピンイン
発音:声調、母音、子音、変調、
句読記号
第2回
教科書の授業予定部分 ピンイン表記
を予習する。
発音練習:母音・子音
第 1 課:人称代名詞
第 2 課:指示代名詞
会話 1:こんにちは
第3回
教科書の授業予定部分 発 音 練 習: 複 合 母 音、-n,-ng 教科書の授業実施部分を復習 特になし
を予習する。
をともなう母音
する。
第 3 課:動詞述語文
ノートを清書する。
第 4 課:形容詞述語文
会話 2:さようなら
第4回
教科書の授業予定部分 第 5 課:名詞述語文
を予習する。
第 6 課:場所代名詞述語文
第 7 課:方位詞
会話 3:ありがとう
教科書の授業実施部分を復習 特になし
する。
ノートを清書する。
第5回
教科書の授業予定部分 第 8 課:数詞(九九)
を予習する。
第 9 課:量詞第
10 課:疑問文
会話 4:すみません
教科書の授業実施部分を復習 特になし
する。
ノートを清書する。
第6回
教科書の授業予定部分 第 11 課:形容詞を修飾する副詞
を予習する。
第 12 課:疑問詞
第 13 課:時刻
会話 5:どうぞ、してください
教科書の授業実施部分を復習 特になし
する。
ノートを清書する。
− 61 −
教科書の授業実施部分を復習 特になし
する。
ノートを清書する。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第7回
教科書の授業予定部分 第 14 課:日付、曜日
を予習する。
第 15 課:助詞 1(了)
第 16 課:助詞 2(了)
会話 6:ようこそ
教科書の授業実施部分を復習 特になし
する。
ノートを清書する。
第8回
教科書の授業予定部分 第 17 課:反復疑問文
を予習する。
第 18 課:前置詞
第 19 課:時間補語
会話まとめ練習
教科書の授業実施部分を復習 特になし
する。
ノートを清書する。
第9回
教科書の授業予定部分 第 20 課:助詞 3(過)
を予習する。
第 22 課:動作の持続態
会話 7:お名前は
教科書の授業実施部分を復習 特になし
する。
ノートを清書する。
第 10 回
教科書の授業予定部分 第 23 課:選択疑問文
を予習する。
第 24 課:回数補語
第 25 課:程度補語
会話 8:どこの国の方ですか
教科書の授業実施部分を復習 特になし
する。
ノートを清書する。
第 11 回
教科書の授業予定部分 第 26 課:比較表現
を予習する。
第 27 課:回数補語
第 28 課:程度補語
教科書の授業実施部分を復習 特になし
する。
ノートを清書する。
第 12 回
教科書の授業予定部分 中国の文化、民俗について
教科書の授業実施部分を復習 特になし
を予習する。
会話 9:どこにお泊まりです する。
か
ノートを清書する。
第 13 回
教科書の授業予定部分 会話 10:お勉強は忙しいです 教科書の授業実施部分を復習 特になし
を予習する。
か
する。
会話 11:どこ行きますか
ノートを清書する。
会話 12:これは何ですか
会話 13:いくらですか
第 14 回
教科書の授業予定部分 会話 14:どうして、なぜ
教科書の授業実施部分を復習 特になし
を予習する。
会話 15:中国語を話せますか する。
会話 16:ゆっくり話して
ノートを清書する。
会話 17:私は~したい
会話 18:もしもし
第 15 回
教科書の授業予定部分 自己紹介
を予習する。
総復習
-
− 62 −
特になし
履修区分
選 択
1年
授 業 科 目
中国語Ⅱ
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
李 強
授業形態
講 義
期
別
後 期
授業目的
中国語の読み・書き・聞き・話す言語能力が応用できるようを目的とする。
授業内容
①中国語文章の読解、②中国語文法、③中国語メール作文、④中日英日常慣用語
100 句、⑤放射線部門における診療用中国語会話
到達目標
「中国語Ⅰ」の継続科目として、中国の文化、民俗、風習などを複眼的に理解し、
第 2 外国語とする中国語での診療放射線現場に応用できる会話、メール作成がで
きる程度までの能力や、それに関連する英語の語彙・会話を連想できる能力を養
わせる。
授業形態
黒板板書による教科書に沿った講義及び実践練習(音読)などを中心に取り入れ
る。音声、画像資料を積極的に使用する。日・中・英の 3 カ国語に触れるという
授業形態を試みる。テキストには音声教材が添付されており、授業以外で予習・
復習を行う際は、音声教材も併せて十分に活用することを勧める。
教科書、教材、参考書
教科書:『中国語の入門(CD つき)』(山下輝彦 , 白水社 , 2003)
自作資料
推薦参考書:『日本語から学ぶ中国語・中国語から学ぶ日本語』(王浩智 , 東京図
書 , 2004)
『中国のことばと文化・社会』(中文礎雄 , 時潮社 , 2006)
『中国語 考えるヒント』(上野恵司 , 白帝社 , 2002)
評価方法
期末筆記テスト、授業時の発言、取り込む姿勢、出席状況、口頭試問、課題提出
の総合評価。
評価基準
100 点満点を期末筆記テスト:60%、授業態度(授業時の発言、取り組む姿勢、
出席状況)
:10%、口頭試問・課題提出:30% に配分する。60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
教科書の授業予定部分 中国語でメール作文
を予習する。
教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
する。ノートを清書する。
照する。
第2回
教科書の授業予定部分 読み物:北京の四季
を予習する。
教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
する。ノートを清書する。
照する。
第3回
教科書の授業予定部分 読み物:賢い曹衝
を予習する。
教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
する。ノートを清書する。
照する。
第4回
教科書の授業予定部分 読み物:シルクロード
を予習する。
教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
する。ノートを清書する。
照する。
第5回
教科書の授業予定部分 読み物:一つの手紙
を予習する。
教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
する。ノートを清書する。
照する。
第6回
教科書の授業予定部分 単語総まとめ
を予習する。
教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
する。ノートを清書する。
照する。
第7回
教科書の授業予定部分 中日英日常慣用語 100 句(1) 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
する。ノートを清書する。
照する。
第8回
教科書の授業予定部分 中日英日常慣用語 100 句(2) 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
する。ノートを清書する。
照する。
第9回
教科書の授業予定部分 中日英日常慣用語 100 句(3) 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
する。ノートを清書する。
照する。
第 10 回
教科書の授業予定部分 中日英日常慣用語 100 句(4) 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
する。ノートを清書する。
照する。
第 11 回
教科書の授業予定部分 放射線部門における診療用中 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
国語会話(1)
する。ノートを清書する。
照する。
− 63 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第 12 回
教科書の授業予定部分 放射線部門における診療用中 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
国語会話(2)
する。ノートを清書する。
照する。
第 13 回
教科書の授業予定部分 放射線部門における診療用中 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
国語会話(3)
する。ノートを清書する。
照する。
第 14 回
教科書の授業予定部分 放射線部門における診療用中 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
国語会話(4)
する。ノートを清書する。
照する。
第 15 回
教科書の授業予定部分 総復習
を予習する。
期 末 試 験 の た め の 復 習 を 行 特になし
う。
− 64 −
履修区分
選 択
1年
授 業 科 目
スペイン語Ⅰ
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
田中 瑛
授業形態
講 義
期
別
前 期
授業目的
スペイン語の基礎を学ぶ【入門編】
授業内容
スペイン語の話者人口は、中国語、英語に次ぐ世界第 3 位、4 億 4 千万人に達し
ており、20 ヵ国の公用語となっている。この授業は、初めてスペイン語を学ぶ人
を対象とし、スペイン語のアルファベッドから始め、現在形を使った文章を理解
できるレベルに到達することを目標とする。また、可能な限り言葉の背景にある
文化や歴史を紹介する。クラス全員と積極的にスペイン語で話すように努めて下
さい。
到達目標
スペイン語の直説法現在形の活用形を身につける。
あいさつを始めとする簡単な会話表現ができる。
授業形態
講義形式
教科書、教材、参考書
教科書:『スペイン語でお願いします!』(山道佳子 /Jesusu M.Martinez
Astudillo, 同学社 ,2004)
評価方法
小テスト、期末テストの結果、授業態度を加味して総合評価する。
評価基準
授業参加度 40%、テスト 60%( 小テスト 20% + 期末テスト 40%)
区 分
第1回
事前学習
事後学習
参考文献
スペインについて知っ スペイン語とは
て い る こ と を 書 き 出 El alfabeto と読み方
す。
ローマ字読みが原則
間違いやすい子音字
らしく発音する秘訣
授業内容を復習する。
『やさしいスペイン
語 文 法 』( 大 岩 功 ,
三修社 , 2005)
授業内容を予習する。
単語を覚える。
あいさつの表現
Hola.
Buenos días.
Buenas tardes.
Buenas noches.
Adiós.
授業内容を復習する。
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
授業内容を予習する。
単語を覚える。
男性名詞と女性名詞
冠詞
不定冠詞 un,una
定冠詞 el,ella
授業内容を復習する。
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
授業内容を予習する。
単語を覚える。
主格人称代名詞
授業内容を復習する。
yo,tú,usted,él,ella…
動詞 ser「…です」の現在形
動詞 estar「…いる・ある」の
現在形
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 ,2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
授業内容を予習する。
単語を覚える。
形容詞
形容詞にも性別がある
単数形と複数形がある
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
第2回
第3回
第4回
第5回
授業内容
− 65 −
授業内容を復習する。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
授業内容を予習する。
単語を覚える。
平叙文
Yo soy japonés.
疑問文
¿Eres tú japonés?
否定文
No soy japonés.
疑問詞
地名形容詞
授業内容を復習する。
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
授業内容を予習する。
単語を覚える。
-ar 動詞の規則活用
基礎数詞 1 ~ 10
授業内容を復習する。
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
授業内容を予習する。
単語を覚える。
-er 動詞の規則活用
-ir 動詞の規則活用
主語の省略
授業内容を復習する。
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
小テスト
スペイン文化の紹介
授業内容を復習する。
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
授業内容を予習する。
単語を覚える。
所有形容詞
mi,tu,su,nuestro…
所有代名詞
mío,tuyo,suyo...
授業内容を復習する。
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 ,2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
授業内容を予習する。
単語を覚える。
指示形容詞
este,ese,aquel...
指示代名詞
éste,ése,aquél...
指示代名詞・中性形
場所を示す言葉
aquí,ahí,allí...
授業内容を復習する。
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
授業内容を予習する。
単語を覚える。
直 接 目 的 語 と 間 接 目 的 語 授業内容を復習する。
me,te,lo...
中性代名詞の lo
中性定冠詞の lo
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク ,2011)
授業内容を予習する。
単語を覚える。
前置詞
a,con,de,desde…
前置詞と定冠詞の結合
授業内容を復習する。
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
授業内容を予習する。
単語を覚える。
不規則動詞
授業内容を復習する。
tener「持つ、所有する」
tener que + 動詞原形「~し
なければならない」
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
参考文献
− 66 −
区 分
事前学習
授業内容
これまでの復習
スペイン文化の紹介
第 15 回
− 67 −
事後学習
授業内容を復習する。
参考文献
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
履修区分
選 択
1年
授 業 科 目
スペイン語Ⅱ
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
田中 瑛
授業形態
講 義
期
別
後 期
授業目的
スペイン語の基礎を学ぶ【初級編】
授業内容
スペイン語の話者人口は、中国語、英語に次ぐ世界第 3 位、4 億 4 千万人に達し
ており、20 ヵ国の公用語となっている。この授業は、スペイン語Ⅰに引き続き、
スペイン語の現在形の活用に加え、他の時制も身につけ、場面に応じた様々な表
現を習得することを目標とする。また、可能な限り言葉の背景にある文化や歴史
を紹介する。クラス全員と積極的にスペイン語で話すように努めて下さい。
到達目標
スペイン語の現在形の活用に加え、他の時制も身につけ、場面に応じた様々な表
現を習得する。
スペイン語で 3 分間スピーチができる。
授業形態
講義形式
教科書、教材、参考書
教科書:『スペイン語でお願いします!』(山道佳子 /Jesusu M.Martinez
Astudillo, 同学社 ,2004)
評価方法
小テスト、期末テストの結果、授業態度を加味して総合評価する。
評価基準
100 点満点を期末筆記テスト:60%、授業態度(授業時の発言、取り組む姿勢、
出席状況)
:10%、口頭試問・課題提出:30% に配分する。60 点以上を合格とする。
区 分
第1回
事前学習
授業内容
事後学習
スペインについて知っ 前期の内容の復習
て い る こ と を 書 き 出 スペイン文化の紹介
す。前期内容を復習す
る。
授業内容を復習する。
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・『キクタンスペイン
語【入門編】』(吉田
理加 , アルク , 2011)
授 業 内 容 を 予 習 す る。 簡単な会話の練習
単語を覚える。
授業内容を復習する。
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・『キクタンスペイン
語【入門編】』(吉田
理加 , アルク , 2011)
授 業 内 容 を 予 習 す る。 不定語と否定語
単語を覚える。
代名詞 algo,nada
形容詞 alguno,ninguno
代名詞 alguien,nadie
接続詞 y,o,ni,sino
副詞 siempre,nunca...
授業内容を復習する。
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・『キクタンスペイン
語【入門編】』(吉田
理加 , アルク , 2011)
授 業 内 容 を 予 習 す る。 再起動詞
授業内容を復習する。
単語を覚える。
再帰動詞とは
強調の再帰動詞
再帰動詞を用いた受け身の表
現
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・『キクタンスペイン
語【入門編】』(吉田
理加 , アルク , 2011)
授 業 内 容 を 予 習 す る。 比較の表現
授業内容を復習する。
単語を覚える。
形容詞の 3 種類の比較級
最大級
特別な比較級・最大級の形持
つ形容詞
絶対最大級
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・『キクタンスペイン
語【入門編】』(吉田
理加 , アルク , 2011)
第2回
第3回
第4回
第5回
参考文献
− 68 −
区 分
第6回
事前学習
授業内容
事後学習
授 業 内 容 を 予 習 す る。 過去分詞
単語を覚える。
規則型の過去分詞
変則型の過去分詞
授業内容を復習する。
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
授 業 内 容 を 予 習 す る。 現在完了形
単語を覚える。
haber の現在形活用
授業内容を復習する。
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
小テスト
スペイン文化の紹介
授業内容を復習する。
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク ,2011)
授 業 内 容 を 予 習 す る。 点過去の規則活用
授業内容を復習する。
単語を覚える。
過去のある時点で動作が終
わったことを表す「点過去」
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
授 業 内 容 を 予 習 す る。 点過去の不規則活用
単語を覚える。
-u-+v 型
-u-+ その他の子音
-i-+ 子音
-j- 型
完全不規則型
授業内容を復習する。
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
授 業 内 容 を 予 習 す る。 線過去
授業内容を復習する。
単語を覚える。
過去のある時点で動作が継続
中だったことを表す「線過去」
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
授 業 内 容 を 予 習 す る。 過去完了
授業内容を復習する。
単語を覚える。
過去のある時点までに動作が
完了していたことを表す
「過去完了」
基礎数詞 100~
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
授 業 内 容 を 予 習 す る。 未来形
単語を覚える。
未来形の規則活用
未来形の不規則活用
未来形の用法
未来完了形
授業内容を復習する。
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
授 業 内 容 を 予 習 す る。 みんなで簡単なスペイン語の 授業内容を復習する。
単語を覚える。
会話をする。
スペイン文化の紹介
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・
『キクタンスペイン
語【入門編】
』
(吉田
理加 , アルク , 2011)
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
参考文献
− 69 −
区 分
事前学習
授業内容
授 業 内 容 を 予 習 す る。 これまでの復習
単語を覚える。
スペイン文化の復習
第 15 回
− 70 −
事後学習
授業内容を復習する。
参考文献
・『 や さ し い ス ペ イ
ン語文法』(大岩功 ,
三修社 , 2005)
・『 キ ク タ ン ス ペ イ
ン語【入門編】』(吉
田理加 , アルク , 2011)
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
医療コミュニケーション学
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
髙井 逸史
授業形態
講 義
期
後 期
別
授業目的
医療現場におけるコミュニケーションの重要性を理解し,必要とされる医療現場
で効果的,かつ適切な伝える技術が修得できるような学びとする。
授業内容
チーム医療が必要な医療現場のコミュニケーションの概念、理論を理解する。
演習を通して円滑なコミュニケーション技法を理解する。
学事行事(スポーツフェスティバル、市民公開講座、物療祭など)を通して自ら
のコミュニケーションの課題を理解する。
到達目標
医療従事者として求められえるコミュニケーション技法を理解している。
必要に応じた報告・連絡・相談ができる。
学事行事においてコミュニケーションを高める取り組みができる。
授業形態
基本的には講義形式が中心となるが、双方向型授業を重視することから、グルー
プによるワーキングをはじめ、グループ内の発表やディスカッションなどを取り
入れる。
教科書、教材、参考書
教科書:『コミュニケーション力』(齊藤孝 , 岩波新書 , 2004)
評価方法
授業出席、授業課題・期末試験により総合的に評価する。
評価基準
100 点満点を授業出席 20%、授業課題 20%、期末試験 60%に配分し、
60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
医 療 現 場 に お け る コ ミ ュ ニ 医 療 現 場 で の コ ミ ュ ニ ケ ー ・作成したプリント
ケーションの重要性とその役 ションの意味をまとめる。
・教科書
割を理解する。
第2回
コミュニケーションの コミュニケーションの重要性 発表を振り返り課題を抽出す ・作成したプリント
目的を調べる。
を発表し、学生同士で意見交 る。
・教科書
換を図る。
第3回
自 己 紹 介 の 準 備 を す 自己紹介を発表する・自己紹 自己紹介を振り返り授業課題 ・作成したプリント
る。
介を聞くこと(リスニング) の作成する。
・教科書
を経験しお互いに自己評価
し、自己紹介のあり方を検討
する。
第4回
前回の講義を踏まえ再 前回の課題反省を踏まえ自己 今回の発表および討論を通じ ・作成したプリント
度自己紹介の準備をす 紹介を行う。前回と比べ課題 感じた内容を授業課題を作成 ・教科書
る。
が変わった所、変わらない所 する。
を主観評価と客観評価にて照
合する。
第5回
医療現場で起こりうる 医療現場における患者の苦情 医療現場における報告・連絡・ ・作成したプリント
患者の悩みや不満を考 事例を紹介し、患者が抱える 相談の意義について授業課題 ・教科書
える。
悩 み や 不 満 を 理 解 し 本 当 の を作成する。
“患者目線”とは何か?再考す
る
第6回
受診した病院の医師の 医療者側と患者側との関係に 医療者―患者との関係を整理 ・作成したプリント
対応で気づいたことを ついて、これまでの経緯を理 する。
・教科書
整理する。
解し医療現場におけるコミュ
ニケーションの必要性を考え
る。
第7回
前期教科『医療倫理学』 インフォームド・コンセント インフォームド・コンセント ・作成したプリント
「 イ ン フ ォ ー ム ド・ コ の意義を理解する。さらにイ の課題を整理する。
・教科書
ンセント」を復習する。 ンフォームド・コンセントに
関する医療者側と患者側の認
識のズレを理解する。
− 71 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第8回
入院患者にとって病院
とはどういった環境と
思っているか考察す
る。
第9回
応答の技法を模倣でき 応答の技法についてグループ 実際に演習を通じ応答の技法 ・作成したプリント
るよう再度確認する。 単位で演習し応答の技法を身 の難しさをまとめる。
・教科書
につける。
不安を抱える患者に対し、医 応答の技法の課題を考える。 ・作成したプリント
療従事者としていかに関わる
・教科書
ことができるか、応答の技法
を紹介する。
第 10 回
実際の症例を提示しどのよう 患者に寄り添った応答を再確 ・作成したプリント
な応答が望ましいか演習を通 認する。
・教科書
じ理解を深める。
第 11 回
これまで受診した際の 問診と医療面接について、そ 問診と医療面接の長所と短所 ・作成したプリント
問 診 内 容 を 挙 げ て お の違いを把握し医療面接の手 を整理する。
・教科書
く。
法を理解し経験する。
第 12 回
医療面接が模倣できる グループ単位で患者役と医療 演習を通じ医療面接の難しさ ・作成したプリント
よう再度確認する。
従事者役に分かれ、医療面接 をまとめる。
・教科書
のあり方や難しさを理解す
る。
第 13 回
誰にでも起こり得る意 意識障害や認知障害など、意 意識障害や認知障害を整理す ・作成したプリント
識障害の原因疾患を予 思疎通が困難な患者に対し、 る。
・教科書
め調べておく。
その障害を理解し望ましい意
思疎通の技法を学ぶ。
第 14 回
総合病院の医療従事者 看護師など他職種と協働し業 他職種とのコミュニケーショ ・作成したプリント
にはどういった職種が 務を円滑に進めるには、お互 ンを円滑に図る手法をまとめ ・教科書
あるのか調べておく。 いの信頼関係を構築すること る。
は言うまでもない。他職種と
うまくコミュニケーションを
図る方法を紹介する。
第 15 回
地域の健康づくりに参 医 療 技 術 が 高 度 化 す る 一 方 診療放射線技師として住民の ・作成したプリント
画する医療従事者に診 で、国は医療と介護の一体化 健康づくりを担う役割につい ・教科書
療放射線技師が含まれ 「地域包括ケアシステム」の構 て考察する。
ているか、調べておく。 築を進めている。患者やその
家族のみならず、近隣住民と
の関わりなど、これまで以上
にコミュニケーションの重要
性が増す。そうした社会情勢
を紹介する。
− 72 −
≪専門基礎科目≫
授 業 科 目
専門基礎科学実験
科目担当者
専任教員
単 位 数
2単位
履修区分
必 修
配当年次
1年
授 業 形 態 実験・実習 期
後 期
別
大学に入学して最初に体験した基礎演習科目である基礎ゼミナールでの演習を基
に、次のステップとして、理科系の専門基礎科目の実験を学び、更に、2,3 年次
に学ぶ学内での診療画像技術学実習及び臨床実習に繋ぐことを目的とする。
授業内容
理科系の専門基礎科目実験および医療技術の基礎である画像解剖学および臨床形
態学を実習する。また実験・実習を通してレポート作成を学ぶ。
到達目標
医療技術者としてのより専門的な基礎医学医療の知識を理解し、チーム医療とし
て患者に対応できるようにする。
授業形態
専門基礎科目実験および画像解剖学実習を行いレポートを作成する。
教科書、教材、参考書
実験書、配布プリント
評価方法
・出席状況
・実習・実験態度
・提出レポート
評価基準
授業参加姿勢(出席、授業態度)とレポートなどを総合的に判断して決定する。
区 分
第1回
第2回
~
第8回
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
専門基礎実験のスケジュール 専 門 基 礎 実 験 内 容 と ス ケ 配布実験資料
と実験内容につてのオリエン ジュールの確認。
テーション
実験書に基づき、専門 専門基礎実験科目
実験内容をまとめてレポート 配布実験資料
基礎実験科目について 放射線の物理と放射線の計測 の完成し提出する。
調べる。
を実験する。
①放射線物理学実験
②放射線計測学
・・・・・・・・・・・
放射線発生機器および関連機
器の電気・電子回路を実験す
る。
①医用工学実験
・・・・・・・・・・・・
放射化学の基礎を実験する。
①放射化学実験
・・・・・・・・・・・・
画像解剖及び臨床形態 専門医学
をから人体生理機能に 生体記号の測定と人体の画像
ついて調べる。
解剖をスケッチして学ぶ。
①画像解剖学
②画像形態学
③臨床検査法
− 73 −
専門基礎科目
授業目的
区 分
第9回
~
第 15 回
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
実験書に基づき、専門 専門基礎実験科目
実験内容をまとめてレポート 配布実験資料
基礎実験科目について 放射線の物理と放射線の計測 の完成し提出する。
調べる。
を実験する。
①放射線物理学実験
②放射線計測学
・・・・・・・・・・・
放射線発生機器および関連機
器の電気・電子回路を実験す
る。
①医用工学実験
・・・・・・・・・・・・
放射化学の基礎を実験する。
①放射化学実験
・・・・・・・・・・・・
画像解剖及び臨床形態 専門医学
をから人体生理機能に 生体記号の測定と人体の画像
ついて調べる。
解剖をスケッチして学ぶ。
①画像解剖学
②画像形態学
③臨床検査法
④ X 線撮影技術学
− 74 −
履修区分
必 修
授 業 科 目
基礎解剖学
単 位 数
1 単位
配当年次
1 年
科目担当者
金光 秀晃・李 強
授業形態
講 義
期
前 期
別
授業目的
診療放射線技術を科学的にとらえようとする際に、解剖学的な知識は大切なもの
の一つである。従来よりよく知られる基本的知識を、可能な限りに解剖学の面白
さを織りまぜて講義したい。基礎解剖学Ⅰでは、動物解剖の全般を枢軸にし、骨・
筋・神経及び神経系の身体構造を中心とする実際の臨床場面での問題を解剖学的
にみる眼と、実際の場面へ応用するという考え方を養うことを目的とする。
授業内容
各種疾患の病態、症状、診断、治療などを理解する上での解剖学の重要性を理解
することを目的とする。医療従事者として必要とする人体の形態、構造の知識に
ついて、機能学的意味づけを行いながら系統的に講述する。まず人体の基本設計
を述べた後、動物性機能にかかわる運動器(骨格、筋)および感覚器(皮膚知覚、
視聴覚など)を解説し、そしてそれらをつないで機能の調整に当たる神経系(中
枢および末梢)の講義でしめくくる。特に運動器系については解剖学的、位置関係・
構造がイメージできるようになるとともに、感覚器、神経系についての基本的理
解を身につけることを目指す。
(李担当:①〜⑦ 金光担当:⑨〜⑮ )
到達目標
人体骨格と筋肉の基本構造を細部から細部までの基礎知識、及び神経を中心とす
る身体各部の導通路に関する基礎知識を理解・説明できることを到達目標とする。
授業形態
黒板板書による教科書に沿った講義を中心に取り入れる。場合によって PPT に
よるプレゼンを行う。
教科書、教材、参考書
教科書:『解剖学アトラス』(Platzer et al 著・平田幸男訳 , 文光堂 , 2012)
『解剖学スケッチ練習帳』( 金光秀晃 , 共立出版 , 2015)
推薦参考書:『入門人体解剖学』(藤田恒夫 , 南江堂 , 2012) 『日本人体解剖学 上・下巻』(金子丑之助 , 南山堂 , 2000)
評価方法
小テスト・期末筆記テスト、授業時の発言、取り込む姿勢、出席状況、口頭試問、
課題提出の総合評価。
評価基準
100 点満点を、小テストと期末筆記テスト:それぞれ 40%、出席状況:15%、授
業態度(授業時の発言、取り組む姿勢)
:5% に配分する。60 点以上を合格とする。
遅刻早退、講義中の私語及び無用な出入りは厳禁。携帯電話の電源を必ずマナーモー
ドすること。講義中に私語やメールを打つなど特に悪質な違反者は評価をしない。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
教科書の授業予定部分 解剖学総論:人体の構成、骨 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
学総論、筋学総論
する。ノートを清書する。
照する。
第2回
教科書の授業予定部分 体幹:脊柱における骨及び筋 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
肉、胸郭における骨及び筋肉 する。ノートを清書する。
照する。
第3回
教科書の授業予定部分 体幹:骨盤における骨及び筋 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
肉
する。ノートを清書する。
照する。
上肢:上肢帯における骨及び
筋肉(1)
第4回
教科書の授業予定部分 上肢:上肢帯における骨及び 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
筋肉(2)
する。ノートを清書する。
照する。
下肢:下肢における骨及び筋
肉(1)
第5回
教科書の授業予定部分 下肢:下肢における骨及び筋 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
を予習する。
肉(2)
する。ノートを清書する。
照する。
第6回
教科書の授業予定部分 頭頸部:頭蓋及び筋・筋膜
を予習する。
− 75 −
教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
する。ノートを清書する。
照する。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第7回
教科書の授業部分を復 頭頸部:頸部における筋・筋 教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
習する。
膜
する。ノートを清書する。中 照する。
小テスト前の復習
間試験のために復習を行う。
第8回
教科書の授業予定部分 小テスト
を予習する。
解説
教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
する。ノートを清書する。
照する。
第9回
教科書の授業予定部分 感覚器・眼
を予習する。
教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
する。ノートを清書する。
照する。
第 10 回
教科書の授業予定部分 感覚器・聴覚器と平衡覚器
を予習する。
教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
する。ノートを清書する。
照する。
第 11 回
教科書の授業予定部分 神経系
を予習する。
神経系序説
神経系の基本要素
教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
する。ノートを清書する。
照する。
第 12 回
教科書の授業予定部分 脊髄と脊髄神経
を予習する。
脳幹と脳神経
教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
する。ノートを清書する。
照する。
第 13 回
教科書の授業予定部分 小脳
を予習する。
間脳
終脳
教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
する。ノートを清書する。
照する。
第 14 回
教科書の授業予定部分 脳の血管系と脳脊髄液系
を予習する。
教科書の授業実施部分を復習 推薦参考書の項を参
する。ノートを清書する。
照する。
第 15 回
教科書の授業予定部分 植物神経系
を予習する。
機能系
期末試験のために総復習を行 推薦参考書の項を参
う。
照する。
− 76 −
履修区分
必 修
授 業 科 目
解剖学
単 位 数
1 単位
配当年次
1 年
科目担当者
授業形態
講 義
期
後 期
別
授業目的
授業内容
到達目標
授業形態
教科書、教材、参考書
評価方法
評価基準
区 分
事前学習
授業内容
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
− 77 −
事後学習
参考文献
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
生理学・生化学
単 位 数
1単位
配当年次
科目担当者
三羽 信比古
授業形態
講 義
期
別
後 期
授業目的
「生理学」は、生体の生理機能・機序・意義などを自然科学的手法によって解析
する科学であり、「生化学」は、生命現象での生体物質の構造と機能・相互作用
を化学的手段で解析する科学である。「生理学」と「生化学」は各々単独別個に
理解するのではなく、両者の相互関係や知識融合の観点から、人体の機能や物質
的裏付けを体系的に理解する姿勢が、医療従事者にとって必要不可欠である。同
時に、
「診療放射線技師 国家試験 出題基準」での試験科目である「基礎医学大要」
に直結する多数の項目への解答力を養成する。「生理学・生化学」は医療従事者、
特に診療放射線技師による検査・治療の業務遂行に重要であり、その一助をなす
人体に関する生理学・生化学への理解と知識を深めることを目的とする。
授業内容
人体機能の複雑な仕組みを理解するための生理学・生化学の概念について講義を
行なう。生理学、生化学はすべての医療関係者にとって人体の機能を理解するた
めに必要不可欠な専門基礎医学科目である。本講義では人体の機能が、どのよう
な臓器により、どのように維持されているか(生理学関連)、それら機能維持の
ために人体にはどのような化合物が存在するのか、その化合物の構造、性質はど
んなものか(生化学関連)、さらに、その異常と疾病との関連についても理解と
知識を深める。
到達目標
本授業では、医療系教育で重要となる生理学として、人体での各組織・器官ごと
の生理機能・機序・生理的意義、および、それらの各組織・器官から個体全体へ
の関わりと総合的な生体恒常性維持を理解し、併せて、生化学として、人体を構
成する主要成分、各種生理活性物質などに関して、各物質の構造と生体機能との
相関、動的代謝などを理解し、さらに、生理学と生化学の接点や統合性に関して
も把握することを目標とする。同時に、「診療放射線技師 国家試験 出題基準」に
おける試験科目である「基礎医学大要」を解答できる充分な学習レベルに到達す
る実力を修得することも到達目標とする。
授業形態
・対面授業として行なう。
・ 文 言 の 説 明 だ け で は 分 か り に く い 授 業 内 容 は、 随 時、 図 表 を 多 用 し て
PowerPoint ファイルで視覚アピールして解説する。
・「要点」と「最重要点」は、都度指摘した上で、PowerPoint ファイルに連動さ
せたペンタブレットでマーカーを付けて注視させ徹底反復する授業形態をとる。
・学生個人 1 ~ 2 名を指名して、当該授業での質問を提示してもらって、それに
回答する形式も随時取り入れて、学生の緊張感を保持する。
・それ以外の質問は、出席簿の回覧と同時に、自由記入の質問表を回覧し、翌週
の授業で Point-by-Point に回答し、学生の疑問への解消を図る。
教科書、教材、参考書
教科書:『シンプル生理学』(貴邑冨久子・根来英雄 , 南江堂 , 2008)
参考書:『細胞死制御工学』(三羽信比古 , シーエムシー出版 , 2009)
※「がん医療科学」(2 年次前期)、「がん制御科学特論」(4 年次前期) で参考書として各々指定。
教材:「診療放射線技師 国家試験の過去問題」とその正解・関連知識・図表など
随時プリントを配布する。
評価方法
授業態度(授業参加、事前学習、事後学習)、および、定期試験の得点で総合判
定する。
評価基準
授業態度(授業参加、事前学習、事後学習)20 点、定期試験 80 点で総合評価し、
60 点以上を合格と判定する。
− 78 −
区 分
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
指定教科書の「序論」、
「 細 胞・ 組 織 の 分 類・
機能・特性」、「細胞死
の型式・機序」の該当
頁を読んで、概要を理
解すると共に、授業で
の着眼点として、理解
しにくい箇所がどこか
を各自あらかじめ把握
しておく。
生理学と生化学の全体像と相
違点を把握する。
この授業の受け方、事前・事
後学習、期末試験、成績評価
法などをガイダンス。
生理学として、①人体の細胞・
組織の分類・機能・特性、②
細胞死の型式・機序を分子・
細胞・組織レベルでの多面的
な生命科学的視点から理解す
る。
生理学・生化学の全体像と相
違点、生理学として左記①②
に関して、授業での自筆ノー
トと指定教科書の中の授業中
に指摘箇所とを照合して、総
合的に復習する。
・指定教科書の左記
①②の該当頁。
・診療放射線技師
国家試験「基礎医学
大要」(以下「国試」
と略す)の左記①②
関連の過去問題プリ
ントを配布。
・発展的課題に関心
ある場合、指定参考
書(担当教員の著書
「細胞死制御工学」)
も参照:授業中に指
摘の左記②「細胞死」
該当頁。
指定教科書の「遺伝情
報 と 遺 伝 子 発 現 」「 脳
神経系」の該当頁を読
んで、概要を理解する
と共に、授業での着眼
点として、理解しにく
い箇所がどこかを各自
あらかじめ把握してお
く。
生理学として、人体での「遺 「遺伝情報と遺伝子発現」「脳
伝情報と遺伝子発現」「脳神 神経系」に関して、授業での
経系」の器官ごとの機能・仕 自筆ノートと指定教科書の中
組み・生理的意義などを分子・ の授業中に指摘箇所とを照合
細胞・組織レベルでの多面的 して、総合的に復習する。
な生命科学的視点から理解す
る。
指 定 教 科 書 の「 免 疫
系」、「血液・造血器系」
の該当頁を読んで、概
要 を 理 解 す る と 共 に、
授業での着眼点とし
て、理解しにくい箇所
がどこかを各自あらか
じめ把握しておく。
生理学として「免疫系」、「血
液・造血器系」の器官ごとの
構成・機能・仕組み・生理的
意義などを分子・細胞・組織
レベルでの多面的な生命科学
的視点から理解する。
指定教科書の「呼吸器・
胸部系」の該当頁を読
んで、概要を理解する
と共に、授業での着眼
点として、理解しにく
い箇所がどこかを各自
あらかじめ把握してお
く。
生理学として「呼吸器・胸部 「呼吸器・胸部系」に関して、 ・指定教科書の「呼
系」の器官ごとの機能・仕組 授業での自筆ノートと指定教 吸器・胸部系」の該
み・生理的意義などを分子・ 科書の中の授業中に指摘箇所 当頁。
細胞・組織レベルでの多面的 とを照合して、総合的に復習 ・国試「呼吸器・胸
な生命科学的視点から理解す する。
部系」関連の過去問
る。
題プリントを配布。
・発展課題に関心あ
る場合、指定参考書
「肺と過酸化障害」
記載頁。
指定教科書の「循環器・
脈管系」の該当頁を読
んで、概要を理解する
と共に、授業での着眼
点として、理解しにく
い箇所がどこかを各自
あらかじめ把握してお
く。
生理学として「循環器・脈管 「循環器・脈管系」に関して、 ・指定教科書の「循
系」の器官ごとの機能・仕組 授業での自筆ノートと指定教 環器・脈管系」の該
み・生理的意義などを分子・ 科書の中の授業中に指摘箇所 当頁。 細胞・組織レベルでの多面的 とを照合して、総合的に復習 ・国試「循環器・脈
な生命科学的視点から理解す する。
管系」関連の過去問
る。
題プリントを配布す
る。・発展課題に関
心ある場合、指定参
考書:「心臓の虚血
障害」記載頁。
− 79 −
・指定教科書の「遺
伝情報と遺伝子発
現」「脳神経系」の
該当頁。
・国試「遺伝情報と
遺伝子発現」「脳神
経系」関連の過去問
題プリントを配布。
・発展課題に関心あ
る場合、指定参考書
「脳虚血障害」記載
頁。
「免疫系」、「血液・造血器系」 ・指定教科書の「免
に関して、授業での自筆ノー 疫系」、「血液・造血
トと指定教科書の中の授業中 器系」該当頁。
に指摘箇所とを照合して、総 ・国試「免疫系」、
「血
合的に復習する。
液・造血器系」の過
去問題プリントを配
布。
・発展課題に関心あ
る場合、指定参考書:
「血液 - 脳関門」記
載頁。
区 分
事前学習
第6回
指定教科書の「生殖器
系」、「泌尿器系」該当
頁を読んで、概要の理
解共に、授業での着眼
点として、理解しにく
い箇所を各自あらかじ
め把握しておく。
生理学として「生殖器系」、
「泌 「生殖器系」、「泌尿器系」に
尿器系」の器官ごとの機能・ 関して、授業での自筆ノート
仕組み・生理的意義などを分 と指定教科書の中の授業中に
子・細胞・組織レベルでの多 指摘箇所とを照合して、総合
面的な生命科学的視点から理 的に復習する。
解する。
・指定教科書の「生
殖器系」、
「泌尿器系」
の該当頁。
・国試「生
殖器系」、
「泌尿器系」
関連の過去問題プリ
ントを配布。
指定教科書の「消化器・
腹部系」の該当頁を読
んで、概要を理解する
と共に、授業での着眼
点として、理解しにく
い箇所がどこかを各自
あらかじめ把握してお
く。
生理学として「消化器・腹部
系」の器官ごとの機能・仕組
み・生理的意義などを分子・
細胞・組織レベルでの多面的
な生命科学的視点から理解す
る。
・「消化器・腹部系」:、授業
での自筆ノートと指定教科書
の指摘箇所を照合して、総合
復習。
・指定教科書の「消
化器・腹部系」の該
当頁。
・国試「消化器・腹
部系」関連の過去問
題プリントを配布す
る。
・発展課題に関心あ
る場合、指定参考書
「胃と酸化ストレス」
記載頁。
指定教科書の「内分泌・
ホルモン系」の該当頁
を読んで、概要を理解
すると共に、授業での
着眼点として、理解し
にくい箇所がどこかを
各自あらかじめ把握し
ておく。
生理学としての「内分泌・ホ 「内分泌・ホルモン系」に関
ルモン系」の器官ごとの機能・ して、授業での自筆ノートと
仕組み・生理的意義などを分 指定教科書の中の授業中に指
子・細胞・組織レベルでの多 摘箇所とを照合して、総合的
面的な生命科学的視点から理 に復習する。
解する。
・指定教科書の「内
分泌・ホルモン系」
の該当頁。
・国試「内分泌・ホ
ルモン系」関連の過
去問題プリントを配
布。
・発展課題に関心あ
る場合、指定参考書
の「脂質代謝とホル
モン」、「副腎でのホ
ルモン合成」記載頁。
指 定 教 科 書 の「 皮 膚、
感覚器系」の該当頁を
読んで、概要を理解す
ると共に、授業での着
眼点として、理解しに
くい箇所がどこかを各
自あらかじめ把握して
おく。
生理学としての「皮膚、感覚 「皮膚、感覚器系」に関して、 ・指定教科書の「皮
器系」の器官ごとの機能・仕 授業での自筆ノートと指定教 膚、感覚器系」の該
組み・生理的意義などを分子・ 科書の中の授業中に指摘箇所 当頁。
細胞・組織レベルでの多面的 とを照合して、総合的に復習 ・国試「皮膚、感覚
な生命科学的視点から理解す する。
器系」関連の過去問
る。
題プリントを配布す
る。
・発展課題に関心が
ある場合、指定参考
書「皮膚の構造・機
能・UV 障害」、「眼
の UV 障害」記載頁。
指定教科書の「運動器
系」の該当頁を読んで、
概要を理解すると共
に、授業での着眼点と
して、理解しにくい箇
所がどこかを各自あら
かじめ把握しておく。
生理学としての「運動器系」「運動器系」に関して、授業 ・指定教科書の「運
の器官ごとの機能・仕組み・ での自筆ノートと指定教科書 動器系」の該当頁。
生理的意義などを分子・細胞・ の中の授業中に指摘箇所とを ・ 国 試「 運 動 器 系 」
組織レベルでの多面的な生命 照合して、総合的に復習する。 関連の過去問題プリ
科学的視点から理解する。
ントを配布する。
第7回
第8回
第9回
第 10 回
授業内容
− 80 −
事後学習
参考文献
区 分
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
事前学習
授業内容
指 定 教 科 書 の「 成 長、
発達、加齢」、「生体恒
常性」の該当頁を読ん
で、概要を理解すると
共に、授業での着眼点
として、理解しにくい
箇所がどこかを各自あ
らかじめ把握してお
く。
指 定 教 科 書 の「 D N
A・遺伝子、遺伝子情
報・発現」の該当頁を
読んで、概要を理解す
ると共に、授業での着
眼点として、理解しに
くい箇所がどこかを各
自あらかじめ把握して
おく。
事後学習
生理学としての「成長、発達、「成長、発達、加齢」、「生体
加齢」、「生体恒常性」の仕組 恒常性」に関して、授業での
み・生理的意義などを分子・ 自筆ノートと指定教科書の中
細胞・組織レベルでの多面的 の授業中に指摘箇所とを照合
な生命科学的視点から理解す して、総合的に復習する。
る。
参考文献
・指定教科書の「成
長、発達、加齢」、
「生
体恒常性」の該当頁。
・国試「成長、発達、
加 齢 」、「 生 体 恒 常
性」の過去問題プリ
ント。
・発展課題に関心が
ある場合、指定参考
書:「 加 齢 」、「 ア ン
チエイジング」記載
頁。
生化学として、核酸に関して、「 核 酸・ 遺 伝 子 」 に 関 し て、 ・指定教科書の「核
「DNA と RNA との相違」、
「遺 授業での自筆ノートと指定教 酸・遺伝子」の該当
伝子発現」、「分子構造と生体 科書の中の授業中に指摘箇所 頁。
機能との相関」など多面的な とを照合して、総合的に復習 ・国試「核酸・遺伝
生命科学的視点から理解。
する。
子」の過去問題プリ
ント。
・発展課題に関心あ
る場合、指定参考書:
「DNA複製」、「D
NA障害」、「遺伝子
発現」の記載頁。
指 定 教 科 書 の「 栄 養 」
の該当頁を読んで、概
要 を 理 解 す る と 共 に、
授業での着眼点とし
て、理解しにくい箇所
がどこかを各自あらか
じめ把握しておく。
生化学として「タンパク質・ 「タンパク質・アミノ酸・ペ ・指定教科書の「栄
アミノ酸・ペプチド」、「脂質・ プチド」、「脂質・炭水化物」、 養」の該当頁。
炭水化物」、「ビタミン・ミネ 「ビタミン・ミネラル類」に ・国試「栄養・代謝」
ラル類」に関して、各物質の 関して、授業での自筆ノート の 過 去 問 題 プ リ ン
構造と生体機能との相関など と指定教科書の中の授業中に ト。
多面的な生命科学的視点から 指摘箇所とを照合して、総合 ・発展課題に関心あ
理解する。
的に復習する。
る場合、指定参考書:
「脂質代謝」、「メタ
ボ症候群」、「脂腺」、
「抗酸化ビタミン」
の記載頁。
指定教科書の「生理活
性物質」の該当頁を読
んで、概要を理解する
と共に、授業での着眼
点として、理解しにく
い箇所がどこかを各自
あらかじめ把握してお
く。
生化学として「抗酸化成分・ 「抗酸化成分・酵素・微量元
酵素・微量元素・生理活性物 素・生理活性物質」、「生体物
質 」、「 生 体 物 質 間 の 相 互 作 質間の相互作用」、「生体エネ
用」、「生体エネルギー産生」 ルギー産生」に関して、指定
に関して、
「各物質の構造と生 教科書の授業指摘箇所を照合
体機能との相関」など多面的 して、総合的に復習する。
な生命科学的視点から理解す
る。
・指定教科書の「生
理活性物質活性」記
載頁。
・国試「酵素」過去
問題プリントを配
布。
・発展課題に関心あ
る場合、指定参考書
「 ビ タ ミ ン C」、「 が
んとコラーゲン」の
記載頁。
指 定 教 科 書 の「 代 謝 」 ・動的生化学として「生体エ ・「生体エネルギー消費」、「各 ・指定教科書の「代
の該当頁を読んで、概 ネルギー消費」、「各種の生体 種の生体物質代謝」、「代謝制 謝」記載頁。
要 を 理 解 す る と 共 に、 物質代謝」、「代謝制御」に関 御」、「生理学と生化学の接点 ・国試過去問題に関
授 業 で の 着 眼 点 と し して、
「各物質の構造と生体機 と統合性」に関して、指定教 し て、 授 業 第 1 〜
て、理解しにくい箇所 能との相関」、「生理学と生化 科書で授業指摘箇所を照合し 15 回 で 既 に 配 布 し
がどこかを各自あらか 学の接点と統合性」を生命科 て、総合復習する。
たプリント。
じめ把握しておく。
学的視点から理解し、本授業 ・定期試験範囲を復習する。
全体像と要点を把握。
特に要点として指摘された箇
・ 定 期 試 験 の 予 告 と 同 時 に、 所を重点的に徹底反復する。
試験範囲の主要項目を総括。
− 81 −
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
形態機能学Ⅰ
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
髙井 逸史・李 強・
串﨑 正輝・田中 瑛
授業形態
講 義
期
後 期
別
授業目的
X 線撮影法など診療放射線技師として不可欠な医用画像を習得するには、前期に
履修した基礎解剖学とりわけ骨学の理解が必修となる。そこで対象となる骨形態
を中心により詳細かつ立体的に理解を深めることを目的とする。
授業内容
具体的には骨模型を実際に手に取り触ることを通じ大まかな形態特性をつかむ。
次に骨模型のスケッチを行い、各部位の名称や詳細な形態特性の理解を深める。
さらに心臓や腹部についてもスケッチを通じ理解を深める。
到達目標
骨学を中心とした解剖学の知識を深く理解し、医用画像の基礎力を涵養すること
である。
①骨形態が描写でき各部位の名称が漢字で書けている。
②体表から大まかに骨の位置が理解している。
③心臓や腹部の構造を理解している。
授業形態
基本的にグループに分けて演習する。
教科書、教材、参考書
教科書:解剖学で使用する教科書
スケッチブック(B4 サイズ以上)
トレーシングペーパー
講義初回時に説明する。
評価方法
この講義では授業に対する取り組む姿勢や態度、スケッチ内容、口頭試問、
期末試験の結果に基づき評価する。
評価基準
100 点満点を授業態度(取り組む姿勢、出席状況):20%、スケッチ:20%
期末試験:60% に配分して、60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
骨箱の点検作業及び整理整頓 大 ま か な 骨 格 組 成 を 熟 知 す 特になし
(解剖学教科書を持参する)
る。
第1回
第2回
骨スケッチの必要性と描き方 解剖学通読し、本講義によっ ・解剖学教科書
について解剖学的肢位、方向、 て得た知識を整理する。
・作成した補助プリ
面、軸等の確認
ント
スケッチ手法について、一点
透視図、二点透視図、三点透
視図、等角図法 第3回
上肢帯のスケッチ
本講義によって得た知識を教 ・解剖学教科書
肩甲骨及び肩関節をスケッチ 科書により確認する。
・作成した補助プリ
することを通してそれらの形
ント
態特性を熟知する X 線画像に
ついても触れる。
肩関節漢字考査
第4回
手根骨のスケッチ 本講義によって得た知識を教 ・解剖学教科書
手根骨を形態特性や部位名称 科書により確認する。
・作成した補助プリ
について骨標本のスケッチや
ント
触知を通し理解する。X 線画
像についても触れる。
手根骨漢字考査 第5回
胸郭のスケッチ 本講義によって得た知識を教 ・解剖学教科書・作
肋骨や胸骨の形態特性や部位 科書により確認する。
成した補助プリント
名称について骨標本のスケッ
チや触知を通し理解する。
胸郭漢字考査
− 82 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第6回
脊柱のスケッチ(1) 本講義によって得た知識を教 ・解剖学教科書
頚椎・胸椎・腰椎の役割、形 科書により確認する。
・作成した補助プリ
態的な特徴及び違いを知る。
ント
仙骨・骨盤の役割や形態的な
特徴を知る。
脊柱漢字考査(1)
第7回
脊柱のスケッチ(2) 本講義によって得た知識を教 ・解剖学教科書
頚椎・胸椎・腰椎の役割、形 科書により確認する。
・作成した補助プリ
態的な特徴及び違いを知る。
ント
仙骨・骨盤の役割や形態的な
特徴を知る。
脊柱漢字考査(2)
第8回
下肢のスケッチ(1)
本講義によって得た知識を教 ・解剖学教科書
大腿骨と骨盤の形態特性や部 科書により確認する。
・作成した補助プリ
位名称について骨標本のス
ント
ケッチや触知を通し理解する。
X 線画像についても触れる。
下肢漢字考査 第9回
下肢のスケッチ(2)
本講義によって得た知識を教 ・解剖学教科書
足根骨の形態特性や部位名に 科書により確認する。
・作成した補助プリ
ついて骨標本のスケッチや触
ント
知を通し理解する。X 線画像
についても触れる。
足根骨漢字考査
第 10 回
頭蓋のスケッチ(1)
本講義によって得た知識を教 ・解剖学教科書
頭蓋の上面、前面、側面、後面、 科書により確認する。
・作成した補助プリ
下面から骨標本をスケッチす
ント
ることで孔や窩といった形態
特性を理解する。
頭蓋骨漢字考査
第 11 回
頭蓋骨のスケッチ(2)
本講義によって得た知識を教 ・解剖学教科書
頭蓋底の内面である内頭蓋底 科書により確認する。
・作成した補助プリ
には数多くの孔がりスケッチ
ント
を通し複雑な形態特性を理解
する。 頭蓋骨漢字考査
第 12 回
心臓のスケッチ(1) 本講義によって得た知識を教 ・解剖学教科書
①単純撮影に見られる胸部正 科書により確認する。
・作成した補助プリ
面像
ント
②造影撮影に見られる右心造
影正面像
③心臓の位置及び胸郭内の血管
第 13 回
心臓のスケッチ(2) 本講義によって得た知識を教 ・解剖学教科書
①造影撮影に見られる右心造 科書により確認する。
・作成した補助プリ
影 側 面 像 ント
②造影撮影に見られる大動脈
造影正面像
③心臓の血管(前面)
第 14 回
腹部のスケッチ 本講義によって得た知識を教 ・解剖学教科書
①単純撮影に見られる腹部正 科書により確認する。
・作成した補助プリ
面像
ント
②造影撮影にみられる胃及び
十二指腸(バリウム服用後)
第 15 回
大腸のスケッチ
本講義によって得た知識を教 ・解剖学教科書
① 造 影 撮 影 に 見 ら れ る 大 腸 科書により確認する。
・作成した補助プリ
(バリウム注腸後)
ント
− 83 −
履修区分
必 修
授 業 科 目
医学概論
単 位 数
1 単位
配当年次
1 年
科目担当者
橋本 勉・三羽 信比古
授業形態
講 義
期
前 期
別
授業目的
「医学」の基礎的な概念を多面的に理解し、その実践としての医療の考え方を学ぶ。
具体的には、医学史や医療倫理を含めて基礎医学、臨床医学、社会医学の概要に
ついて学習し、放射線医学・技術学の位置付けと役割を修得することを目的とす
る。
授業内容
医学は多様な領域に広がる基礎医学、臨床医学、社会医学などからなる体系であ
るが、西洋医学の枠をこえた東洋医学など別の体系も存在する。それらの概略を
紹介し、医療を実践する基礎としての医学について学習する。前半を橋本が担当
し、基礎医学、臨床各科に対応する臨床医学、医学史や医療の歴史、医療倫理、
医療法制、医療行政、について概説し、放射線医学・技術学の位置付けと役割を
学習する。後半を三羽が担当し、産業医学・社会医学、健康・未病と予防医学・
検査医学、医食同源・栄養食生活と医学、自然科学と医学、医用機器・治療薬の
進歩と医学、高齢化社会と老年医学、未来医学としての抗老化医学・再生医学・
幹細胞医学などについて学習し、知識と理解を深める。
到達目標
医学について多面的に学び、これを統合的に捉えることで、医療の考え方を身に
つけ、医療従事者としての基本的な知識の修得を到達目標とする。
授業形態
プロジェクタを使用した講義形式を基本とする。
適宜、学習内容の確認(小テスト)を行う。
教科書、教材、参考書
教科書:
『学生のための医療概論(第 3 版 増補版)』(千代豪昭・黒田研二編,医 学書院,2012)
『医学概論 5 版』(北村諭,中外医学社,2013)
参考書:『これからのゲノム医療を知る』(中村祐輔 , 羊工社 , 2009)
評価方法
授業参加姿勢、小テスト、課題、定期試験により総合的に評価する。
評価基準
100 点満点を、学習姿勢(出席状況、授業態度等、小テストを含む):10%、
課題:10%、定期試験:80% に配分して、60 点以上を合格とする。
区 分
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
事前学習
シラバスに目を通す。
授業内容
事後学習
診療各科とその相互の関係に 講義内容の整理・復習
ついて学習する。
(第 1 ~ 8 回を橋本が担当)
参考文献
配布プリント
教科書を予習する。
医療従事者について概説し、 講義内容の整理・復習
放射線診療の役割を学習する。
教科書:『学生のた
めの医療概論』
(1 ~ 9 頁)
教科書を予習する。
医学・医療の歴史、放射線医 講義内容の整理・復習
学の歴史について学習する。
教科書:『学生のた
めの医療概論』
(152 ~ 165 頁)
教科書を予習する。
医療機器、特に放射線診断装 講義内容の整理・復習
置や治療装置・技術の進歩に
ついて学習する。
教科書:『学生のた
めの医療概論』
(174 ~ 185 頁)
教科書を予習する。
医療制度や医療法制、医療シ 講義内容の整理・復習
ステムについて学習する。
教科書:『学生のた
めの医療概論』
(10 ~ 25 頁)
教科書を予習する。
患者中心の医療の考え方につ 講義内容の整理・復習
いて学習する。
教科書:『学生のた
めの医療概論』
(232 ~ 249 頁)
教科書を予習する。
医療倫理の考え方について紹 講義内容の整理・復習
介し、診療放射線技師の資格
と責務について学習する。
教科書:『学生のた
めの医療概論』
(255 ~ 274 頁)
− 84 −
区 分
事前学習
教科書を予習する。
第8回
授業内容
事後学習
チーム医療の方法論、医療安 講義内容の整理・復習
全の取り組みについて学習す
る。
参考文献
教科書『学生のた
めの医療概論』
(91 ~ 95、250 ~
254 頁)
第9回
教科書の該当箇所の要 「産業医学・社会医学」につい 講義内容の整理・復習、特に 教科書:『医学概論
点を予習する。
て、考え方と医療従事者とし 授業中指示した要点の把握
5 版』該当頁(追っ
ての知識を修得する。
て前回授業で指示)
(第 9 〜 15 回:三羽 担当)
第 10 回
教科書の該当箇所の要 「健康・未病と予防医学・検査 講義内容の整理・復習、特に 教科書:『医学概論
点を予習する。
医学」について、考え方と医 授業中指示した要点の把握
5 版』該当頁(追っ
療従事者としての知識を修得
て前回授業で指示)
する。
第 11 回
教科書の該当箇所の要 「医食同源・栄養食生活と医学」 講義内容の整理・復習、特に 教科書:『医学概論
点を予習する。
について、考え方と医療従事 授業中指示した要点の把握
5 版』該当頁(追っ
者としての知識を修得する。
て前回授業で指示)
第 12 回
教科書の該当箇所の要 「自然科学と医学」について、 講義内容の整理・復習、特に 教科書:『医学概論
点を予習する。
考え方と医療従事者としての 授業中指示した要点の把握
5 版』該当頁(追っ
知識を修得する。
て前回授業で指示)
第 13 回
教科書の該当箇所の要 「医用機器・治療薬の進歩と医 講義内容の整理・復習、特に 教科書:『医学概論
点を予習する。
学」について、考え方と医療 授業中指示した要点の把握
5 版』該当頁(追っ
従事者としての知識を修得す
て前回授業で指示)
る。
第 14 回
教科書の該当箇所の要 「高齢化社会と老年医学」につ 講義内容の整理・復習、特に 教科書:『医学概論
点を予習する。
いて、考え方と医療従事者と 授業中指示した要点の把握
5 版』該当頁(追っ
しての知識を修得する。
て前回授業で指示)
第 15 回
教科書の該当箇所の要 「未来医学としての抗老化医 講義内容の整理・復習、特に 教科書 :
『医学概論
点を予習する。
学・ 再 生 医 学・ 幹 細 胞 医 学 」 授業中指示した要点の把握
5 版』該当頁(追っ
について、考え方と医療従事
て前回授業で指示)
者としての知識を修得する。
− 85 −
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
総合医療論
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
西浦 素子・橋本 勉
授業形態
講 義
期
別
前 期
授業目的
放射線技術の習得の前提として、医療の現状を理解し、医療のあり方を学んで、
医療における基本的な考え方を身につけることを目指す。
授業内容
各診療科と相互連携、医療倫理、インフォームド・コンセントと守秘義務、医学
診断、看護・介護のあり方、チーム医療、特に放射線医療と診療放射線技師の位
置付けと役割、診療記録・カルテ、患者中心医療・患者の自己決定権、ホスピスケア、
日本の医療行政、人的医療資源・医療施設、医療保障・医療保険制度などへの知
識と理解を深める。
到達目標
医療についての基本的な知識を修得することを到達目標とする。
授業形態
講義形式とする。板書、スライドを中心に必要に応じて配布プリント、視聴覚教
材などを使用して講義を行う。
教科書、教材、参考書
教科書:『医学概論 5 版』(北村諭 , 中外医学社 , 2013)
『学生のための医療概論(第 3 版 増補版)』(千代豪昭・黒田研二編 , 医
学書院 , 2012)
評価方法
授業参加姿勢、小テスト、課題、定期試験により総合的に評価する。ただし受講
態度が著しく悪い場合は減点対象とする。
評価基準
100 点満点を、学習姿勢(出席状況、授業態度等、小テストを含む):10%、
課題:10%、定期試験:80%に配分して、60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
本学のカリキュラム構 医学と医療、医療を支えるも 講義内容の整理・復習
成を確認しておく。
のは何か、について学習する。
学生便覧、シラバス
講義内で適宜紹介
※持参すること
第2回
教科書および関連する 医療施設の種類と現状につい 講義内容の整理・復習
書籍などを調べ予習す て学習する。
る。
・教科書
(10 ~ 18 頁)
・講義内で適宜紹介
第3回
教科書および関連する 各 診 療 科 の 概 略 を 紹 介 し、 講義内容の整理・復習
書籍などを調べ予習す チーム医療の実践に必要な相
る。
互連携について学習する。
・教科書
(250 ~ 251 頁)
・講義内で適宜紹介
第4回
教科書および関連する 様々な医療関係職種について 講義内容の整理・復習
書籍などを調べ予習す 学習する。
る。
・教科書
(2 ~ 9 頁)
・講義内で適宜紹介
第5回
教科書および関連する 日本の医療保険制度について 講義内容の整理・復習
書籍などを調べ予習す 学習する
る。
・教科書
(19 ~ 45 頁)
・講義内で適宜紹介
第6回
教科書および関連する 診療放射線技師における医療 講義内容の整理・復習
書籍などを調べ予習す 倫理① る。
・教科書
(91 ~ 101 頁)
・講義内で適宜紹介
第7回
教科書および関連する 診療放射線技師における医療 講義内容の整理・復習
書籍などを調べ予習す 倫理② る。
・教科書
(232 ~ 239 頁)
・講義内で適宜紹介
第8回
教科書および関連する 診療放射線技師における医療 講義内容の整理・復習
書籍などを調べ予習す 倫理③
る。
講義内で適宜紹介
第9回
教科書および関連する 医学診断、画像診断について 講義内容の整理・復習
書籍などを調べ予習す 紹介し、医療の現場での放射
る。
線診療について学習する。
・教科書
(240 ~ 249 頁)
・講義内で適宜紹介
第1回
− 86 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
講義内で適宜紹介
第 10 回
教科書および関連する 低侵襲医療としての放射線治 講義内容の整理・復習
書籍などを調べ予習す 療や IVR(インターベンショ
る。
ナル・ラジオロジ)を紹介す
る。
講義内で適宜紹介
第 11 回
教科書および関連する 地域医療や病診連携について 講義内容の整理・復習
書籍などを調べ予習す 紹介し、遠隔読影など放射線
る。
診療との関わりについて学習
する。
第 12 回
教科書および関連する 在宅ケアや介護のシステムに 講義内容の整理・復習
書籍などを調べ予習す ついて学習する。
る。
教科書
(46 ~ 58 頁)
第 13 回
教科書および関連する 救急医療や災害医療について 講義内容の整理・復習
書籍などを調べ予習す 学習する。
る。
教科書
(59 ~ 90 頁)
第 14 回
教科書および関連する 補 完 代 替 医 療 か ら 統 合 医 療 講義内容の整理・復習
書籍などを調べ予習す へ、現代医療の新しい考え方
る。
について学習する。
教科書
(215 ~ 227 頁)
第 15 回
教科書および関連する ホスピスケアについて学習す 講義内容の整理・復習
書籍などを調べ予習す る。
る。
教科書
(275 ~ 286 頁)
− 87 −
履修区分
必 修
授 業 科 目
応用数学
単 位 数
1 単位
配当年次
1 年
科目担当者
石田 敦英
授業形態
講 義
期
後 期
別
授業目的
医用画像機器の原理や画質の評価に関する知識を身につけるために、数学および
基礎数学で学んだことをベースとして、専門基礎科目および専門科目で必要な応
用数学の理解へ発展させることを目的とする。
授業内容
高度な技術に対応できるよう、基礎数学のベースの上にさらにレベルを上げた内
容を学ぶ。
到達目標
・微分と積分の基礎概念を理解し、簡単な計算ができる。
・自然現象に関する微分方程式の概念を理解する。
・積分変換についての基礎を理解する。
授業形態
講義形式が中心であるが、多くの問題演習にも取り組む。また必要に応じてレポー
ト課題を提出させることもある。
教科書、教材、参考書
教科書は特に指定しない。参考書は講義中に適宜指示する。
評価方法
期末試験のみで評価する。ただし合格点の 80% 以上をとっている者については、
レポートや平常点の評価を加えることもある。
評価基準
上記評価方法にて 100 点満点中 60 点以上を合格とする。
区 分
第1回
事前学習
極限の計算
授業内容
事後学習
参考文献
科目に関するガイダンス関数 講義内容のノートの整理と演 講義中に指示する。
と極限
習問題の復習
第2回
・前回の講義内容の復 微分とその応用
習
・微分の定義と簡単な
関数の微分
講義内容のノートの整理と演 講義中に指示する。
習問題の復習
第3回
・前回の講義内容の復 積分法
習
・不定積分の定義と簡
単な関数の不定積分
講義内容のノートの整理と演 講義中に指示する。
習問題の復習
第4回
・前回の講義内容の復 積分とその応用
習
・定積分の定義と簡単
な関数の定積分
講義内容のノートの整理と演 講義中に指示する。
習問題の復習
第5回
第6回
第7回
第8回
前回の講義内容の復習
偏微分の定義と簡単な関数の 講義内容のノートの整理と演 講義中に指示する。
偏微分
習問題の復習
・前回の講義内容の復 ベクトルの加減、内積および 講義内容のノートの整理と演 講義中に指示する。
習
外積
習問題の復習
・空間のベクトル
前回の講義内容の復習
ベクトル解析(微分演算子)
第 1 回から第 7 回まで 演習問題とその解説
の講義内容の復習と整
理
講義内容のノートの整理と演 講義中に指示する。
習問題の復習
演習問題の復習
特になし
第9回
前回の講義内容の復習
ベクトル解析(線積分、面積 講義内容のノートの整理と演 講義中に指示する。
分、体積積分)
習問題の復習
第 10 回
前回の講義内容の復習
一階常微分方程式の解法
− 88 −
講義内容のノートの整理と演 講義中に指示する。
習問題の復習
区 分
事前学習
第 11 回
前回の講義内容の復習
定数係数線型常微分方程式の 講義内容のノートの整理と演 講義中に指示する。
解法
習問題の復習
前回の講義内容の復習
直交関数系によるフーリエ展 講義内容のノートの整理と演 講義中に指示する。
開
習問題の復習
(フーリエ級数)
第 13 回
前回の講義内容の復習
フーリエ級数からフーリエ変 講義内容のノートの整理と演 講義中に指示する。
換へ
習問題の復習
第 14 回
前回の講義内容の復習
ラプラス変換と常微分方程式
第 12 回
第 15 回
授業内容
第 9 回 か ら 第 14 回 ま 演習問題とその解説
での講義内容の復習と
整理
− 89 −
事後学習
参考文献
講義内容のノートの整理と演 講義中に指示する。
習問題の復習
演習問題の復習
特になし
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
医用工学Ⅰ
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
小西 有人
授業形態
講 義
期
後 期
別
授業目的
電気工学の知識は放射線医学分野において必要不可欠である。医療現場で用いら
れる様々な医療機器や計測システムの原理を理解するために必要な電気工学分野
の基礎知識を身につける。
授業内容
電圧、電流、抵抗といった電気工学の基礎から始まり、キルヒホッフの法則、ホイー
トストンブリッジ等に広げていく。また、電磁誘導や静電容量、交流回路につい
ても学んでいく。
到達目標
・直流回路の基礎を理解する
・交流回路の基礎を理解する
授業形態
基本的には講義形式が中心となる。理解を深めるために講義内容をまとめたレ
ポートを提出してもらう。
教科書、教材、参考書
教科書:『図解でわかるはじめての電気回路』(大熊康弘,技術評論社,2000)
参考書:『基礎から学ぶ電気回路計算』(永田博義,オーム社,2008)
評価方法
試験結果とレポートを総合的に判断して合否の判定を行う。
評価基準
100 点満点を、試験 80%、レポート 20% に配分し、60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
中学・高校で学習した ・講義に関するガイダンス
ノートの整理と課題
電気に関する事を思い ・電気工学を学ぶために必要 (演習問題)
出してみる。
な知識の復習
・電流と電荷
・電界と磁界
・教科書
・参考書
第2回
前回の講義の内容を復 ・静電容量とコンデンサ
習する。
・電流と磁界
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第3回
前回の講義の内容を復 ・電気抵抗
習する。
・オームの法則
教科書を読み、今回の ・抵抗の接続
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第4回
前回の講義の内容を復 ・様々な直流回路の計算
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第5回
前回の講義の内容を復 ・直流回路の電力
習する。
・熱量
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第6回
前回の講義の内容を復 ・キルヒホッフの法則
習する。
・重ね合わせの原理
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
− 90 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第7回
前回の講義の内容を復 ・テブナンの回路
習する。
・ノートンの回路
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第8回
前回の講義の内容を復 ・直流回路の復習
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第9回
前回の講義の内容を復 ・交流回路の導入
習する。
・複素数について
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第 10 回
前回の講義の内容を復 ・インピーダンスとは
習する。
・交流と直流の違い
教科書を読み、今回の ・周波数
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第 11 回
前回の講義の内容を復 ・フィルター回路
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第 12 回
前回の講義の内容を復 ・交流回路の電力
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第 13 回
前回の講義の内容を復 ・三相交流回路
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第 14 回
前回の講義の内容を復 ・過渡現象
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第 15 回
前回の講義の内容を復 ・これまでの講義の総復習
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
− 91 −
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
医用工学Ⅱ
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
小西 有人
授業形態
講 義
期
後 期
別
授業目的
電子工学の知識は放射線医学分野において必要不可欠である。医療現場で用いら
れる様々な医療機器や計測システムの原理を理解するために必要な電子工学分野
の基礎知識を身につける。
授業内容
最初に電子とは何かを学ぶ。そして、半導体の性質や半導体デバイスの動作原理、
増幅回路やディジタル回路についても学んでいく。
到達目標
・電子工学の基礎を理解する
・ディジタル回路の基礎を理解する
授業形態
基本的には講義形式が中心となる。理解を深めるために講義内容をまとめたレ
ポートを提出してもらう。
教科書、教材、参考書
教科書:『図解でわかるはじめての電子回路』(大熊康弘 , 技術評論社 , 2000)
参考書:『基礎電子回路演習』(雨宮好文 , オーム社 , 1989)
評価方法
試験結果とレポートを総合的に判断して合否の判定を行う。
評価基準
100 点満点を、試験 80%、レポート 20% に配分し、60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
医用工学Ⅰの内容を復 ・講義に関するガイダンス
ノートの整理と課題
習しておく。
・電気工学を学ぶために必要 (演習問題)
な知識の復習
・原子と電子
・電子の流れと電流
・教科書
・参考書
第2回
前回の講義の内容を復 ・導体、絶縁体、半導体
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第3回
前回の講義の内容を復 ・ダイオードの構造
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第4回
前回の講義の内容を復 ・ダイオードの特性
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
演習問題)
・教科書
・参考書
第5回
前回の講義の内容を復 ・トランジスタの構造
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第6回
前回の講義の内容を復 ・トランジスタの特性
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
− 92 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第7回
前回の講義の内容を復 ・これまでの復習
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第8回
前回の講義の内容を復 ・オペアンプについて
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第9回
前回の講義の内容を復 ・オペアンプを用いた増幅回 ノートの整理と課題
習する。
路
(演習問題)
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
・教科書
・参考書
第 10 回
前回の講義の内容を復 ・微分、積分回路
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第 11 回
前回の講義の内容を復 ・ディジタル回路の基礎
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第 12 回
前回の講義の内容を復 ・論理回路
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第 13 回
前回の講義の内容を復 ・パルス回路
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第 14 回
前回の講義の内容を復 ・変調と復調
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
第 15 回
前回の講義の内容を復 ・これまでの講義の総復習
習する。
教科書を読み、今回の
講義の内容の予習を行
う。
ノートの整理と課題
(演習問題)
・教科書
・参考書
− 93 −
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
基礎放射線科学
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
西浦 素子
授業形態
講 義
期
別
前 期
授業目的
高校から大学への円滑な教育接続をはかるとともに、放射線技術の放射線科学系
科目(「放射線物理学」「放射化学」「放射線計測学」)を学習するための導入科目
である。診療放射線の織りなすさまざまな現象を科学的な視点で捉えるための準
備を行うことを目標とする。
授業内容
放射線科学を学ぶ上で必要な数学や物理学の基本的事項を取り扱い、原子や原子
核の構造と性質および種々の放射線の発生方法および物質との相互作用の概念に
ついて概説する。また学部教育を受けるうえで必要となる基本的学習スキルの習
得と学習目標の設定や動機づけ教育を行い、専門分野への興味と関心を持たせる。
到達目標
物理の基本的事項について物理学的な見方で現象を捉え、必要な数式を用いて表
現できることなど、専門基礎科目の放射線科学系科目を学ぶために必要となる力
を身につけることを目標とする。
授業形態
講義形式とする。受講は板書を中心に必要に応じて配布プリント、視聴覚教材、
スライドなどを使用して講義を行う。
教科書、教材、参考書
教科書『診療放射線技術 上巻』(小塚隆弘・稲邑清也監修 , 南江堂 , 2012)
『Q&A 放射線物理(改訂新版)』(大塚徳勝・西谷源展 , 共立出版 , 2011)
『アイソトープ手帳』(日本アイソトープ協会 , 丸善出版)
教材(必須):関数電卓 , グラフ用紙 評価方法
受講中の態度、毎回の出席点に加え、定期試験の結果、講義開始時に前回の講義
内容についての事後学習の取組状況を小テスト等で確認する。ただし受講態度が
著しく悪い場合は減点対象とする。
評価基準
100 点満点を試験 70%、小テスト等 20%、出席点 10%(毎回のミニッツペーパー
テストにより確認)とする。60 点以上を合格とする。
区 分
第1回
事前学習
授業内容
事後学習
原子と原子核の構造に 基礎学力の確認①
講義内容の整理・復習
ついて調べる。
「物質を構成している原子」に
注目して放射線を学ぶために
必要な基礎的な数学、物理、
化学について学習する。
前回講義内容の復習
参考文献
講義内で適宜紹介
第2回
基礎学力の確認②
放射線を学ぶために必要な基
礎的な数学(単位を理解し単
位換算ができるようになる)。
講義内で適宜紹介
第3回
様々な放射線の種類に 放射線の種類について
講義内容の整理・復習
ついて調べる。
原子の構造を復習しながら放
射線の性質、また放射線の種
類について学習する。
第4回
第 1 回~第 3 回につい 確認小テスト①
講義内容の整理・復習
ての復習をしっかり行 第 1 回~第 3 回のまとめおよ
う。
び確認小テスト解説
講義内で適宜紹介
X 線について調べる。
X 線の性質について 1
講義内容の整理・復習
特性 X 線と連続 X 線につい
て理解する①。
講義内で適宜紹介
前回講義内容の復習
X 線の性質について 2
講義内容の整理・復習
特性 X 線と連続 X 線につい
て理解する②。
講義内で適宜紹介
第5回
第6回
− 94 −
講義内容の整理・復習
講義内で適宜紹介
※以降のミニッツテストで毎
回計算(単位換算の確認を行
います)
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第7回
第 5 〜 6 回についての 確認小テスト②
講義内容の整理・復習
復習をしっかり行う。 第 5 回~第 6 回のまとめおよ
び確認小テスト解説
講義内で適宜紹介
講義内で適宜紹介
第8回
エネルギーの定義につ 放射線のエネルギーについて 講義内容の整理・復習
いて調べる。
知る
電磁波のエネルギーについて
エネルギーの単位 [J]、[eV] の
義について理解する。
前回講義の復習
電磁波のエネルギーについて 講義内容の整理・復習
エネルギーの単位 [J]、[eV] の
定義について理解し、エネル
ギーの計算ができるようにな
る
講義内で適宜紹介
前回講義の復習
確認小テスト③
講義内容の整理・復習
第 8 回~第 9 回のまとめ、確
認小テストおよび解説
講義内で適宜紹介
前回講義の復習
X 線の性質について 3
講義内容の整理・復習
X 線の減弱について理解する
1)距離による減弱
2)物質との相互作用による減
弱
講義内で適宜紹介
前回講義の復習
X 線の性質について 4
講義内容の整理・復習
X 線の投影像について理解す
る
講義内で適宜紹介
前回講義の復習
確認小テスト④
講義内容の整理・復習
第 11 回~第 12 回のまとめ、確
認小テストおよび解説
講義内で適宜紹介
第 14 回
前回講義の復習
被ばく低減の 3 原則について 講義内容の整理・復習
①
講義内で適宜紹介
第 15 回
前回講義の復習
被ばく低減の 3 原則について 講義内容の整理・復習
②
講義内で適宜紹介
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
− 95 −
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
基礎放射線技術学
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
淺木 健司
授業形態
講 義
期
別
前 期
授業目的
診療 X 線技術に関する専門科目への導入として、必要な基礎知識を習得し、診療
放射線技師の役割と義務について理解を深めることを目的とする。
授業内容
現在の医療において、診療放射線技師の果たす役割、責任は非常に重くなってき
ている。本科目では、チーム医療の中で診療放射線技師が果たす役割と責任の理
解を促すとともに、診療放射線技術の習得に必要な基礎知識、様々な診療 X 線技
術や医用 X 線装置の原理・構造を学ぶために必要となる基礎的事項について解説
する。
到達目標
診療放射線技師という職業や職場の概要を理解している。
診療放射線技師の役割と義務についての概要を理解している。
画像検査に必要な基礎知識を理解している。
授業形態
基本的に講義形式で行う。
教科書、教材、参考書
教科書・教材:配付資料
参考書『診療放射線技師プロフェッショナルガイド』(東村享治編 , 分光堂 ,
2008) 『診療放射線技術 上巻』(小塚隆弘・稲邑清也監 , 南光堂 , 2013)
評価方法
定期試験を基本として、事前・事後学習レポート、出席等により総合的に評価する。
評価基準
100 点満点を学習姿勢(事前・事後学習、出席、レポート等):20%
定期試験:80%に配分して 60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第1回
「 放 射 線 医 学 の 歴 史 」 1896 年の X 線発見以後の放射 授業内容のノート整理
について調べておく
線医学、診療放射線技師の歴
史について概要を解説する。
参考書:『診療放射
線技術 上巻』
第2回
「診療放射線技師の職 「診療放射線技師とは①」
授業内容のノート整理
務」について調べてお 診療放射線技師という職業に
く。
ついて解説する。
参考書:『診療放射
線技師プロフェッ
ショナルガイド』
第3回
「診療放射線技師に関 「診療放射線技師とは②」
授業内容のノート整理
する法的な制度」につ 診療放射線技師に関係する法
いて調べておく。
的な制度について解説する。
参考書:『診療放射
線技師プロフェッ
ショナルガイド』
第4回
「診療放射線技師教育 診療放射線技師教育制度診療 授業内容のノート整理
と卒後教育」について 放射線技師養成の教育制度に
調べておく
ついて解説する。 卒後教育及び取得可能な学位
について解説する。
参考書:『診療放射
線技師プロフェッ
ショナルガイド』
第5回
「放射線と放射能」に 「放射線」の概要を解説する。 授業内容のノート整理放射線 参考書:『診療放射
ついて調べておく。
と放射能について整理し、レ 線技術 上巻』
ポート(A42 枚程度)を作成
する。
第6回
「X 線 の 基 本 特 性 」 に 「X 線の基本特性と放射線防 授業内容のノート整理
ついて調べておく。
護の基本」
X 線の基本特性及び、放射線
防護の基本事項について概要
を解説する。
参考書:『診療放射
線技術 上巻』
第7回
「投影理論」について 「X 線検査」に必要な投影理 授業内容のノート整理
調べておく。
論について概要を解説する。
参考書:『診療放射
線技術 上巻』
− 96 −
区 分
第8回
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
「X 線 画 像 形 成 論 」 に 「X 線 検 査 」 に 必 要 な「 画 像 授業内容のノート整理
参考書:『診療放射
ついて調べておく。
形成論」について概要を解説 X 線画像コントラストについ 線技術 上巻』
する。
て整理し、レポート(A42 枚
程度)を作成する。
「 一 般 撮 影 検 査、 マ ン 「診療放射線技師の仕事①」
授業内容のノート整理
モグラフィ、造影検査」 一 般 撮 影 検 査、 マ ン モ グ ラ
について調べておく。 フィ、造影検査について概要
を解説する。
参考書:『診療放射
線技師プロフェッ
シ ョ ナ ル ガ イ ド 』、
『診療放射線技術 上
巻』
第 10 回
「CT 検査」について調 「 診 療 放 射 線 技 師 の 仕 事 ② 」 授業内容のノート整理
べておく。
CT 検査について概要を解説
する。
参考書:『診療放射
線技師プロフェッ
シ ョ ナ ル ガ イ ド 』、
『診療放射線技術 上
巻』
第 11 回
「超音波検査、MR 検査」「診療放射線技師の仕事③」
授業内容のノート整理
について調べておく。 超音波検査、MR 検査につい
て概要を解説する。
参考書:『診療放射
線技師プロフェッ
シ ョ ナ ル ガ イ ド 』、
『診療放射線技術 上
巻』
「核医学検査」につい 「診療放射線技師の仕事④」
授業内容のノート整理
て調べておく。
核医学検査について概要を解
説する。
・ 参 考 書:『 診 療 放
射線技師プロフェッ
ショナルガイド』
・配付資料
「放射線治療」につい 「診療放射線技師の仕事⑤」
授業内容のノート整理
て調べておく。
放射線治療について概要を解
説する。
・ 参 考 書:『 診 療 放
射線技師プロフェッ
ショナルガイド』
・配付資料
「放射線技師が働く職 「診療放射線技師が働く職場」 授業内容のノート整理
場」について調べてお について、施設規模や環境の
く。
違いによる職務内容の違いや
特徴の概要を解説する。
・ 参 考 書:『 診 療 放
射線技師プロフェッ
ショナルガイド』
こ れ ま で の 学 習 内 容、 X 線検査に関するまとめ及び 授業・学習事項の復習
特に X 線検査について 補助解説をする。
まとめておく。
参考書:『診療放射
線技師プロフェッ
シ ョ ナ ル ガ イ ド 』、
『診療放射線技術 上
巻』
第9回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
− 97 −
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
放射線物理学Ⅰ
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
岩元 新一郎
授業形態
講 義
期
別
後 期
授業目的
診療放射線技術の修得に必要な放射線物理学に関する基礎的な知識を身につけ
る。
授業内容
「基礎放射線科学」で修得した内容をベースにして、電離放射線と物質との相互
作用および電離放射線の測定原理を理解する上で必要となる基礎事項と原子・原
子核物理について講義と演習を通じて理解を深め、「診療放射線物理Ⅱ」の学習
に繋げる。具体的には① ICRU に定められた電離放射線の定義、② 原子と原子
核の構造、③ X 線の発生原理、④放射性壊変と放射能、⑤核反応と放射性核種の
製造法について概説する。
到達目標
①
②
③
④
⑤
⑥
電離放射線の種類と性質を理解する。
原子構造(ボーアモデル)、特殊相対論、量子論の基礎を理解する。
X 線の発生原理について理解する。
原子核の構成と結合エネルギーの概念を理解する。
放射性壊変の形式と特徴および放射能の概念と数値的取扱いを理解する。
核反応による生成放射性核種の放射能の数値的取扱いを理解する。
授業形態
教科書と板書を中心に講義と演習を行う。
教科書、教材、参考書
教科書:『放射線物理学』(柴田徳思・中谷儀一郎 , 通商産業研究社 , 2013)
『アイソトープ手帳』(日本アイソトープ協会 , 丸善出版)
参考書:『Q&A 放射線物理(改訂新版)』(大塚徳勝・西谷源展 , 共立出版 , 2011)
『医用放射線辞典』(医用放射線辞典編集委員会編 , 共立出版社)
参考書:『放射線概論』(柴田徳思編;通商産業研究社 , 2011)
教材(必須):『関数電卓』
評価方法
定期試験の成績を基本とし、授業時の演習および課題演習の遂行状況により総合
的に評価する。
評価基準
60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
第1回
・放射線物理学Ⅰの
ノートを新しく作成し
て お く。( ル ー ズ リ ー
フは原則不可とする)
・「基礎放射線科学」の
授業を振り返り、①粒
子の運動量と運動エネ
ルギー、②電界による
粒子の加速と eV の概
念、③光の性質につい
て復習しておく。
第2回
・前回授業ノートの確 第 1 章 序論(2)
・受講ノートの整理
・教科書
認
1.3 特殊相対性理論 ・課題演習プリントを解いて ・参考書
・毎回授業前に演習問
(教 :pp.11-14, pp.18-19) ノートに整理する。
・配布プリント
題を配付する。授業開
始までの時間を有効に
利用して授業が始まる
までに解く。
第3回
・前回授業ノートの確 第 1 章 序論(3)
・受講ノートの整理
・教科書
認
1.4 光子と物質波
・課題演習プリントを解いて ・参考書
・毎回授業前に演習問
(教 :pp.20-25, pp.36-37) ノートに整理する。
・配布プリント
題を配付する。授業開
始までの時間を有効に
利用して授業が始まる
までに解く。
・ 授 業 の 進 め 方 と 授 業 計 画、 ・受講ノートの整理
成績評価方法(シラバス)に ・課題演習プリントを解いて
ついて説明する。
ノートに整理する。
第 1 章 序論(1)
1.1 電離放射線の定義
(教 :pp.99-100)
1.2 粒子の運動量と運動エネ
ルギー (教 :pp.17-19)
− 98 −
参考文献
・①教科書、②演習
用プリント(講義時
配布)、③電卓、④
アイソトープ手帳は
毎回必ず持参して授
業に臨むこと。
・参考書
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第4回
・前回授業ノートの確認 第 2 章 原子の構造(1)
・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 2.1 ボーアの原子模型 ・課題演習プリントを解いて ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始
(教 :pp.20-25, pp.36-37)ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
用して授業が始まるま
でに解く。
第5回
・前回授業ノートの確認 第 2 章 原子の構造(2)
・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 2.2 原子構造の量子論的解釈 ・課題演習プリントを解いて ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始
(教 :pp.25-31, pp.36-37)ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
用して授業が始まるま
でに解く。
第6回
・前回授業ノートの確認 第 2 章 原子の構造(3)
・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 2.3 X 線の発生 ・課題演習プリントを解いて ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始 A. 特性 X 線 ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
(教 :pp.31-35, pp.36-37)
用して授業が始まるま
でに解く。
第7回
・前回授業ノートの確認 第 2 章 原子の構造(4)
・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 2.3 X 線の発生
・課題演習プリントを解いて ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始 B. 制動 X 線 ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
(教 :pp.31-35, pp.36-37)
用して授業が始まるま
でに解く。
第8回
・前回授業ノートの確認 第 3 章 原子核の構造(1)
・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 3.1 原子核の構成 ・課題演習プリントを解いて ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始
(教 :pp.38-40, pp.44-45)ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
用して授業が始まるま
でに解く。
第9回
・前回授業ノートの確認 第 3 章 原子核の構造(2)
・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 3.2 結合エネルギーと核力 ・課題演習プリントを解いて ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始
(教 :pp.40-43, pp.44-45)ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
用して授業が始まるま
でに解く。
第 10 回
・前回授業ノートの確認 第 4 章 放射性壊変(1)
・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 4.1 壊変の法則と放射能
・課題演習プリントを解いて ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始
(教 :pp.46-51, pp.64-66)ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
用して授業が始まるま
でに解く。
第 11 回
・前回授業ノートの確認 第 4 章 放射性壊変(2)
・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 4.2 壊変形式と Q 値①
・課題演習プリントを解いて ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始
(教 :pp.51-58, pp.64-66)ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
用して授業が始まるま
でに解く。
第 12 回
・前回授業ノートの確認 第 4 章 放射性壊変(2)
・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 4.2 壊変形式と Q 値②
・課題演習プリントを解いて ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始
(教 :pp.51-58, pp.64-66)ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
用して授業が始まるま
でに解く。
− 99 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第 13 回
・前回授業ノートの確認 第 5 章 核反応(1)
・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 5.1 核反応断面積 ・課題演習プリントを解いて ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始
(教 :pp.79-91, pp.92-93)ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
用して授業が始まるま
でに解く。
第 14 回
・前回授業ノートの確認 第 5 章 核反応(2)
・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 5.2 放射性核種の生成
・課題演習プリントを解いて ・考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始
(教 :pp.79-91, pp.92-93)ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
用して授業が始まるま
でに解く。
第 15 回
・前回授業ノートの確認 ・復習と演習
・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 これまでの授業内容を演習問 ・試験範囲の章末問題 につい ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始 題の解説を行いながら振り返 て理解できたているかどうか ・配布プリント
までの時間を有効に利 る。
再確認する。
用して授業が始まるま
試験範囲の課題演習プリント
でに解く。
の問題について、理解できて
いるかどうか再確認する。
− 100 −
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
放射線物理学Ⅱ
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
岩元 新一郎
授業形態
講 義
期
後 期
別
授業目的
診療放射線技術の修得に必要な放射線物理学に関する応用的な知識を身につけ
る。
授業内容
「放射線物理学Ⅰ」で修得した内容をベースにして、電離放射線と物質との相互
作用および診療放射線技術への応用について講義と演習を通じて理解を深め、放
射線計測学や診療放射線技術系専門科目に繋げる。具体的には①荷電粒子と物質
の相互作用、② 光子と物質の相互作用、③中性子と物質の相互作用、④光子束の
減弱、⑤放射線物理学の医用物理への応用について概説する。
到達目標
①
②
③
④
⑤
⑥
ICRU で定める電離放射線の定義を理解する。
荷電粒子と物質の相互作用について理解する。
光子と物質の相互作用について理解する。
中性子と物質の相互作用について理解する。
光子束の減弱について理解する。
医用物理(X 線 CT、MRI、超音波)への応用について理解する。
授業形態
教科書と板書を中心に講義と演習を行う。
教科書、教材、参考書
教科書:『放射線物理学』(柴田徳思・中谷儀一郎 , 通商産業研究社 , 2013)
『アイソトープ手帳』(日本アイソトープ協会 , 丸善出版)
参考書:『Q&A 放射線物理(改訂新版)』(大塚徳勝・西谷源展 , 共立出版 , 2011)
『医用放射線辞典』(医用放射線辞典編集委員会編 , 共立出版社)
参考書:『放射線概論』(柴田徳思編;通商産業研究社 , 2011)
教材(必須):『関数電卓』
評価方法
定期試験の成績を基本とし、授業時の演習および課題演習の遂行状況により総合
的に評価する。
評価基準
60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
第1回
・「放射線物理学Ⅱ」の
ノートを新しく作成し
ておく。(ルーズリーフ
は原則不可とする)
・「放射線物理学Ⅰ」の
授業を振り返り、これ
まで学んだ電離放射線
の種類、発生原理およ
び性質を表にしてまと
めておく
・ 授 業 の 進 め 方 と 授 業 計 画、 ・受講ノートの整理
成績評価方法(シラバス)に ・課題演習プリントを解いて
ついて説明する。
ノートに整理する。
・第 6 章 荷電粒子と物質の相
互作用(1)
6.1 電離放射線の定義
(教 :pp.99-100, pp.127-129)
第2回
・前回授業ノートの確認
・毎回授業前に演習問
題を配付する。授業開
始までの時間を有効に
利用して授業が始まる
までに解く。
第 6 章 荷電粒子と物質の相互 ・受講ノートの整理
・教科書
作用(2)
・課題演習プリントを解いて ・参考書
6.2 弾性散乱と非弾性散乱
ノートに整理する。
・配布プリント
6.3 荷電粒子のエネルギー損失
(教 :pp.115-117, pp.127-129)
第3回
・前回授業ノートの確認
・毎回授業前に演習問
題を配付する。授業開
始までの時間を有効に
利用して授業が始まる
までに解く。
第 6 章 荷電粒子と物質の相互 ・受講ノートの整理
・教科書
作用(3)
・課題演習プリントを解いて ・参考書
6.4 電子・β線と物質の相互 ノートに整理する。
・配布プリント
作用
(教 :pp.118-123, pp.127-129)
− 101 −
事後学習
参考文献
・①教科書、②演習
用プリント(講義時
配布)、③電卓、④
アイソトープ手帳は
毎回必ず持参して授
業に臨むこと。
・参考書
区 分
事前学習
第4回
・前回授業ノートの確認
・毎回授業前に演習問題
を 配 付 す る。 授 業 開 始
までの時間を有効に利
用して授業が始まるま
でに解く。
第5回
・前回授業ノートの確認 第 7 章 光子と物質の相互作用(1)・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 7.1 相互作用の種類と 2 次電子 ・課題演習プリントを解いて ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始
(教 :pp.136-141, pp.143-146)ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
用して授業が始まるま
でに解く。
第6回
・前回授業ノートの確認 第 7 章 光子と物質の相互作用(2)・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 7.2 光電効果
・課題演習プリントを解いて ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始
(教 :pp.136-137, pp.143-146)ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
用して授業が始まるま
でに解く。
第7回
・前回授業ノートの確認 第 7 章 光子と物質の相互作用(3)・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 7.3 コンプトン効果
・課題演習プリントを解いて ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始
(教 :pp.137-140, pp.143-146)ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
用して授業が始まるま
でに解く。
第8回
・前回授業ノートの確認 第 7 章 光子と物質の相互作用(4)・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 7.4 電子対生成
・課題演習プリントを解いて ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始
(教 :pp.140-141, pp.143-146)ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
用して授業が始まるま
でに解く。
第9回
・前回授業ノートの確認 第 7 章 光子と物質の相互作用(5)・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 7.5 物質へのエネルギー伝達
・課題演習プリントを解いて ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始
(教 :pp.141-142, pp.143-146)ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
用して授業が始まるま
でに解く。
第 10 回
・前回授業ノートの確認 第 7 章 光子と物質の相互作用(6)・受講ノートの整理
・教科書
毎回授業前に演習問題 7.6 光子束の減弱
・課題演習プリントを解いて ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始
(教 :pp.130-135, pp.143-146)ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
用して授業が始まるま
でに解く。
第 11 回
第 12 回
・前回授業ノートの確認
・毎回授業前に演習問題
を 配 付 す る。 授 業 開 始
までの時間を有効に利
用して授業が始まるま
でに解く。
授業内容
事後学習
参考文献
第 6 章 荷電粒子と物質の相互 ・受講ノートの整理
・教科書
作用(4)
・課題演習プリントを解いて ・参考書
6.5 重荷電粒子と物質の相互作 ノートに整理する。
・配布プリント
用
(教 :pp.123-126, pp.127-129)
第 8 章 中性子と物質の相互作 ・受講ノートの整理
・教科書
用(1)
・課題演習プリントを解いて ・参考書
8.1 中性子の種類
ノートに整理する。
・配布プリント
(教 :p.147, pp.151-152)
8.2 熱中性子
(教 :p.147-148,pp.100103,pp.151-152)
・前回授業ノートの確認 第 8 章 中性子と物質の相互作 ・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 用(2)
・課題演習プリントを解いて ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始 8.3 中性子の弾性散乱
ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
(教 :p.148-150, pp.151-152)
用して授業が始まるま
でに解く。
− 102 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第 13 回
・前回授業ノートの確認 第 9 章 医用物理への応用(1) ・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 9.1 線減弱係数と CT 値
・課題演習プリントを解いて ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始
(教 :p.153-157, pp.171-172)ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
用して授業が始まるま
でに解く。
第 14 回
・前回授業ノートの確認 第 9 章 医用物理への応用(2) ・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 9.2 MRI と超音波
・課題演習プリントを解いて ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始
(教 :p.164-170, pp.171-172)ノートに整理する。
・配布プリント
までの時間を有効に利
用して授業が始まるま
でに解く。
第 15 回
・前回授業ノートの確認 ・復習と演習これまでの授業内 ・受講ノートの整理
・教科書
・毎回授業前に演習問題 容を演習問題の解説を行いな ・試験範囲の章末問題 につい ・参考書
を 配 付 す る。 授 業 開 始 がら振り返る。
て理解できたているかどうか ・配布プリント
までの時間を有効に利
再確認する。
用して授業が始まるま
・試験範囲の課題演習プリント
でに解く。
の問題について、理解できて
いるかどうか再確認する。
− 103 −
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
放射化学Ⅰ
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
朝田 良子
授業形態
講 義
期
別
後 期
授業目的
科学的根拠に基づいたより安全な医療を実践してゆく上で、専門基礎科学のうち、
放射化学の基礎を学び、この授業を通して放射化学的な見方や考え方を身につけ
る。 授業内容
放射化学は、放射線源としての壊変原子(放射性同位元素;Radioisotope)の種
類と性質、その生成反応などに関する基礎とその応用を取り扱う学問である。基
本的には、化学の講義を通じて原子の構造と元素の種類と周期表および各種の反
応と化学平衡の概念および反応速度論などを理解した上で、まず、放射化学Ⅰで
は、放射線と放射能に始まり、放射性同位体と核種、放射性壊変の種類と壊変の
法則、半減期、および放射平衡、また、放射能量やその減衰速度を計算できるよ
うに、さらに、天然放射性核種の種類と人工放射性核種の製造法と算出方法につ
いて教授する。
到達目標
診療放射線技師は、診断・治療薬として汎用されている放射性同位元素の種類と
核的特性、製造方法、および放射線被ばくに対する安全管理等をよく理解してお
くことが必要である。そのためには、まず、放射性同位元素の壊変形式と速度、
核反応の種類と反応量などを理解し、必要な計算ができること。また、壊変原子
種の化学的性質の違いと放出される放射線の種類とエネルギーを理解し、安全取
扱いなどの基礎的知識を身につけること。 授業形態
・講義
・その時間の講義内容の演習問題(確認・演習プリント配布)
・解答と解説 教科書、教材、参考書
教科書:
『放射線技術学シリーズ 放射化学』
(日本放射線技術学会監修 , オーム社 ,
2008)
『アイソトープ手帳』(日本アイソトープ協会 , 丸善出版)
確認・演習プリント
評価方法
期末試験に授業参加姿勢(出席状況、授業態度、ミニテスト、課題提出等)を考
慮に入れて評価する。
評価基準
期末試験を基本として、授業参加姿勢を総合的に評価し、100 点を上限として、
60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
第3回
第4回
第5回
事後学習
参考文献
オリエンテーション
・講義内容のノート整理
放射化学入門;放射線につい ・確認プリント復習
て
・原子の構造 ・核種
・放射能
・シラバス
・配布プリント
前回講義内容の復習
壊変① ・放射性壊変とは
・α壊変 β壊変 EC
・講義内容のノート整理
・確認プリント復習
・教科書
・配布プリント
前回講義内容の復習
壊変② ・γ壊変 IT SF
・壊変図式
・講義内容のノート整理
・確認プリント復習
・教科書
・配布プリント
前回講義内容の復習
放射能の計算
・壊変現象の数式化
・半減期と平均寿命
・講義内容のノート整理
・確認プリント復習
・教科書
・配布プリント
前回講義内容の復習
壊変の法則
・放射能と質量
・壊変と減衰計算
・分岐壊変と有効半減期 ・講義内容のノート整理
・確認プリント復習
・教科書
・配布プリント
第1回
第2回
授業内容
− 104 −
区 分
事前学習
第8回
・講義内容のノート整理
・確認プリント復習
前回講義内容の復習
放射平衡②
・ジェネレータ
・ミルキング
・演習プリント やり直し提出 ・教科書
・配布プリント
・教科書
・配布プリント
第 1 回から第 7 回まで ・ミニテスト
・試験問題の復習
の講義内容の復習と整 第 1 回から第 7 回まで復習お
理。 確 認 プ リ ン ト の よびミニテストの解説
問題はもう一度解くこ
と。
天然放射性核種①
・講義内容のノート整理
・ 宇 宙 誕 生( ビ ッ グ バ ー ン ) ・確認プリント復習
と地球の創生
・試験問題のやりなおし
・一次放射性核種
・二次放射性核種
・教科書
・配布プリント
前回の講義内容の復習
天然放射性核種②
・誘導放射性核種
・消滅放射性核種
・年代測定
・確認プリント復習
・教科書
・配布プリント
前回の講義内容の復習
核反応と放射性核種の製造①
・核反応式と反応の性質
・Q 値とクーロン障壁
・核分裂反応
・講義内容のノート整理
・確認プリント復習
・教科書
・配布プリント
前回の講義内容の復習
核 反 応 と 放 射 性 核 種 の 製 造 ・講義内容のノート整理
②・人工放射性核種の製造と ・確認プリント復習
生成量
・原子炉及び加速器生成核の
種類と特徴
・教科書
・配布プリント
前回の講義内容の復習
放射性同位体(RI)の化学① ・講義内容のノート整理
・ホットアトム化学と反跳効 ・確認プリント復習
果
・同位体交換反応
・同位体効果
・ラジオコロイド
・教科書
・配布プリント
前回の講義内容の復習
放射性同位体(RI)の化学②
・オートラジオグラフィ
・講義内容のノート整理
・確認プリント復習
・教科書
・配布プリント
・演習プリント やり直し
配布プリント
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 15 回
参考文献
放射平衡①
・放射平衡とは
・過渡平衡
・永続平衡 第9回
第 14 回
事後学習
前回講義内容の復習
第6回
第7回
授業内容
第 9 回 か ら 第 14 回 ま 総まとめ演習
での講義内容の復習と
整理。確認プリントの
問題はもう一度解くこ
と。
− 105 −
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
放射化学Ⅱ(応用)
単 位 数
1 単位
配当年次
科目担当者
朝田 良子
授業形態
講 義
期
別
後 期
授業目的
専門基礎科学「放射化学Ⅰ」を十分に理解した上、その応用として、放射性同位
体(RI)の化学的諸性質と分離、RI 標識化合物の合成法、および分析化学への
応用について理解・習得し、臨床において利用されている RI の種類と性質、お
よび放射性医薬品としての利用の概要を理解する。
授業内容
放射性同位体(RI)の特異性として、トレーサー濃度とラジオコロイド、同位体
交換、ホットアトムなどの化学的性質を確認した上、RI の各相(気、固、液)へ
の分配に基づいた分離法、各種試験法におけるクロマトグラフィ、オートラジオ
グラフィ、イメージングプレートなど分析化学的技術、RI 標識化合物の合成法、
その安定性と保存法、RI を利用した分析化学(放射分析、同位体希釈分析、放射
化分析、放射化学分析)への応用、その他、アクチバブルトレーサ法、PIXE 分
析法などに触れるとともに、核医学への応用入門を概説する。
到達目標
医療放射線技師のための専門基礎科目「核医学」を理解・応用するため、使用さ
れる放射性同位体の種類と性質、分離・精製法と試験法、RI 標識化合物(放射性
医薬品)の製造法と分析化学への応用などについての基本的原理が理解できてい
る。
授業形態
・講義
・その時間の講義内容の演習問題(確認・演習プリント配布)
・解答と解説
教科書、教材、参考書
教科書:
『放射線技術学シリーズ 放射化学』
(日本放射線技術学会監修 , オーム社 ,
2008)
『アイソトープ手帳』(日本アイソトープ協会 , 丸善出版)
確認・演習プリント
評価方法
期末試験に授業参加姿勢(出席状況、授業態度、ミニテスト、課題提出等)を
考慮に入れて評価する。
評価基準
期末試験を基本として、授業参加姿勢を総合的に評価し、100 点を上限として、
60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
第3回
第4回
参考文献
・シラバス
・配布プリント
前回講義内容の復習
放射性核種の分離①
・共沈法
・ラジオコロイド法
・講義内容のノート整理
・確認プリント復習
・教科書
・配布プリント
前回講義内容の復習
放射性核種の分離②
・溶媒抽出法
・イオン交換法
・講義内容のノート整理
・確認プリント復習
・教科書
・配布プリント
前回講義内容の復習
放射性核種の分離③
・各種クロマトグラフィ
・講義内容のノート整理
・確認プリント復習
・教科書
・配布プリント
前回講義内容の復習
放射性核種の分離④
・蒸留法 ・電気泳動法
・電気化学的分離法
・講義内容のノート整理
・確認プリント復習
・教科書
・配布プリント
前回講義内容の復習
放射性医薬品検査に用いる純 ・講義内容のノート整理
度の検定
・確認プリント復習
・教科書
・配布プリント
第5回
第6回
事後学習
放射性同位体(RI)の特殊性 ・講義内容のノート整理
と応用
・確認プリント復習
・収量と純度 ・極微量と担体 第1回
第2回
授業内容
− 106 −
区 分
第7回
事前学習
第 1 回から第 6 回まで ・ミニテスト
の講義内容の復習と整 第 1 回から第 6 回まで復習
理確認プリントの問題 およびミニテストの解説
はもう一度解くこと。
・講義内容のノート整理
・確認プリント復習
・試験問題のやり直し
・教科書
・配布プリント
前回の講義内容の復習
標識化合物の種類と合成法 ② ・講義内容のノート整理
・ホットアトム法
・確認プリント復習
・その他の合成法
・教科書
・配布プリント
前回の講義内容の復習
合成法標識化合物の分解と保 ・講義内容のノート整理
存
・確認プリント復習
・分解の原因
・保存法
・教科書
・配布プリント
前回の講義内容の復習
放射性同位体を用いた分析 ① ・講義内容のノート整理
・放射分析 放射化学分析
・確認プリント復習
・放射化分析
中性子放射化分析
・教科書
・配布プリント
前回の講義内容の復習
放射性同位体を用いた分析 ② ・講義内容のノート整理
・放射化分析
・確認プリント復習
アクチバブルトレーサ
生成放射能の計算
・PIXE 分析
・教科書
・配布プリント
前回の講義内容の復習
放射性同位体を用いた分析③
・同位体希釈分析法
直接希釈法
逆希釈法
・講義内容のノート整理
・確認プリント復習
・教科書
・配布プリント
前回の講義内容の復習
放射性同位体を用いた分析④
・同位体希釈分析法
二重希釈法
不足当量法
イソトープ誘導体法 ・講義内容のノート整理
・確認プリント復習
・教科書
・配布プリント
演習問題のやり直し
配布プリント
標識化合物の種類と合成法①
・化学合成法
・生合成法
・同位体交換法
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 15 回
参考文献
特になし
第 10 回
第 14 回
事後学習
試験問題の復習
第8回
第9回
授業内容
第 8 回 か ら 第 14 回 ま 総まとめ演習
での講義内容の復習と
整理。
確認プリントの問題は
もう一度解くこと。
− 107 −
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
放射線計測学Ⅰ
単 位 数
1単位
配当年次
科目担当者
岩元 新一郎
授業形態
講 義
期
別
後 期
授業目的
診療放射線技術の修得に必要な放射線計測学に関する基礎的な知識を身につけ
る。
授業内容
「放射線物理学Ⅰ・Ⅱ」で学んだ電離放射線と物質との相互作用をベースとして、
ICRU で定められた放射線場の量、相互作用係数および計測線量についてまず理
解を深める。続いて放射線の検出原理を中心に各種測定器の動作原理と特徴を理
解する。最後に各種測定器の検出原理を理解した上で、放射線の測定目的(線量、
エネルギー、放射能、個人被ばく管理)に応じた測定器の使用方法と注意点を整
理し、「放射線計測学Ⅱ」に繋げる。
到達目標
① ICRU に定められた放射線測定に関する単位と線量の概念を理解する。 ② 種々の放射線検出の原理と検出器の特徴を理解する。 ③ 測定目的に応じた測定原理の理解と測定器の使用法について知る。
授業形態
教科書と板書を中心に講義と演習を行う。
教科書:『放射線測定技術』(山田勝彦 , 通商産業研究社 , 2011)
『アイソトープ手帳』(日本アイソトープ協会 , 丸善出版)
参考書:『Q&A 放射線物理(改訂新版)』(大塚徳勝・西谷源展 , 共立出版 , 2011)
テキスト、教材、参考書
『医用放射線辞典』(医用放射線辞典編集委員会編 , 共立出版)
『放射線概論』(柴田徳思編 , 通商産業研究社 , 2011)
教材(必須):『関数電卓』
評価方法
定期試験の成績を基本とし、授業時の演習および課題演習の遂行状況により総合
的に評価する。
評価基準
60 点以上を合格とする。
区 分
事前学習
授業内容
第1回
・「放射線計測学Ⅰ」の
ノートを新しく作成す
る。
・放射線物理学の授業
を振り返り、教科書(放
射線測定技術)の「放
射線と物質の相互作
用 」(11 頁 ~ 25 頁 ) ま
でを熟読してくる。
・ 授 業 の 進 め 方 と 授 業 計 画、 ・板書ノートの整理
・教科書
成績評価方法(シラバス)に ・教科書の章末課題および演 ・参考書
ついて説明する。
習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
・第 1 章 放射線測定のための ノートに整理する。
基礎(1)
1.1 放射線と物質の相互作用
(教 :pp.11-25, pp.32-35)
第2回
・授業前にノートと教
科書を見て前回の授業
の要点を確認してお
く。・ 毎 回 授 業 前 に 演
習問題を配付する。授
業開始までの時間を
有効に利用して授業が
始まるまでに解いてお
く。
第 1 章 放射線測定のための基 ・板書ノートの整理
・教科書
礎(2)
・教科書の章末課題および演 ・参考書
1.2 放射線の量と単位 A 放射 習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
線場の量 B 放射線相互作用係 ノートに整理する。
数
(教 :pp.25-31, pp.32-35)
第3回
・授業前にノートと教
科書を見て前回の授業
の要点を確認してお
く。
・毎回授業前に演習問
題を配付する。授業開
始までの時間を有効に
利用して授業が始まる
までに解いておく。
第 1 章 放射線測定のための基 ・板書ノートの整理
・教科書
礎(3)
・教科書の章末課題および演 ・参考書
1.2 放射線の量と単位 C 線量 習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
計測量
ノートに整理する。
(教 :pp.25-31, pp.32-35)
− 108 −
事後学習
参考文献
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第4回
・授業前にノートと教
科書を見て前回の授業
の要点を確認してお
く。
・毎回授業前に演習問
題を配付する。授業開
始までの時間を有効に
利用して授業が始まる
までに解いておく。
第5回
・授業前にノートと教 第 2 章 測定の基礎概念
・板書ノートの整理
・教科書
科書を見て前回の授業
(教 :pp.37-41) ・教科書の章末課題および演 ・参考書
の要点を確認してお
習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
く。
ノートに整理する。
・毎回授業前に演習問
題を配付する。授業開
始までの時間を有効に
利用して授業が始まる
までに解いておく。
第6回
・授業前にノートと教
科書を見て前回の授業
の要点を確認してお
く。
・毎回授業前に演習問
題を配付する。授業開
始までの時間を有効に
利用して授業が始まる
までに解いておく。
第 3 章 放射線の検出原理(1) ・板書ノートの整理
・教科書
3.1 検出法の分類
・教科書の章末課題および演 ・参考書
3.2 検出の基本原理
習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
A 気体の電離を利用した検出 ノートに整理する。
器
(教 :pp.43-46, pp.57-60)
第7回
・授業前にノートと教
科書を見て前回の授業
の要点を確認してお
く。
・毎回授業前に演習問
題を配付する。授業開
始までの時間を有効に
利用して授業が始まる
までに解いておく。
第 3 章 放射線の検出原理(2) ・板書ノートの整理
・教科書
3.2 検出の基本原理
・教科書の章末課題および演 ・参考書
B 固体の電離を利用した検出 習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
器
ノートに整理する。
(教 :pp.46-48, pp.57-60)
第8回
・授業前にノートと教 第 3 章 放射線の検出原理(3) ・板書ノートの整理
・教科書
科書を見て前回の授業 3.2 検出の基本原理
・教科書の章末課題および演 ・参考書
の 要 点 を 確 認 し て お C 発光現象を利用した検出器 習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
く。
(教 :pp.48-53, pp.57-60) ノートに整理する。
・毎回授業前に演習問
題を配付する。授業開
始までの時間を有効に
利用して授業が始まる
までに解いておく。
第9回
・授業前にノートと教
科書を見て前回の授業
の要点を確認してお
く。
・毎回授業前に演習問
題を配付する。授業開
始までの時間を有効に
利用して授業が始まる
までに解いておく。
第 1 章 放射線測定のための基 ・板書ノートの整理
・教科書
礎(4)
・教科書の章末課題および演 ・参考書
1.2 放射線の量と単位
習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
D 防護線量
ノートに整理する。
(教 :pp.25-31, pp.32-35)
第 3 章 放射線の検出原理(4) ・板書ノートの整理
・教科書
3.2 検出の基本原理
・教科書の章末課題および演 ・参考書
D その他の現象を利用した検 習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
出器
ノートに整理する。
(教 :pp.53-56, pp.57-60)
− 109 −
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第 10 回
・授業前にノートと教 第 4 章 線量の測定(1)
・板書ノートの整理
・教科書
科書を見て前回の授業 4.1 照射線量の測定
・教科書の章末課題および演 ・参考書
の 要 点 を 確 認 し て お A 照射線量と空気カーマ
習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
く。
(教 :pp.61-63, pp.89-90) ノートに整理する。
・毎回授業前に演習問
題を配付する。授業開
始までの時間を有効に
利用して授業が始まる
までに解いておく。
第 11 回
・授業前にノートと教 第 4 章 線量の測定(2)
・板書ノートの整理
・教科書
科書を見て前回の授業 4.1 照射線量の測定
・教科書の章末課題および演 ・参考書
の 要 点 を 確 認 し て お B 電離箱線量計の種類と特性 習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
く。
(教 :pp.63-72, pp.89-90) ノートに整理する。
・毎回授業前に演習問
題を配付する。授業開
始までの時間を有効に
利用して授業が始まる
までに解いておく。
第 12 回
・授業前にノートと教
科書を見て前回の授業
の要点を確認してお
く。
・毎回授業前に演習問
題を配付する。授業開
始までの時間を有効に
利用して授業が始まる
までに解いておく。
第 4 章 線量の測定(3)
・板書ノートの整理
・教科書
4.2 吸収線量の測定
・教科書の章末課題および演 ・参考書
A ブラッグ・グレイの空洞原 習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
理
ノートに整理する。
(教 :pp.73-75, pp.89-90)
第 13 回
・授業前にノートと教
科書を見て前回の授業
の要点を確認してお
く。
・毎回授業前に演習問
題を配付する。授業開
始までの時間を有効に
利用して授業が始まる
までに解いておく。
第 4 章 線量の測定(3)
・板書ノートの整理
・教科書
4.2 吸収線量の測定
・教科書の章末課題および演 ・参考書
B 高エネルギー光子線の測定 習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
C 熱量計による吸収線量の測 ノートに整理する。
定
(教 :pp.75-78, pp.89-90)
第 14 回
・授業前にノートと教 第 4 章 線量の測定(3)
・板書ノートの整理
・教科書
科書を見て前回の授業 4.2 吸収線量の測定
・教科書の章末課題および演 ・参考書
の 要 点 を 確 認 し て お D その他の測定器
習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
く。
(教 :pp.79-88, pp.89-90) ノートに整理する
・毎回授業前に演習問
題を配付する。授業開
始までの時間を有効に
利用して授業が始まる
までに解いておく。
第 15 回
・授業前にノートと教
科書を見て前回の授業
の要点を確認してお
く。
・毎回授業前に演習問
題を配付する。授業開
始までの時間を有効に
利用して授業が始まる
までに解いておく。
・復習と演習
これまでの授業内容を演習問
題の解説を行いながら振り返
る。
− 110 −
・板書ノートの整理
・教科書
・教科書の章末課題および演 ・参考書
習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
ノートに整理する。
履修区分
必 修
1年
授 業 科 目
放射線計測学Ⅱ
単 位 数
1単位
配当年次
科目担当者
岩元 新一郎
授業形態
講 義
期
別
後 期
授業目的
診療放射線技術の修得に必要な放射線計測学に関する応用的な知識を身につけ
る。
授業内容
「放射線計測学Ⅰ」で学んだ電離放射線の検出原理の知識をベースとして、具体
的な放射線計測技術として、①放射線計測量の統計的取扱い、②放射能の計測、
③エネルギーの測定、④放射線応用計測技術、⑤管理用測定器の原理と応用技術
を修得し、「核医学検査技術」、「放射線治療技術」および「放射線安全管理学」
等の関連専門科目に繋げる。
到達目標
①
②
③
④
⑤
⑥
放射線計測量の統計的取扱いを理解する。
放射能の計測技術を理解する。
光子束の半価層と実効エネルギーの測定技術を理解する。
エネルギースペクトルの測定原理と測定技術を理解する。
放射線管理用測定器の原理と応用技術を理解する。
医療用に特化した放射線応用計測技術を理解する。
授業形態
教科書と板書を中心に講義と演習を行う。
教科書、教材、参考書
教科書:『放射線測定技術』(山田勝彦 , 通商産業研究社 , 2011)
『アイソトープ手帳』(日本アイソトープ協会 , 丸善出版)
参考書:『Q&A 放射線物理(改訂新版)』(大塚徳勝・西谷源展 , 共立出版 , 2011)
『医用放射線辞典』(医用放射線辞典編集委員会編 , 共立出版社)
『放射線概論』(柴田徳思編 , 通商産業研究社 , 2011)
教材(必須):『関数電卓』
評価方法
定期試験の成績を基本とし、授業時の演習および課題演習の遂行状況により総合
的に評価する。
評価基準
60 点以上を合格とする。
区 分
第1回
第2回
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
・「放射線計測学Ⅱ」の ・ 授 業 の 進 め 方 と 授 業 計 画、 ・板書ノートの整理
・教科書
ノートを新しく作成する。 成績評価方法(シラバス)に ・教科書の章末課題および演 ・参考書
・毎回授業前に演習問 ついて説明する。
習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
題を配付する。授業開 ・第 5 章 放射能の計測(1)
ノートに整理する。
始までの時間を有効に 5.1 測定値の取扱い
利用して授業が始まる
(教 :pp.161-166, pp.168-169)
までに解いておく。
・授業前にノートと教 第 5 章 放射能の計測(2)
・板書ノートの整理
・教科書
科書を見て前回の授業 5.2 GM 計数管
・教科書の章末課題および演 ・参考書
の要点を確認してお
(教 :pp.91-94, pp. 114-116) 習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
く。
ノートに整理する。
・授業前課題を解いて
おく。
第3回
・授業前にノートと教 第 5 章 放射能の計測(3)
・板書ノートの整理
・教科書
科書を見て前回の授業 5.3 絶対測定と相対測定
・教科書の章末課題および演 ・参考書
の要点を確認してお
(教 :pp.94-96, pp. 114-116) 習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
く。
ノートに整理する。
・授業前課題を解いて
おく。
第4回
・授業前にノートと教 第 5 章 放射能の計測(4)
・板書ノートの整理
・教科書
科書を見て前回の授業 5.4 比例計数管
・教科書の章末課題および演 ・参考書
の 要 点 を 確 認 し て お 5.5 シンチレーション検出器
習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
く。
(教 :pp.96-101, pp. 114-116) ノートに整理する。
・授業前課題を解いて
おく。
− 111 −
区 分
第5回
第6回
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
・授業前にノートと教 第 5 章 放射能の計測(5)
・板書ノートの整理
・教科書
科書を見て前回の授業 5.6 半導体検出器
・教科書の章末課題および演 ・参考書
の 要 点 を 確 認 し て お 5.7 中性子検出器
習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
く。
(教 :pp.101-106, pp. 114-116) ノートに整理する。
・授業前課題を解いて
おく。
・授業前にノートと教 第 5 章 放射能の計測(6)
・板書ノートの整理
・教科書
科書を見て前回の授業 5.8 電子回路
・教科書の章末課題および演 ・参考書
の 要 点 を 確 認 し て お (教 :pp.107-113, pp. 114-116) 習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
く。
ノートに整理する。
・授業前課題を解いて
おく。
第7回
・授業前にノートと教 第 6 章 エネルギーの測定(1) ・板書ノートの整理
・教科書
科書を見て前回の授業 6.1 X 線エネルギーの測定
・教科書の章末課題および演 ・参考書
の要点を確認してお
(教 :pp.117-120, pp.130-133) 習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
く。
ノートに整理する。
・授業前課題を解いて
おく
第8回
授業前にノートと教科 第 6 章 エネルギーの測定(2) ・板書ノートの整理
・教科書
書を見て前回の授業の 6.2 高エネルギー X 線・電子 ・教科書の章末課題および演 ・参考書
要点を確認しておく。 線のエネルギーの測定
習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
・授業前課題を解いて
(教 :pp.120-123, pp.130-133) ノートに整理する。
おく。
第9回
・授業前にノートと教 第 6 章 エネルギーの測定(3) ・板書ノートの整理
・教科書
科書を見て前回の授業 6.3 α線エネルギーの測定
・教科書の章末課題および演 ・参考書
の 要 点 を 確 認 し て お 6.4 β線エネルギーの測定
習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
く。
(教 :pp.123-126, pp.130-133) ノートに整理する。
・授業前課題を解いて
おく
第 10 回
・授業前にノートと教 第 6 章 エネルギーの測定(4) ・・板書ノートの整理
科書を見て前回の授業 6.5 γ線スペクトルの測定
・教科書の章末課題および演
の要点を確認してお
(教 :pp.126-129, pp.130-133) 習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て
く。
ノートに整理する。
・授業前課題を解いて
おく。
第 11 回
・授業前にノートと教 第 7 章 管理用測定器(1)
・板書ノートの整理
・教科書
科書を見て前回の授業 7.1 個人被ばく線量測定器
・教科書の章末課題および演 ・参考書
の要点を確認してお
(教 :pp.145-152, pp.159-160) 習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
く。
ノートに整理する。
・授業前課題を解いて
おく。
第 12 回
・授業前にノートと教 第 7 章 管理用測定器(2)
・板書ノートの整理
・教科書
科書を見て前回の授業 7.2 空間線量測定器
・教科書の章末課題および演 ・参考書
の要点を確認してお
(教 :pp.152-158, pp.159-160) 習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
く。
ノートに整理する。
・授業前課題を解いて
おく。
第 13 回
・授業前にノートと教 第 8 章 放射線応用計測
・板書ノートの整理
・教科書
科書を見て前回の授業 8.1 X 線 CT の被ばく線量の測 ・教科書の章末課題および演 ・参考書
の要点を確認してお 定
習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
く。
(プリント配布予定) ノートに整理する。
・授業前課題を解いて
おく。
− 112 −
・教科書
・参考書
・配布プリント
ト
区 分
事前学習
授業内容
事後学習
参考文献
第 14 回
・授業前にノートと教 第 8 章 放射線応用計測
・板書ノートの整理
・教科書
科書を見て前回の授業 8.2 標準測定法 12 の解説
・教科書の章末課題および演 ・参考書
の要点を確認してお
(プリント配布予定) 習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
く。
ノートに整理する。
・授業前課題を解いて
おく。
第 15 回
・授業前にノートと教
科書を見て前回の授業
の要点を確認してお
く。
・授業前課題を解いて
おく。
・復習と演習
これまでの授業内容を演習問
題の解説を行いながら振り返
る。
− 113 −
・板書ノートの整理
・教科書
・教科書の章末課題および演 ・参考書
習 プ リ ン ト の 問 題 を 解 い て ・配布プリント
ノートに整理する。
2015
3